キャンパーの聖地「ふもとっぱらキャンプ場」を紹介
数年ぶりに訪れた「ふもとっぱら」キャンプ場は、大幅にアップデートされていていました!良さを残しつつ進化し続ける「ふもとっぱら」を詳しくご紹介。是非参考にしてくださいね。
■富士山の麓にある人気のキャンプ場「ふもとっぱらキャンプ場」とは
標高830メートル、東京ドーム約5.3個分という広大な敷地を持つ「ふもとっぱらキャンプ場」はアニメなどでも紹介されたキャンパーの聖地として有名ですね。
現在はキャンプエリアの他にコテージやレストランなども併設し、キャンプにはまだ踏み出せないという方にも「ふもとっぱら」を体験できる宿泊施設になっています。
キャンプエリアは、以前と変わらず全面車乗り入れ可能なフリーサイト。ほとんどのエリアから富士山の絶景を望むことができます。
フリーサイト好きの我が家は、キャンプサイトでゆっくり2泊してきたときの体験をお伝えします。
■ふもとっぱらキャンプ場の住所やアクセス方法
住所 | 〒418-0109 静岡県富士宮市麓156 |
電話番号 | 0544-52-2112 |
営業期間 | 通年営業 |
アクセス | 新東名高速道路 「新富士インター」から車で35分 |
■ライター自己紹介
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■富士山の絶景が目の前!
「ふもとっぱら」の魅力はなんと言ってもこの景色!富士山周辺のキャンプ場にはいくつも行きましたが、やっぱりここがNo.1!「キャンパーの聖地」の名に恥じない圧巻の美しさです。
初めて来たときは、富士山が雲に隠れて全く見えませんでしたが、早朝テントを開けると富士山がドドーンと現れていた時のあの感動は今でもはっきりと覚えています。
■サイトや宿泊施設の紹介
キャンプサイトは、全面フリーサイトで車の横付け可能 。草原中央トイレ周辺は、水場も近く富士山がよく見えるのでおすすめです。
宿泊施設は、テントのような感覚で泊まれる「コロッケ」、トレーラータイプの「金山キャビン」、他にも「コテージ柏」「翠山荘」「毛無山荘」「まほろば」など一度は泊まってみたい個性豊かなラインナップです。
■ファミリーキャンプにおすすめ
キャンパーの聖地と呼ばれ、こだわりキャンパーが多いイメージですが、実はファミリーキャンプにもおすすめです。理由は高速のインターから比較的近いこと、そしてフリーサイトであることです。
ファミリーキャンプは必然的にテントが大きくなるため、区画サイトだと車とテントとくつろぎスペースがぎゅうぎゅうになりがちですが、そこはフリーサイトの強み。ゆったりとスペースを取る ことができます。
混んでいるときでも、基本的にみんなが富士山に向かってレイアウトするので他のキャンパーの目もあまり気になりません。
■地産の食材も手に入る販売所
「ふもとっぱら」といえば、富士山の次にこの牛舎を思い浮かべる人も多いのでは?シンボル的存在で売店として利用 されています。日用品やオリジナルグッズ、特産品のジビエなども扱っているため、ついついもう一品作りたくなっちゃいます。
売店の向かい側には「金山テラス」がオープンしていました!ジビエバーガーや朝霧いちごのミルクスムージーはとっても絶品でしたよ。
■設備
2019年に完成した草原中央トイレは、しっかりとした木造建築で、キャンプ場のトイレとは思えないヒノキのいい香りがします。他の2箇所のトイレも洋式水洗トイレなので小さな子どもも安心ですね。
水場は、通路沿いにいくつも設置されており、全て飲料水。 ゴミは、専用ゴミ袋(専用ゴミ袋100円)を購入すると捨てることができます。
■夜と朝の富士山は絶景
青空に映える富士山ももちろんきれいですが、夕暮れ時や日が昇る前の地平線がかすかに色づいているときの富士山もまた格別です。
残念ながら夜の富士山は撮影できませんでしたが、それぞれのテントに灯された明かりと、富士山のシルエットは昼間とは違った魅力がありました。
しかし、前日に富士山が見えてなくても、朝は雲が取れやすいので見られる確率は高くななるのでご安心を。運が良ければ、地面から立ち上る朝モヤに富士山越しの朝日が反射する神々しい特別な景色に出会えるかも。
眠たくても早起きする価値アリですよ。
気になったポイント
キャンパーの聖地と言えど区画サイトのキャンプ場とは違う、自由ゆえの注意点がいくつかあります。初めての方や区画サイトのキャンプ場しか行ったことのない方はぜひ参考にしてくださいね。
■チェックインは8:30から!何時に行くのがベスト?
ふもとっぱらのチェックインは8:30からと早めであることが特徴です。そして、チェックアウトは14:00までとなるので、要するに入れ替え制ではない!ということを知っておきましょう。
14時まではチェックインのテントとチェックアウトのテントが混在するので、どこにテントを張るのか見極めるのはかなり難しいんですよね。そのため、特に混雑期は早く行き過ぎても待つことになりやすいことが注意点です。
曜日や時期にもよりますが、無難に昼頃を目安に行く方が効率的かと感じました。しかし、場所にこだわる方は早めに行くメリットもあるため、待つ時間も覚悟で行きましょう。
■テントをどこに張るか
フリーサイトなので、当然どこに張っても良いのですが、広いがゆえにかなり悩みます。まずはトイレと水場の位置を確認しながら車でゆっくり一周してみましょう。ポイントは周りとの距離感。
みんな富士山に向かってテントを張るので、後ろのキャンパーさんの景色のことも考えて邪魔にならず、他の車の通路を塞がないように注意しましょう。
■お湯が出ない
立派なトイレができたので、てっきりお湯が出るものと思っていたら、水オンリーでした。特に冬場は油汚れが落ちにくいので、使った鍋や食器はペーパーでしっかり拭き取ったり、お湯を沸かして浸けてから洗うなど工夫が必要です。
気になる料金や予約法は?
収容人数が多いと言っても、そこはキャンパーの聖地「ふもとっぱら」キャンプ場。GWやお盆、年末年始などは、予約が取りにくくなります。予約開始日をチェックして早めに予定を立ててくださいね。
■値段
キャンプサイトは、全面フリーサイトなので一律料金です。中学生以上1,000円、小学生500円、車1台2,000円。私の家族は全員中学生以上なので、中学生以上1,000円✕5人+車2,000円を2泊で、合計14,000円でした。
■予約方法
「ふもとっぱら」の予約は公式HPからのオンライン予約のみ。電話受付はありません。予約時に車両番号を登録しておくと、入場時にゲートで車両番号から情報を検索してくれてそのまま受付ができるので便利です。
料金は入場時に支払います。予約は、毎月第一水曜日午後7時に翌々月分の予約が開始されます。祝日や年末年始など重なると予約開始日が前後する場合があるので早めにチェックしてくださいね。
ちなみにキャンセル待ちはできません。お得感のある料金設定も人気の理由でしょう。宿泊棟は、1棟20,000円~です。
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「ふもとっぱらキャンプ場」の周辺情報
「ふもとっぱら」に来たら必ず寄るのが「道の駅 朝霧高原」。朝霧牛乳ソフトが有名です。地元の野菜やベーコン、ウインナーなどもあるので連泊の場合の買い出しにも便利。ちょっと観光するなら、「鳴沢氷穴」が気軽に楽しめます。
竪穴型洞窟で15分ほどで周れるのに地球の不思議を体感できる人気スポットです。焚き火の匂いを取ってから帰りたい!という方には、車で15分のところにある「朝霧高原 風の湯」がおすすめ。キャンプ帰りの方がたくさんいますよ。
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まとめ
進化を続けるキャンパーの聖地「ふもとっぱらキャンプ場」の体験レポートは、いかがでしたでしょうか?今回は雲の多い空模様でしたが、数時間だけでも富士山を見ることができたので、我が家は大満足。
新しい施設もたくさんできていて、初めての人もお久しぶりの人も、もちろんよく来る人も、テント派もコテージ派も、それぞれが楽しめる懐の深いキャンプ場だなぁと思いました。
ぜひ皆さんも「ふもとっぱら」を体験してみてくださいね!我が家も次回は暖かい季節にお邪魔するつもりです!
自然の中で過ごすのが好きです。最近は登山にハマっています。