焚き火料理でクッカーを使うメリットとデメリット!
クッカーとはアウトドアで使用する調理器具の総称を言います。耐久性の高いものやスタッキングができるものがキャンプで好まれています。そんな中でも焚き火料理に使えるクッカーはチタン製やステンレス製がおすすめ。
チタンのクッカーは直火で使えば使うほど経年劣化を楽しめる素材です。さらに、どちらの素材もお手入れが簡単で耐久性も高いので長い間愛用することができます。また、容量や種類も豊富で、ご自身に合ったものを選ぶことができるのがメリット。
一方でステンレスのデメリットは軽量のアルミ素材と比べ、やや重量が重いこと。またチタン製は使い勝手が良いものの、価格設定が高めです。
焚き火料理に使えるクッカーの選び方
焚き火料理に使えるクッカーはさまざまなメーカーから販売されており、種類も豊富です。こちらでは、クッカーの選び方について詳しく解説しました。ご自身のキャンプスタイルを考えながら確認していきましょう。
■料理に合う形状か
クッカーには浅型と深型の2種類があります。開口部が広い浅型は焼く・炒めるなどの料理におすすめ。また、お湯を沸かす場合や煮込み料理をする場合は深型が向いています。
スタッキングができるセットの場合は、どんなクッカーがセットされているのか、必ずセット内容を確認しましょう。
■使用する人数に合わせた容量か
スタッキングができるクッカーでも使用人数に合わせたものを選ぶことが大切です。ソロの場合は500ml前後のクッカーが良いでしょう。ファミリーで使用する場合は、いろいろ使えるクッカーセットを選ぶと安心です。
浅型と深型のほか、フライパンなどがセットに含まれているセットもあります。またクッカーの中にOD缶を収納できるものも。ご自身のスタイルや使用人数に合うクッカーを選びましょう。
■素材の特徴をチェックする
チタン | 非常に軽量だが、価格は高め。耐久性が高く、錆びにくい。 熱伝導性が低いため、熱の通りにムラが出やすい。 |
ステンレス | 耐久性に優れ、錆びにくい。 温まるまで時間がかかるが、保温性は高い。やや重量がある。 |
焚き火料理におすすめクッカー【メスティン】
こちらでは焚き火料理におすすめのメスティンを紹介します。キャンプで美味しいご飯を食べたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
■FIRE BANK 極厚メスティン
収納サイズ | 17.7×9.8×7.5㎝ |
重量 | 250 g |
本体素材 | アルミニウム |
■TITAN MANIA メスティン ハンゴー
サイズ | 約189×169×59mm |
重量 | 335g |
素材 | チタン |
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焚き火料理におすすめクッカー【フライパン】
次に焚き火料理におすすめのフライパンをご紹介します。フライパンは炒め料理や焼き料理に最適な焚き火用クッカーです。さっそく見てみましょう。
■LODGE ロジック ラウンドグリル
サイズ | φ260×深さ15mm |
重量 | 約2kg |
素材 | 鋳鉄 |
■like-it 鉄カップ350ml
サイズ | 12×19.3×4.7㎝ |
重量 | 255g |
素材 | 鉄 |
焚き火料理におすすめクッカー【ダッチオーブン】
ローストビーフやパエリア、燻製などをキャンプで作りたい人にはダッチオーブンがおすすめ。ダッチオーブンは鍋の形となっているため、比較的鍋で作れる料理は何でも作ることができます。おすすめのダッチオーブンを紹介します。
■Coleman ダッチオーブン
サイズ | Φ25×13.5cm |
重量 | 5.7kg |
素材 | 鋳鉄 |
■TSBBQ ダッチオーブン(無水鍋)
サイズ | 25.5×15.5㎝ |
重量 | 4.18kg |
素材 | ステンレス三層鋼 |
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焚き火用クッカーで料理する時に注意すること!
■耐熱グローブで火傷対策
焚き火に使えるクッカーは持ち手が熱くなるものばかりなので、合わせて耐熱グローブを利用するのがおすすめです。また、就寝時には焚き火の火を消しておく必要があるため、グローブとあわせて火ばさみなども事前に用意しておきましょう。
■焚き火シートで火災を予防
キャンプ場によっては直火不可の場所があります。地面が焦げないよう、焚き火シートを敷いて焚き火を楽しむようにしましょう。そうすることで芝生や落ち葉への引火を防ぎ、火事などの事故防止にもつながります。
マナーを守って焚き火料理を楽しもう!
いかがでしたか。焚き火用おすすめのクッカーを紹介しました。調理方法や使用人数に合ったクッカーを選んで、焚き火でのキャンプ飯を楽しみましょう。
キャンプ歴5年目。関東在住で男の子2児のママです。
月1回を目標にキャンプに行っています。