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食べられない貝・食べられる貝の種類・見分け方を徹底リサーチ!

食べられない貝・食べられる貝の種類・見分け方を徹底リサーチ!

食べられない貝と、食べられる貝の見分け方を解説!磯遊びや海岸の潮干狩りで獲れる貝の、食べられる貝と食べられない貝の見分け方を紹介していきます。初心者の方でも簡単にできる、見分け方のコツや毒の有無、模様や形の特徴も詳しくお伝えします。


食べられない貝の種類や見分け方を紹介!

潮干狩りや磯遊びを楽しんでいると、さまざまな貝を見かけます。しかし、貝には毒のある危険な貝もいるため、注意が必要です。また、潮干狩りを楽しむにあたって、食べられない貝と食べられる貝を見分け方を理解しておくことも大切です。
この記事では、磯遊びや潮干狩りなどでよく見る貝を中心に、食べられる貝と食べられない貝の見分け方を紹介していきます。

食べられない貝の種類と見分け方

食べられない貝の種類①イモガイ

イモガイは、基本的に暖かい海に生息する貝類です。沖縄や鹿児島の他に、暖流の関係から千葉県でもよく見かけます。そして、イモガイの銛には強力な神経毒が含まれているのが特徴です。
過去にもイモガイに刺される事故が複数起こっており、死亡例もあります。そのため、潮干狩りを楽しむ際は注意が必要です。

見分け方

イモガイの見分けとしては、形が一番わかりやすいです。イモガイは円錐形の形をしており、殻が里芋のような形をしています。
しかし、沖縄でよく食べられているマガキガイという貝と似ているため、注意しましょう。イモガイとマガキガイを見分けるときは、殻の端の部分をチェックします。端の部分がまっすぐなものがイモガイです。

食べられない貝の種類②ほととぎす貝

ほととぎす貝は、日本国内のほとんどの海に生息する貝です。貝殻の模様がホトトギスの胸に似ていることが、名前の由来となっています。そして、サイズがとても小さいため、食べられない貝として有名です。

見分け方

食べられない貝の代表でもあるほととぎす貝ですが、見分け方は非常に簡単です。ほととぎす貝はそこまで成長しないので、かなり小さい貝です。そして、貝殻の模様がホトトギスの胸の模様に似ているのが特徴です。
そのため、浜や磯でホトトギスの胸のような模様をしており、かなり小さめの貝はほととぎす貝と判別できます

食べられない貝の種類③アメフラシ

磯遊びでよく見かける、アメフラシも食べられない貝として知られています。北海道以外の海辺に生息しており、危害を加えることはありません。特に毒は持っていませんが、うま味などがないため食べられない貝とされています。

見分け方

アメフラシの見分け方は非常に簡単です。貝殻が体内に埋まってしまっているため、大きめのなめくじのような見た目をしています。そのため、他の貝と間違えることはほとんどありません。

食べられる貝の種類と見分け方

食べられる貝の種類①アサリ

アサリは潮干狩りでよく獲られることが多く、主に干潟地帯に生息しています。一般的に、5cm程度の大きさまで成長する二枚貝で、水温が上がってくる春が一番の旬です。
見分け方は簡単で、貝殻の表面を見ればすぐに見分けられます。アサリは貝殻に溝があるのが特徴的なので、貝殻に溝があるかどうかで見分けることが可能です。

食べられる貝の種類②ハマグリ

ハマグリも食べられる貝として有名な貝の1つです。成長すると10cm程度の大きさになることが多く、淡水と海水が混ざり合う汽水域の干潟に生息しています。
うま味成分であるコハク酸を多く含み、酒蒸しなどさまざまな料理で食べられるのも特徴です。そして、ハマグリはバカガイと似ていますが、貝殻の付け根を見れば見分けられます。
ハマグリは貝殻のつなぎ目の部分が黒く出っ張っており、バカガイは淡い紫色をしているのが特徴です。そのためハマグリとバカガイを見分ける際は、貝殻のつなぎ目部分の色を確認してみましょう。

食べられる貝の種類③しじみ

味噌汁などに入れるしじみですが、海の中でも汽水域に生息する貝です。アサリと同様に潮干狩りで獲ることが可能で、日本国内で流通しているしじみは「やまとしじみ」という種類です。
そして、他の貝との見分け方ですが、シジミは貝の大きさで判別可能です。シジミは他の二枚貝よりも小さく、黒くて小さめの貝の多くがシジミです。

食べられる貝の種類④カガミガイ

カガミガイはアサリなどと同じ二枚貝で、比較的水深が浅い砂底に生息しています。また、カガミガイは潮干狩りでアサリなどと共に獲られる貝の仲間ですが、砂抜きが難しいため敬遠されます。
他の貝とカガミガイを見分けるポイントは、貝殻の色と模様を見れば判別可能です。カガミガイは白っぽい色をしており、特徴的な模様もありません。さらに、貝殻は平たいですが、厚みがあるのが特徴です。

食べられる貝の種類⑤マテガイ

マテガイは細長い形をした貝で、潮干狩りで獲られることが多いです。他の貝とは違った形をしていますが、アサリなどと同じ二枚貝の仲間です。他の貝との見分け方も簡単で、長細い貝がマテガイです。

食べられる貝の種類⑥ツメタガイ

ツメタガイは、成長すると5cm程度の大きさになる巻き貝です。市場に出回ることはほとんどありませんが、潮干狩りなどで見かけることがあります。また、アサリの天敵でもあり、繁殖しすぎるとアサリの生態に影響を及ぼす場合があります。
他の巻き貝と異なる特徴があるため、簡単に見分けることが可能です。殻が薄めで上部がマロンクリームのような色になっており、底が白いものがツメタガイだと判別できます

食べられる貝の種類⑦ホンビノスガイ

ホンビノスガイはハマグリに似た貝で、ハマグリよりも低価格で販売されることが多いです。元々北米の海に生息する貝ですが、近年日本の海でも生息が確認されるようになりました。
ハマグリやカガミガイと似ていますが、貝殻をしっかりと観察すれば判別可能です。ホンビノスガイはハマグリよりも厚みがあり、貝殻が白っぽくなっています。
さらに、ハマグリは左右対称ですが、ホンビノスガイは左右非対称という違いもあります。

食べられる貝の種類⑧シオフキ

シオフキも、潮干狩りでよく獲れる貝の仲間です。千葉県から沖縄の海に生息しており、砂抜きが難しいため、獲れてもよくリリースされます。また、シオフキはバカガイの仲間で、貝殻が他の貝と比べて薄めなのも特徴です。
シオフキはバカガイと間違われやすいですが、貝殻の形で見分けられます。バカガイはアサリと似た形をしていますが、シオフキは丸みを帯びているのが特徴です。そのため、殻が薄く丸みを帯びたバカガイに似た貝は、シオフキと判断できます。

食べられる貝の種類⑨バカガイ

バカガイは、アサリと同じように潮干狩りでよく獲れる貝の1つです。砂出しが難しいため敬遠されがちで、砂浜に残されているのをよく見かけます。
しかし、高級寿司店ではアオヤギという寿司ネタとして、親しまれているのが特徴です。アサリとバカガイは似ていますが、貝殻を観察すれば判別できます。
アサリは貝殻に溝がありますが、バカガイにはありません。また、バカガイはアサリと比べると殻が薄いため、そこでも判断可能です。

食べられる貝の種類⑩イボニシ

イボニシは、関東や静岡などの磯でよく見かける貝です。肉食性の貝としてイボニシは知られており、養殖のカキを襲うこともあります。そのため、イボニシは漁師の間で有害な貝として有名です。
磯にはイボニシと似た貝がたくさん生息していますが、口の部分を見ることで判別できます。イボニシは口の部分が紫色をしており、口の部分がそれ以外の色であればイボニシではないと判断可能です。

潮干狩りで採れる食べられる貝・食べられない貝の注意点

二枚貝の貝毒

食べられない貝だけではなく、実は食べられる貝にも注意が必要です。特に、アサリやカキ、ホタテといった二枚貝には、貝毒のリスクがあります。貝毒を含む貝を食べた場合、下痢や腹痛などの症状が出るため注意が必要です。
基本的に、スーパーなどで市販されているものはしっかりと出荷時に検査を行っています。しかし、潮干狩りなどで獲った貝は検査を行っていないので、貝毒の発生情報に気を付けるようにしましょう。

死んでいる貝にも注意

食べられない貝を食べると食中毒の原因になりますが、死んでいる食べられる貝も食中毒の原因になります。市販のものは仕分けられているため大丈夫ですが、潮干狩りや磯遊びで獲った貝は注意が必要です。
死んでいる貝とそうではない貝の見分け方は、口の開き加減でわかります。アサリなどの二枚貝は死ぬと貝殻が開きっぱなしになるため、そこで判断してください。また、死んだ貝は腐敗臭がするため、臭いでも判断できます。

食べられない貝の種類や見分け方を覚えよう!

食べられない貝と食べられる貝の特徴や、見分け方について解説してきました。貝にはアサリやカガミガイ、イボニシなどの美味しくいただけるものだけではなく、毒を持つイモガイなど食べられない貝もあります。
そのため、貝の見分け方をしっかりと覚えておくことが大切です。見分け方をしっかりと覚え、潮干狩りや磯遊びをより楽しみましょう。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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