静岡市の温泉地。手軽に楽しめる「梅ケ島キャンプ場」を徹底レビュー!
「梅ケ島キャンプ場」は静岡市を流れる安倍川上流部にあるキャンプ場。豊かな自然に囲まれたキャンプ場の魅力を徹底レビュー。キャンプシーズンが始まる前に是非チェックしてみてください。
「梅ケ島キャンプ場」の魅力を紹介
木々に囲まれた「梅ケ島キャンプ場」はマイナスイオンたっぷりの林間キャンプ場です。その魅力や詳細をお伝え致します。
■「梅ケ島キャンプ場」とは
静岡市葵区にある「梅ケ島キャンプ場」は約5万平方メートルの広大なキャンプ場で、古くからキャンパーの憩いの場として通年営業(年末年始を除く)の市営のキャンプ場です。
市民の体育の向上とレクリエーションを図ることを目的とした野外活動用のキャンプ場で、広大なフリーサイトがソロキャンパーからファミリーキャンパーまで魅了しています。
■「梅ケ島キャンプ場」の住所やアクセス方法
「梅ケ島キャンプ場」は静岡駅から約40kmほど北上した地域にあります。市街地から山間部へと入ると道幅が狭いところもあり、工事用車両とすれ違うこともあります。
住所やアクセス方法
住所 | 静岡県静岡市葵区梅ヶ島3198番地地先 |
営業期間 | 通年営業 |
お車でお越しの場合 | 市街地から約80分、新東名高速道路[新静岡IC]から約55分 |
バスでお越しの場合 | JR静岡駅より約100分 |
アクセス案内
「梅ケ島キャンプ場」に向かう県道は、2022年9月の台風15号による被害の復旧工事などが各所で続いています。片側交互通行や工事車両とのすれ違いもありますので、十分注意した走行が必要です。また地元車両優先にもご協力ください。
「梅ケ島キャンプ場」のサイトのご紹介
「梅ケ島キャンプ場」にはテントサイトとバンガローサイトがあります。それぞれのサイトを紹介していきます。
■テントサイト
第1広場
こちらは第1広場です。受付のある管理棟から一番近く利便性の良いサイトになっており、車の乗り入れは不可となります。
第2広場
第3広場
こちらは第2広場です。比較的広めにサイトの確保が出来ると感じました。車の乗り入れは不可となります。
こちらは第3広場です。受付のある管理棟からは遠くなりますが、木々も多く自然を感じることができるサイトでした。こちらも車の乗り入れは不可となります。
■バンガローサイト
バンガローサイトは5棟から成ります。一棟約10畳の広さで床はフローリング。照明はありますが、コンセントや空調設備はありません。室内での火気の使用は禁止となっているのでご注意ください。
また、バンガローサイトは車の乗り入れができるので荷物の運搬は楽になりますね。
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「梅ケ島キャンプ場」の設備のご案内
「梅ケ島キャンプ場」は市営のキャンプ場の為、民間のキャンプ場のような充実した設備はありません。しかし、キャンプを楽しむには十分な設備が整っていると感じました。
■受付
キャンプ場に到着すると左手に駐車場。そして、その先の右手に管理棟がありそこで受付をします。管理人さんは17時までいらっしゃいます。
■炊事場
炊事場は各サイト各広場に4棟ありますがお湯は出ません。また、水道は飲用不可で調理にも使えません。飲用調理用の水は持参する必要があります。
■トイレ
男女別で和式・洋式の水洗トイレです。ウォシュレットは付いてませんが便座ヒーターは付いています。手入れが行き届き綺麗に保たれているトイレは好感が持てます。
■販売
販売されているのは針葉樹の薪のみです。価格は400円。薪以外で必要なものは事前に準備し、忘れ物のないようご注意ください。
■注意事項
・場所取りやリヤカーの利用は受付後に
・直火は禁止
・ペットを連れての入場不可
・川は流れが速いので入らない
・ゴミは持ち帰り(灰は指定の場所へ)
・シャワー設備利用不可
・消灯22時
・近隣にスーパーやコンビニはなし
・電波状況は各社良好
テントサイトに一泊してみた
今回「梅ケ島キャンプ場」に来たのは小学校5年生の時以来。実に半世紀ぶりに訪れました 。ここ最近のキャンプでは、一番ワクワクが止まらなかったかもしれません。
■選んだサイトの情報
選んだサイトは第1広場。駐車場からサイトまではリヤカーを引いて150mほど。一番の川寄りで景色も最高!ペグは刺しやすく、傾斜もないサイトを選びました。
木々に囲まれながらも空は開けているので、陽射しの降り注ぐ理想的なサイトを選ぶことができました。
■テントを設営してみた
今回もポーランド軍幕にルーマニア軍幕の組み合わせ。歴史のあるキャンプ場に歴史を重ねた幕。年を重ねた筆者。すべてがノスタルジック。
野外活動で初めてキャンプした小学5年生。その時に親に買ってもらった飯盒を持ってきました。裕福ではなかった子供時代。飯盒ひとつ買うのも負担だったろうなと想いを馳せます。飯盒も半世紀ぶりに思い出の地に帰ってきました。
■テントサイトの感想
テントサイトは街灯も多く、キャンプ慣れしていない人でも不安はありません。広大なサイトに雄大な自然。そして静かさ。地元静岡にある素晴らしいキャンプ場を再認識しました。
ゆえに繁忙期には多くの人で賑わうんだろうなと思います。
気になる料金や予約方法は?
リーズナブルで手軽に利用できる「梅ケ島キャンプ場」の気になる料金や予約方法をチェックしてみましょう。
■各サイト利用料
種類 | 単位 | 一般 | 学校 | 70歳以上 |
持込テント | 1張1泊 | 670円 | 無料 | 340円 |
貸出テント | 1張1泊 | 1,180円 | 220円 | 590円 |
常設テント | 1張1泊 | 2,340円 | 450円 | 1,170円 |
バンガロー | 1棟1泊 | 8,800円 | 1,650円 | 4,400円 |
■予約方法
利用の1週間前までに、オクシズ予約システム「オクシズばった」で予約します。チェックインは12時~17時まで、チェックアウトは10時までとなります。
「梅ケ島キャンプ場」周辺情報
黄金の湯
日帰り温泉やおみやげもある市営の施設となります。キャンプ場からは車で10分ほど。キャンプができる施設も併設しています。2024年3月下旬まで工事の為、現在は休館中でした。
湯元屋
立ち寄り温泉やおみやげ、食堂のある施設です。キャンプ場からは車で15分ほど。静岡おでんやジビエ料理がおすすめ。
赤水の滝
県道29号線沿いの展望台から望むことのできる落差50mの滝があります。キャンプ場からは車で8分ほど。迫力のある景観がおすすめです。
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まとめ
今回、半世紀ぶりに「梅ケ島キャンプ場」を訪れてみました。子供の頃の記憶ではもっと森の中のイメージだったのですが、それは季節が夏だった為に緑が多かったせいかもしれません。
広大な敷地に広がるフリーサイト。思い思いの場所で、一人でも仲間とでも家族とでもリーズナブルでお手軽なキャンプを楽しむことのできるキャンプ場だと思いました。
これからキャンプに最適なシーズンに、ぜひ訪れてみてください。
ただひたすらに、ただただボケーっと楽しむ無骨系ソロキャンパー⛺
コテコテではない緩く楽しむ無骨系
頑張りすぎないブッシュクラフト。
コスパ重視の軍幕キャンパー。
人の集まるハイシーズンより静かなオフシーズンの方を好み、春夏秋冬オールシーズン、就寝直前までテントに篭らない人。
静岡の穴場的なキャンプ場を中心に紹介していきます!