焚き火はキャンプの醍醐味!まずは道具を揃えよう
キャンプで焚き火デビューしたいけど、いったいどんな道具が必要なのか、初心者の方はそんな疑問を持つのではないでしょうか。星空の下で焚き火をしながらゆったり過ごすためには、スムーズな準備が大事です。
この記事では、焚き火デビューしたい方が知りたい必要な焚き火道具や楽しみ方、注意点などを紹介しています。焚き火に関する基礎知識を知って、快適で楽しい焚き火ができるようにチェックしてみましょう。
初心者必見!焚き火の楽しみ方
キャンプでの焚き火は、ゆったりと炎をみつめて過ごす醍醐味がありますが、他にどんな楽しみ方があるのでしょうか。キャンプでの焚き火がより楽しむことができる方法について紹介します。焚き火デビューしたい方はぜひチェックしてください。
■焚き火の楽しみ方①:焚き火を囲んでゆったり過ごす
焚き火を囲みながらゆったり過ごすのは、最高に贅沢な時間となります。仲間とワイワイ騒ぐのも、まったりと語らうのもよし、ソロキャンプなら1人でゆったり過ごすのもいいでしょう。焚き火の炎を囲みながら過ごすだけでも日常とは違う時間を過ごせます。
自然に囲まれたキャンプ場の静寂さや空気感は、特別な感覚を感じるものです。また、気が合う友人たちと語らえば、普段できないような話もできたりします。いつもとは違った環境で焚き火を囲めば、普段考えないようなことも浮かぶなど新たな発見があるかもしれません。
■焚き火の楽しみ方②:ゆらぐ炎をみつめて癒される
焚き火の魅力は、ゆらぐ炎にもあります。炎がゆらぐことだけを見ているだけで癒される気持ちにさせてくれるため、焚き火が好きだという方も多くいるでしょう。何もせずにボーっと炎をみつめていることだけでも十分楽しめます。
炎のゆらぎはロマンティックで情緒的なので、カップルにもおすすめです。普段とは違う環境で焚き火の炎をみつめて過ごせば、いつも言えなかったことを言えるかもしれません。またソロで過ごすなら心穏やかに、自分を見つめ直すのもよいでしょう。
■焚き火の楽しみ方③:バーベキューなど料理に使う
キャンプでの焚き火は、調理にも使うことが可能です。バーベキューなどを焚き火ですることもできますし、人気の焼きマシュマロに挑戦することもできます。また、ダッチオーブンやスキレットなどを使えば幅広いレシピに挑戦することもできるのでおすすすめです。
焚き火を使って調理すれば、ガスなどを使うよりもアウトドア感が高まります。特に仲間や家族と楽しむキャンプであれば、ワイワイと調理を楽しみながら焚き火を囲むこともできます。調理が終わって焚き火を囲みながら食事を楽しむことも素敵な時間となるでしょう。
■焚き火の楽しみ方④:焚き火で暖まる
秋や冬のキャンプでは、焚き火で暖を取ることもおすすめ。寒い季節の暖房としての役割もあるので、焚き火をを囲みながら暖まることも楽しみ方のひとつです。防寒着を着ていてもひんやり感じる季節には、焚き火の暖かさが心地よくなります。
焚き火の炎で暖まることができるのは、秋冬キャンプを快適に過ごす手段ともなるのでおすすめ。ゆったりと焚き火の炎を眺めながら暖まれば、素敵な夜を過ごすことができるでしょう。
初心者が揃えたい焚き火に必要な道具
初心者が揃えたい焚き火に必要な道具について紹介していきます。焚き火の道具はあったら便利な物もありますが、今回は焚き火デビューする初心者が揃えたい基本アイテムをピックアップしました。
■焚き火に必要な道具一覧
- 焚き火台
- トング(火ばさみに使える長い物)
- 手袋
- 薪
- チャッカマン
- 着火剤
キャンプで焚き火をするための基本アイテムです。以上のアイテムがあれば、焚き火をすることができます。さらに、これに加えて、焚き火台の下に敷く焚き火シートや火消し壷があると片付けなどが便利です。基本的なアイテムをまず揃えて、徐々に必要な物があればプラスしていくとよいでしょう。
最初からあれもこれも用意してしまうと、実際は使わなかったということもあり得ます。焚き火デビューしたい初心者の方は基本アイテムを揃えることからスタートしましょう。
■焚き火の道具①:焚き火台
キャンプ場によっては直火禁止のところもあります。そのため、焚き火台を用意しておくと便利です。焚き火台はサイズや形などが豊富にあるので、自分のスタイルに合う焚き火台を選ぶことが大事です。そして、持ち運びのことも考えておくことも重要。
また、人数によってサイズがことなるので、自分のキャンプスタイルがどうなのか考えて選びましょう。
■焚き火の道具②:トング(長いタイプ)
焚き火で火が付いた薪を扱うためのトングです。そのため、長さがあるタイプが必要となります。トングはさまざまなメーカーから出ていますが、初心者の方はシンプルなバーベキューで使うようなトングで十分です。
焚き火に慣れて、頻繁にやりたいと思うようになったら新たなトングに進化させてもよいでしょう。
扱いやすく値段が手頃なトングからスタートして薪の扱いに慣れることがおすすめです。
■焚き火の道具③:手袋
焚き火作業には手袋が必要となります。手が汚れるだけでなく、焚き火台が熱かったりトゲなどが刺さるなどの危険を回避するためです。軍手などでも悪くはないのですが、より安全を考えるとレザー素材の手袋が適しています。
さまざまなメーカーから焚き火用などの手袋も販売されているので、初心者の方は手頃な焚き火用皮手袋がおすすめです。
■焚き火の道具④:薪
焚き火に必要で重要な道具は、薪です。薪は、事前にホームセンターなどで購入していくこともできますが、キャンプ場で販売しているところもあります。女性のソロキャンパーなどには負担なので、キャンプ場で購入するとラクです。
薪には針葉樹と広葉樹があります。燃えやすいのは針葉樹ですが燃え尽きも早い、広葉樹は逆で燃えにくいですが長持ちしますが初心者の方はそこまで気にしなくてもよいでしょう。また、乾燥している薪がいいですが、慣れてきたらだんだんわかってくるので、最初はこだわらず使ってみましょう。
■焚き火の道具⑤:チャッカマン
焚き火で薪に火をつけるときは、マッチなどでもできますが初心者の方におすすめなのはチャッカマンです。チャッカマンは長さがあるため、初心者などで慣れていない方でも火がつけやすい特徴があります。マッチは手頃ですが、短いため大変です。
初心者の方は、チャッカマンで火をつける練習をするとよいでしょう。
■焚き火の道具⑥:着火剤
焚き火の着火は、新聞紙などでもできますが初心者の方は着火剤を使うとラクに着火できます。市販の着火剤はさほど値段もしないので、慣れないうちは着火剤を用意しておきましょう。
なかなか火がつかなくて時間をロスしてしまうことはもったいないですよね。スムーズな焚き火にするためにも、着火剤を道具に加えるようにしましょう。
初心者におすすめの焚き火道具5選
初心者におすすめの焚き火道具を紹介します。値段が手頃で初心者の方に使いやすいポイントでピックアップしていますので、ぜひチェックしてください。
■おすすめの焚き台①:ユニフレーム/ファイアグリル
サイズ | 43x43x33cm |
重量 | 約2.7kg |
本体素材 | ステンレス |
安定して使いやすい
評価:重量感もありしっかりしています。重さはありますが、安定感があるので使いやすいです。自宅でのバーベキューで主に使用していますが、問題なく使っています。
■おすすめのトング②:グリーンライフ/アミもつかめる焚き火トング
サイズ | (約)36×3cm |
重量 | 200g |
材質 | ステンレス・木 |
アミなど掴みやすい
評価:想像していたよりもしっかりしていて使いやすい。値段が安いので、十分かと思います。
■おすすめの手袋③:東和/エクストラガードタキビ
サイズ | 全長27cm/中指長さ8.5cm/手のひら周り24cm |
素材 | 本体:牛床革 裏:綿 当て:表革 |
カラー | イエロー |
熱さを感じずに安心して使える
評価:主に、焚き火で使用しています。スキレットを持っても熱さを感じませんでした。5回ほど使用した状態では、まったく問題ありません。
■おすすめの薪④:ロゴス/薪3㎏
素材 | 杉、檜 |
サイズ | 3㎏ |
燃えやすい
評価:かなり細いタイプなので薪割りは必要ないと思いました。早く火が付き燃えやすいですが、長持ちはしないです。簡単に火がつくのはラクでいいと思いました。
■おすすめの着火剤⑤:スウェーデンマッチ/ファイヤーライターズ
パッケージサイズ | [縦]約12cm/[横]約6.5cm/[厚さ]約3cm |
重量 | 約144g(1箱) |
素材 | 圧縮木材繊維、植物性ワックス |
とても簡単に火がつく
評価:簡単に火を起こせるのでリピートしています。薪に火をつけて炭をおけばすぐに火がつきました。初心者の方におすすめです。
キャンプで焚き火をするときの注意点
キャンプで焚き火をするときの注意点を紹介します。火を扱う焚き火は、安全に楽しむために知っておきたい注意点があります。焚き火を安全に楽しむポイントについてみていきましょう。
■焚き火の注意点①:周囲を確認して場所を選ぶ
キャンプで焚き火をするときは、周囲に燃えやすいものがないか注意してから場所を選びましょう。焚き火の周りにたくさんの草や木があったり、落ち葉などがあったりすると燃え移って火事になってしまう危険性があります。
特に風が強い日などは、側でなくても舞ってくる危険性があるので十分注意してください。また、自分たちの荷物なども焚き火から火が燃え移らないように離しておくことも大事です。焚き火を行う前は、しっかりと周囲の状況をチェックするようにしましょう。
■焚き火の注意点②:服装に注意する
キャンプで焚き火をする場合は、服装にも注意が必要です。うっかりしていると、服に火の粉が飛んで穴が開いてしまったなどということにもなりかねません。対策としては、難燃性の服を選ぶことです。
おしゃれがしたい、お気に入りの服を着ていたいという気持ちはわかりますが、ダメになってしまうことも考えられます。特に、ポリエステル性などは火に弱いので、服だけでなくテントなどにも注意してください。
■焚き火の注意点③:万が一のために水を用意しておく
基本的なことになりますが、焚き火を行う場合は水を入れたバケツを用意しておくことも大事なことです。万が一に備えて水を用意しておけば、被害を小さく治めることができます。キャンプ場によっては炊事場などが遠いこともあるので、すぐに水を用意できないことも考えられます。
火の用心という言葉があるように、焚き火をする際も安全のために最低限の注意は守るようにしましょう。自分だけは大丈夫と思わずに、しっかり準備しておくことが大事です。
■焚き火の注意点④:後片付けをしっかりする
キャンプで焚き火をしたあとは、必ず後片付けをしましょう。焚き火をしてすぐ寝るのではなく、最低でも30分は待つことが重要です。水をかけたから大丈夫と安心するかもしれませんが、炭の火というのは簡単に消えません。
燃やしきれなかった炭は、火消し壷などを使って片づけることがおすすめです。焚き火の後片付けは、キャンプ場のルールが設けられていることが多いので、キャンプ場のルールを事前に確認しておけばスムーズな後片付けができます。
■焚き火の注意点⑤:できるだけ焚き火台を使う
キャンプ場によっては直火可能というところもありますが、最近は直火を禁止するキャンプ場も増えています。直火を勧められない理由は、地中にいるバクテリアなどを殺してしまうなど、環境によくないためです。できる限り、焚き火台を使うように心がけるだけで地球環境に優しくすることができます。
キャンパーの中には、直火禁止の場所で直火をしてしまうような迷惑行為を行う人もまだまだ後を絶ちません。キャンプ場のルールを守るのは当然のことなので、間違っても禁止されている場所での直火は行わないことです。
■焚き火道具を揃えて安全にキャンプを満喫しよう
初心者におすすめの焚き火道具を紹介しました。キャンプの楽しみとなる焚き火は、キャンプの醍醐味ですが、初めて焚き火をするときには、必要な道具を揃えて注意事項を確認しておくことが大事です。最初から高価な道具を揃える必要はないので、慣れるまでは手頃な物でも十分。
焚き火に慣れてきたら自分が扱いやすい道具に変えても構いません。一番大事なことは安全に楽しむことです。焚き火に必要な道具を揃えて、安全で楽しい焚き火を満喫しましょう。
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旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。