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【実体験】2重ロストル構造!A Productの「iron oven(アイアンオーブン)」を使ってみた!

【実体験】2重ロストル構造!A Productの「iron oven(アイアンオーブン)」を使ってみた!

創業80年を超える建材金属メーカーが立ち上げた北海道発のガレージブランド A Product。そのA Productを代表するキャンプギア「iron oven(アイアンオーブン)」を徹底レビュー!調理に長けた焚き火台の実力はいかに?ぜひチェックしてみてください。


ライター紹介:緩く楽しむ無骨系ソロキャンパー。頑張りすぎないブッシュクラフト、コテコテの野営ではなく野営感たっぷりの少し安心出来るキャンプを好みます。

2重ロストル構造!A Productの「iron oven」で焚き火と料理を楽しむ

焚き火台のケース

調理に長けた焚き火台!A Productを代表するキャンプギア「iron oven(アイアンオーブン)」を使ってキャンプをエンジョイ!A Productの焚き火台「iron oven」で焚き火と料理を楽しんできました。

2重ロストル構造とは?今までにない焚き火台の実態に迫ります!

A Productとは

A Productとは、北海道の中央部旭川市の隣にある当麻町で、1940年から建築金物の製造を行う鉄工所の世良鉄鋼株式会社が「企業対企業から作り手と使用するユーザーが近い距離での仕事がしたい!」との想いで立ち上げたガレージブランドです。

ものづくりに対して技術と情熱を持ったスペシャリティな職人さんの集団です。

【A Product STORE】公式サイト

メイン商材の「iron oven(アイアンオーブン)」

焚き火台の梱包

A Productのメイン商材となるのは持ち運びの出来るオーブン焚き火台 「iron oven」です。このネーミングの由来は、製品の主材となるステンレスを構成する主な素材である鉄(Fe)と「鉄」工所発のプロダクトギアという2通りの意味を込めて、「IRON(鉄)OVEN(オーブン)」としたそうです。

※世良鉄工株式会社 A Productクラウドファンディング「プロダクトのご紹介より」

「iron oven」はニ種類

焚き火台と自然

「iron oven」はスタンダードタイプとミニタイプの2種類があり、奥行きは共に300mmですが、幅が400mmと300mmと異なります。(外サイズ)

画像はスタンダードタイプの「iron oven」を組み立てたところ。焚き火台部分の底板の幅が400mmとなります。スタンダードタイプは大きな薪も余裕でくべられます。

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「iron oven」の魅力

「焚き火をしながら調理をしちゃおう」「ピザやグラタンもできちゃうオーブン機能の付いた焚き火台はどうかな」という流れで生まれた「iron oven」。

持ち運びができるオーブン焚き火台というのが「iron oven」の最大の魅力 だと思います。

X 【A Product】

「iron oven」は2重ロストル構造

ロストル構造

「iron oven」の最大の特徴となっているのが、2重のロストル構造。空気の取り入れ口の位置が異なる2枚のロストルを重ねることにより効率良く薪を燃やすことができます。

また、オーブン部分への灰の流入を最小限に抑えるので調理にも安心です。このオーブン部分は約250℃となり、ゆっくりと加熱調理をすることができます。

「iron oven」は組み立て式

焚き火台のパーツ

「iron oven」は分解状態からわずか40秒で組み立て可能! となっていますが、慣れていなければ難しいですね。

とは言え、組み立てに悩み時間が掛かるということは一切ありません。取扱説明書の中に組み立て手順もありますので簡単に組み立てられます。

なお、組み立て分解時には必ず手袋をはめるようにしてください。

「iron oven」の材質

焚き火台と薪

「iron oven」の開発時点の材質は、SS400鉄だったそうです。試作品は2.3mmで重さが14kg、そのうえ錆びてしまいました。

そこで、次にSUS304ステンレスへ変更。 軽量化の為に厚さを1.5mmにしたら、今度は熱による歪みが出たそうです。

その後試行錯誤の結果、最終的にオーブン焚き火台という製品の特性も考え、熱伝導が良く錆に強いSUS430ステンレスにたどり着いたとのことです。


SUS430
種類フェライト系ステンレス
混合物クロム
耐熱性★★★★☆
熱伝導★★★★☆
耐食性★★★★☆
保温性★★★★☆
強度★★★★☆
熱ひずみ

★★★★★

※世良鉄工株式会社 A Productクラウドファンディング「プロダクト誕生までの道のり」より

「iron oven」の主な仕様

炎

iron oven
スタンダードタイプ
ミニタイプ
製品仕様

素材:ステンレスSUS430 

厚さ:1.5mm

素材:ステンレスSUS430 

厚さ:1.5mm

全長
400mm235.6mm

300mm300mm
開口部
220mm×50mm190mm×48mm
重量8.32kg5.17kg
instagram 【A Product】

2重ロストル構造の「iron oven」をキャンプで使ってみた

今回、キャンプで2重ロストル構造の「iron oven」を使ってみました。焚き火と料理。焚き火は楽しみですが、料理はちょっと面倒くさい。そんな筆者ですが、今回は料理も楽しむことができました!

焚き火を楽しんでみた

炎

使用した「iron oven」はスタンダード。400mmの幅があるので大きな薪も入れられます。普段、ソロ用の焚き火台を使うことが多いので大きな薪をそのままくべられるのはストレスフリー。

焚き火の炎によりパネルに浮かび上がる「IRON OVEN」の文字が暗闇を彩ります。 静かな闇の中に薪のパチパチという音だけが響く贅沢な時間でした。

料理を楽しんでみた

キャンプ飯

今回は、焚き火台の大きい五徳を使って、牛肉の希少部位ザブトンをステーキに。焼き具合はミディアムレアでクレイジーソルトを少々。わさびを付けていただきました。

つけ合わせはブロッコリーとカリフラワーと人参。ボイルした後にステーキの横で火を通しました。

オーブンの方では、ベーコンチーズのピザを焼きました。とろけるチーズは多めに。トッピングに先程ボイルした野菜を添えて。ステーキもピザも美味しくいただきました。


実際に使ってみた感想

ピザ

「素晴らしすぎる!」この一言に尽きます。焚き火台にオーブン機能が付いている。これは画期的!キャンプで手軽にピザが食べれるとは!

しかも設置も簡単、お手入れも簡単(お手入れはスポンジや金属たわしで汚れを落とし水分を拭いて保管)。2重ロストル構造のおかげで、灰はほとんど落ちてきませんでした。

熱による変形も少ないし、焚火台としての見た目や使い勝手もとても良かったです。

「iron oven」の気になる点

炎

筆者絶賛の「iron oven」ですが、気になる点がない訳ではありません。それは、重量。スタンダードタイプで8kg超。ミニタイプでも5kg超。

賛否分かれるところかと思いますが、熱変形や焚き火台の剛性を考えれば妥当な重量だと感じています。

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まとめ

ソロキャンプ

「iron oven」は燃焼効率の良い焚き火台と使い勝手の良いオーブン機能 、それぞれの良さを融合させた今までにない焚き火台でした。

焚き火と料理を別々に独立した形でひとつの焚き火台で楽しむ事ができる。「持ち運びができるオーブン焚火台」この発想は開発者がアウトドア愛好家だからこそ。

アウトドアに最適な季節がやってきます。フィールドに飛び出してオーブン機能を使った料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事のライター

ただひたすらに、ただただボケーっと楽しむ無骨系ソロキャンパー⛺
コテコテではない緩く楽しむ無骨系
頑張りすぎないブッシュクラフト。
コスパ重視の軍幕キャンパー。
人の集まるハイシーズンより静かなオフシーズンの方を好み、春夏秋冬オールシーズン、就寝直前までテントに篭らない人。
静岡の穴場的なキャンプ場を中心に紹介していきます!

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