【実体験】中華鍋レシピ！スパイシーで美味しい「ガーリックシュリンプ・ライス」を作ってみた

簡単でやみつきになる「ガーリックシュリンプ・ライス」にチャレンジしました。「ガーリックシュリンプ・ライス」とは、エビを使ったガーリックテイストのライス料理です。ハワイ名物、ガーリックシュリンプの炒めご飯といったイメージとなります。

元々筆者は、にんにくが大好き！ガーリックシュリンプも、ガーリックライスも単品でよく作っていました。そこで、今回、二つの大好物を一緒に食べられたらいいなという発想から思いついたのが「ガーリックシュリンプ・ライス」です。

ガーリックフリークにはたまらない「ガーリックシュリンプ・ライス」のレシピを紹介していきます。

「ガーリックシュリンプ・ライス」は中華鍋を使うことがポイントです。また、作り方にも筆者のこだわりが詰まっているので、ぜひ参考にしてみてください。

今回は鉄製の中華鍋を使用しました。鉄製の中華鍋は高火力で火の通りがとても良く、水分をしっかり飛ばしてくれるため料理がおいしく仕上がります。このメリットを最大限、活かすことができるのが炒め物です。

強火で素早く炒め、材料の水分を一気に飛ばすことで、ご飯がパラッとした仕上がりになります。また、中華鍋は耐久性があり、面積が広いことから効率のよい熱伝導率もメリットです。

今回筆者は２人分の材料で調理しています。

道具

・中華鍋

・飯盒

・ポリ袋orジップロック

・平目なお皿

1. 炊飯とエビに味付けと片栗粉をつける
2. 中華鍋にスライスにんにくを入れ香りづけする
3. エビを高火力で一気に仕上げる
4. 玉ねぎとニンニクを炒めバターを絡める
5. ライスを入れてガーリックライスを作る

※ ニンニク（縦薄切り)玉ねぎ（みじん切り）にカットをしておきましょう。

※ライスにエビの旨味を凝縮させるために、ガーリックシュリンプを先に作り、そのままガーリックライスを作る手順となります。

ポリ袋にエビを入れ、ガーリックシュリンプの素を入れて全体に素が絡むように揉みこみ、5分放置します。5分後、片栗粉をまぶせばエビの下準備は完了です。片栗粉を使用することで、カリッと中はジューシーな仕上がりになります。

下準備を終えたら、炊飯も同時に行います。炊飯時のポイントとして、水の量を少し少なめにすること。調理時によりパラッとした仕上がりになります。炊飯時に蒸気で蓋が外れるのでフライパンを重しに使いました。

※通常は米一合に対して水は200mmですが今回は180mmで炊飯しました。

次に火をつけて、中華鍋にオリーブオイルを引いてしっかり熱します。この作業を怠ると焦げの原因となるので気をつけましょう。

中華鍋にしっかりと火が通ったらカットしたニンニクを入れて黄金色になるまで炒めます。こうすることで油にニンニクの香りと旨味を凝縮させることができます。

※ニンニクが黄金色になったら焦げないように鍋からどけましょう。

ニンニクの抽出が完了したら 強火にしてエビを炒めていきます。エビの表面に付いた片栗粉がカリッとして、焼き目がついたら、先ほど鍋からよけたニンニクを再投入してください。

そして、アウトドアスパイス（ほりにし）をかけてサッと炒めたらガーリックシュリンプの完成です。

ガーリックシュリンプを鍋からお皿などに一旦移しておきます。次に、玉ねぎとニンニクを中華鍋で炒めていきます。先ほどの油と旨味を使って炒めるので、追加で油を入れる必要はありません。

玉ねぎが黄金色になったら、火を止めてバターをおおよそ大さじ一杯入れて味付けをします。

※バターが焦げないように火を止めることがポイント。鍋の余熱でサッと絡めましょう。

手順4で作ったガーリックライスの具に、炊いたお米を投入します。このとき、強火で仕上げることがポイントです。味を馴染ませるために、お米を具材にしっかりと混ぜるようにしましょう。効率よく混ぜるコツは、中華鍋をふりながらお玉でかき混ぜること。

中華鍋は底が深く、鍋を振っても具材がはみ出しにくい形状になっているので、コツさえ掴めばラクに振ることができます。ぜひ、チャレンジしてみてください。

ライスにパセリを振りかけたら「ガーリックシュリンプ・ライス」の完成です。ライスは、シェラカップによそってから、お皿に乗せるとカフェ飯のような綺麗な形に盛り付けすることができます。

実際に一緒に味わってみるとエビのスパイシーさとガーリックライスのバターの香りが絶妙にマッチしていました。エビはお好みでレモンをかけてもOKです。サッパリとした味を楽しめます。

今回紹介した中華鍋は、他の料理でも活用できます。ちょっと意外かもしれませんが、筆者は「すき焼き」にチャレンジしてみました。キャンプで簡単に作れる「すき焼き」を紹介します。

すき焼きの作り方と材料は以下の通りです。材料は4人分（大人男性） です。

材料

作り方

1. 野菜をカットする
2. 鍋にカットした具材とすき焼きのたれを入れる
3. アルミホイルを上に被せて煮込む
4. 具材に火が通り柔らかくなったらすきやきの完成

中華鍋は熱伝導率が良いので具材に火が通りやすく、煮る時間を短縮することができ、煮物にも適しています。

また、すき焼きは具材を鍋に入れて煮込むだけなのでとても簡単です。特に寒い時期のキャンプでは、身体も温まるのでおすすめです。

中華鍋で作る「ガーリックシュリンプ・ライス」を紹介しました。味はもちろん、ちょっとおしゃれなキャンプ飯に仕上がり、満足でした。今回、大活躍してくれた中華鍋ですが、改めて筆者の中では キャンプに必須アイテムだと感じました。

無骨な感じがキャンプの雰囲気に合いますし、実用性も高くさまざまなキャンプ飯にチャレンジできそうなので楽しみです。

ぜひ、キャンパーの皆さんも記事を参考に、中華鍋を使った「ガーリックシュリンプ・ライス」お試しください。