子連れファミリーにおすすめ「中城公園」
■遊具が充実「中城公園」とは
中城公園の敷地はなんと約100ヘクタール!この広大な敷地に「自然学習エリア」の他、4か所もの遊具広場が点在しています。公園デビューしたての小さい子どもから大人まで楽しめる幅広い年齢層をターゲットにした遊具が魅力です。
特に「中央遊具広場」と「南遊具広場」は天気の良い週末になると子どもたちで大賑わい。仕掛けたっぷりの遊具に歓声が広がります!
キャンプで宿泊すれば朝から晩まで目の前にある遊具で遊べてしまう!子ども達も大感動。子連れキャンプの強い味方となってくれるキャンプ場です。
■「中城公園」の住所やアクセス方法
住所 | 沖縄県中頭郡北中城村荻道平田原370-2 |
電話番号 | 098-935-2666 |
営業期間 | 通年営業 |
【沖縄自動車道より】北中城I.C.より5分
【中城城跡より】車で5分
【国道329号より】「中城公園入口」交差点より車で7分
※駐車場に関する注意点※
中城公園には北駐車場と西駐車場の2か所の駐車場がありますが、キャンプ宿泊に便利な駐車場は「北駐車場」です。しかし、この「北駐車場」は初めての方には非常に分かりにくい場所にあります。
北中城インターチェンジ方面から、JU沖縄(中古車販売)の建物を目印に入り、しばらく細い道を通ると駐車場が現れます。不安な人はグーグルマップなどでよく確認してから来ることをお勧めします。
■自己紹介
沖縄おすすめのキャンプ場をエリア別に紹介します。ビーチなど南国リゾートのイメージが強い沖縄ですが、自然豊かなキャンプも可能です。沖縄の北部・中部・南部といったエリアごとの魅力を活かした、おすすめのキャンプ場をまとめてみました。
■お子さん大興奮!「中城公園」は大型遊具が充実
■「中城公園」のキャンプサイトは2種類
キャンプサイトは2つあり、今回宿泊したのは「スカイサイト」でした。 こちらは、広大な芝生のフリーサイトになっており、1区画は10×10mとなっています。樹木がないため、日陰を作るにはタープが必須となります。
また、荷物の運搬に関しては、総合事務所で一時的に通行許可書を頂いて、サイト横まで車を入れることが出来るので安心してください。
もう一方の「キャロットサイト」は7×7mに区切られた5つの区画になっており、車を横づけ出来るので初心者キャンパーや家族連れ、デイキャンプなどにお勧めです。坂の上り下りがなく、炊事場やトイレに簡単にアクセスできるので便利ですね。
ただし写真のように、区画が小さく、隣の区画との間隔もないため、大型のテント+タープの設置は難しいかもしれません。
■管理棟
到着後まずは管理棟で支払いを済ませ、入構許可書を受け取ります。利用方法の説明など、親切に対応してくださるので安心です。
また、警備の方が常駐しており、夜間は閉門になりますが、万が一の際には対応してくださるそうです。
レンタル品や販売は行っていませんが、途中スタッフの方が「焚火の下に敷く台は事務所にあるから使ってね」と見回りの際に声をかけてくださいました。
■設備の様子
■夜の過ごし方
沖縄中部は人々の生活圏のため、夜もそこまで暗くはなりませんが、それでも私たちは流れ星を見る事ができました。
焚火も可能(ただし直火不可)なので、火を眺めながら時々夜空を見上げる静かなひと時を過ごすことができます。
夜間の園内は水際などが優しくライトアップされており、幻想的です。昼とは違う小動物や昆虫との出会いを求めて散策するのもお勧めです(ただしハブには注意!)。
あわせて読みたい関連記事
ナイフの薪割り(バトニング)を上手に行うコツを体験レポート!焚き火マニアおすすめのナイフも紹介
https://news-magazine-campers.com/articles/1757ナイフでの薪割り(バトニング)を上手く行うコツをレポートします。薪割り(バトニング)は、焚き火で使う薪を作るために必要な技術です。斧でも可能ですが、ナイフを使って割るパターンを解説しますので、参考にしてみてください。更に、おすすめのナイフも紹介します。
気になったポイント
■風が強い
スカイサイトから見えるのは虹だけでなく風力発電です。つまり、風が強い地域だということです。
施設の方の話によると10月から冬場にかけてほぼ毎日北からの風が吹き込むようなので、テントやタープの設置は要注意です。
私たちも2日目は強風のためタープを畳むことになりました。長めのペグの使用や2本打ちをお勧めします。
■土が柔らかい
スカイサイトはフカフカの芝生に覆われていますが、土は非常に柔らかいです。ペグ打ちの際にハンマーの必要が無いほど柔らかく、設営は楽ですが、強風でペグが抜ける可能性があります。そういった意味でもペグの2本打ちがお勧めです。
また、濡れてぐちょぐちょになった粘土の土がテントにつくとメンテナンスが大変なので撤収時は要注意です。
あわせて読みたい関連記事
ペグの打ち方の基本をマスターしよう!安全に正しくペグダウンする方法
https://news-magazine-campers.com/articles/1688今さら聞けないペグについて、正しく安全なペグダウンについて説明します。登山やキャンプでのテント設営時に使用するペグ。その種類や用途については知らない人も多いはず。本記事では、そんな「ペグ」についての説明と、基本から応用までのペグダウンを紹介します。
■生活圏が近い
近くに巨大ショッピングモールがあるレベルで人々の生活圏に位置しています。近隣に住宅も多く、近くに沖縄自動車道が走り、空は空路…つまり、沖縄県北部やビーチでのキャンプのような静寂は期待できません。
しかしその分、利便性は高く、にぎやかなキャンプ場だと理解して利用すれば広大な敷地に守られているので、まったく気になりませんでした。
気になる料金や予約法は?
設備や遊具が充実しているだけに、お値段は気になりますよね。そんな、家族みんなで楽しめる中城公園キャンプ場の気になる利用料金や予約方法を紹介します。設備や遊具が充実しているだけに気になりますよね。
■値段
宿泊利用 ※チェックイン時間/9:00-17:30 チェックアウト時間/翌日17:30 | 1区画あたり1泊 2,020円(最大5名まで) |
日帰り利用 (9:00-17:30) | 1区画あたり 1,010円(最大5名まで) |
※3連休以上の場合はチェックイン時間およびチェックアウト時間が異なります。
※その他、シャワー代として1回あたり100円を管理棟にて前払い。
■予約方法
現在はすべて「なっぷ」を通しての予約となっています。また、気になる予約の空き状況は中城公園のホームページでも確認ができます。
「中城公園」の周辺情報
車で10分ほどの近さに何でも揃う巨大ショッピングセンター「イオンモール沖縄ライカム」があります。私たちも今回はこちらで買い出しをしてからキャンプ場に向かいました!
その他、キャンプ場周辺は外国人住宅を改装したおしゃれなカフェや、世界遺産に登録された「中城城跡」もあります。キャンプの前後の楽しみも盛りだくさんのエリアです。
遠方からお越しの方は是非周辺施設もお楽しみください!
まとめ
2歳の息子は今回すっかり焚火に魅了されてしまったようです…こんなに近所で焚火が楽しめるなんて最高!
近隣の「沖縄県総合運動公園キャンプ場」はすでに予約困難の人気キャンプ場になっています。「中城公園」も恐らく近いうちに人気キャンプ場になるはずです。人気の理由はやはり生活圏から近く、気軽にキャンプが出来ることでしょう。
チェックアウト時間が17:30(3連休以上の初日および中日をのぞく)と遅いので、撤収もあせらず行う事ができ、その間も子ども達は遊具で遊びまわれる!ファミリーキャンパーにとって最高の条件ですよね。
私たち家族も人気が出る前に、強風対策を行って、再び足を運びたいと思います!
沖縄在住。夫と3歳の息子と月に1度のファミリーキャンプ&仲間とのグループキャンプを楽しんでいます。フルタイムで働く中での束の間のリフレッシュ!ラクして楽しめるようにプランニングしています。沖縄の自然を楽しみながらのんびり焚き火を囲んだり美味しいものを食べる贅沢なひと時は最高です♪