土台作りで絶対に失敗しない焚き火!火起こし大好きなキャンパーが伝授する実体験レポート

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キャンプの醍醐味の1つとして、焚き火があります。ただ眺めたり料理をしたりと、その楽しみ方も様々。しかし、特にキャンプを始めたばかりの初心者の方は火起こしでつまづくことが多いのも事実です。本記事では、焚き火をより楽しむためにも、失敗しない火起こしの方法をお伝えします。

土台作りで絶対に失敗しない焚き火!火起こし大好きなキャンパーが伝授する実体験レポート

目次

  1. 焚き火の失敗!理由は?
  2. ライター「ジーハー」とは?キャンプ歴や火起こしエピソード
  3. キャンプ場に出発!
  4. 失敗しない焚き火の起こし方をレポート
  5. 焚き火の火起こしポイント①土台作り!着火剤や細かい木くずに火を付ける
  6. 焚き火の火起こしポイント②細かく薄い薪を入れていく
  7. 焚き火の火起こしポイント③大きめの薪や木炭を入れる
  8. まとめ

焚き火の失敗!理由は?

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キャンプで焚き火をしようと思っても、「なかなか火が付かない」「付いてもすぐに消えてしまう」などの悩みを持ったことはないでしょうか?確かに最初は、何から始めればよいか分からず、焚き火の難しさを実感することもあるでしょう。

しかし、焚き火は、最初の火起こしさえできてしまえば、意外と簡単に火を育てることができるんです。とっかかりさえ掴めば、火起こしが面白くなり、焚き火をより楽しむこともできます。

なかななか火を起こせない理由のほとんどは、最初の火起こしの段階にあります。よく、最初に大きな木に火を付けてしまう場合がありますが、大抵このパターンで失敗します。

そこで、どのようにすれば焚き火の火起こしができるのかをお伝えしましょう。

ライター「ジーハー」とは?キャンプ歴や火起こしエピソード

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すっかり焚き火のとりことなってしまった私「ジーハー」は、焚き火に魅了されたおかげでキャンプ歴2年半が経とうとしています。今では失敗知らずの私ですが、最初は焚き火の火を起こせずに、かなり苦労したんですよね。

初心者だった私は、最初から大きな木に火を付けてしまい、火起こしに失敗した経験があります。無防備にも、焚き火で料理をする準備をしていましたが、結果、お米を炊くことも肉を焼くこともできず、食材をかなり余らせてしまい、泣く泣く持ち帰ることになった黒歴史があるんです。

その体験が、なんとしてでも焚き火を成功させたいという思いにつながり、試行錯誤した結果、失敗しない焚き火の火起こしにたどり着いたというわけです。そんな筆者が、実体験から掴んだ火起こしのコツやポイントをレポートしていきます。

キャンプ場に出発!

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今回、筆者が選んだキャンプ場は、富士山が目の前に見える「ふもとっぱら」です。筆者は、友達と行くキャンプも好きですが、焚き火をじっくり楽しみたい場合は基本ソロキャンプで楽しみます。そのため、今回はソロキャンプをしてきました。

日程は1泊2日、早朝、愛車のヴェゼル(ホンダ)に荷物を詰め込みいざ出発。若干、早い出発ですが、夏休みシーズンに入ったため通常より2時間早めに家を出ました。おかげで、早々とチェックインし、お気に入りのサイトをゲットできました。

ふもとっぱらは、直火禁止なので「焚き火台」や「焚き火シート」を持参。直火禁止のキャンプ場では、焚き火台の使用がマストになるため、これはほぼ必須アイテムです。設営を終えて、焚き火の時間までゆったり散策してみることにしました。

失敗しない焚き火の起こし方をレポート

ここからは、焚き火で上手く火起こしができる3つのステップを紹介していきます。焚き火で火起こしを失敗しないためには、このステップを覚えておくことが重要です。焚き火を愛する筆者の体験レポートをチェックしてみてくださいね。

焚き火の火起こしポイント①土台作り!着火剤や細かい木くずに火を付ける

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火起こしをはじめる準備で、間違えないようにしたいのは、最初に大きな木に火を付けないことです。もし、大きな木に火を付けてしまうと、全く付かずに焦ってしまうため、土台作りのここはとても重要です。

用意するものは、細かい木くずなどの小さな木、麻紐などの着火剤。準備が整ったら、小さな木や着火剤に火を付けることからはじめましょう。

細かい木くずや木の葉を土台にし、着火剤となる麻紐などを置きます。麻紐は非常に火が付きやすく、最初の焚き付けとしておすすめです。

もし用意が難しいなら、ティッシュや紙パックも燃え尽きが良いので、これらでも可能ですし、併用すると、なお焚き付けがよくなります。筆者は、よく麻紐の上にティッシュを置き、紙パックも周囲に添えています。

更に、可能ならフェザースティックをその周囲に置いていくとよいです。フェザーの部分に火が燃え移り、そこから他の木々などに着火していくため、より消えにくくなるのもポイントです。

細かい木の土台に麻紐やティッシュなどを乗せ、フェザースティックや紙パックで周囲を囲むようなイメージをもつとよいでしょう。

最初のステップは、最初の土台を作ること、ライターやチャッカマン、メタルマッチなどで火を付けていく作業となります。

焚き火の火起こしポイント②細かく薄い薪を入れていく

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次に、着いた火を育てるという手順が発生します。焚き火においては、ここが最も重要な部分になってくるでしょう。火を起こすことができても、今度はそれが消えてしまわないようにしなければなりません。最初に付いた火は、そのままでは数十秒もすれば消えてしまうからです。

そこで、最初に付けた火をどう大きくしていくのかがカギになります。結論から言うと、細かく薄い薪を入れていくのがポイント。ここで使う薪は、「針葉樹」という種類の薪です。針葉樹は、着火しやすく燃え尽きやすいという特徴を持っています。その特性上、焚き付けとなるフェザースティックを作るのにも適しています。

そのため火は付きやすいので、この薪をバトニングなどで細かく薄くして、最初に起こした火の上から入れていくというイメージです。これをすることで、この薪に火が燃え移り、次第に火は大きくなっていきます。

火の移りには優れますが、すぐに燃えてしまうため、どんどん大量に入れていくことが重要です。

焚き火の火起こしポイント③大きめの薪や木炭を入れる

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火をキープする秘訣はなんだと思いますか?実は、焚き火の間、針葉樹の薪を入れ続けているとあっという間に焚き火の火は消えてしまうんです。

そこで重要なのは、大きめの薪や木炭を入れていくことです。針葉樹の大きい薪を入れていってもいいのですが、おすすめなのは、広葉樹の大きな薪を入れていくこと。広葉樹は針葉樹とは逆で、着火しにくく、燃え尽きにくいという特徴を持ちます。

そのため、ある程度火が育った段階では、この広葉樹を入れていき、火を持続させることがポイントです。加えて、木炭を入れることも有効で、こちらも燃焼時間が長いという特徴があるため、広葉樹と並行して入れていくとよいでしょう。

ここまでくれば、育てた火を消さずに、キープすることができるので、ぜひともステップを踏んで焚き火の火起こしを実践してもらえれば幸いです。

まとめ

キャンプ初心者だった私は、焚き火で苦労していました。火起こしの方法が分からず、最初に大きな木にいきなり火を付けていたため、当然失敗ばかりでした。

しかし、火起こしの方法を知ってからは、焚き火が面白くなり、キャンプの醍醐味の1つとして楽しむようになりました。

この体験から、まずは正しい知識を身に着けること、それから実践することが重要になると感じじました。まずは土台を作り、徐々に火を育てていき、それをキープすることが流れとなるので、それを実践していってほしいと思います。

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