無料キャンプ場「愛川橋河川敷」とは
■中津川沿いの「愛川橋河川敷」とは
「愛川橋河川敷」は、中津川沿いの愛川橋のたもとにある無料キャンプ場です。周囲は山で囲まれていて、静かな雰囲気です。中津川は透明度が高く、時には釣りをして遊ぶ人もいます。
駐車場でテント設営することができるので、実質オートキャンプスタイルに近い状態が可能。車を駐車して、少し離れた場所にテントを設営している人もいました。
「愛川橋河川敷」の近くには無料のキャンプスポットである「田代運動公園河川敷」もあるため、こちらは比較的空いている印象でした。
■「愛川橋河川敷」の住所やアクセス方法
住所 | 〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原 |
アクセス | 厚木ICから車で30分。 |
管理棟はなく、設備はトイレのみです。
公式サイトもないので、事前に雰囲気が知りたい方は、本記事のほかにGoogleマップの写真を参考にされると良いと思います。
■サイトについて
■設備
設備はトイレのみです。炊事場や販売店はありませんので、必要なアイテムは必ずご自身で用意しましょう。
トイレは男女別で、女性用は洋式でした。虫などもいなく清潔感があります。
手を洗う場所もあり、鏡がついていました。
■注意点
上述のとおり、トイレはありますが水場はありません。また、焚き火は可能ですが、直火は禁止されています。ゴミ捨て場や回収してくれる人もいないので、自身できちんと持ち帰りましょう。
「愛川橋河川敷」でデイキャンプ
叔母と2人、「愛川橋河川敷」でデイキャンプをした様子をお届けします。
■「愛川橋河川敷」でデイキャンプしてみた
私たちが「愛川橋河川敷」に到着したのは午前11時半ごろ。すでに2〜3組到着していました。サイトは、気にならない程度の距離を確保できる広さがあり、いい感じです。
前の人が作成したと思われる石の火除けがあったので、この火除けに合わせてテントを設立することにしました。テントの中から川と橋も見えるので、ちょうど良かったです。
ペグが打ちづらい場所があるので、テントを設立する時は、ペグがきちんと打てるかを確認することをおすすめします。
■キャンプ飯を作ってみた
今回のキャンプ飯は、シチュー、サツマイモごはん、デザートはアップルパイでした。シチューは冷凍食品で、サツマイモごはんは飯盒で炊きました。アップルパイは叔母が事前に自宅で作ってきてくれたので、当日は温めるだけでした。
炊き立てのサツマイモごはん。おこげも上手にできました。今回は、水場がないので水は持参して、無洗米で炊きました。
キャンプ場で一から作るのも良いのですが、デイキャンプではなかなか難しいものです。自宅で、しっかり作ったデザートを自然の中でおいしく食べることはデイキャンプの醍醐味ではないでしょうか。
「愛川橋河川敷」の気になったポイント
「愛川橋河川敷」の気になったポイントを紹介します。「愛川橋河川敷」を利用される際は、ぜひ参考にしてください。
■地面が硬い
草が生えていない部分は地面が硬いのでペグがほとんど入りませんでした。男性の力であれば、ペグを打てる可能性もありますが、女性2人の私たちには難しかったです。強い鍛造ペグを使用するなど、工夫が必要だと言えます。
草の生えた部分であれば、深くペグを打つことができると思います。
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■直火禁止
焚き火は可能ですが、直火は禁止されています。私たちが訪れた時は、直火で焚き火をした後が別の場所に残っていました。大きく直火禁止の看板が立っていますので、ルールは必ず守って利用するようにしましょう。
気になる利用方法は?
「愛川橋河川敷」の利用方法や値段について紹介します。
■値段
値段は無料です。
■予約方法
予約は必要ありません。そのため、スペースが確保できるか不安な方もいるかと思いますが、私が利用した2月中旬ごろは5組くらいのキャンパーがいて、スペースは十分に余っていました。
あたたかくなるとキャンプ人口が増えるとことが予想されますので、早めに現地に向かうことがおすすめです。
■「愛川橋河川敷」の周辺情報
車で5分圏内には「戸倉屋商店」や「ローソン」、「セブンイレブン」があります。「戸倉屋商店」では、キャンプやバーベキュー、釣りをする方が立ち寄るお店です。
コンビニも近くにあるので、「愛川橋河川敷」に販売店がなくても問題なさそうですね。車を20分走らせると「天然温泉 湯花楽」があります。キャンプ後の温泉は最高なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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まとめ
河川敷で焚き火ができる「愛川橋河川敷」をレビューしました。トイレのみの無料キャンプ場は、よりサバイバル感が味わえるので、キャンプに慣れてきた方にはおすすめです。
ビギナーは少し戸惑うこともあるかもしれませんが、近くに商店やコンビニがありますし、挑戦してみるのも良いでしょう。ハイジーズンに向かう前に、のどか静かな雰囲気を堪能したい方は、早めに足を運んでみてくださいね。
静岡県西伊豆町出身。ダイビングやドルフィンスイム、ディキャンプなど地球で遊ぶのがだいすき!