冬に欠かせないインナーシュラフとは?
冬キャンプの必需品と言っても過言ではない、インナーシュラフは、寝袋の保温性を高めるための寝具です。また、インナーシュラフだけで眠ることも可能なので、冬以外の季節でも活躍します。
そして、インナーシュラフは保温性だけでなく、直接寝袋に触れないことから吸収性の役割も果たします。何かと便利なインナーシュラフは、キャンプにあって損はないアイテムのひとつです。
インナーシュラフの選び方
インナーシュラフの選び方について紹介します。インナーシュラフと言っても、さまざまな素材やタイプがあるので、ご自身の目的にあったインナーシュラフを選ぶ必要があります。
■マミー型か、封筒型か
寝袋の形状に合わせたインナーシュラフを選ぶことは、大事なポイントです。寝袋と形状が合わないと、生地が余ってしまうなど寝心地に影響が出てしまいます。体を包み込むマミー型は保温性が高いことがメリット。
一方、封筒型は体を圧迫感がなく動かしやすいことが特徴です。最近では、どちらにも合わせられるタイプのインナーシュラフもあるので、寝袋を迷っている方にはおすすめとなっています。
生地の素材で寝心地が変わる
インナーシュラフ選びで最も重要なポイントは、素材です。適した素材を選ぶことは、キャンプでの快適な睡眠に大きく影響します。冬などの寒い時期は、フリース素材がおすすめ。吸湿性が高く保温性にも優れているため、寒さ対策に適しています。
暑い夏場は、速乾性が高いポリエステル、寒暖差がある春秋には、適応力があるコットン素材がおすすめです。また、オールシーズン対応可能なシルク素材は、デリケート肌の方に適しています。
■寝袋としっかりフィットするか
インナーシュラフを快適に使うためには、サイズもしっかりチェックしましょう。寝袋よりもコンパクトなインナーシュラフを選んだ場合、窮屈で眠ることも一苦労などということにもなりかねません。
また、大は小なりと大きめなサイズを選んだ場合、寝袋の中で生地が余ってしまい快適な寝心地には程遠いことにもなります。インナーシュラフを選ぶときは、ご自身の寝袋のサイズを確認してから選んでください。
■収納サイズや重量は要検討
アウトドアでの使用では、携帯性に優れていることも選ぶポイントとなりますが、インナーシュラフに関してはケースバイケースで考える必要があります。登山などで移動がハードなケースは、軽量でコンパクトなインナーシュラフがおすすめです。
しかし、冬キャンプなどで保温性が重要視される場合は、少々重めであっても保温性が高いインナーシュラフを選ぶべきだと言えます。そのため、携帯性については状況判断で選ぶようにしましょう。
■暑い夏だけ使うならシュラフとして使えるかをチェック
インナーシュラフは、冬のイメージが強い寝具ですが、他の季節でも使うことができます。夏など暑い季節しかキャンプに行かない方は、シュラフとして使用可能なタイプかをチェックしましょう。
インナーシュラフを寝袋として使うことができれば、荷物を軽くすることができるので、軽量化したい方におすすめです。
【マミー型】おすすめのインナーシュラフ
マミー型のおすすめ「インナーシュラフ」を紹介します。保温性に優れたマミー型は、冬キャンプにおすすめです。
■イスカ ライナーサイドジッパー スーパーライト
使用サイズ | 78(肩幅)x205(全長)cm |
収納サイズ | 8×8×21cm |
重量 | 320g |
素材 | ポリエステル100% |
■ナンガ スリーピング バッグ インナー シーツ
使用サイズ | 80cm×210cm(レギュラー) |
収納サイズ | 12cm×18cm |
重量 | 約425g |
素材 | ポリエステルメッシュ |
■ネイチャーハイク インナーシーツ シュラフ
使用サイズ | 約200cm✕80cm |
収納サイズ | 約9cm✕9cm✕19cm |
重量 | 350g |
素材 | 80%ポリアミド繊維+20%弾性繊維 |
■スナッグパック フリースライナー インナー シュラフ
使用サイズ | 縦(長さ)220×横(胸囲)76cm |
収納サイズ | 直径18×長さ25cm |
重量 | 1,000g |
素材 | ポリエステルフリース |
■シートゥサミット サーモライトリアクター コンパクトプラス
使用サイズ | 幅90cm×全長183cm |
収納サイズ | 約φ10×15.5cm |
重量 | 263g |
素材 | サーモライト80g/m2、サーモライト100g/m2(胴回り・足元) |
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【封筒型】おすすめのインナーシュラフ
封筒型おすすめのインナーシュラフを紹介します。布団型となる封筒型は、動きやすい開放感が魅力です。
■モンベル シームレス ダウンハガー800 サーマルシーツ
使用サイズ | ∅12×24cm |
対応サイズ | 183cmまで |
重量 | 386g |
素材 | ナイロン・タフタ |
■ワークマン 3Mシンサレートインナーシュラフ
ワークマンの高機能性中綿、3Mシンサレートを使用したインナーシュラフです。夏場はブランケットとして、冬場がインナーシュラフとしてなど、オールシーズン使用できることが魅力。ダブルファスナー仕様なので、気温に合わせた開閉自由さもおすすめポイントです。
使用サイズ | 縦180×横70cm |
収納サイズ | 円周58×高さ37cm |
重量 | 1.2kg |
価格 | ¥3,500 ( 2023年12月28日時点 ) |
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■ロゴス 抗菌防臭シルキーインナーシュラフ
使用サイズ | (約)長さ210×幅84cm |
収納サイズ | (約)直径9×長さ17cm |
重量 | (約)360g |
素材 | 抗菌防臭シルキーモイスクロス |
■コールマン フリース スリーピングバッグ
使用サイズ | 約191×84cm |
収納サイズ | 約Φ17×H29cm |
重量 | 約760g |
素材 | ポリエステル |
■キャプテンスタッグ フリースクッションシュラフ
使用サイズ | (約)幅75×長さ190cm |
収納サイズ | (約)40×30×10cm |
重量 | 879.99 g |
素材 | ポリエステル100% |
■サイクルトラック インナーシュラフ
使用サイズ | 210x70㎝ |
収納サイズ | 23x16x5㎝ |
重量 | 380g |
素材 | ポリエステル |
■ホロムア インナーシュラフ
使用サイズ | 約210cm×75cm |
収納サイズ | 縦約25cm×横約20cm×幅(厚み)約5cm |
重量 | 約395g |
素材 | ポリエステル |
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キャンプの睡眠時間を格上げするインナーシュラフ!
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自宅での防寒対策や防災時にも役立つため、キャンプ以外での用途もおすすめです。キャンプでの睡眠を快適にするためにお気に入りのインナーシュラフをみつけてくださいね。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。