バードウォッチングはどうやってはじめる?道具は?

バードウォッチングと聞くと、少し地味なアクティビティだと感じませんか。確かに、派手さはありませんが誰でも気軽に楽しめるだけでなく、道具がなくてもはじめることができるおすすめのアクティビティなんです。特に、キャンプと組み合わせて楽しむことができるため、キャンパーの方たちにも注目されています。
最初は鳥たちの鑑賞ではじめ、本格的にバードウォッチングを楽しみたくなったら双眼鏡やカメラなどを揃えるとよいでしょう。この記事では、バードウォッチングが気になる初心者の方のために、バードウォッチングの楽しみ方や道具などを紹介しています。
キャンプの楽しみにバードウォッチングを加えたい方は、ぜひ参考にしてください。
バードウォッチングって何が楽しいの?魅力とは
バードウォッチングって、何が楽しいのかわからない方もいますよね。美しい鳥や珍しい鳥を見る楽しみがあることはわかっていても、その魅力はどこにあるのかわからないという方が多いでしょう。バードウォッチングにハマってしまう理由がわかる魅力について紹介します。
■魅力①:季節を感じられる

バードウォッチングは、季節を身近に感じることができます。鳥だけでなく季節折々の自然を感じることができることは、バードウォッチングならではの楽しみです。また、渡り鳥のバードウォッチングでは、その季節にしか見られない鳥を鑑賞できます。
本格的にバードウォッチングをするようになれば、鳥の移り変わりによって季節を感じるようになります。鳥は人よりも季節を先取りしていることがわかり、非常に興味深いと感じるでしょう。何気なく見ていた鳥たちの姿も、見方が変わればとても興味深くなってきます。
■魅力②:野鳥について詳しくなる

バードウォッチの大きな魅力は、鳥に詳しくなれることです。いつも何気なく見ていた鳥がなんという鳥か知るだけで、鳥を見る楽しみが増えます。さらに、鳥について調べることで鳥の生態や特徴などがわかれば面白くなってきます。
少しずつ詳しくなると、今まで見ていた景色も変わり鳥を探すようになるでしょう。バードウォッチングの楽しみが増えれば、キャンプ場に行く楽しみも増えます。愛らしい鳥たちに詳しくなることで、鳥たちがかわいくなるでしょう。
■魅力③:国際的に楽しめる

バードウォッチングは、日本だけでなく世界中でできるアクティビティです。むしろ、日本以上にバードウォッチングが盛んな国もたくさんあります。バードウォッチング発祥の地と言われているのはイギリスで、ヨーロッパ各地でも盛んです。
そのため、海外旅行などでも楽しむことができます。また、世界各地から渡り鳥がやってくることも魅力のひとつで、見たことがない鳥と出会えることもあります。そして、野鳥の会などが行うイベントなどに参加すれば、さまざまな交流も楽しめ、いろいろな情報を得ることができるのでおすすめです。
バードウォッチングはいつどこで始めるべき?
バードウォッチをはじめる場合、どんなシーズンでどんな場所を選ぶべきかを紹介します。これからバードウォッチングをはじめたい方はチェックしてみましょう。
■冬と春がおすすめ

バードウォッチングにおすすめのシーズンは、春と冬だと言われています。特に春は初心者におすすめで、世界中から繁殖のために渡り鳥がやってくるのでとても楽しめるシーズンです。気候的にも暖かいシーズンなので、アウトドアに適しています。
冬のおすすめポイントは、冬鳥と呼ばれるカモやハクチョウなどが見られることです。湖や行けなどにいるカモは、水辺にいるため初心者でも鑑賞しやすいこともポイント。たくさんの鳥に出会える春と、ゆったり鑑賞できるカモなどが見られる冬にはじめれば、バードウォッチングの楽しさをより感じられるでしょう。
■初心者は池や川に行ってみよう

バードウォッチングは、どこでもはじめることができます。近所の公園や池などでも鳥がいる場所があるためです。もちろん、大自然の中で楽しみたいと考えるのは当然ですが、まずは近所にある池や公園などに行ってみるのもおすすめ。
意識してみると、実は鳥は身近にいるものです。もし、キャンプなどのアウトドアに出かけたら、最初は湖や池など水辺をチェックしてみると鑑賞しやすい鳥に出会える可能性があります。場所というよりも、行った場所で鳥を意識してみるとよいでしょう。
バードウォッチングに必要な道具
- 双眼鏡
- カメラ
- 野鳥図鑑
バードウォッチングに必要な道具は、双眼鏡・カメラ・野鳥図鑑です。双眼鏡があれば、遠くの鳥をじっくり観察することができます。カメラがあれば、鳥の写真を楽しむことが可能ですね。そして、野鳥図鑑があると、出会った鳥がどんな鳥なのかチェックできますし、メモなどを加えることができて便利です。
さまざまな野鳥図鑑がありますが、最初は軽い物からがおすすめ。種類が豊富な分厚い図鑑は、少し慣れてからで十分です。はじめてバードウォッチングに行く場合は、道具を持たずに雰囲気を味わうだけでもよいでしょう。
もっと楽しみたいと感じたら、これらの道具を揃えて楽しむことをおすすめします。
バードウォッチングに適した服装
バードウォッチングの服装は、アースカラーが適していると言われています。街中の公園などでは、そこまで気にしなくてもよいのですが、人の少ない山などの場合は自然に馴染む色がおすすめです。そして、夏であっても長袖・長ズボンが基本。虫などから肌を守るためです。
山の中を歩く場合は、歩きやすく防水性タイプのハイキングシューズなどが快適で安全。また、山などは天候が変わりやすいのでレインコートなどの雨具を用意しておくとよいでしょう。そして、冬の場合は防寒対策を怠らないようにすることも大事です。
ただし、歩き回る場合は汗もかくためインナーには吸湿性のあるものを選ぶようにしましょう。
バードウォッチングの始め方
バードウォッチングをはじめる方法はいくつかあります。一番手軽で簡単な方法は、近場で鳥を探してみることです。道具を揃える必要もなく、鳥を鑑賞することができます。そして、キャンプなどのアウトドアに出掛ける方なら、周辺を散歩してみるとよいでしょう。
双眼鏡がなくてもカメラで鳥を撮影する楽しみ方もできます。そんな風に鳥を意識しながら周りを散歩することで、バードウォッチングが楽しいかどうか判断することができます。もっと鳥を見たいと思えたら、双眼鏡などの道具を揃えてはじめてみるとよいでしょう。
本格的にはじめたい方は、探鳥会などのイベントに参加していろいろな情報を得ることもおすすめです。
バードウォッチングにおすすめのキャンプ場3選
バードウォッチングおすすめのキャンプ場を紹介します。キャンプをしながらバードウォッチングを楽しみたい方におすすめです。初心者でも楽しめる場所をピックアップしています。
■①鷲の巣キャンプ場(栃木県):雄大な景色を楽しめる
栃木県にある「鷲の巣キャンプ場」は、那珂川を見下ろす雄大な景色が望める自然豊かなキャンプ場です。テントサイトだけでなくロッジやバンガローなどもあるため、テント泊が苦手な方でも安心です。ここの魅力は、なんといっても自然を満喫できることです。
鷲の巣キャンプ場には、たくさんの野鳥が生息しているので、鳥がいそうな場所を散策することでバードウォッチングが楽しめます。また、バードウォッチング以外にも、昆虫採集や蛍鑑賞などもできるため、自然のアクティビティを楽しみたいキャンパーさんにおすすめです。
住所 | 栃木県芳賀郡茂木町大字後郷1322 |
---|---|
電話番号 | 0285-63-3092 |
料金 | フリーサイト:4,000円~、区画サイト:5,000円~、ソロキャンプ:3,000円、バンガロー:6,000円~ ※人数によって異なる |
利用時間 | チェックイン13:00~、チェックアウト~10:00 |
アクセス | 北関東自動車道 真岡ICから約45分 |
公式サイト | 鷲の巣キャンプ場公式サイト |
■②龍ケ崎市森林公園キャンプ場(茨城県):森の中のキャンプ場
茨城県にある「龍ケ崎市森林公園キャンプ場」は、森の中の公園内にある市営のキャンプ場です。値段が安いことも特徴で、シンプルなキャンプを楽しめます。森林浴を楽しめる環境にあり、お子さんが遊べるアスレチック遊具などもあります。
そして、自然の中には野鳥も生息しているためバードウォッチングを楽しむために訪れる方たちも多く、キャンプをしながらバードウォッチングを試すのもおすすめです。春は桜も有名なので、美しい桜鑑賞も楽しめます。
住所 | 茨城県龍ケ崎市泉町1966 |
---|---|
電話番号 | 0297-64-6612(予約) |
料金 | テントサイト:1,570円、キャビンハウス:3,770円、ログハウス:3,970円~ |
利用時間 | チェックイン15:00~、チェックアウト~10:00 |
アクセス | 車:牛久阿見ICから約10分、電車:関鉄竜ヶ崎線 竜ケ崎駅からタクシー約10分 |
公式サイト | 龍ケ崎市森林公園キャンプ場公式サイト |
■③青野原オートキャンプ場(神奈川県):都心から近い
神奈川県にある「青野原オートキャンプ場」は、都心から近いのに大自然が広がるおすすめのキャンプ場です。川遊びも楽しめ、絶景の滝を見ながら散策することもできます。四季折々の自然を感じられるため、シーズンそれぞれの楽しみ方ができることが特徴です。
そして、野鳥が多く生息していることから、バードウォッチングにぴったり。水辺や木々の中、さまざまな野鳥を鑑賞することができます。さらに、さまざまな植物も見られるため散策するだけでも楽しい場所です。
住所 | 神奈川県相模原市緑区青野原918 |
---|---|
電話番号 | 042-787-0477 |
料金 | 入場料:大人500円、子ども(小中学生)200円、テント:2,000円(大)、1,000円(中)※デイキャンプは半額 |
利用時間 | チェックイン8:00~、チェックアウト~15:00 |
アクセス | 中央自動車道 相模湖ICから約30分 |
公式サイト | 青野原オートキャンプ場公式サイト |
バードウォッチングをはじめてキャンプをもっと楽しもう
バードウォッチングの楽しみ方や道具などについて紹介しました。なんとなく地味な趣味だと思っている方もいるとは思いますが、実はとても癒しがある素敵なアクティビティなんです。少し意識をしながら鳥を見てみるだけで、バードウォッチングができるので、すぐに試すことができます。
キャンパーの方は、バードウォッチングができるキャンプ場を選んで散策してみるとよいでしょう。自然の中でのんびりと鳥を眺めるだけでも、非日常のゆったりした時間を楽しむことができます。バードウォッチングの楽しみを知って、キャンプをさらに楽しみましょう。

キャンプ場でカヤック体験を楽しもう!初心者におすすめのスポットを紹介
https://news-magazine-campers.com/outdoor/camp-kayak/キャンプ場のアクティビティとしても人気があるカヤック体験について紹介します。湖や海など自然の中をボートで巡るカヤック体験してみたいと思ったことありませんか。カヤックの楽しみ方や服装、おすすめのキャンプ場などをまとめてみました。

山菜採りに必要な道具や装備、適した服装など山菜採りの基礎知識を徹底解説。北海道や神奈川県など全国各地のおすすめ山菜採りスポットも詳しく紹介しています!ベテランの方から初心者の方まで是非ご覧ください。

ピクニックバスケットはおしゃれにキメよう!おすすめや使い方を紹介
https://news-magazine-campers.com/outdoor/picnic-basket-osyare/キャンプやピクニックなどで使いたいおしゃれなピクニックバスケットを紹介します。おしゃれなピクニックバスケットがあれば、キャンプやピクニックが華やかになり気分も上がりますよね。おしゃれなピクニックバスケットのおすすめや選び方などまとめました。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。