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ドラム缶で焚き火台をDIY!違法にならないための注意点も!

ドラム缶で焚き火台をDIY!違法にならないための注意点も!

キャンプで焚き火をする際に必要な焚き火台を、ドラム缶で自作する方法を紹介!廃棄ドラム缶を使えばエコにもなり、また、使い勝手よくDIYすれば、オリジナリティあふれる焚き火台ができあがりますよ。自作する際のコツや違法とならないための注意点をまとめました。


ドラム缶を焚き火台にDIYする方法を紹介!

安全性の問題から、直火を禁止しているキャンプ場が増えています。キャンプ用品の一つとして、焚き火台は必需品になりました。市販品やレンタルもいいですが、他の人とは違うものを使いたい、というこだわりのある人にはDIYがおすすめです。
なかでも、ドラム缶は機能性があり、見た目の豪快さから男性キャンパーに人気。持ち運びたいときは加工してコンパクトにすることもできます。ドラム缶による焚き火台の魅力に注目して、ぜひDIYに挑戦してみましょう。

ドラム缶を使った焚き火台(バーベキューコンロ)の自作方法

実際に、ドラム缶を使った焚き火台の作り方を紹介します。動画では、DIYに慣れていない人でもわかりやすいように、丁寧に作り方を説明しています。
炭や薪を使い、焚き火台にもバーベキューコンロにも使える便利なアイテムなので、ぜひトライしてみましょう。焼き芋も楽しめます。

材料と用意するもの

  • ドラム缶
  • ディスクグラインダーまたはプラズマ切断機
  • L字型金属 8本
  • ハンマー
  • ネジ・電動ドライバー
  • イレクター
  • 接着剤
  • 網(炭、薪用・バーべキュー用)、鉄板など
ディスクグラインダーでもカットできますが、よりスピーディーに作業を進めたいなら、より強力なプラズマ切断機が便利です。
L字型金属は、網を置くための柱と足場に乗せたときの留め具に使います。網や鉄板は、自分の好みで準備しましょう。

作り方

  • ドラム缶を縦半分に切断する
  • L字型金属をカットし、ハンマーでたたいて柱を作る
  • ドラム缶の底部分に空気穴を作る
  • L字型金属を短くカットする(外側取りつけ留め具用)
  • イレクターを組み立てて足場を作る
  • ドラム缶内部・柱に耐熱塗料を塗る
  • 柱と外側取りつけ用金属を、ドラム缶にネジで固定する
  • 足場にドラム缶を乗せて完成
ドラム缶をカットしてから、ドラム缶の中に取りつける柱を作っていきます。柱をつけることで、炭や薪を置く場所を底上げできるので、炭や薪の量を減らすことができます
柱をネジで固定する前に、網の大きさに合わせながら柱の取りつけ位置を決め、先にネジ穴を開けておきましょう。
金属をカットする際は、金属片がかなり飛び散るので、ブルーシートを下に広めに敷いておくと、片付けが楽です。

作る際のポイント・注意点

足場に乗せればバーベキューコンロ、足場を取れば焚き火台になり、大変便利です。足場の取り外しも簡単で、キャンプで活躍しそうですね。網や鉄板を、自分の好みに合わせて配置できるのも魅力。
下の網には炭や薪を置いて使用します。作業工程は多いですが、難しいテクニックは必要なく、作り方もシンプルなので、ぜひチャレンジしてみてください。作り方解説の動画のように、順番通りに作業を進めていくと失敗しにくいです。

ドラム缶を使ってキャンプで焚き火をするのは違法?

現在、日本国内の火事のうち、約8%が焚き火が原因となっており、その数は1年間で約4000件に上ります(平成25年消防統計)。
焚き火が原因となる重大な事故を防ぐため、また、野外焼却による煙やにおいに対する苦情から、多くの自治体では、原則的にドラム缶での焚き火・ゴミの焼却を禁止しています。原則的に、ということは例外もあるということです。
軽い気持ちで公園や庭などで焚き火やバーベキュー・焼き芋などをすると、違法とされ、拘留や罰金に処されることも。では、違法行為となるケース、違法にならないケースについて具体的に紹介します。

ドラム缶の焚き火が違法になるケース

  • 軽犯罪法
  • 消防法
  • 自然公園法
  • 都市公園法
  • 廃棄物処理法
  • 注意を怠り、可燃物や引火しやすいもののそばで焚き火をしてはいけない(軽犯罪法)
  • 火災と間違われるような行為をしてはいけない(消防法)
  • 自然公園内の特別保護地区内で焚き火をしてはいけない(自然公園法)
  • 市街地にある公衆の都市公園内で、管理者の許可した場所以外で焚き火をしてはいけない(都市公園法)
  • ゴミ(廃棄物)を燃料として不法焼却してはいけない(廃棄物処理法)
焚き火が違法かどうかは、上記の5つの法律のほか、各自治体の条例なども関係してきます。
まとめると、ドラム缶に限らず、屋外で人の健康や環境を害する煙や悪臭の原因となる燃焼行為はしてはいけないということになります。

ドラム缶の焚き火が違法にならないケース

キャンプ場や庭でおこなう「軽微な範囲での焚き火」なら、違法ではありません。しかし、「軽微な範囲」という点があいまいであるため、「焚き火で焼き芋」など、軽い気持ちでやってしまったことが、近隣へ迷惑がかかることで通報されたり、場合によっては違法とされてしまうことも。
安心して楽しく焚き火を楽しむためには、焚き火をして良い場所かをキャンプ場などへ事前に確認しておくことが大切です。

ドラム缶で焚き火をするときに用意するもの

予期せぬ重大な火災が発生したときのために、ドラム缶で焚き火をする際は必ず、すぐ消火できる水や消火剤・消火器などを用意しておきましょう。
火を扱う人は、火の粉に強い服装をし、耐火グローブや軍手を着用して、火の取り扱いには十分注意を。片づけるときは、炭や薪の火がきちんと消えているかをしっかり確認してください。

ドラム缶の焚き火台Q&A

ドラム缶の焚き火台の魅力は?

 ドラム缶は、ステンレスや鋼でできており、耐火性・耐久性に優れているので、 炭や薪を使った焚き火や、バーベキュー、焼き芋などをするのに、ぴったりです 。
また、200リットルと大容量なので、大人数やグループでの利用にとても便利。 ワイルドなビジュアルも魅力の一つで、その見た目でテンションが上がるという人も多いです。 

ドラム缶を手に入れる方法は?

廃棄用の中古ドラム缶がない場合は、購入するか、業者に譲ってもらうという方法があります。
購入する場合は、新品以外にも中古のドラム缶を買い取ってきれいに再生して販売している会社もあり、新品を買うより多少安価でおすすめです。他にも、フリマアプリで格安にて中古ドラム缶を手に入れることもできます。
近所にドラム缶を扱っている業者や工場があれば、問い合わせてみるのも一つの手でしょう。

ドラム缶の洗浄方法は?

 中古ドラム缶を利用する場合は、内部がオイルなどで汚れている場合があるため、洗浄してから使用しましょう。内部に廃油などが残っている場合は、危険なため正しい廃油処理で処分を。
灯油やパーツクリーナーで洗浄する方法もありますが、バーベキューや焼き芋など食品を扱う可能性もあるあため、食器用洗剤を使うのが一番安全です。原液のまま直接かけ、しばらく置いてなじませた後に水で洗い流しましょう。

ドラム缶で焚き火台をDIYして正しく使おう!

ドラム缶を使って焚き火台を自作する方法を紹介しました。ドラム缶のようなビッグサイズの焚き火台は、大人数でのキャンプシーンにきっと活躍するでしょう。
意外と簡単に自作できるので、興味のある人はぜひ挑戦してみてください。安全に正しく使用して、キャンプを楽しみましょう!

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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