ピコグリルの偽物と本物の違いと見分け方を徹底解説!
ピコグリルの人気の理由
■コンパクト設計の人気焚き火台
■調理にも焚き火にも使える
■湿った薪を乾かせる
ピコグリルの商品情報
■STC「ピコグリル398」
サイズ | 38.5×26×24.5cm |
収納サイズ | 33.5×23.5×1cm |
重量 | 約450g |
材質 | ステンレス |
付属品 | スピット(串)2本、収納ケース |
薪をたくさん乗せられる
評価:収納ケースに入っているときは1cmの薄さですが、組み立てると大きな薪もそのまま載せられる余裕のサイズです。薪がたくさん乗せられるので薪を足す手間が減るのも高評価のポイントです。
■STC「ピコグリル760」
サイズ | 54×38×26cm |
収納サイズ | 46.5×30×2cm |
重量 | 約750g |
材質 | ステンレス |
付属品 | スピット(串)2本、変形五徳、収納ケース |
通気性がよく高い火力が得られる
評価:通気性のよい構造で薪がよく燃えて、グループでのキャンプにも十分なサイズでした。ピコグリル760は、火力が大きい分、地面への熱ダメージが心配だったので焚き火シートを敷いた上で使うのがおすすめです。
ピコグリルの偽物・コピー品との見分け方
■ピコグリルの偽物の見分け方①耐久性
■ピコグリルの偽物の見分け方②重量
■ピコグリルの偽物の見分け方③収納ケース
ピコグリルの本物と偽物との違いは、本体の焚き火台だけでなく収納ケースにも見られます。正規品と同じ色、サイズの収納袋であっても、比較してみると偽物・コピー品は縫い目が粗かったり、生地が薄かったりすることが多いようです。このような収納ケースの耐久性の差も、見分け方のポイントの一つです。
■ピコグリルの偽物の見分け方④付属品
ピコグリルの偽物・類似品との違いを比較
■火床の違い
■スピットの違い
正規品のスピットがセットになった商品では、スピットが2本付属しています。偽物・類似品ではスピットが2~3本付属しているものが多いようです。スピットのサイズにバリエーションを持たせて評価を得ている偽物もあります。
■熱効率の違い
正規品は火床からスピットまでの距離が長く、常に遠火がちであるため、調理に使用する際の熱効率が問題視されていました。この点において偽物・類似品は改良され、本物と比較して火床が浅くスピットまでの距離が短くなっており、調理に必要な熱が得やすくなっています。
■地面への影響の違い
ピコグリルは火床に空気循環のためのスリットが開いています。ここから灰が落ちてしまうため、地面を守るための灰を受けるトレーや難燃シートを別に用意しなければなりません。偽物・コピー品の中にはこの問題を見越して、すでに灰受け皿がセットしてあり、環境への対策が評価されているものもあります。
ピコグリルの本物にもデメリットはある?
■スリットの穴が大きい
■火床がズレやすい
■火床から五徳までの距離
ピコグリルは火床から五徳まで高さがあることから、たくさん薪を置くことができます。しかしその分調理に必要な熱が届きづらくなっています。お湯を沸かすなど強火にしたい場合は、薪をうまく組んで高さを出すといった調節を行いましょう。
ピコグリルと合わせて使いたいおすすめアイテム
■耐熱シート・スパッタシート
■ベースプレート
■五徳
焚き火でお湯を沸かしたり調理したりするなら五徳を用意しましょう。付属のスピットも五徳として使用できますが、ワイヤー間の幅がクッカーと比較して広めで、小さな鍋を置くと不安定になることがあります。手持ちの調理器具に合った五徳があれば調理も手際よく進められます。
■着火剤・トーチ
■火吹き棒
ピコグリルと合わせて使えるおすすめ商品
■①MG TRAIL「耐熱シート」
サイズ | 縦45×横45×厚さ0.3cm |
材質 | カーボンフェルト(炭素繊維) |
耐熱温度 | 700℃ |
芝生サイトでも安心
評価:これを敷いておけば焚き火の灰や火の粉が飛んでも、芝生や地面を傷めないので安心です。
■②Snow Peak「ベースプレート」
サイズ | 450×450×9mm |
重量 | 1.9kg |
材質 | スチール(黒塗装) |
ピコグリルの灰受けとしても◎
評価:ピコグリルの灰受け皿として使用しています。焚き火台を動かすときにプレートごと持ち上げられる点も評価したいです。
■③DOD「秘密のグリルさん用ゴトク」
サイズ | W38×D12×H0.5cm |
重量 | 250g |
材質 | ステンレス |
ワイヤーがしっかりしている
評価:軽量ですがワイヤーがしっかりしていて調理器具を置いてもがたつきがありません。DODの焚き火台だけでなく、他のメーカーのグリルなどにも設置できます。
■④丹羽商店「ベスター」
サイズ | 190×130×27mm |
定番の着火剤
評価:BBQやキャンプでいつもお世話になっている定番の着火剤です。必要な分切り離して使えてすぐに火がつくので便利です。
■⑤CAPTAIN STAG「火吹き棒」
サイズ | 16×20×長さ110~480mm |
収納サイズ | 16×20×長さ110mm |
重量 | 40g |
材質 | 本体:アルミ、スライド部:ステンレス |
クリップ付きで迷子防止
評価:うちわであおぐのと違って灰が飛びにくいので火吹き棒を使うようになりました。クリップがついているので落とす心配がなく、キャンプには必ず持って行くようにしています。
ピコグリル398と760の製品情報
■ピコグリル398
■ピコグリル760
■ピコグリル本物の比較表
製品名 | ピコグリル398 |
---|---|
ピコグリル760 | 画像 |
組み立てサイズ | 38.5×26×24.5cm |
54×38×26cm | 重量 |
約450g | 約750g |
推奨人数 | 1~4人 |
2~8人 | 商品リンク |
ピコグリルもどきのおすすめ商品と評価・レビュー
■①Tokyo Camp「焚き火台」
サイズ | 40×24×27cm |
収納サイズ | 34×22cm |
重量 | 965g |
材質 | ステンレス |
付属品 | スピット2本、収納ケース |
重量を気にしなければ高評価
評価:頑丈で薪をたくさん燃やしても変形することなく耐久性があります。重量を気にしなければ折り畳み式焚き火台としての評価はかなり高いと思います。
■②MG TRAIL「焚き火台」
サイズ | 255×幅380×奥行225mm |
収納サイズ | 340×250×25mm |
重量 | 515g |
素材 | ステンレス |
付属品 | 収納ケース |
コンパクトで持ち運びやすい
評価:収納するとB4ほどの大きさで、バックパックに入れて持ち運びが楽にできる点は高評価です。スタンドはしっかりしていますが、五徳はついていないので残念です。
■③「折りたたみ式 コンパクトバーベキューコンロ」
サイズ | 38×21.5×25cm |
収納サイズ | 25×36cm |
重量 | 約630g |
付属品 | スピット3本、軍手、収納ケース |
スタンドはしっかりしています
評価:大きな薪を乗せると火床が落ちそうになりますが、適量の薪で使用する分には問題ありません。スタンドはしっかりしていて、価格もリーズナブルなので満足しています。
■ピコグリルもどき比較表
商品名 | Tokyo Camp 焚き火台 |
---|---|
MG TRAIL 焚き火台 | 折りたたみ式 コンパクトバーベキューコンロ |
画像 | 重量 |
965g | 515g |
630g | 特徴 |
・安定感・耐久性がある ・重量が重い | ・五徳を置く位置が2段回調節できる ・スピットは付属しない ・灰受けトレーがある |
・多量に薪を乗せると火床が落ちる ・スタンドがしっかりしている | 商品リンク |
ピコグリルの偽物との見分け方Q&A
- 本物のピコグリルには何種類ある?
2020年の時点で4種類あります。この記事で紹介したピコグリル398、ピコグリル760のほか、ネイチャーストーブに分類されるピコグリル85、ピコグリル239があります。これ以外は偽物だと考えられますので、製品名をきちんと確認しましょう。
- 偽物・コピー品ピコグリルの価格はなぜ本物の半額以下にできるの?
本物と違って、偽物は開発費やデザインにかけるコストを大幅に削減できるためと考えられます。また、使用している金属の質が悪いことも偽物が安価な理由の一つです。偽物は本物のように軽く丈夫に作れないので、スタンドのワイヤーを太くするなどの対策で強度や耐久性を保っています。
- ピコグリルのコピー品を偽物だと分かって購入することは違法ではないの?
個人的に使用するためであれば、偽物だと知って購入すること自体は犯罪ではありません。ただしフリマアプリなどで他人に偽物を転売をすると、個人的な使用ではなくなるので処罰の対象となります。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。