「この記事はアフィリエイト広告を含んでいます」

山で遭難した場合の捜索費用をリサーチ!自分が負担する割合は?

山で遭難した場合の捜索費用をリサーチ!自分が負担する割合は?

山で遭難した場合の捜索費用を紹介!冬山や雪山で遭難した際、自己負担が大きくなることについても触れています。遭難時の捜索費用を抑えるための方法や、早期発見のためにできる行動も掘り下げているので、ぜひ参考にしてみてください。


登山で遭難した場合の捜索費用や自己負担金を解説!

楽しい登山ですが、遭難した場合は捜索費用が膨大にかかることも。特に、冬山や雪山では捜索の危険性も高まります。万が一、登山で遭難した場合の捜索費用や早期発見のためにできることを紹介しましょう。自分は大丈夫だと思っていても、遭難することはあります。
事前に遭難費用の詳細を知っておくことで、遭難に対する姿勢も変わるはずです。自己負担金はかなり膨大になるため、遭難しないための対策をしっかりと行っておきましょう。

登山での遭難事例と掛かった費用

まずは、登山で遭難した場合の捜索費用について掘り下げていきましょう。遭難事例と掛かった費用を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。雪山や冬山など、登山の遭難では、事例によって掛かる捜索費用が大きく異なります。

遭難事例①遭難者が見つからなかったケース

まずは、遭難者が見つからなかったケースについてです。遭難事例では、家族が救助要請を行いました。
民間救助隊とドローンで捜索を行いましたが、最終的に見つからなかったケースです。また、本人から連絡があった場所からも、正しい位置を特定することがで来ませんでした。

捜索費用と自己負担金

見つからなかった場合において、上限330万円もの捜索費用がかかったケースがあります。補てん金が330万円だったため、実際はそれ以上の捜索費用がかかっているということです。長期に渡れば渡るほど捜索費用が高くなるので、雪山や冬山には注意してください

遭難事例②道に迷って遺体で発見されたケース

雪山や冬山で遭難した場合、遺体で発見されるというケースも好きなくありません。遭難事例では、捜索開始から3週間後に遺体が発見されています。警察だけでなく、民間ヘリでの捜索も行われました。最終的には、スキーヤーによって遺体が発見された事例です。

捜索費用と自己負担金

上記の遭難事例の場合、捜索費用は約175万円かかりました。こちらも公的機関が捜索していた場合は、捜索費用の自己負担はありません。しかし、場合によっては捜索費用をすべて自己負担しなければならないケースもあります。

遭難事例③怪我をして救助されたケース

最後は、怪我をして救助されたケースについてです。遭難事例では、沢で足を滑らせて本人が救助要請を行いました。救助後は、近くの小屋に収容されたのち、次の日にヘリで病院へと搬送されたケースとなります。

救助費用と自己負担金

怪我をした本人が救助要請をした場合、捜索費用や自己負担金は少なくて済みます。掛かった捜索費用は、約28万円でした。8人で捜索が行われたため、1人当たり3万円日当が24万円発生。その他、救助隊保険料や補助隊員活動費用なども掛かっています。

登山での遭難で早期発見のためにできること

紹介したように、遭難時の捜索費用は高いです。そのため、万が一遭難した場合は早期発見してもらう必要があります。ここからは、遭難した際に早期発見のためにできる行動について掘り下げていきましょう。捜索費用を抑えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

家族や知人に行く場所を伝えておく

登山を行う場合は、事前に家族や知人に行く場所を伝えておくようにしましょう。特に、1人で登山を行うときは、誰かに伝えていないとどの山を捜索すればいいのかすらわかりません。行く場所だけでなく、自分が通る予定のルートも伝えておくとより安心です。

スマホ・携帯を使えるようにしておく

万が一のために、スマホや携帯は使えるように電源を入れておきましょう。冬山や雪山などで身動きが取れなくなったとき、GPSから捜索してもらえることがあります。
また、現在地がわかる場合は連絡を入れることも可能です。予備でモバイルバッテリーを持っていると、より安心できます。

ココヘリに登録しておく

早期発見のためにできることとして、ココヘリに登録しておくことが挙げられます。ココヘリとは、生存確率を向上させるためのプランです。会員証を持っているだけで、その電波をキャッチして場所を特定します。捜索は、本人か家族が連絡した時点から開始です。
特定した位置座標は、救助組織に伝えられます。72時間以内に発見できるよう手配してくれるため、不安があるという人は前もってココヘリに登録しておきましょう。捜索費用を抑えることも可能です。

レジャー保険や山岳保険に加入しておく

遭難時の捜索費用を抑えたい場合は、レジャー保険や山岳保険に加入しておくのもおすすめです。レジャー保険や山岳保険には、単発と年間の2種類があります。危険が少ない場合や前日に予約したい場合は、単発の方を選びましょう。
頻繁に登山を行う場合は、年間契約がおすすめです。月当たりの費用は少し高くなってしまいますが、登山に行けば行くほどお得になります。ぜひ積極的に利用してみてください。

登山で遭難した際の捜索費用についてのQ&A

万が一、死亡した場合は死亡保険のお金を受け取れますか?

雪山や冬山など、登山中に行方不明になった場合、7年間は死亡したと判断されません。そのため、7年間は死亡保険や遺族年金のお金を受け取れないことになります。

捜索はどのように行われますか?

登山で遭難した場合の捜索は、陸と空から行われます。ヘリコプターは山岳救助隊が持っていない場合、捜索費用がかなり高くなるので注意してください。1日3時間ヘリコプターを飛ばすだけで、約150万円の捜索費用が発生します。

山岳救助隊がいないはどうなりますか?

山岳救助隊ない自治体の場合、警察庁の山岳警備隊や地元の山岳会のボランティアが協力します。そうなると、複数人で捜索することもあり、1人当たり3万円ほど捜索費用が発生するため注意が必要です。

登山で遭難した際の捜索費用を知っておこう

登山で遭難した場合、紹介したように多額の捜索費用が発生します。そのため、万が一に備えて保険に入っておくのがおすすめです。保険はそれぞれ会社によって費用や体制が異なるので、自分に合ったものを探しましょう。
また、遭難してしまった時のことを考えてください。スマホを使えるようにしたり、行き先を伝えるなどの対策を行っておくことが大切です。捜索費用は状況によって異なるので、登山を行う際は注意しましょう。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

関連するキーワード


登山

関連する投稿


鷲ヶ岳の登山ルート・コースタイムを調査!アクセスや装備も!

鷲ヶ岳の登山ルート・コースタイムを調査!アクセスや装備も!

鷲ヶ岳の登山ルート・コースタイムを紹介します。鷲ヶ岳の複数のコース、基本情報やアクセスなどついても詳しく解説。鷲ヶ岳登山に必要な装備など、登山に必要なアイテムについてもピックアップしていますので、利用する際の参考にしてください。


トレイルランニングシューズに防水性は必要?登山にも活用できる靴紹介

トレイルランニングシューズに防水性は必要?登山にも活用できる靴紹介

トレイルランニングシューズには、防水性が必要なのかを解説!登山にも利用できるおすすめ商品や、軽量タイプを紹介しています。防水トレイルランニングシューズには、レディースからメンズまで対応している商品もあるため、ぜひ参考にしてみてください。


夏の登山に半ズボンはあり?基本は長ズボンだがショートパンツOKの場合も

夏の登山に半ズボンはあり?基本は長ズボンだがショートパンツOKの場合も

夏の登山に半ズボンはありなのか調査しました。暑い夏はつい半ズボンで登山をしたくなりますが、その問題点を解説!夏登山における半ズボンと長ズボンによる違い、そして半ズボンの場合おすすめなタイツやショートパンツに関する情報をまとめています。


神居尻山の登山コース・歩行時間をチェック!駐車場情報も!

神居尻山の登山コース・歩行時間をチェック!駐車場情報も!

北海道にある「神居尻山」の登山コースと歩行時間について紹介します。あわせて駐車場などの基本情報もまとめました。また、神居尻山の魅力についても詳しくリサーチしていますので、北海道での登山に興味がある方はぜひ参考にしてください。


登山におすすめのアウター15選!おしゃれに防寒できるブランドまとめ

登山におすすめのアウター15選!おしゃれに防寒できるブランドまとめ

登山におすすめのアウターを解説します。機能的で、おしゃれに防寒できるアウターを選んでみました。登山するときに着用するアウターを選びのポイントや、男女別のおすすめのアウターを紹介しますので、購入する際の参考にしてください。


最新の投稿


PVC防水シューズ徹底レビュー!釣りやキャンプでの活用シーンや機能を紹介!

PVC防水シューズ徹底レビュー!釣りやキャンプでの活用シーンや機能を紹介!

さまざまな防水シューズが販売されていますが、その中からPVC防水シューズを深掘りして紹介します。機能的でコスパもよく耐久性が高いPVC防水シューズは、キャンプなどのアウトドアにぴったり。購入を考えている方は、ぜひ参考ください。


【アウトドアに最適】折りたたみテーブルおすすめ13選!選び方も紹介!

【アウトドアに最適】折りたたみテーブルおすすめ13選!選び方も紹介!

キャンプやアウトドアにはどんなテーブルを持って行くのが正解でしょう。さまざまな形があり、どれを購入したら良いか迷ってしまいます。ここではテーブルを探している方に、選ぶ際のポイントとおすすめの折りたたみテーブルを13選ご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。


キャンプや家庭で簡単に使える「燻製器」おすすめ6選!選び方も解説!

キャンプや家庭で簡単に使える「燻製器」おすすめ6選!選び方も解説!

キャンプやご家庭で簡単に使える、燻製器のおすすめを紹介します!初めての燻製器でも安心。燻製器の選びかったから、おすすめ商品の詳細まで分かりやすくまとめました。これから燻製器の購入しようとしている人はぜひ参考にしてください。


【焚き火用】おすすめクッカー厳選紹介!素材選びも詳しく解説!

【焚き火用】おすすめクッカー厳選紹介!素材選びも詳しく解説!

焚き火料理に使えるおすすめクッカーを紹介します。焚き火に使えるクッカーの選び方とおすすめのクッカーをピックアップして解説しました。焚き火料理での注意点もお伝えします。焚き火で使用できるクッカーをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。


おしゃれなLEDランタン5選!アウトドア用の選び方も紹介!

おしゃれなLEDランタン5選!アウトドア用の選び方も紹介!

キャンプシーンをおしゃれに照らしてくれるLEDランタンを5つピックアップ。LEDランタン選びでポイントとなる給電方法や連続点灯時間、耐衝撃性、防水性、置き方、明るさについても解説していきます。LEDランタンの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。