キャンプの寒さ対策は湯たんぽがおすすめ
寒い時期のキャンプでは、寒さ対策は必須です。自然の中でテント泊する場合、寒暖差が激しく急に冷えることがあるからです。夜中や早朝はとくに気温が下がりやすいので、注意が必要。寒さを防ぐためにも、湯たんぽはおすすめです。湯たんぽは、気軽に使えて、火災の心配もありません。
つきましては、キャンプにおすすめの湯たんぽについて説明します。湯たんぽの種類や、湯たんぽを使うとき気を付けなければならない点等を詳しく掘り下げています。また、おすすめの湯たんぽを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
どれを選べばいい?湯たんぽの種類
一口に湯たんぽといっても多種多様です。さまざまな種類があるので、自身にあった湯たんぽを見つけて使いましょう。こちらでは、湯たんぽの種類を4選まとめてそれぞれ説明します。
■湯たんぽの種類①:手頃さが魅力!プラスチック製
プラスチック製の湯たんぽは、軽量さが魅力です。軽量ゆえに持ち運びが楽なので、キャンプにも使いやすいことがメリット。湯たんぽの中には半透明のものもあり、入っている湯の量が目で見てわかるので便利です。また、プラスチック製は、手入れも非常に楽で長期的に使うことができます。
丈夫なので破損することも少なく、サビの心配もないからです。さらに、値段がリーズナブルで購入しやすいものが多いので、お試しで買うのも良いでしょう。
■湯たんぽの種類②:コンパクトで持ち運びが便利!ゴム製
ゴム製の湯たんぽの特徴は、形状を変えられるのでコンパクトにたためることです。小さくできるので、携帯性に優れています。また、足や腰、首などさまざまな箇所に使用しやすいことも人気の理由。ゴム製で柔らかいため本来、湯たんぽを当てずらい箇所にも難なく当てることが可能だからです。
さらに、触り心地が良いのも嬉しいポイント。ほど良い温度を保つことから、ゴム製の湯たんぽは使いやすく機能性が高いと言えるでしょう。
■湯たんぽの種類③:保温力が高い!金属製
金属製の湯たんぽは比較的、メジャーな湯たんぽです。保温効果が抜群で、寒さから身を守ってくれます。金属製のものは熱伝導率が高く、湯を入れたらすぐに温かくなります。
そのため、急激に熱くなりやすいので、火傷の注意が必要です。火傷を防ぐために、タオルを巻くと良いでしょう。また、金属製の湯たんぽは、サビやすいといったデメリットがあります。
しかし、直接火にかけてあたためられるといったメリットもあり、デメリットを補うくらいの機能性が魅力です。
■湯たんぽの種類④:手間がかからない!充電式
充電式の湯たんぽは、わざわざ湯を沸かさなくてもいいので負担が少なく済みます。充電さえされていれば、簡単に使用可能。大半の充電式の湯たんぽは、安全装置も付いているので安心して使えます。
キャンプでも目的地に着いたらすぐに使えるので、寒い時期でのキャンプでは心強いアイテムです。また、移動中の車内などでも使え、もちろん自宅でも使えるので場所を選びません。
さらに、液晶画面付きであれば、温度の確認もできるので非常に便利です。充電式の湯たんぽは、実用的なものが多いといえるでしょう。
湯たんぽの使い方と注意点
湯たんぽは比較的安全なものなので、キャンプでも重宝されます。しかし、使う上で注意も必要です。こちらでは、湯たんぽの使い方と注意点について説明します。
■キャンプでの効果的な使い方

湯たんぽは、寒い時期のキャンプに欠かせないと言えるでしょう。湯たんぽをより効率良く使う方法を知ることで快適なキャンプを過ごせます。湯たんぽは、睡眠時に使用するシュラフや寝袋の中に入れておきましょう。
湯たんぽを入れることで冷え切っている状態のシュラフや寝袋の中に熱がこもり、快適に眠れるからです。
少なくとも寝る30分前くらいには入れておいてください。設置する場所は、中心部に置くのがおすすめです。
ただし下の方に湯たんぽを設置しても、全体があたたまりません。寝るときに、足元に移動させましょう。また、小さいサイズの湯たんぽであれば、抱えるように寝るのもおすすめです。
お腹をあたためると、全身が温まります。お腹には血管が密集しており、温まった血液が全身をかけ巡るからです。全身が常にポカポカした状態を保てます。
■湯たんぽは低温やけどに注意

湯たんぽは便利で、効率良く体を温めることができます。しかし、使用するにあたり低温やけどに注意しないといけません。低温やけどは、低い温度でも同じ局部に長時間触れていることで熱が深く浸透し、やけどと同じ症状を起こすものです。
そのため、長時間のあいだ直接、湯たんぽを触れるような状況は避けましょう。寝つくまでは触れていても良いですが、寝つく前にはシュラフや寝袋から出してください。さらに、厚手のタオルを巻いて熱を直接感じないように工夫するのもおすすめです。
本来のやけどと違い急激な熱さを感じないため、気づけないことが多々あります。また、ひどい症状だと、ときには手術が必要なこともあります。
湯たんぽはその性質上、低温やけどを起こす恐れが多いです。湯たんぽを利用する際は、低温やけどにならないように気をつけて使用してください。
キャンプにおすすめの湯たんぽ5選
おすすめの湯たんぽを5選ピックアップしました。キャンプで大活躍の湯たんぽですが、種類も多いので相性の良い湯たんぽを見つけて活用してみてください。
■おすすめの湯たんぽ①:タンゲ化学工業/立つ湯たんぽ
サイズ | 約270×220×100mm |
容量 | 約2.6L |
素材 | ポリエチレン・ポリプロピレン |

持ち手付き
評価:湯たんぽ本体に持ち手が付いてます。そのため、持って移動する場合も楽です。
■おすすめの湯たんぽ②:SISP/湯たんぽ
サイズ | 約310×200mm |
容量 | 約2L |
素材 | 天然ゴム・ポリプロピレン |

かさばらない
評価:ゴム製なので、コンパクトにたためてかさばりません。車に積み込む際も、いい意味で雑に扱えて持ち運びが楽です。
■おすすめの湯たんぽ③:CLO'Z/やわらか 湯たんぽ 足用
耐熱温度 | 約100℃ |
容量 | 約1.1L(片足) |
カラー | ブラック・レッド |

冷え性で悩んでいる人に最適な湯たんぽ
評価:冷えから、足をしっかりと守ってくれます。冷え性の人に非常におすすめです。
■おすすめの湯たんぽ④:マルカ/湯たんぽ A(エース)
サイズ | 約295×216×74mm |
容量 | 約2.5L |
素材 | 溶融亜鉛メッキ・しんちゅう・合成ゴム |

金属の硬さをカバー
評価:カバーがふかふかの肌触りで、気持ちよくあたためてくれます。
■おすすめの湯たんぽ⑤:KEYNICE/湯たんぽ 充電式
サイズ | 約300×200×50mm |
充電時間 | 約15分 |
最高使用可能時間 | 6〜10時間 |
素材 | ポリ塩化ビニル・合金・コットン・ポリエステル |

安心して利用できる
評価:過熱を防ぐ安全装置付きです。通電を自動的に止めるので、安心して使えます。
寒いキャンプの日は湯たんぽで体をあたためよう!
湯たんぽは、キャンプには欠かせないアイテムです。とくに、冬キャンプには必要不可欠でしょう。使い方も簡単で、誰でも気軽に使えます。また、湯たんぽは火災や一酸化中毒の心配がないのもポイントです。
湯たんぽの種類を把握して、自身に合った湯たんぽを使えばキャンプライフも快適に過ごせること間違いありません。
さらに、効果的な使い方や、注意点をしっかりと見定めることでより、効果的に役立てることができるでしょう。寒い時期のキャンプを負担なく行うためにも、湯たんぽを正しく使い安全に体をあたためてアウトドアを快適に楽しみましょう。

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