ザリガニの入手方法や食べ方を紹介!

日本では食べる習慣はありませんが、高級食材として扱う国もあり味も美味しいため、海外では人気の食材です。実は、環境にもよりますが、日本にいるザリガニはすべて食べることができます。
この記事では、ザリガニの味から入手方法、下処理方法まで詳しくまとめています。おすすめレシピも紹介しているので、食用ザリガニに興味がある方は必見です。
ザリガニの味と入手方法
■ザリガニの気になる味は?
日本にいるザリガニは、アメリカザリガニ、ウチダザリガニ、ニホンザリガニの3種類で、すべて食用です。気になる食用ザリガニの味は、食感はカニのようですが、風味はエビに似ています。
川や用水路、田んぼにいるイメージが多いザリガニですが、ほぼ臭みもなく食べやすいです。そもそもザリガニは、日本の家庭では広がりませんでしたが、世界では食べる国が多いです。高級食材としても知られています。
■入手方法①通販で注文
食用ザリガニは、通販サイトで入手することが可能です。通販サイトで購入した商品は、ボイルされたザリガニが冷凍して届くことがほとんどで、解凍すればすぐに調理に入ることができます。
通販サイトには、食用だけでなくエサ用のザリガニも販売されているので、購入される際はお気をつけください。
食用ザリガニ
内容量 | 約1kg |
原産国 | 中国 |
保存方法 | 冷凍保存 |

美味しい
評価:初めてザリガニを買ってみましたが、とても美味しかったです。
■入手方法②釣る
近所にザリガニが居そうなスポットがあれば、釣ってくるのもおすすめです。釣り道具も揃える必要なく、木の枝と糸、エサがあれば簡単に釣り上げることが可能です。使うエサは、スルメやサキイカなどがおすすめです。
釣りをするスポットでおすすめなのは、汚染されている可能性が低い田んぼです。ザリガニは生命力がとても強い生き物で、ドブ川などにも生息しますが、食べるとなると控えたほうがいいでしょう。
ザリガニの下処理と美味しい食べ方
■下処理①泥抜きと臭み抜き
ザリガニの泥抜き方法は、水で簡単に行うことが出来ます。方法は、たっぷりの水にザリガニを1日程度入れておくだけです。エサを与えず、ザリガニを水に入れておくことで、泥を吐き出します。あまり長い時間泥抜きを続けると、共食いを始めてしまうので、2~3日泥抜きしたい方は、個体ごとに別の容器に入れたほうがいいでしょう。
また、臭み抜きはお酒を使って行います。こちらの方法もとても簡単で、お酒に30分程度入れておくだけで大丈夫です。背わたにも臭みがありますので、調理前に取り除くことをおすすめします。
■下処理②肺吸虫を死滅させる
ザリガニは生命力が強く、汚染された水の中でも生きることができるので、大量の寄生虫が付着している場合があります。生で食べるのは危険なので、必ず下処理しましょう。特にザリガニに付着している「肺吸虫」は、生きたまま身体に入ると、咳や胸痛などの症状が現れ危険です。
沸騰させたお湯に入れ、10分程度茹でることで、寄生虫を死滅させることができます。この工程は飛ばさず必ず行うことで、危険を回避できます。
■美味しい食べ方①アメリカザリガニのパエリア

ザリガニの殻から出汁をとって作るパエリアで、ザリガニを全て味わえるレシピです。こちらのレシピでは、ピーマン、ミニトマト、玉ねぎを使用していますが、パプリカなどお好みの食材で作っても美味しく出来上がります。
■美味しい食べ方②塩茹でザリガニ

シンプルな塩茹でレシピです。そのまま食べても素材の味を堪能できて美味しいですが、サラダのトッピングやパスタに入れたりなどアレンジが豊富です。
野生で捕まえたザリガニは、必ず下処理してから食べるようにしましょう。
ザリガニは食べることが出来る!
食用ザリガニの入手方法や下処理の行い方、おすすめレシピを紹介しました。日本にいる3種類のザリガニは全て食べることが可能ですが、環境の良くない場所で育ったザリガニを食べるのは危険なのでおすすめしません。
田んぼなど汚染されていない環境で育った個体や通販サイトを利用して安全な個体を入手しましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。