炭の違いを種類や特徴で詳しく紹介!
バーベキュー用の炭を選ぶポイント
■着火のしやすさ
■燃焼時間
バーベキューで使う5種類の炭とその特徴
■炭の種類①黒炭
■炭の種類②白炭
■炭の種類③マングローブ炭
■炭の種類④オガ炭
■炭の種類⑤着火加工成形炭
■備長炭とは?どの炭の種類になる?
■炭の種類別特徴の比較表
種類 | 黒炭 |
---|---|
白炭 | マングローブ |
オガ炭 | 着火加工成形品 |
火の付きやすさ | 良い |
かなり悪い | 良い |
悪い | かなり良い |
燃焼時間 | 短い |
かなり長い | かなり短い |
長い | かなり短い |
火力 | やや低い |
高い | 低い |
やや高い | 高い |
煙・匂い | 少ない |
かなり少ない | やや多い |
少ない | 多い |
価格 | やや高い |
高い | 安い |
普通 | やや高い |
【種類別】バーベキューにおすすめの炭
■岩手切炭 なら 一級品
内容量 | 6kg |
生産国 | 日本・岩手県 |
種別・原料 | 黒炭・楢木 |
輸入製品との差が歴然
評価:以前使ったことのある輸入品と違い、着火時の匂いが無く炎が上がりにくい点に、品質の良さを感じました。 輸入品に比べて割高ですが、少人数のバーベキューであれば、大量に使用しないので、あまり気になりません。
■神鍋白炭工房 バーベキュー炭
内容量 | 2.5kg |
生産国 | 日本・兵庫県 |
種別 | 白炭 |
着火剤付きで挑戦しやすい
評価:バーベキューに使うのはもったいないかと思いましたが、家庭向けとのことで挑戦してみました。 着火に時間はかかりますが、食材の芯まで火が通り、ジューシーに焼き上がります。
■キャンパーズコレクション 厳選木炭
内容量 | 20kg(5kg×4箱) |
生産国 | インドネシア |
種別 | マングローブ |
ハンマーで小分けできる
評価:価格も安いし着火しやすいので、バーベキューのときによく利用しています。箱によって大きさに違いがありますが、手持ちのハンマーなどで割って使えば問題ありません。
■キャンピングフィールド バーベキュー用木炭
内容量 | 3kg |
生産国 | インドネシア |
種別 | マングローブ |
短時間で楽しむならOK
評価:着火用の小さい薪が入っていて便利です。国産品と違い、火をおこしてしばらくすると、崩れるので、長時間の使用には向いていません。
■富士炭化工業 国産伊予カットオガ炭
内容量 | 10kg |
生産国 | 日本・愛媛県 |
種別 | オガ炭 |
灰が少なく燃焼時間が長い
評価:ホームセンターで購入できる安価なバーベキュー用のものと違い、着火しにくいですが、灰が少なく強い火力が持続します。 火おこし器を使って、何度か試すうちに、だんだんコツがつかめてきたような気がします。
■キャプテンスタッグ エコ オガ炭
内容量 | 6kg |
生産国 | 中国 |
種別 | オガ炭 |
燃焼時間は短め
評価:他のメーカーの製品に比べて、着火しやすいですが、その分、燃焼時間が短いように感じます。 燃焼が終わると粉々になるので、ダッチオーブンに乗せるときは、タイミングを見計らわないと、灰だらけになります。
■ロゴス Eco Coco Logos(エコココロゴス)
サイズ | 直径13×厚さ3.5cm、2個入り |
種別・原料 | 着火加工成形品・ヤシガラ |
火おこしが苦手でも大丈夫
評価:チャッカマンで30秒ほど炙ると、着火できるので、火おこしが苦手でも安心です。着火してからは1時間くらい燃焼が続きました。 ちょっとした衝撃ですぐに割れてしまうので、取り扱いに注意が必要です。
■バンドック らくらく炭
内容量 | 2kg |
生産国 | 中国 |
種別 | 着火加工成形品 |
着火剤としてもおすすめ
評価:リーズナブルだし、着火が早いので便利です。燃え尽きるのが早いので、長時間必要なときは、他の種類の燃料と併用するのがおすすめです。
バーベキュー用炭の商品比較表
メーカー | 岩手切炭 |
---|---|
神鍋白炭工房 | キャンパーズコレクション |
キャンピングフィールド | テキスト |
キャプテンスタッグ | ロゴス |
バンドック | 画像 |
商品名 | なら 一級品【6kg】 |
バーベキュー炭【2.5kg】 | 厳選木炭【20kg】 |
バーベキュー用木炭【3kg】 | 国産伊予カットオガ炭【10kg】 |
エコ オガ炭【6kg】 | エコココロゴスラウンドストーブ2【2個】 |
らくらく炭【2kg】 | 種類 |
黒炭 | 白炭 |
マングローブ | マングローブ |
オガ | オガ |
着火加工成形品 | 着火加工成形品 |
特徴 | ・高品質の国産品 ・形が整っており積みやすい ・燃焼時間2~3時間 |
・高品質な国産品 ・着火剤が付属 ・家庭向けサイズ | ・ほぼ大きさが揃っている ・価格がリーズナブル ・初心者におすすめ |
・着火用小薪が付属 ・便利な使い切りサイズ ・ほぼ大きさが揃っている | ・高品質な国産品 ・燃焼時間は5~6時間 ・卓上コンロにもおすすめ |
・環境に配慮した製品 ・卓上コンロにちょうどよいサイズ ・ダッチオーブンに乗せられる | ・ヤシガラ原料で環境に配慮 ・着火が簡単 ・ソロ用もある |
・マッチですぐに着火できる ・使い切りに便利なサイズ ・初心者におすすめ | 商品名 |
炭・バーべーキューに関するQ&A
- 炭と薪はどのように使い分けますか?
- 炭は薪と違い、着火に時間がかかります。その分火力が安定していて、遠赤外線効果でじっくり加熱できます。このため、バーベキューなど食材そのものを加熱する調理に向いています。薪は素早く着火しますが、燃え尽きるのも早いです。薪は火力が安定しないので、調理には不向きと言われています。火の勢いが強いので、薪を使うなら、暖を取る焚き火や飯盒炊爨がおすすめです。
- 木炭から炎が上がるのはなぜですか?
- 製造時に残留した不純物が燃焼するためです。薪と違い、通常の炭は炎を出さず、遠赤外線効果で食材などを加熱します。高品質な国産品では炎が上がることは少ないですが、安価な輸入品ではときどき見られるようです。
- 木炭はどのように保存しますか?
- 乾燥した場所で保管します。湿気を含むと、加熱されたときに水分が膨張して破裂し、はぜやすくなります。臭いを吸着すると、燃焼したときに異臭がすることがあるので、強い匂いのものと一緒に保管するのは、避けたほうがよいでしょう
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【100均】ダイソーの炭が優秀!バーベキューやソロキャンプにおすすめ
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旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。