春・夏キャンプの必需品クーラーボックスの種類と特徴
単にクーラーボックスと言っても様々なメーカーから販売されており、どのタイプを選んで良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。クーラーボックスは主にハードタイプとソフトタイプに分かれます。
それぞれ特徴が異なるのでご自身の使用スタイルに合わせて選ぶことが大切です。クーラーボックスの特徴を詳しく解説します。
■ハードタイプ
ハードタイプのクーラーボックスは耐久性が高く保冷力も高いことが特徴です。釣りなどでは椅子代わりにもなり重宝しますが、ソフトタイプと比べるとサイズが大きく、重量があることがデメリットとなります。
■ソフトタイプ
ハードタイプのクーラーボックスと比べると、軽くて持ち運びが便利であることがメリットです。また保冷力はハードタイプにやや劣るものの、折りたためるなどコンパクトで軽量さが魅力。
それぞれの良さを生かし、ソフトタイプとハードタイプの両方を使い分けることがおすすめです。
クーラーボックスを選ぶ3つのポイント
ソフトタイプとハードタイプのクーラーボックスの特徴が分かったところで、クーラーボックスを選ぶうえで大切な3つのポイントを詳しく解説します。
■容量|使用日数と人数で選ぶ
クーラーボックスは大きければ良いというものでもありません。大きすぎると保冷力が落ちたり場所も無駄になる可能性があります。そのため、使用日数と人数・使用シーンに応じたサイズを選ぶと良いでしょう。
ソロの場合は携帯性も考慮し15L以下のもので検討するのがおすすめです。2人で1泊2日のキャンプの場合は20~30Lのものを検討しましょう。
ファミリー層の場合はソフトクーラーとハードタイプのクーラーボックスを併用して持つのも良いですが、1つのクーラーボックスにする場合は30L以上のものが重宝するでしょう。
■重さ|持ち運びのしやすさで選ぶ
ハードタイプのクーラーボックスは重いので、持ち運びのしやすさに注目しましょう。サイドハンドルは二人での持ち運び、U字ハンドルは一人での持ち運びに適しています。キャスターがついていると、凹凸のある地面でも負担なく運びことができるので便利です。
■素材|機能性で選ぶ
クーラーボックスに使われる素材によって、本体の重量や価格・保冷機能が左右されます。一番保冷力が高いのは真空断熱パネルのクーラーボックスですが、高価で重量も重めなのがデメリットです。
発砲ウレタンは真空断熱パネルに比べると保冷力が劣るものの、キャンプでも使用しやすくコストパフォーマンスの良い素材です。発砲スチロールは安価で軽量で入手できますが、保冷力は低いため短時間の利用に向いています。
耐久性と保冷力に優れた「ハードタイプ」5選
耐久性と保冷力に優れたハードタイプのクーラーボックスを5選、厳選しました。詳しく解説しましたので、さっそく見てみましょう。
■MOON LENCE クーラーボックス
素材 | ポリエチレン |
サイズ | 63.5×38.5×37.5cm |
容量 | 38L |
重量 | 約8.5kg |
■ダイワ(DAIWA) クーラーボックス ライトトランクα
素材 | ポリスチレン (PS), ポリウレタン(PU) |
サイズ | 69x31.5x34cm |
容量 | 32L |
重量 | 6.1kg |
■コールマン(Coleman) エクストリームクーラー
素材 | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン |
サイズ | 約46×31×42cm |
容量 | 26L |
重量 | 3.27kg |
■VASTLAND タフクーラーボックス ラッチタイプ
素材 | ウレタン |
サイズ | 54x 31x 36cm |
容量 | 18.9 L |
重量 | 7.2kg |
■チャムス (CHUMS) スチールクーラーボックス
素材 | ポリウレタン |
サイズ | 29x 23x 31cm |
容量 | 12 L |
重量 | 3.5kg |
おしゃれでコスパの良い「ソフトタイプ」4選
持ち運びに便利で利便性の高いソフトタイプのクーラーボックスを4選を厳選しました。詳しく解説していますので、確認してみましょう。
■アルティメイトアイスクーラーⅡ
素材 | TPE加工ポリエステル、ポリエチレン PETアルミニウム |
サイズ | 42×32×33cm |
容量 | 25L |
重量 | 約1.3 kg |
■ロゴス(LOGOS) クーラーバッグ ハイパー氷点下クーラー
素材 | EVA、PP、PE、PVC、ナイロン |
サイズ | 30×24×24cm |
容量 | 12L |
重量 | 900g |
■SUNLUG クーラーバックパック
素材 | オックスフォード製 |
サイズ | 7.5×13×17㎝ |
容量 | 28 L |
重量 | 671 g |
■Vihir クーラーボックス 23L
素材 | 防水PVC |
サイズ | 43×17×30cm |
容量 | 23L |
重量 | 870g |
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ここからは、クーラーボックスの保冷力を最大限生かすコツをご紹介します。どれも簡単で実践しやすいものばかりですので是非試してみてください。
■前もって本体内を冷やしておこう
クーラーボックスは使い方次第で保冷時間が左右されます。少なくとも数時間前もしくは前日からクーラーボックスを冷やしておくことがおすすめです。小さなキューブアイスよりブロックアイスの方が溶けるのが遅いため、ペットボトルを凍らせるなどの工夫をすると良いでしょう。
また温かい空気が入ると保冷時間が短くなります。ジャンル別に食材を詰めるなどの工夫をして蓋の開閉を最小限にするのがポイントです。
■ペットボトルや食材を冷凍して入れよう
使用スケジュールを想定して、すぐに使用しないものや冷凍が可能なものはあらかじめ冷凍しておくことが大切です。凍らせた食べ物自体が保冷剤代わりになり、保冷機能を高めてくれます。そしてクーラーボックスの中でゆっくり溶け、必要な時に解凍されている状態になっているのが理想です。
■保冷剤は上部にセットしよう
保冷材はクーラーボックス容量の1/4量が目安です。冷たい空気は上から下へ移動するので、保冷材は一番上に置くのが理想です。大きなクーラーボックスの場合は、一番下と上に置くと効率よく冷やすことができます。
また蓋の開閉を最小限にするためにジャンル別の仕切りとして保冷剤を使うのもおすすめです。
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キャンプ歴5年目。関東在住で男の子2児のママです。
月1回を目標にキャンプに行っています。