バーベキューの串焼きにチャレンジ!

串焼きバーベキューは、簡単なようでコツを知らないと失敗する危険性があります。適当に食材を串にさして焼いてみたら、しっかり焼けなかったことありませんか。実は、串焼きバーベキューにはいろいろなコツがいるため、事前に串焼きのコツを知っておくことが重要です。
この記事では、串焼きバーベキューを成功させるためのコツや上手な焼き方、おすすめの串などについて紹介しています。あわせて、おすすめの串焼きバーベキューレシピもピックアップしているので、串焼きバーベキューにチャレンジしたい方はチェックしてみましょう。
串焼きバーベキューの肉や野菜の具材選び
串焼きバーベキューの食材選びについて紹介します。好きな具材を使いたい気持ちはわかりますが、串焼きに向かない具材もあるので、選ぶポイントをしっかり把握して食材を揃えなければいけません。串焼きバーベキューを成功させるための具材選びをチェックしていきましょう。
■選び方①:崩れにくい具材がおすすめ

串焼きに向いている具材は、串に刺しやすいものや火の通りが早いもの、形が崩れにくいものです。たとえば、お肉なら鶏もも肉や肩ロースなどが向いています。野菜の場合は、マッシュルームやミニトマト、パプリカなどです。
逆に、串焼きバーベキューに向いていない具材は、形が崩れてしまう柔らかいものや筋や繊維が多いもの、火が通りにくい具材です。魚の切り身や牛のすね肉、繊維質が多いごぼうなどは串焼きバーベキューには向いていません。
さらに、ニンジンやじゃがいもなどの根菜類は下ごしらえをすれば大丈夫ですが、そのまま使うのは避けた方がよいです。
■選び方②:おしゃれさなら彩りも大事

串焼きバーベキューは、見栄えにもこだわりたいですよね。串焼きバーベキューに適した野菜は、カラフルな夏野菜が多いことが特徴なので、彩り豊かな串焼きにすることができます。彩りを楽しめることは、串焼きバーベキューのメリットです。
通常のバーベキューにはない特徴なので、串焼きバーベキューにするなら彩りにもこだわりましょう。おしゃれな彩りにすれば、写真映えもしますね。
■選び方③:火が通りにくい食材は下ごしらえをする

串焼きバーベキューに適さない火が通りにくい具材は、下ごしらえをすることによって火を通りやすくすることができます。まず、下ごしらえをする際に野菜などをカットしますが、このとき均等なサイズでカットすることを意識してください。
具材のサイズがバラバラになっていると、均一に火が通りにくくなるためです。そして、野菜の場合は、茹でておくことで火の通りがよくなります。また、火が通りにくい肉の場合は薄く切っておくと火が通りやすくなるので覚えておきましょう。
バーベキューの串焼きを成功させるコツ
串焼きバーベキューを成功させるためのコツを紹介します。串焼きバーベキューは、ちょっとした手間を加えるだけでおいしい串焼きに仕上げることができるんです。
■成功させるコツ①:向き不向きの具材を知っておく
串焼きバーベキューに適した具材を選ぶことは、まずはじめにやるべきことです。使いたい具材をピックアップしてから、串焼きに適しているのか一度考えてみる必要があります。適さない具材がある場合は、下ごしらえをすれば使えることもあるので確認してみましょう。
具材選びを失敗してしまうと、串焼きが台無しになってしまうこともあるのでとても重要なポイントです。考えずに買い物に行くのではなく、調べてから具材を選ぶようにしましょう。
■成功させるコツ②:串の選び方も大事
串焼きバーベキューを成功させるためのコツは、串選びも大事です。串ならなんでもいいというわけではありません。注意したいポイントは、串の長さと形です。ある程度の長さは必要ですが、あまりにも長いとバーベキューコンロからはみ出してしまうこともあります。
また、短い串の場合具材が十分に刺せないこともあるため、焼きにくくなってしまいます。そして、串の形は1本のタイプと2本になっているタイプがあるので、具材のサイズに合わせたタイプを選ぶようにしましょう。串の素材は、竹のタイプと金属のタイプがあります。
竹のタイプは値段が安いことがメリットですが、物によっては折れやすいものもあるので、多めに用意しておく必要があります。一方、金属製のタイプは重さはネックですが、しっかり火を通すことができ、値段は高くても繰り返し使えるため長い目でみるとおすすめです。
■成功させるコツ③:串に食材を刺す順番も左右する
串に具材を刺すときも注意点があります。好きなように並べたい気持ちはわかりますが、適当に具材を刺してしまうと失敗につながる可能性があるので気を付けましょう。まず、同じ串に刺す具材は火の通りが同じくらいのものを選びます。
火の通りがバラバラの具材を刺してしまうと、均等に焼くことができません。そのため、サイズや火の通りが同じものを刺すようにしてください。そして、串の最先端は肉厚のものや重みのあるものを持ってくるようにしましょう。
重みがある具材が上にあることで、抜けてしまうことを避けることができます。
■成功させるコツ④:下ごしらえも入念に
串焼きバーベキューを上手に成功させるためには、下ごしらえも大事です。キャンプなどでスムーズに串焼きをするために、野菜やお肉のカットや下味などを事前にやっておきましょう。そして、串焼きバーベキューならではの下ごしらえは、火を通りやすくするための下ごしらえです。
根菜類などの野菜を串焼きバーベキューに加えたい場合は、茹でておくと火が通りやすくなります。少しの手間ですが、下ごしらえをするだけでだいぶ変わるのでぜひやってみましょう。
串焼きバーベキュー!焼き方の秘訣をマスターしよう
串焼きバーベキューを成功させるためには、焼き方のコツも重要です。おいしい串焼きバーベキューに仕上げるための焼き方についてみていきましょう。
■焼き方の秘訣①:火加減に注意
串焼きバーベキューを焼くときは、ゆっくり焼くことが重要です。均等にしっかり火が入るように、中火~弱火を目安に火加減を調整してください。強火にしてしまうと、火の通りが遅い具材だけ焼けないことになってしまうためです。
強火で早く焼きたい気持ちはわかりますが、串焼きバーベキューはゆっくりと焼くことを意識して火加減に注意して焼きましょう。
■焼き方の秘訣②:火の通りが同じくらいの具材をセットする
火の通りが同じくらいの具材を1つの串に刺すことも大事なポイントです。串に刺すときには、彩りだけでなく火の通りを考えて串に刺しましょう。同じような火の通りであれば、中火~弱火の火加減で焼いたとき具材が同じ時間で焼くことができます。
■焼き方の秘訣③:オリーブオイルが救世主

串焼きバーベキューを成功させる救世主は「オリーブオイル」です。串焼きを焼く前に、オリーブオイルを塗っておくことで野菜の水分を逃さずに焼くことができます。さらに、ツヤも出るため見た目も美しく仕上がります。
そして、網や竹串に塗っておくと焦げを防止することもできるのでおすすめです。
真似したい串焼きバーベキューレシピ3選
基本の串焼きバーベキュー以外の真似したくなるおすすめのレシピを紹介します。ソースや具材など、工夫するだけでいろいろな味を楽しめるのでおすすめです。
■おすすめレシピ①:海老とパイナップルの簡単☆BBQ串焼き

エビとパイナップルの串焼きバーベキューは、付けダレの効果によってエビがプリプリに焼きあがります。彩りも綺麗なので、おしゃれで華やかさもありますね。エビは焼き過ぎると固くなってしまうので、焼き加減だけ注意しましょう。
大人も子供も食べやすいレシピなので、ファミリーキャンプにもおすすめです。
■おすすめレシピ②:シャシュリク(東欧風串焼き)

シャシュリクとは、東欧や中央アジアなどの地域のバーベキューレシピです。子羊の肩肉を使うレシピですが、入手困難な場合は豚肉や牛肉などで代用しても問題ありません。味付けは家庭ごと違うようなので、自分でアレンジしてもよいでしょう。
スパイスやハーブが感じられる異国感あるバーベキューレシピです。
■おすすめレシピ③:BBQに♪ホタテ貝柱とベーコンの串焼き

海鮮とお肉、野菜とバランスのいい串焼きバーベキューレシピです。ホタテをベーコンで巻き、彩りのいい野菜を組み合わせているので、見た目もよく映えます。味付けはシンプルに塩胡椒だけなので、素材のうま味を楽しめる串焼きとなります。
こちらのレシピでは、アスパラとパプリカですが好みの野菜を取り入れても大丈夫です。季節にあった旬な野菜を使えば、さらにおいしさが増しますね。
これで安心!おすすめのバーベキュー串3選
串焼きバーベキューにおすすめの串を紹介します。素材や長さ、形状など串焼きバーベキューを成功させるために必要な要素を持つおすすめをピックアップしました。
■バーベキュー串①:ロゴス/DXスキュアセット(8pcs)
材質 | 木材 |
サイズ | (約)43cm(ハンドル部分含む) |
重量 | (約)165g |

安定して使える
評価:キャンプ歴が長いのですが、はじめてよかった串に出会えました。串焼きバーベキューをあまりやったことがなかったのですが、これは持ち手が熱くならず具材も安定しているので最高です。
■バーベキュー串②:キャプテンスタッグ/スプリング柄バーベキュー串
材質 | 鉄(クロムめっき)、ハンドル:鉄(亜鉛めっき) |
サイズ | (約):全長425mm |
重量 | 610g |

安いのにしっかりしている
評価:長さがあるので、しっかり焼くことができます。平らな串なので、具材がクルクル回ってしまうことがないので使いやすいです。
■バーベキュー串③:キャンピングムーン/木柄バーベキュー串 ツイン スキュアー
材質 | ステンレス、ケヤキ |
サイズ | L344mmx26x21mm(Φ5mm丸棒) |
重量 | 50g/本 |

デザインがかっこいい
評価:今まで使い捨ての竹串を使っていましたが、エコも考えてこちらを購入しました。具材を刺しやすく、持ち手も熱くならないので使いやすいです。収納袋があるのでキャンプに便利ですし、手入れも手間がかかりません。それに、かっこよさも気に入っています。買って正解でした。
バーベキュー串の比較表
ブランド | ロゴス |
---|---|
キャプテンスタッグ | キャンピングムーン |
商品名 | DXスキュアセット(8pcs) |
スプリング柄バーベキュー串 | 木柄バーベキュー串 ツイン スキュアー |
特徴 | ・木製の持ち手 ・34㎝のシングルタイプ ・具材がズレないスパイラル構造 |
・10本組みでコスパがいい ・約43㎝のシングルタイプ ・持ち手が熱くならない | ・使いやすい先端部分 ・頑丈なダブルタイプ ・収納袋付き |
商品リンク | 楽天市場(1,280円) |
3タイプの串を紹介しましたが、その中でも初心者におすすめはロゴスの「DXスキュアセット」です。値段の手頃さと、使いやすさという点ではじめての串焼きバーベキューにチャレンジしたい方におすすめできます。
また、頻繁に串焼きバーベキューをしたい方は、値段は高めですがキャンピングムーンのダブルタイプもいいでしょう。どの串も口コミ評価が高いので、自分のスタイルにあった串をみつけてみましょう。
最高の串焼きバーベキュー でおもてなししよう!
串焼きバーベキューを成功させるためのコツを紹介しました。簡単にできるイメージがありますが、実はいろんなコツがあったんですね。ちょっとした手間を加えることで、最高の串焼きバーベキューを作ることができます。
さまざまなバーベキューレシピを参考に、お好みの串焼きバーベキューを試してみるのもおすすめです。ファミリーや仲間、ソロでも串焼きバーベキューは楽しむことができるので、ぜひ最高の串焼きバーベキューを目指してみましょう。

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旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。