関東おすすめの徒歩で行けるキャンプ場を紹介
車で行くキャンプはもちろん便利ですが、あえて不便を楽しむ徒歩キャンプが注目されています。わざわざ不便を選ぶなんてと思う方もいるかもしれませんが、非日常を味わえる魅力がたくさんあるんです。自分の足でキャンプ場を目指すのは、まるで海外へ出かけるバックパッカーのような冒険感があります。
この記事では、関東おすすめの徒歩キャンプできるキャンプ場や徒歩キャンプの魅力について紹介しています。いつもとは違う不便なキャンプにチャレンジしてみたい方は、チェックしてみましょう。
話題の「徒歩キャンプ」のメリット
不便な徒歩キャンプがなぜ魅力的なのか、その理由を紹介します。車を使わず歩くことを選ぶ理由や、徒歩で行く楽しみなどがわかれば徒歩キャンプが病みつきになるかもしれませんね。
■メリット①:渋滞を避けることができる
車で行くキャンプは便利ですが、渋滞に悩まされるデメリットもあります。特に週末や連休となれば、行楽スポットへの渋滞は避けられないこともありますよね。その点、徒歩キャンプであれば渋滞のストレスを避けてキャンプ場に向かうことができます。
公共交通機関を使うことで、渋滞を避けられることは徒歩キャンプのメリットです。
■メリット②:自然に運動できる
徒歩キャンプの魅力は、自然に運動できることにもあります。知らないうちに一万歩歩いていたなんてこともあるので、普段運動不足の方におすすめです。また、自分の足でたどり着いたという達成感も感じられることはやりがいにもつながります。
無理のない範囲で歩きながらキャンプ場を目指すことは、ゲーム感覚のように楽しめるでしょう。
■メリット③:道中も気軽に楽しめる
徒歩キャンプの醍醐味は、道中を楽しめることです。車では気が付けなかった景色を見ることができたり、気になるお店にふらりと立ち寄ることができたりします。また、道中のお店などで人と触れ合う機会があれば、周辺の情報なども収集できることもあります。
旅気分を味わいながらキャンプ場を目指すことができるので、不便さはあっても徒歩キャンプをしてみようとなるわけです。
【関東】徒歩キャンプにおすすめのキャンプ場7選
関東エリアで徒歩キャンプできるキャンプ場を紹介します。電車やバスなどでアクセスできるキャンプ場をピックアップしました。街中ではなく自然を感じられる郊外のキャンプ場をピックアップしています。関東で徒歩キャンプをしたい方は、おすすめをみていきましょう。
■①大岳キャンプ場(東京都):バス停から徒歩約30分
東京あきる野市にある「大岳キャンプ場」は、本当に東京なのかと思ってしまうほど大自然に囲まれたキャンプ場です。徒歩キャンプにおすすめのポイントは、JR武蔵五日市駅からバスに乗り大岳鍾乳洞入口バス停で下車後30分ほど歩く道がとても素敵な道のりという点です。
まるで冒険のような道のりは、自分の足で歩く醍醐味があります。川沿いにあるキャンプ場は、すべてフリーサイトで、夜は照明がないので晴れていれば満天の星空を仰げます。こちらは、初心者というより体力があるキャンプ経験者におすすめです。
デジタルデトックスできる環境なので、日常から離れた自然を満喫したい方はぜひトライしてみてください。
住所 | 東京都あきる野市養沢1587 |
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電話番号 | 042-596-4201 |
料金 | ・入場料:500円(1名) ・テント設営費:1,500円 ・タープ設置費:1,000円 ※デイキャンプも同様 |
アクセス | 電車:JR武蔵五日市駅から西東京バス「上養沢」行きで「大岳鍾乳洞入口バス停」下車後徒歩約26分 |
公式サイト | 大岳キャンプ場公式サイト |
■②なみのこ村キャンプ場(神奈川県):JR根府川駅から徒歩約10分
神奈川県小田原市にある「なみのこ村キャンプ場」は、相模湾を望む海辺のキャンプ場です。JR根府川駅から徒歩約10分という好アクセスが、徒歩キャンプにおすすめのポイント。歩く距離が長くないので、女性や初心者でもトライしやすいでしょう。
オートキャンプとロッジがあります。海側の場所を選べば、波の音に包まれる夜を過ごすことができます。キャンプだけでなく、海釣りやダイビングなどを楽しみながら滞在する方もいる人気のキャンプ場です。車の通りが近いため、気になる方は耳栓を持参していくのがおすすめです。
住所 | 神奈川県小田原市根府川161 |
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電話番号 | 0465-29-0841 |
料金 | ・入場料:800円(大人)500円(4歳~小学生) ・コンセント使用料:1,000円 ・駐車料(温水シャワー込み):4,300円 |
アクセス | 電車:JR根府川駅下車 徒歩約10分 |
公式サイト | なみのこ村公式サイト |
■③茅ヶ崎市柳島キャンプ場(神奈川県):バス停から徒歩約15分
神奈川県茅ケ崎市にある「柳島キャンプ場」は、湘南エリアにある公営のキャンプ場です。海の側にあり、松林に囲まれた素朴さが魅力となっています。徒歩キャンプの場合は、JR茅ヶ崎駅からバスに乗り、「浜見平団地」で下車後徒歩で約15分となります。
レンタル品も扱っているので、荷物を減らしたい徒歩キャンプにおすすめです。また、料金もリーズナブルなので、コストを抑えたキャンプができます。特に、茅ヶ崎市内在住者の方はお得な料金で利用することができるのでおすすめです。
住所 | 神奈川県茅ヶ崎市柳島海岸1592番1地先 |
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電話番号 | 0467-87-1385 |
料金 | ・テントサイト:2,700円~ ・グランピング:20,000円~ ・セットアップテント:7,000円~ ※シーズンで異なる |
アクセス | 電車:JR「茅ヶ崎」駅より、バスで「浜見平団地」下車後約徒歩15分 |
公式サイト | 柳島キャンプ場公式サイト |
■④将門の滝前オートキャンプ場(埼玉県):バス停から徒歩約15分
埼玉県秩父市にある「将門の滝前オートキャンプ場」は、川沿いに広がる自然に溢れたキャンプ場です。電車とバスでアクセスできるので、徒歩キャンプにおすすめ。バス停からはおおよそ徒歩で15分となり、周辺の景色を楽しみながらキャンプ場に向かうことができます。
オートキャンプの他に、バンガローもあるので荷物を少なくしたい徒歩キャンパーさんはバンガローもおすすめです。キャンプ場には、囲炉裏があるので、バーベキューや焼き魚などを楽しめます。また、夏のシーズンは川遊びやボートなどが楽しめるので、お子さん連れのファミリーにも人気となっています。
住所 | 埼玉県秩父市荒川小野原178 |
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電話番号 | 0494-54-1234 |
料金 | ・区画サイト:6,000円~(大人4人、車1台分) ・バンガロー:11,000円~(大人4人、車1台分) ※シーズン料金あり。AC電源は1,100円(1日) |
アクセス | 電車:武州日野駅下車後徒歩約15分 |
公式サイト | 将門の滝前オートキャンプ場公式サイト |
■⑤RECAMP しょうなん(千葉県):バス停から徒歩約5~10分
千葉県柏市にある「RECAMP しょうなん」は、手賀の丘公園内にある林間サイトが人気のキャンプ場です。女性専用のパウダールームや温水炊事場などがあるため、女性やファミリーに人気となっています。手賀の丘公園内には、アスレチック施設もあるのでお子さんも楽しむことができます。
そして、バス停から徒歩5~10分なのでお子さん連れのファミリーや女性でも徒歩キャンプできる距離です。また、レンタル用品も充実しているので荷物を減らして徒歩キャンプしてみるのもおすすめ。快適でアクセスもいいことから人気のキャンプ場なので、予約はお早目にしましょう。
住所 | 千葉県柏市片山275(手賀の丘公園) |
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料金 | ・オートサイト:4,000円~ ・電源付きペット可:6,000円~ ・ソロ専用サイト:2,500円~ ※サイトやシーズンで異なる |
アクセス | 電車:JR柏駅東口、東武バス・柏27乗り場より、手賀の丘公園行き『手賀の丘公園(終点)』で下車後約徒歩5分 |
公式サイト | RECAMP しょうなん公式サイト |
■⑥川原湯温泉駅キャンプ場(群馬県):駅の目の前にあるキャンプ場
群馬県川原温泉にある「川原湯温泉駅キャンプ場」は、徒歩キャンプにぴったりの駅前というロケーションが特徴です。手ぶらバーベキューや手ぶらキャンプも可能となっているので、大きな荷物が負担となる徒歩キャンプにぴったりのキャンプ場となっています。
さらに、温泉が併設され、サップなどのアクティビティも充実しているので、キャンプ以外の楽しみも満喫できるのでおすすめです。
住所 | 群馬県吾妻郡長野原町川原湯223-5 |
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電話番号 | 090-6942-1223 |
料金 | ・持ち込みキャンプサイト:7,700円~ ・手ぶらでキャンプ:26,400円~ ※その他のプランは公式サイトを確認ください |
アクセス | 電車:吾妻線で川原湯温泉駅下車すぐ |
公式サイト | 川原湯温泉駅キャンプ場公式サイト |
■⑦上小川キャンプ場(茨城県):上小川駅から徒歩約12分
茨城県大子町にある「上小川キャンプ場」は、懐かしくなるような日本の風景が魅力のキャンプ場です。山々に囲まれ、目の前には河原がある環境はゆったりしたキャンプにぴったり。上小川駅から歩いて10分ほどなので、自然の風景を見ながら徒歩キャンプするのにおすすめです。
レンタル品も取り扱っているので、徒歩キャンプで荷物が不安な方は、レンタルの利用がおすすめです。
住所 | 茨城県久慈郡大子町頃藤3532 |
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電話番号 | 0295-76-8890 |
料金 | ・施設使用料:1,500円(大人)、700円(3歳~小学生) ・テント持ち込み:1,000円 ・タープ持ち込み:1,000円 ※サイズによっても異なる。2泊目以降は500円 |
アクセス | 電車:JR水郡線上小川駅下車徒歩約12分 |
公式サイト | 上小川キャンプ場公式サイト |
徒歩キャンプの注意点
徒歩キャンプで注意したい点は、やはり荷物にまつわることです。キャンプや登山などに慣れている男性であれば、ある程度の荷物を運んでも大丈夫ですが、女性や初心者の方は無理をしないことが大事です。レンタルできるものがあれば利用するのもおすすめ。
どうしても自分のギアを使いたい場合は、荷物をコンパクト化する工夫が必要です。ただし、コンパクト化にこだわりすぎて、機能を落とすなどするとキャンプ場で困ることもあるのでよく考えましょう。また、徒歩キャンプは道のりも楽しみのひとつです。
歩きだからこそ行くことができる、お店やスポットなどを事前にチェックしていくと役立ちます。キャンプ場によっては、スマホが使えない状況もあるため、出かける前に調べておきましょう。
関東エリアで徒歩キャンプを楽しもう!
関東エリアの徒歩キャンプおすすめのキャンプ場を紹介しました。自分の足でたどり着く徒歩キャンプは、車で行くキャンプにはない魅力がたくさんあります。道中を散策する楽しみや、気づかない風景をカメラに収める楽しみもあるんです。
車で行くキャンプと比べると疲れるかもしれませんが、それも徒歩キャンプの醍醐味です。パッキングなどの苦労も、だんだん慣れてくると楽しくなるもの。いつもとは違う楽しみ方をみつけて、徒歩キャンプにチャレンジしてみましょう。

【関西】徒歩キャンプおすすめのキャンプ場!人気のバックパックも紹介
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徒歩キャンプの魅力や注意点についてまとめました。重量を抑えたコンパクトな装備や、おすすめの持ち物も紹介します。パッキングの工夫次第で、女子キャンパーや体力に自信のない人でも、徒歩キャンプが楽しめますよ。公共交通機関を利用する際のポイントも要チェックです。

【関東】レンタルが充実したキャンプ場6選!レンタルサービスも紹介
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旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。