バーベキューでホイル焼きはメリットがいっぱい!

バーベキューは、自宅で食べる料理よりも外の空気などの雰囲気によって一段とおいしく感じられます。周りの自然の景色を楽しみながらなので、非日常の中で料理や食事が楽しめるからでしょう。実際にバーベキューが目的で、キャンプをする人も多いです。
また、家族や仲間たちと行うバーベキューは、気持ちも盛り上がり思い出にもなります。そこで、バーベキューでおすすめしたい料理は、ホイル焼きです。ホイル焼きはバーベキューとの相性が良いからです。
この記事では、バーベキューでのホイル焼きのやり方や、ホイル焼きを作る際のアルミの包み方を詳しく説明します。また、ホイル焼きのおすすめレシピも紹介しています。ホイル焼きのコツを覚えて、バーベキューに役立ててみてください。
失敗しないホイル焼きのやり方

- 具材を包めるほどの大きさのアルミホイルを用意する
- アルミホイルを縦に敷き、中心より下に具材を並べる
- 手前側に合わせるようにアルミホイルを半分に谷折りにする
- アルミホイルが合わさった手前側と、どちらか片側側面の二ケ所をしっかりと折りこむ
- 折りこんでいない片側側面から少量の水を入れたら4と同様に折りこむ
- 5をフライパンで加熱する
ホイル焼きの失敗する原因として、包み方が甘いといった理由が挙げられます。包み方が甘いと、中の水蒸気が外に逃げてしまい食材がしっかりと蒸されないからです。密閉する際は、2~3回ほど折りこみ中の水蒸気が漏れないようにしましょう。
そのためには、アルミホイルを少々大きめにカットして包むようにしてください。なぜなら、サイズが小さいとあそびの部分がなく、十分に折りこむことができないからです。また、入れる水の量が多すぎでも失敗の原因に繋がります。
おおよそ、一人前でティースプーン半分ほどの量を目安にしてみてください。使用するフライパンや鍋の空焚きが不可の場合は、50~100mlほどの水を入れてみましょう。
バーベキューでホイル焼きおいしく仕上げるコツとは?
ホイル焼きは、バーベキューでは定番です。もう一品おかずが欲しいときにも、重宝します。そこで、上手にホイル焼きをするためのやり方を詳しく解説します。
■ホイル焼きのコツ①:包み方は食材の水分に注意
ホイル焼きは、水分によって左右されることがあります。水分量が少ない食材をホイル焼きにするのと、水分量が多い食材をホイル焼きにするのとでは、やり方が若干異なるからです。それぞれのやり方を熟知することで、おいしいホイル焼きを堪能できます。
まず、水分量が少ない食材をホイル焼きにする場合は、味気ない仕上がりになる恐れがあります。食材に火が入りすぎてしまうと、しっとり感が失われてしまうからです。防ぐには、湿らせたキッチンペーパーを利用しましょう。
湿らせたキッチンペーパーを食材に包み、その上からアルミホイルで包んでから加熱してみてください。蒸し料理のような味わいを楽しめるでしょう。水分量が多い食材の場合は、アルミホイルを二重にすることをおすすめします。
なぜなら、二重に包むことで、直接的な熱伝導を防げて加熱による水分が出にくくなるからです。そのため、旨味を閉じこめた深い味わいを楽しめます。
■ホイル焼きのコツ②:熱が均一に渡るようにする
ホイル焼きは包み方がしっかりとされていないと、焼きムラが生じることがあります。全体的に火が均一に通らないと、おいしく食べられません。均一に加熱するには、食材を包む際に極力余計な空間を減らしタイトな包み方を意識しましょう。
箇所によって、アルミホイルと食材との空間の幅があったりなかったりすると、火の通りが変わってきます。その結果、焼きムラが生じるからです。
アルミホイルと食材との空間の幅を均一にすることで、火の通りも均一にすることができます。ホイル焼きが上手くいかない場合は、包み方を意識してチャレンジしてみてください。
【バーベキュー】うま味がしみる!野菜ホイル焼き3選
野菜ホイル焼きは、あっさりと食べられ副菜にもぴったりです。包み方を間違えなければ、失敗が少なくなり誰でも美味しい野菜ホイル焼きが作れます。こちらでは、野菜ホイル焼きのレシピを3選紹介します。
■野菜ホイル焼き①:玉ねぎの味噌マヨチーズホイル焼き

大胆な玉ねぎを丸ごと使った、ホイル焼きのレシピです。非常に簡単なので、バーベキューでも作りやすいでしょう。玉ねぎをしっかりと洗ったら、アルミホイルでぴったりと包みます。包んだら加熱するだけです。
そのまま、炭の中へ投入しても良いでしょう。自宅で包んできてしまえば、時短になり調理の負担が減ります。お好みで塩や醤油をかけて食べてみてください。
■野菜ホイル焼き②:じゃがバタ明太ホイル焼き

じゃがバタ明太ホイル焼きは、明太子のピリッとした口当たりとバターのクリーミーさが相性抜群のレシピです。じゃがいもをアルミホイルでぴったりと包んだら、じっくりと加熱してください。
竹串がスッと刺せたら、食べごろです。アルミホイルを外し、皮をむいたら明太子とバターを乗せてください。食べにくければ、じゃがいもはカットしても良いです。
また、皮をむくときは、包丁で軽く切れ目を入れることでむきやすくなります。ただし、非常に熱いので火傷には気をつけましょう。
■野菜ホイル焼き③:きのこのホイル焼き

お酒のつまみにぴったりの、きのこのホイル焼きレシピです。ごま油の風味が、食欲をそそります。使うきのこ類は、一口サイズにカットしましょう。なるべく、サイズを合わせてカットしてください。サイズを合わせてカットすることで、口当たりが良くなるからです。
また、サイズを合わせてカットすることで、火の通りも均一になりやすくなります。レシピ以外のお好みの、きのこ類を入れて作れるのもポイントでしょう。また、えのきはおすすめです。きのこ類の中でも旨味成分を多く含んでおり、コクも感じやすいからです。
【バーベキュー】ジューシーさがたまらない!肉ホイル焼き3選
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■肉ホイル焼き①:鶏モモハーブ塩のホイル焼き

鶏モモハーブ塩のホイル焼きは、ハーブの香りがたまらないレシピです。使用する材料も少なく、手軽に作れます。バターを塗ったアルミホイルにニンニクスライスを乗せて、その上に鶏モモ肉を乗せてください。
鶏モモ肉の下味に、ハーブソルトを適量を振りかけます。鶏モモ肉の旨味が外に漏れないように、アルミホイルはしっかりと包みましょう。竹串を刺して、出てきた肉汁が濁っていなければ火が通っています。
■肉ホイル焼き②:ステーキのホイル焼き

贅沢な牛肩ロースを使ったステーキのホイル焼きのレシピです。しっかりと下味はつけましょう。下味をつけたらまず、直接牛肩ロースを焼きます。両面に焼き色がつく程度で構いません。焼き色がついたら、アルミホイルで包み加熱します。
じっくりと加熱することで、ジューシーで柔らかい仕上がりになります。バーべキューにふさわしい一品なので複数人で楽しむ際に、ぜひ作ってみてください。
■肉ホイル焼き③:バーベキューソースの豚ブロックホイル焼き

バーベキューソースの豚ブロックホイル焼きは、食べごたえがあり満足感のあるレシピです。豚ブロックにフォークで数カ所刺します。バーベキューソースが馴染みやすくなるからです。バーベキューソースと、豚ブロックを丈夫な袋に入れて合わせたら揉みこみます。
一日ほど冷蔵庫で漬けこむことで、味が染みます。ここまで、自宅で下ごしらえすれば、現地ではアルミホイルに包んで30分ほど焼くだけです。
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■魚介ホイル焼き①:味噌マヨの生鮭ホイル焼き

味噌マヨの生鮭ホイル焼きは、味がしっかりめのレシピですが野菜も摂れてバランスが良いです。しめじを丁寧に一本ずつほぐし、玉ねぎを薄くスライスします。玉ねぎ、しめじ、鮭の順にアルミホイルの上に乗せてください。
鮭の上に味噌とマヨネーズを合わせたソースをかけたら、包みます。15分前後を目安に網で加熱してください。
■魚介ホイル焼き②:チーズたっぷり白身魚のホイル焼き

チーズたっぷり白身魚のホイル焼きは、チーズのコクと白身魚のあっさり感を同時に味わえるレシピです。生クリームとカレー粉を混ぜたチーズソースは、ワインとも相性抜群でしょう。普段と違う凝ったバーベキューのメニューでテンションが上がるでしょう。
■魚介ホイル焼き③:タコとトマトのホイル焼き

副菜にぴったりでパンにつけて食べてもおいしい、タコとトマトのホイル焼きのレシピです。一口サイズにカットしたタコとトマト、ニンニクスライスを合わせたものをアルミホイルで包みます。
チーズが溶けるまで加熱したら、一度様子を見てください。お好みの野菜を足しても、おいしく食べられます。箸休めにも向いている一品です。
おいしいホイル焼きでバーベキューを盛り上げよう
ホイル焼きは、バーベキューにはとくにおすすめの料理法です。なぜなら、洗い物も少なくなり、手軽に作れるレシピが比較的多いからです。自宅で下ごしらえしやすいレシピが多いので、調理も楽にできます。
料理がそれほど得意ではない人でも、ホイル焼きは敷居が低いので誰でもおいしく作れるでしょう。ホイル焼きのやり方や包み方を覚えれば、食材を活かしたキャンプ飯が堪能できます。
家族や仲間などでバーベキューで、それぞれ得意なホイル焼きを作って皆で食べるのもよいでしょう。この機会に、ホイル焼きにチャレンジして、バーベキューを楽しんでみてください。

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旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。