スノーピーク「エントリー2ルームエルフィールド」をレビュー!
これからキャンプを始める方は、スノーピークの2ルームテントである、エントリー2ルームエルフィールドの購入を考えている方も多いのではないでしょうか?揃えるべきキャンプ用品の中でも高額であるテントは、慎重に選びたいですよね。
この記事では、スノーピークの人気2ルームテント「エントリー2ルームエルフィールド」の基本情報や魅力、いまいちと感じる点を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
エントリー2ルームエルフィールドの基本情報と魅力
■スノーピーク「エントリー2ルームエルフィールド」
重量 | 15.5kg |
サイズ | 【収納時】83×30×34cm |
素材 | テント本体:75Dポリエステルタフタ、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、UVカット加工、テフロン撥水加工ルーフシート |
初めてのテントに選びました
評価:コロナ禍でキャンプを始めようと思い、初めてのテントはエントリー2ルームエルフィールドを選びました。楽しみです!
■魅力①オールシーズン使用可能のテント
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドは、オールシーズン使用可能テントなっています。暑い夏には、全ての窓を開放することで風通りを良くすることが可能で、大型のメッシュパネルを使用すると、虫の侵入を防ぐことができます。
寒い冬には、すべての窓を閉めることで、冷気の侵入を防ぐことが可能です。スカート付きなのもポイントです。ただし、寝室側にはスカートがないので、極寒キャンプとなると工夫が必要でしょう。
■魅力②2ルームにしては低価格
同じスノーピークから販売されているランドロックは、189,200円と高額です。それに比べて、エントリー2ルームエルフィールドは、90,200円と比較的求めやすい金額になっています。
スノーピークの商品は永久保証が付いているので、長い目で見て修理などをすることを考えると、低価格で購入できるのが嬉しいポイントです。
■魅力③設営が簡単
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドの一番の魅力は、なんといっても設営が簡単なことです。1人で設営は難しいですが、2人で設営すると30分程で設営完了します。
一度設営方法を覚えれば、その後はスムーズに組み立てできるようになるでしょう。詳しい設営方法は、この後記事内で説明しているので、そちらを参考にしてください。
色分けポールで分かりやすい
エントリー2ルームエルフィールドは、ポールとポールを入れる部分が同じ色で色分けされており、どこにポールを入れればいいのかが一目で分かるようになっています。
かまぼこ型で、シンプルな作りのため、設営が早く簡単になっています。
■魅力④高品質・安心のアフターフォロー
スノーピークの商品は、エントリー2ルームエルフィールドに限らず、「永久保証サービス」があります。そのため、保証書がなく、修理したいと考えたタイミングで修理することが可能です。何年以内という縛りがないのが魅力的です。
また、多くのキャンパーからの支持が高いスノーピーク商品は、高品質なことでも有名です。生地の裁縫もしっかりしており、ポールも太いので安心感があります。
■魅力⑤高さがあり広々空間
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドは、一番高い所で210cm(内寸で200cm)あるので、大人の男性の方でもテント内で立って動くことができます。また、高さがあるため、テント内は広々した空間が広がります。
高さがないテントだと、テント内で中腰で動かなくてはならないため、動きにくいです。エントリー2ルームエルフィールドだとそれがないため、身長が高い方にはとても魅力的なテントです。
■魅力⑥出入口となる大きな窓が4か所ある
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドは、 リビング側に3つの出入り口と、寝室側に1つの出入り口があり、全部で4か所に大きな窓が付いています。
この出入口が4か所あることで、風通りが良くなることはもちろん、どのサイトにも対応することができます。
■魅力⑦シェルターとしても使用できる
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドは、インナーテントを外すことで、シェルターとしての使い方もできます。
インナーテントを外すと一つの大きな空間となり、大人が8人座っても余裕が残るくらい広々空間になります。友人たちとのバーベキューやファミリーでのデイキャンプにはもってこいのテントです。
エントリー2ルームエルフィールドのいまいちな点
■デメリット①夏は熱がこもりやすい
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドは、夏の風のない日は熱がこもりやすく感じるといった口コミがあります。しかし、サーキュレーターを使用したり、キャンプ場を標高の高い場所にしたりと工夫することで、改善されたという口コミもありました。
夏の暑さ問題は、エントリー2ルームエルフィールドだけでなく、ほとんどのテントにもある問題点なので、対策を考えるといいでしょう。
■デメリット②寝室側にスカートがない
オールシーズン仕様のエントリー2ルームエルフィールドですが、寝室側のみスカートが付いていません。そのため、冬キャンプでは、冷気の侵入を防ぐことができず、寒さを感じやすいデメリットがあります。
対策としては、寒さに強いシュラフを使用する、電気毛布を使用するなど工夫が必要です。中には、スカートを手作りして冬キャンプに行くキャンパーもいます。
■デメリット③キャンプ場で被る可能性が高い
キャンパーの中でも有名な「スノーピーク」。そんなスノーピーク商品の中でも人気の高いエントリー2ルームエルフィールドは、キャンプ場で設営されているのをよく見かけます。
人気商品がゆえに、持っている人が多くかぶりやすいのがデメリットです。人と被るのが好きでない方にはおすすめできません。
■デメリット④グランドシートが別売り
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドは、フライシートやインナーテントは標準装備ですが、グランドシートは装備されていません。
そのため、インナーテントを汚したくない方は、別で用意する必要があります。スノーピークからエントリー2ルームエルフィールド用のグランドシートが販売されているので、そちらを使うといいでしょう。
値段が少し高いため、出費を抑えたい方は、ブルーシートなどでも代用できますよ。
エルフィールド マットシートセット
サイズ | 305×230(cm) |
素材 | 68Dポリエステルタフタ、PUコーティング |
重量 | 1.3kg |
エントリー2ルームエルフィールドの設営方法
■設営方法
- テントを広げ、フレームを連結し、スリーブとフレームを同じ色の場所に4本押し入れる。
- フレームの末端とコーナーテープを同じ色の場所差し入れ、フレームを押し込む。
- 4本すべてのフレームをアーチ状に通したら、テントを持ち上げ伸ばします。
- リッジポールを寝室側から押し入れ、リビング側のグロメットに差し込み、寝室側のグロメットテープをとめる。
- リビング側と寝室側の4か所をペグで仮止めし、プラスチックフックをフレームに引っ掛ける。
- 残りの8か所をペグダウンします。
- フライシートとインナーテントを付けて完成です。
エントリー2ルームエルフィールドの設営は、工程が少ないため比較的簡単です。フレームをスリーブで通す時に無理やり押し通すと、フレームの歪みに繋がるため注意してください。フレームを通す時は、スリーブを引っ張り真ん中に来ていることを確認しましょう。
■綺麗に設営するためのポイント
スノーピークのエントリー2ルームエルフィールドを綺麗に設営するためには、やはりたるまないようにピン!と張る必要があります。設営の際になるべく引っ張りながら行うことがポイントです。また、収納するときは綺麗に畳みながら収納することで、次回使用するときにシワが少なくなります。
忘れがちですが、スカートまで気に掛けることで、綺麗に張れているように見えます。
- 付属のペグはどのキャンプ場でも使用できますか?
芝サイトや土サイトでは可能かもしれませんが、対応できないキャンプ場も多いでしょう。特に川辺などの石が多いサイトでは、無理だと思った方がいいです。
スノーピーク「エントリー2ルームエルフィールド」まとめ
スノーピークの人気テント「エントリー2ルームエルフィールド」について紹介しました。スノーピーク商品は永久保証があり、長く使えるアイテムがたくさんあります。特にテントは安い買い物ではないので、慎重に選ぶ必要があります。
エントリー2ルームエルフィールドは、口コミも高くこれからキャンプを始める方に特におすすめのテントです。ぜひ入手して、キャンプライフを楽しんでください。
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旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。