コンパクトなシュラフ(寝袋)おすすめ19選を紹介!
キャンプや登山などで使うシュラフは、快適な眠りにつくための大事なアイテムです。快眠するためには、寝袋を安易に選ぶことは禁物です。シュラフは、デザインや機能などさまざまなタイプがあるので選ぶのが難しいと考えている人は多いのではないでしょうか。
そして、コンパクトなシュラフは移動のときに便利です。特に登山の場合や、ツーリングのときなどかさばると大変です。快適な眠りにつくためのコンパクトなシュラフについて、おすすめや選び方をチェックしてみましょう。
シュラフ(寝袋)のタイプ
■種類①冬におすすめのマミー型
保温性が高く、軽量でコンパクトな「マミー型」は寒い冬におすすめのシュラフです。身体の形にぴったりフィットすることが特徴なので、保温性があります。頭や肩まで覆うこともできるため、抜群の暖かさを感じさせてくれるのです。そして、収納するときにコンパクトになることもメリットです。
ただし、密着性が高いことがメリットではありますが、その分動きは制限されます。
■種類②布団のように使える封筒型
封筒型のシュラフは、寝袋内で自由に動けることが特徴です。布団を2枚重ねたような形なので、布団で寝ているような状態になります。そのため、手足や身体を自由に動かすことが可能です。シュラフとしてだけでなく、連結して布団として使うこともできます。
ただし、マミーと比較すると密着度は低く、コンパクトさも劣ります。
■種類③着たまま動ける人型
人型シュラフは、寝袋を着るという発想から生まれたシュラフです。寝るためだけでなく、シュラフを着たまま立ったり歩いたりすることができます。文字通り人の形をした寝袋なので、手や足を自由に動かせます。寒い冬などシュラフを着たまま食事することもできるので便利です。
人型シュラフは、密着度が高いため湿気がこもりやすいことがデメリットです。そして、他のタイプよりも種類が少ないので、選択肢はまだ多くありません。
シュラフ(寝袋)の選び方
■選び方①サイズをチェック
シュラフを選ぶとき、必ずサイズを確認しましょう。シュラフはサイズがいろいろあるため、自分の身体に合うサイズを選ぶことが重要です。大きすぎる寝袋を選んでしまうと保温性が低くなりますし、小さすぎると窮屈になってしまう為、快適な眠りができなくなります。
シュラフの幅は、子供や小柄な人は75~80cm、170~175cmの標準的な身長の人や大柄な人は80cm以上を目安にするとよいでしょう。子供用のシュラフの場合は、調節できるタイプもあるのでチェックしてみてください。
■選び方②素材をチェック
シュラフの中綿に使われている素材は、ダウンと化学繊維であることが多い傾向となっています。素材によって、値段や保温性が異なるため、それぞれの特徴を知っておくとシュラフを選ぶ基準にもなります。ダウンと化学繊維の特徴についてチェックしていきましょう。
ダウン素材
衣類でも馴染みがある「ダウン」素材は、軽量で保温性が高いことが特徴です。そして、圧縮性があるため、コンパクトに収納できることもメリットとなっています。アウトドアブランドで扱う本格的なシュラフは、ダウンを使用していることが多い傾向にあります。
保温性が高いことから、快適な眠りにつくことが期待できますが、値段は少々高めなことが多いです。さらに、水に弱いことや簡単に洗濯ができない上に、保管する際は湿気に注意しなければいけません。メンテナンスをしっかり行うことが大事です。
化学繊維素材
化学繊維素材のシュラフは、水に強いため洗濯することも簡単にできます。収納する際も、そのまま保管することが可能なので、メンテナンスという点では優れています。そして、ダウン素材のシュラフと比べると値段が安いこともメリットです。
ただし、保温性についてはダウンよりも劣ります。そして、コンパクトさという点でも圧縮性が高くないため、かさばる傾向があります。化学繊維素材のシュラフは、本格的なアウトドア向けというよりは、気軽なアウトドア向けのシュラフと言えるでしょう。
■選び方③快適使用温度は「+5~10℃」
シュラフを選ぶとき、快適使用温度を考えて選ぶようにしましょう。快適使用温度とは、快適に過ごせる温度のことです。快適使用温度の目安は、シュラフを使用するシーンの気温からプラス5~10度と考え余裕を持つようにすることがおすすめです。
同じ気温であっても、体感温度というのは個人差があるため絶対とは言えませんが、基準として想定温度よりも高く考えておくとよいでしょう。実際にキャンプ場に行ったら、想定よりも気温が低かったということもあり得るからです。
■選び方④限界使用温度にも注目
限界使用温度とは、この温度でシュラフを使うことはおすすめできないが、服などを工夫することで使用することもできる温度のことです。特に冬の使用には注意が必要なので、季節に合うシュラフを選ぶときは必ずチェックしましょう。
夏のキャンプや登山の場合は5~10度、春・夏・秋の3シーズン用は-5~5度、晩秋や冬は-5度以下を目安に選ぶとよいです。冬キャンプなど寒い季節の場合は、想定以上に冷え込む場合も考えられるので、しっかり限界使用温度を確認してください。
■選び方⑤収納性を確認
シュラフの収納性も、チェックしたいポイントです。コンパクトに収納できるシュラフなら、ツーリングや登山などに便利でおすすめです。車で移動する場合でも、かさばるシュラフだと荷物が多い場合困ってしまうこともあります。できるだけ荷物を減らしたい場合、コンパクトなシュラフを選ぶことがおすすめです。
コンパクトなシュラフは、軽量さにもつながるのでメリットがあります。特に、バイク移動の場合は少しでもコンパクトになると移動が楽になるのでおすすめです。さらに、家で保管するときもコンパクトな方がスペースを取らないので、断然よいでしょう。
■選び方⑥手入れしやすいものを選ぼう
ダウン素材のシュラフは、快適さはありますがメンテナンスに手間がかかります。あまりメンテナンスに手間を掛けたくない人は、化学繊維素材のシュラフを選ぶとよいでしょう。洗濯可能なタイプが多く、保管も気を使わずに済みます。
コンパクトさや保温性というメリットはやや劣りますが、メンテナンスの楽さは段違いです。家庭の洗濯機で洗うことが難しい場合は、コインランドリーを利用することをおすすめします。
コンパクトなシュラフ(寝袋)おすすめ19選
■コールマン/スリーピングバック マミー型
素材 | ポリエステル |
サイズ | 約81cm×208cm |
重量 | 約2.89kg |

かなり温かい
評価:とにかく温かいです。寒い時期におすすめできますが、収納が若干大変です。それでも、かなりコスパのいい寝袋だと思います。
■ナンガ/オーロラライト 600DX レギュラー
素材 | 表地:15dnオーロラテックス |
サイズ | 最大長:210×最大肩幅80cm |
重量 | 約1,050g |

コンパクトで軽量
評価:思っていた以上にコンパクトで驚きました。ツーリングでのキャンプ用に購入したので、コンパクトさはありがたいです。
■ハイランダー/ダウンシュラフ 400
素材 | 20Dポリエステル100%(生地) 、羽毛量:400g |
サイズ | 約210×80cm |
重量 | 約680g |

コスパがいい
評価:値段が安く、コンパクトで軽量です。3シーズン対応なので、キャンプに役立っています。
■HAWK GEAR/マミー型寝袋
素材 | 中綿:ホローファイバー |
サイズ | 約180cm×約75cm |
重量 | 570g |

快適に眠れる
評価:使い心地がよく、デザインも気に入っています。夏でもサイドジッパーを開けられるため、快適に眠れました。
■カリンシア/G180
素材 | 表地: 撥水加工Shelltex |
サイズ | Mサイズ 使用時:縦215cm×横74cm×48、Lサイズ 使用時: 縦230cm×横79cm×51 |
重量 | Mサイズ910g、Lサイズ1010g |

温かくて肌触りがよい
評価:驚くほど薄くて軽かったため、半信半疑で使用したところびっくりするほど肌触りがよく暖かかったです。
■イスカ/ISU1052
素材 | 表:ナイロン100% 裏:ポリエステル100% |
サイズ | 80(肩幅)×202(全長)cm |
重量 | 600g |

コンパクトで扱いやすい
評価:夏のキャンプにおすすめです。値段も安く、コンパクトで扱いもダウンより楽なので便利です。
■キャプテンスタッグ/フォルススリーピングバッグI
素材 | ポリエステル100% |
サイズ | (約)幅80(50)×長さ220cm |
重量 | (約)1.5kg |

冬でも暖かかった
評価:値段が安いわりに保温性もあるので、冬の登山でも問題ありませんでした。丸洗いできるのも良かった点です。
■デカトロン/フォルクラ TREK 500シリーズ
素材 | 100%ポリエステル(PES) |
サイズ | 肩幅76.5cm、足元の幅32cm、最大高さ185~200cm |
重量 | 1,040g |

快適な温度
評価:とても快適な暖かさで、朝までぐっすり眠れました。収納に慣れていないので、最初膨らんで大変でしたが、慣れてくるとコツがわかります。
■モンベル/シームレスダウンハガー800Ws
素材 | 生地:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・タフタ |
収納サイズ | 13×25cm(2.9L) |
重量 | 504g |

コンパクトで軽い
評価:薄くてコンパクトで、軽量です。ふかふかした寝心地で温かく、保温性だけでなく通気性もよいのでおすすめです。
■コールマン/コージー2 C5 OG
素材 | ポリエステル |
サイズ | (約)84×190cm |
重量 | (約)2kg |

収納が簡単で快適
評価:ゆったりしたサイズで快適な寝心地でした。不器用な自分でも、簡単に収納できたのでよかったです。
■ハイランダー/2in1 洗える3シーズンシュラフ
素材 | ポリエステル100%(190Tデニール) |
サイズ | W80×H185cm |
重量 | 約2.1kg |

冬でも快適
評価:最初、収納に手こずりましたが慣れると簡単になります。二重にすると、冬でも快適に温かく眠ることができました。
■White Seek/封筒型 羽毛寝袋 5℃
素材 | ポリエステル100%、ダックダウン90% |
サイズ | 185×72cm |
重量 | 約700g |

コンパクトで温かい
評価:防災用に購入しました。軽くて温かいので気に入っています。収納はやや大変でしたが、このサイズは中々ないのでコンパクトでよいです。
■kot.aro/寝袋 枕付き シュラフ
素材 | ポリエステル 210T、ポンジ生地 |
サイズ | 220cm×75cm |
重量 | 1800g |

収納しやすい
評価:デザインと収納しやすさに惹かれて購入しました。想像していた通り快適で気に入りました。
■ロゴス/丸洗いスランバーシュラフ
素材 | モイスポリ、ダイナチューブファイバー |
サイズ | (約):80×190cm |
重量 | (約):2.0kg |

シーズン長く使える
評価:幅広いシーズンに対応できるタイプです。自分的には、薄すぎずごつすぎず丁度いい感じでした。
■CANWAY/封筒型シュラフ
素材 | コットン、ポリエステル |
サイズ | 210×80×5cm |
重量 | 1.1kg |

キャンプへの持ち運びがラク
評価:コンパクトに収納できて、持ち運びも便利です。防水なので、多少濡れても問題ありませんでした。
■キャプテンスタッグ/洗えるシュラフ 600
素材 | 表地/ポリエステル100%、裏地・中綿/ポリエステル100% |
サイズ | (約):幅75×長さ185cm |
重量 | 900g |

天日干しでフカフカに
評価:夏場のキャンプや車中泊に使っています。洗濯をして天日干しをするだけで、ふかふかの状態になるのでメンテナンスがラクです。
■キャプテンスタッグ/洗える人型シュラフUB-11
素材 | 表地:リップストップポリエステル100%、裏地・中綿:ポリエステル100% |
サイズ | (約):62×190cm |
重量 | (約):1.6kg |

快適な寝心地
評価:身長170cmで、ちょうどいいサイズでした。6度の気温の中で、ファスナーを開けて寝ましたがぐっすり快適に眠れました。
■KingCamp/人型寝袋
素材 | 表地:ポリエステル、中綿:シルクコットン、裏地:ナイロン |
サイズ | 210x80cm |
重量 | 約1.6kg |

速乾性があって便利
評価:洗濯できてすぐ乾くので便利です。ただ、小柄なため少々大きいことが難点です。室内で暖房を使わずに快適に眠れます。
■BELTEMPO/難燃素材の動ける寝袋
素材 | 側地:ポリエステル100%(難燃素材)、中綿:ホワイトダッグダウン |
サイズ | Mサイズ:身長150cm~165cm 、Lサイズ:165cm~180cm |

おしゃれなアウター感覚
評価:値段はしますが、温かくて快適でおしゃれなのでアウター的な感覚で使っています。家でもキャンプでも使えるので便利です。
コンパクトなシュラフをゲットしてキャンプで快適に眠ろう!
コンパクトのおすすめシュラフを紹介しました。種類や素材の違いなど、シュラフを選ぶポイントはさまざまです。自分のスタイルに合うシュラフを選ぶことが、安全で快適なキャンプにつながります。サイズや温度、素材などシュラフを選ぶときは、選ぶポイントを参考にチェックしてみてください。
自分が気にいるコンパクトなシュラフをみつけて、快適なキャンプを楽しみましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。