肥後守ナイフの特徴とキャンプにおすすめの商品を紹介!
肥後守ナイフという名前は、聞きなれませんが、いったいどのような物でしょうか。その特徴を調査します。肥後守の刃物は、手のひらにのるほどのコンパクトサイズが主流です。
小さめなのに使い方はいろいろ、切ったり削ったり、調理だって可能です。これは今ブームになっているキャンプに好都合です。おすすめの商品と合わせて肥後守ナイフの情報を紹介します。
肥後守ナイフの特徴
■肥後守ナイフとは?
明治27年頃重松太三郎が兵庫県三木市で金物問屋を創設しました。当時、鹿児島から持ち帰ったナイフを重松太三郎が、持ち運びが簡単で折りたためる刃物に改良しました。熊本地方での商売が多かったため刃物の名前を肥後守ナイフとしました。
この時代は、小型刃物は、生活の必需品でした。子どもたちは、鉛筆を削ったり、竹とんぼなどのおもちゃも手作りで削るのに欠かせませんでした。肥後守は、時代とともに刃先の形状が、v字断面でしたが四角い形になっています。
■特徴①高コスパ
肥後守は山型で、菊の花模様の座金でできています。刃渡りは、4㎝から6㎝ほどが主流です。手のひらに乗るサイズなのに切れ味は最高で、小枝や細かい木々を削ったり段ボールでも切り裂くことができます。肥後守の商品を使った人は、その切れ味に感動するほどです。
握る部分は真鍮製で、チキリという部分があるためブレードを固定できるため安心して使えます。機能性が優秀なのに、ホームセンターなどで1000円ほどで購入できるためキャンプにもってこいです。
■特徴②手のひらサイズでコンパクト
肥後守の特徴のひとつが、刃渡りが5㎝ほどであることです。手のひらにおさまるので折りたたんでポケットに入れられ作業するとき重宝します。キャンプに出掛ける時、服のポケットに入れれば、作業の邪魔になりません。
刃先の後ろ側にキチリがあることで、取り出しやすくなっています。刃物を持ち運ぶ際6㎝以上の大きさだと銃刀法違反になることもありますが、肥後守は銃刀法の対象外です。ただし、本来の目的以外で持ち歩きは違法になるので注意しましょう。
■特徴③ブッシュクラフトにも調理にも使える
肥後守ナイフは、キャンプには欠かせません。アウトドアではテントやタープを設営するときロープを切ったり、小枝を削って杭にします。薪を割るバトニングにもしっかり対応できます。
バトニングとは小型刃物で木を割って薪を作ることです。肥後守ならコンパクトながら、刃の作りが頑丈なので、バトニングができます。また焚き付けのために枝を細く薄く削ることはブッシュクラフトの手法です。
キャンプにおすすめの肥後守ナイフ
■肥後守 大サイズ
全長 | 約179mm |
刃厚 | 約31mm |
材質 | 刃は青鋼 ハンドルは真鍮 |
五歳の長男に
評価:来年春小学校に入学する長男のために購入しました。多少の怪我をしても、刃物を使いこなすことのメリットの大きさを伝えたかったので購入しました。
■肥後守定和式ナイフ 青紙割込 真鍮 特大
全長 | 約215㎜ |
刃厚 | 約3㎜ |
重量 | 75g |
刃の材質 | 青紙割り込み |
入門~奥が深い刃物
評価:昔ながらによる本物の肥後守、手作業工程が多いので個体差がかなりあるようです。鞘にもまっすく収まるしグラインダー跡も控え目で切れ味もまあまあでした。
■LOGOS(ロゴス) LOGOS×肥後守 ナイフ 青紙小
全長 | 125㎜ |
重量 | 約35g |
材質 | 炭素鋼(青紙)、真鍮 |
切れ味抜群
評価:思ったより小さいが、刃の厚みと重量感があります。切れ味抜群でした。
肥後守ナイフを手に入れよう!
肥後守ナイフの特徴について調査しましたが、いかがでしたか。コンパクトなサイズなのに活用範囲が沢山あります。特にアウトドアでは、テントを設置するとき枝を削って杭を作ったり、ロープを切ったり、調理にも重宝します。
肥後守は戦前から暮らしに欠かせない道具の一つでした。しかし現代社会では刃物の取り扱いに厳しくなっています。キャンプをするとき、ルールを守っておすすめの肥後守の刃物を活用してみてください。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。