エアロプレスで本格エスプレッソの淹れ方を紹介!
エアロプレスとは、その名の通りコーヒーをプレスして抽出する方法です。ミルで粉砕した粉と少量のお湯を馴染ませ、さらにお湯を追加し空気圧で押し出すように抽出します。
プラスチックの本体を使ってドリップするわけですが、基本は上から両手で押し出すようにします。女性であれば、力を必要と感じる方もいらっしゃるとか。その場合は軽く体重を乗せて抽出します。
エアロプレスの魅力
■エアロプレスの基本情報
セット内容 | チャンバー、プランジャー、キャップ ファンネル、フィルターケース&フィルター |
素材 | チャンバー、プランジャー 原料樹脂:ポリプロピレン(耐熱温度80度)キャップ、スプーンパドル、ファンネル、ペーパーフィルターフォルダー 原料樹脂:ポリプロピレン(耐熱温度140度) ゴム 原料樹脂:ポリスチレン(耐熱温度110度) |
重量 | 476g |
いつでも本格コーヒーを飲める
評価:毎回キャンプに持っていくほど、愛用しています。本格コーヒーが手軽に楽しめる商品です。
■魅力①コンパクトで持ち運びがしやすい
エアロプレスの本体は、チャンパー(フィルターをセットして粉+お湯をいれる部分)とプランジャー(押し出し用)のパーツでできています。
どちらもプラスチック製品ので軽重量。ふたつを重ねてしまえば、「134mm×幅104mm」とコンパクトになるのが一番の魅力。このくらいのサイズ感であれば、ちょっと大きめのリュックにも入りますね。
安定した味わいを求めるならサイフォンが一番いいんですが、ガラス製品であったり重かったりとキャンプにはどうにもかさばってしまいますね。でもペーパードリップは淹れる人によってだいぶ味わいが変わってしまうので難しい。それを一気に解決してくれるのがエアロプレスなんです。
■魅力②様々な淹れ方ができる
エアロプレスは、豆の挽き方やお湯の加減で、様々な淹れ方ができます。単純な構造になっているので味のブレも少なく、誰が淹れても同じ味わいを楽しめるこのエアロプレス、驚きなのが、お水でも抽出できることです。
抽出方法的に、ペーパードリップなどより圧がかかるため、より豆本来の味わいを惹き出すことができます。基本はエスプレッソですが、粉の量を加減したりお湯を入れた後の撹拌する回数で、また違った味わいになります。いろいろ試して、自分好みのコーヒーを探るのも楽しそうですね。
■魅力③後片付けが簡単
単純な構造+本体全体がプラスチックとのとこで丸洗いができるのもポイント。本体を押して抽出するスタイルのエアロプレスは、抽出後のカスがフィルターと共に底に溜まります。底のキャップを取り外したら、そのまま押し出せばカスは出てきちゃうんです。とっても楽ですね!
食洗機も対応しているので、家でも屋外でも片付けが簡単。
エアロプレスでエスプレッソを淹れる方法
■準備するもの
- エアロプレス本体(チャンバー、プランジャー、パドル、フィルター)
- コーヒーの粉(一杯目安12g)
- コーヒーカップ(または、ドリップポット)
- ドリップポット
- (以下はあると便利なもの)
- 電子スケール
- ストップウォッチ
■抽出方法
今回は初心者向けの「インヴァート方式」いう淹れ方を解説します。
まず、本体を逆さまにします。専用のフィルターにお湯をかけてしめらせ、本体には適量の粉とお湯(1杯目安量160cc)を入れます。この時ゆっくり入れないと粉が浮き出てきてしまうので注意してください。
パドルをつかって攪拌したらフィルターをセット。ここから1分ほど待ちます。 上のキャップを、用意したコーヒーカップ(ドリップポット)に逆さまにしながら乗せてプレス!
真上から両手でゆっくり一定の力でがポイント。これで完成です。
■美味しく淹れるためのポイント
最後まで押し切るとエグみがでてしまうのが圧をかけている弱み。押し切る直前で止めてください。
力任せにするとひっくりかえってしまったりもするので、それにも注意が必要です。コーヒーカップも口径に合ったものがベスト。さらに上から圧をかけるので、厚みのないシェラカップに直は危ないです。
コーヒーカップがない場合、抽出するときはドリップポットを使った方が安定して入れれそうですね。
エアロプレスを使ってキャンプで本格エスプレッソコーヒーを
初心者でも味のブレが少なく、安定した味わいで飲めるエアロプレス。豆自体の深い味わいを楽しめるほか、プラスチックの本体もキャンプをしている身としては軽量かつ掃除が楽ちんなのが、とても魅力的ですね。
いつもはペーパードリップの方も、豆はそのままでまた違った味を楽しめます。その日の気分で決めても楽しそうですね。ぜひ、トライしてみてください!
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。