キャンプにおすすめの温度計を紹介!

キャンプに温度計が必要な理由
キャンプにはどうして温度計が必要なのでしょうか?本項ではその主な理由について具体的な使い方と共に詳しく解説しています。キャンパーの健康と安全を守るための道具として上手に活用しましょう。
■熱中症や脱水症予防

その時置かれた環境で気温がどれくらいかを知ることは、熱中症予防や、脱水症予防になります。特に太陽がさんさんと照って暑くなる夏場には、温度と湿度を把握することで熱中症対策の目安となります。
■服装が選びやすい

気温がどれくらいあるかで、その時適した服装を選ぶことができます。例えば、一般に23℃を超えれば長袖から半袖に替えていい頃合いですし、10℃を下回ればもっとも寒い時期の服装を意識しなければいけません。
■湿度計付きで肌の乾燥予防

■時計代わりに

時計代わりに温度計を活用する使い方もおすすめです。デジタル商品の中には、温度と共に大きく現在時刻が表示されているものが多くあります。キャンプサイト内で立て掛けたり、吊るしておくと、みんなが見られる時計として役に立ちます。
■風邪や低体温症予防

キャンプで使う温度計の選び方
キャンプで使う温度計を選び方について具体的な使い方と共にチェックしてみましょう。100均で手軽に手に入るものから、室内室外を同時に測定できる本格的なものまで、多くの種類が販売されています。使い方に合わせて上手に温度計を選びましょう。
■画面の見やすさ

■最高気温・最低気温が記録できる

多機能なタイプの商品には、最高気温と最低気温を表示してくれるものがあり、工夫次第で便利な使い方ができます。例えばキャンプ場で翌早朝の気温がどれくらい寒くなるのかを知るために、前日の最低気温を目安に予測するなどの使い方ができます。
■湿度計

■時計機能

デジタルタイプの温湿度計には、時計が常に表示されている商品が多くあります。テーブルに置いてキャンプ中のスケジュール把握に役立てたり、キャンプが終わって帰宅した後も置き時計として活用することができます。
■バックライト機能

バックライト機能がついている温湿度計は、夜間のキャンプサイトでも表示がはっきりと見やすいのでおすすめです。テント内だけでなく、テント外でも気温や湿度が確認ができ便利です。
■室内と室外で使用可

キャンパーのあいだで特に人気なのは、クレセルなど室内と室外の両方を同時に測定できるタイプの温度計です。本体を室内に置いて、有線のセンサーや、ワイヤレスの子機を室外に置いて気温を測定します。テント内外の気温差や湿度差を調べるにも便利です。
キャンプに便利なおしゃれ温度計8選
本項ではキャンプに便利な温度計のおすすめを8つピックアップしました。人気ブランドのクレセルの商品や、ワイヤレスで屋内外の気温を測定できるアイテム、100均で買えるおしゃれな商品などの詳細をまとめています。
■クレセル/デジタル温度計
サイズ | 122×80×19mm |
重量 | 115g |

カレンダーが便利
評価:クレセルの温度計は、カレンダーにその日の最高気温と最低気温が表示されるのがありがたいです。室内と室外を同時に測定できるところも気に入っています。
■100均ダイソー/壁掛けタイプ 温・湿度計
100均で販売されている温度計のなかでも、スタイリッシュな見た目が人気のダイソーの壁掛け用温湿度計です。目安計と記載がされており、実際の温度・湿度と多少の誤差が生じる場合があります。手のひらサイズの大きさで、持ち運びが便利です。

100均で十分
評価:100均とは言え、だいたいの気温を知るには十分な性能です。小さくて邪魔にならず、キャンプ先で持っておいて損はないと思います。
■ワイヤレスデジタル温湿度計
親機サイズ | 11.2cm×9.5cm×2.4cm |
附属品 | ワイヤレス屋外送信機×3個 |

表示が見やすい
評価:表示がくっきりしていてバックライトもついているため、夜でもしっかり見えるところが良いです。子機全部を使うことはありませんが、テントの中と外の気温をチェックするのに役立ちます。
■サンカンパニー/ハイクヒッチ2 カラビナ
サイズ | 3.2cm×5.7cm |
重量 | 17g |

おしゃれ
評価:リュックにつけて使用しています。シンプルながらかっこいいデザインが気に入っています。温度計としても氷点下まで計れるので冬キャンプで重宝しそうです。
■ブライン/ポータブル温湿度計
サイズ | 約幅70×奥行16×高さ36mm |
重量 | 約25g(電池含まず) |
測定範囲 | 温度:-9.9〜50.0℃、湿度:10〜99% |

熱中症対策の目安に
評価:小さな子供や高齢の親と夏キャンプに行く時に便利です。熱中症の危険がある温度、湿度になるとバックライトが点滅して危険を知らせてくれます。
■タニタ/黒球式熱中アラーム
サイズ | 幅 58mm × 高さ 108mm × 奥行 36mm |
重量 | 約65g |

子供との夏の外出に
評価:輻射熱まで測定できるとのことで、天気予報では分からない熱中症の危険まで注意することができ、子供との外出時に安心です。危険な時はアラームが鳴るので急な温度変化にもすぐ気付ける点も良いです。
■LAD WEATHER ラドウェザー/センサーマスター4 SENSOR MASTER IV
サイズ | 本体:約6.0x4.0x2.0cm 、カラビナ:約5.8x3.2x0.5cm |
重量 | 約47g(カラビナ含む) |

山登りにも
評価:温度計、湿度計だけでなく高度計測や気圧の変化までチェックできる万能センサーです。おしゃれで多機能、高機能なのにこの値段は安いと思います。
■mitas/デジタル温湿度計
サイズ | A 約8.0 x 9.8 x 2.0cm、B 約11.0 x 10.0 x 2.0cm、C 約8.5 x 6.5 x 2.5 cm |
重量 | A 約84g、B 約108g、C 約87g |
測定範囲温度 | A -50℃〜70℃、B -10℃〜70℃、C -10℃〜70℃ |

バックライトが便利
評価:夜間でもバックライトがあるのと表示が大きいのでとても分かりやすいです。壁掛けとスタンド両用できるのも気に入っています。
■キャンプにおすすめの温度計比較表
商品名 | クレセル/デジタル温度計 |
---|---|
100均ダイソー/温湿度計 | ワイヤレスデジタル温湿度計 |
サンカンパニーハイクヒッチ2カラビナ | ブラインポータブル温湿度計 |
タニタ黒球式熱中アラーム | センサーマスター4 |
ミタスデジタル温湿度計 | 画像 |
特徴 | ・屋内外の気温を同時に測定できる ・カレンダーへ最高最低気温の記録が可能 ・防滴の本体 |
・100均商品なので安い ・手のひらサイズ ・目安計のため正確には測定できない | ・子機3台で複数個所測定可能 ・バックライト付きで夜間も見やすい ・24時間の最高最低気温を記録 |
・アメリカブランドのおしゃれなデザイン ・氷点下から計測できる温度計 ・方位磁石付き | ・熱中症の危険目安が判る ・バックライト機能付きでも夜間でもチェックしやすい ・防滴機能で水遊びでも安心 |
・輻射熱を測定できる黒球式 ・熱中症警戒レベルをアラームで知らせる ・バックライト付き | ・アメリカ製センサー搭載 ・カラビナ付きのポケット型フィールドギア ・ 高度、気圧、方位計と天気予測、温湿度計の多機能タイプ |
・シンプルコンパクトなデザイン ・バックライト付き ・(BCタイプは)最高最低気温が常に表示される | 商品リンク |
店頭のみ販売(¥110) | 楽天(¥1,760) |
キャンプで薪ストーブを使う際の温度計4選
キャンプで薪ストーブを使うときに便利な、薪ストーブ専用の温度計を調べました。耐熱ガラスを採用し表示がはっきりとわかるものや、マグネット式で装着が簡単なアイテムなどを紹介しています。薪ストーブを使う人はぜひ参考にしてみてください。
■Tomerry/マグネット式ストーブ温度計
サイズ | 直径6cm、厚さ0.9cm |
測定範囲 | 0~500℃ |

目盛りが見やすい
評価:薪ストーブの温度を計測するために購入しました。目盛りが細かく設定されているので急な温度変化も分かりやすいです。
■温度計サーモ530
サイズ | Φ63×厚み21mm |
重量 | 約103g |
計測温度 | 0℃〜400℃ |
材質 | ステンレス(ボディ) |

耐熱ガラス蓋が良い
評価:耐熱ガラス蓋になっている点が安心です。オーブンの壁に取り付けていますが、文字盤が見やすく分かりやすいです。
■ファイヤーサイド/サーモメータ―
サイズ | Φ52mm |
重量 | 34g |
材質 | ガラス、ホウロウ鋼板、アルマイトマグネット |
計測可能温度 | 20℃~400℃ |

国産が安心できる
評価:日本製ならではの安心感と、長期使えそうな頑丈さが気に入っています。見た目にもシンプルながらオレンジカラーが効いていておしゃれです。
■ホンマ製作所/ストーブ温度計701
サイズ | W86×D10×H70mm |
測定温度 | 0~450℃ |

カラー表示が分かりやすい
評価:ストーブ本体と煙突の接続部分に取り付けるような使い方をしています。適正温度がカラーゾーンで分けてあるため、温度調整がしやすいです。
■薪ストーブ用温度計比較表
商品名 | Tomerryマグネット式ストーブ温度計 |
---|---|
サーモ530 | ファイヤーサイドサーモメータ― |
ホンマ製作所ストーブ温度計 | 画像 |
特徴 | ・目盛りが細かく温度変化が分かりやすい ・0~500℃まで計測可能 ・マグネット式でかさばらない |
・目盛りが5℃刻み ・マグネット式 ・文字盤が耐熱ガラスで見やすい | ・国産ホーロー採用 ・耐熱ガラスで文字盤が見やすい ・アルコマグネットは経年劣化に強い |
・マグネット吸着式 ・適正温度がカラーに分けられ見分けやすい ・中国産 | 商品リンク |
■薪ストーブを使う際は一酸化炭素チェッカーも
キャンプの温度計Q&A
- 夏だけでなく冬でも温湿度計が必要な理由は何ですか?
冬はテントを閉め切り、中でストーブなどをつけていると自分が感じている以上に室内の温度が高くなりがちです。その環境で水分補給を怠っていると容易に熱中症になるため、温湿度計でチェックは欠かせません。
- 薪ストーブに一酸化炭素チェッカーは必ず必要ですか?
- 冬にテント内で暖房器具を使う場合、一酸化炭素中毒のリスクはつきものです。一酸化炭素は無味無臭ですから、気づけばテント内に一酸化炭素が充満して一酸化炭素中毒になってしまうことも。特に薪ストーブは燃えにくい薪を使ったり、着火に失敗することで不完全燃焼を起こしやすく一酸化炭素を多く排出してしまいます。安全のためテント内で薪ストーブを使う場合は必ず一酸化炭素チェッカーを使用し、一酸化炭素中毒から身を守りましょう。
キャンプに便利なおしゃれ温度計を持っていこう!

キャンプにおすすめの温湿度計を紹介しました。100均で購入できる簡易的なものから、室内と室外を同時に測定できる有線・ワイヤレスタイプの温湿度計など、人気の商品をピックアップしています。温度計を上手に使って、健康で安全なキャンプを楽しみましょう!
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。