キャンプにおすすめのナヴァランを紹介！
ナヴァランとは、子羊とカブを煮込んだ料理のことです。ナヴァランは子羊をじっくり煮込むことで、旨味がたっぷりでます。
お肉と野菜はトロトロになり、口の中でとろけるような絶品料理です。お肉とカブを煮込んだ、いいにおいが食欲をそそります。
ナヴァランは煮込み料理なので、体の芯から温まり、キャンプごはんにぴったりです。また、子羊を使わず、豚肉や鶏肉でもアレンジできて、簡単に作れるのも魅力です。キャンプごはんにおすすめの「ナヴァラン」を詳しく説明していきます！
ナヴァランの特徴と作り方
■特徴①フランスの煮込み料理
ナヴァランとは、フランス語で「煮込み料理」を指し、子羊とカブや野菜をじっくり煮込んだ料理の事です。
フランス語でカブを「ナヴェ」というのが、ナヴァランの名前の由来といわれています。フランスでは子羊とカブ、季節の野菜を煮込んで食べるのが一般的です。
春野菜と子羊を煮込んだ料理を「ナヴァラン・プランタニエール」といい、フランスでは春のごちそうとして出されます。
■特徴②豚肩ロースで代用することもある
ナヴァランは本場フランスでは子羊と野菜を煮込んだ料理ですが、日本では子羊はなかなか手に入りにくいです。
しかし、子羊は豚肩ロース肉を代用しても、とても美味しくできます。豚肩ロースは煮込むとトロトロになり、ナヴァランのアレンジレシピとしてぴったりなのです。
豚肩ロースなら手に入りやすく、ダッチオーブンで煮込むことができるので、キャンプごはんに最適ですね！
■ナヴァランの基本的な作り方
【材料】
- ラム肩肉…400g
- 塩…3g
- 白コショウ…1g
- ニンニク…40g
- 白ワイン…300ml
- トマト缶…100g
- 水…具材が隠れる程度
- カブ…6個
- 小麦粉…10g
- 玉ねぎ…200g
- パセリ…適量
【作り方】
- ラム肉を一口大に切り、しっかりと塩コショウで下味をつけ、小麦粉を両面にまぶす
- カブは皮は剥かず、葉とひげ根を切り落とす
- 鍋に油をひき、半分に切ったニンニクをいれ、香りが出るまで弱火で炒める
- ラム肉を入れて、両面に焼き色をつけたら、一度取り出す。
- 玉ねぎは芯を残して6等分し、皮付きの乱切りしたニンジンを鍋に入れて炒める
- 白ワインを加えてひと煮立ちさせ、カブとラム肉・トマト缶・塩少々いれて20分煮込む
- 塩コショウで味をととのえ、パセリをふりかけ完成！
ナヴァランの作り方は、とても簡単でシンプルです。美味しくさせるポイントとして、ラム肉に小麦粉を付けると、トロトロに仕上がります。
味付けはシンプルに塩コショウだけですが、ラム肉のだしが野菜にしみ込み、とても美味しい料理です！
キャンプごはんにおすすめのナヴァランレシピ
■スペアリブのナヴァラン風
ラム肉をスペアリブにして作った、ナヴァラン風レシピです。骨付き肉を使い、味付けはブイヨンを使っているので、よりコクと旨味がでて絶品です！
付け合わせにグリーンピースやいんげんを使っているので、彩りよく食欲をそそります。いつもスペアリブはBBQばかりで飽きてしまった方に、おすすめのナヴァランレシピです。
■鶏肉でつくるナヴァラン風煮込み
ラム肉を鶏肉にアレンジした、ナヴァラン風煮込み。鶏肉とトマト缶の相性は抜群で、絶品です！
砂糖を入れることで少し甘みを出し、仕上げにバターをお好みでいれるので、コクが増した絶品料理です。サラダ豆パックを使っているので、お手軽なのも魅力。簡単でキャンプにぴったりなレシピです。
■牛肉とお豆のトマト煮込み料理
牛肉にアレンジしたナヴァランレシピです。マッシュルームを入れることで、きのことお豆の旨味がたっぷり入った、ナヴァランになります。材料も少なく手順も簡単なので、キャンプごはんにおすすめのレシピです。
ナヴァランを作ってみよう！
キャンプにおすすめのナヴァランを紹介しましたが、いかがでしたか？ナヴァランは、お肉と野菜を煮込むだけの簡単レシピ。作り方もシンプルなのでキャンプごはんに最適なのです。
ラム肉が手に入らなければ、豚肩ロース、鶏肉、牛肉でもアレンジできてしまうので、とてもお手軽ですね。
寒い冬のキャンプなどには、温かいナヴァランがおすすめです。絶品で、体の芯から温まりますよ。この記事を参考にして、ぜひキャンプでナヴァランを作ってみてください。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。