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春の山菜の種類や特徴まとめ!天ぷらなど美味しい食べ方もチェック!

春の山菜の種類や特徴まとめ!天ぷらなど美味しい食べ方もチェック!

春になると食べたくなる山の幸「山菜」まとめ。この記事ではこごみやこしあぶらなど春の山菜の種類や特徴を解説!山菜の美味しさを最大限にいかせる天ぷらのコツやちょっと苦みがあるので、苦手というお子様にも食べやすいレシピ、山菜の知られざる栄養価も紹介します。


春の山菜の種類と食べ方を紹介!

春に採れる山菜には収穫時期により3つの種類があります。まず、1月~3月の早春に採れる山菜には「セリ」「フキノトウ」「ツクシ」などがあります。
桜の季節になると山で「タラの芽」や「こしあぶら」「わらび」「ウド」「木の芽」など人気の山菜を採ることができます。初夏の時期には「こごみ」や「よもぎ」「ユキノシタ」などがあります。
どの山菜も天ぷらが最も山菜独特の風味を楽しめる食べ方ですが、他にお浸しや和え物、最近ではイタリアンパスタでも美味しく召し上がることができます。

春の山菜の種類と特徴

春の山菜①ふきのとう

雪解けの頃に平地や山間部の水気が多く日の当たらない場所に生えている山菜です。種を飛ばして増えるので、群生して生えています。根や灰汁にがあるので注意が必要です。
つぼみが閉じている状態のものは苦みが少ないのですが、花が開くと苦みがでてきます。美味しく食べるにはつぼみが閉じているものは天ぷら、花が開いているものは佃煮がおすすめです。

春の山菜②たらの芽

林道の脇など日当たりのよい山間部に自生する「タラノキ」という低木の新芽です。「山菜の女王」こしあぶらに対し、「山菜の王様」と言われる人気の山菜です。
天然物は4月~5月に収穫ができますが、最近はハウス栽培も盛んで初春から市場に出始めます。カリウムなどミネラル類が含まれており、栄養価の高い山菜です。3~5cmの状態がもっとも食べ頃で天ぷらで召し上がるのがおすすめです。

春の山菜③わらび

日本全国で収穫することのできる山菜です。里山を中心に日当たりのよい田んぼのあぜ道や雑木林などに生えています。旬の時期は九州では3月中旬、東北では5月ごろと地域によって異なり、春の訪れを感じることのできる山菜です。
灰汁が強いので十分なあく抜きが必要で、あく抜き後お浸しにしたり蕎麦やパスタの具材にするのが人気ですビタミンEを比較的多く含んでおります。

春の山菜④うど

天然物の山うどは主に関東から東北の水気のある山の斜面や崖などに生息する多年草です。旬の時期は4月から5月でそれ以外の時期には栽培物が市場に出回ります。
茎の部分は生で食するほか、塩漬けやみそ漬けで長期保存も可能です。葉の部分は天ぷらがおすすめです。クロロゲン酸、アスパラギン酸が含まれているのでがん予防や疲労回復に効果があります。

春の山菜⑤こしあぶら

タラの芽同様、低木の枝の先から芽吹き、「山菜の女王」と呼ばれています。比較的明るい雑木林などに生えており、4月~5月が旬になります。
灰汁が少なく、クセがないので山菜が苦手な方にも比較的食べやすい食材です。ポリフェノールを多く含んでおり、今注目の山菜です。

春の山菜⑥こごみ

別名「クサソテツ」とよばれる山菜でシダ植物の一種です。全国各地の水はけがよく、湿気がある場所に生えており、群生している場合もあります。旬は4月から6月で比較的遅い時期の山菜です。
食物繊維やビタミンK、ビタミンCが含まれており、栄養価の高い山菜です。冷凍保存も可能で、おひたしや和え物がおすすめです。天ぷらは下茹でなしで調理できます。

春の山菜⑦うるい

正式名は「オオギバボウシ」と呼ばれる山菜で、湿り気のある産地や草原に生息しています。東北地方が主な生息地で旬は4月から5月です。近年は全国で栽培されるようになり促成栽培も盛んになってきました。
クセや苦みがなく、最近洋食の食材としても注目の山菜です。生のままでも食べることができ、シャキシャキとした触感なのでサラダなどもおすすめです。

春の山菜⑧行者にんにく

北海道を中心に食べられていたため、「アイヌネギ」と呼ばれる山菜です。低い山や沢など北海道では様々な場所に生息していますが、成長に時間がかかるため、天然物は年々希少価値になってきています。
名前のとおりニンニクのような強い香りがあるのでしょうゆ漬けや豚肉との炒め物がおすすめです。また、ニンニク同様アリシンが多く含まれているので疲労回復効果があります

春の山菜の美味しいレシピ

春の山菜のレシピ①ふきのとうの天ぷら

材料

  • ふきのとう…4個
  • 薄力粉…カップ1/2
  • 水…カップ1/2

作り方

  • ふきのとうに薄力粉をはけを使って丁寧につけます。
  • 続いて、薄力粉を水で溶き、手又は、はけで丁寧に衣をつけていきます。
  • 180度に熱した油で衣がきつね色になるまでさっくりと揚げます。

程よい苦みが人気のふきのとう。サクサクの天ぷらがそのクセになる風味を最も楽しめる食べ方です。タラの芽やこしあぶらの天ぷらも同様に調理すると美味しく食べられます。

春の山菜のレシピ②木の芽とシソのパスタ

山菜といえば天ぷらや山菜そばなどの和食料理が浮かびますが、意外と合うのがイタリア料理。特にパスタとの相性は抜群。和食のハーブとよばれる木の芽を使ったパスタのレシピを紹介します。
木の芽以外にこしあぶらやこごみでも美味しく召し上がれます。山菜の香りをいかした様々な食べ方を試してみてください。
クックパッド「木の芽とシソのパスタ」

春の山菜のレシピ③わらび山菜ごはんレシピ

【材料】4人分

  • 白米:3合
  • 茹でたワラビ:180g
  • 油揚げ1枚
  • だし汁:3カップ(600ml)
  • 醤油:大さじ2.5杯、酒:大さじ2杯、ミリン小さじ2杯

作り方

  • 油抜きした油揚げと水切りしたワラビを3㎝くらいに切る。
  • 炊飯器の内釜に(1)とだし汁、調味料をいれ、白米モードで炊飯する。

春の山菜として馴染みのあるわらびを使った炊き込みごはんです。具材と調味料を入れるだけ。簡単に春を感じられる食べ方です。

春の山菜のレシピ④こごみのくるみ和え

材料

  • くるみ:適量
  • こごみ:約200g
  • 調味料:きび砂糖小さじ1、しょうゆ大さじ3/4、みりん大さじ1

作り方

  • ローストしたくるみをつぶし調味料を加え、よく混ぜ合わせます。
  • こごみを頭と茎に切りわけ、頭のほうを沸騰したお湯で1分ゆでる。
  • ざるにあげて氷水で冷やし、絞って水気をきる。
  • (1)と和えて冷蔵庫で冷やし味がなじめば出来上がり。

クセの少ないこごみをつかった和え物です。茎の部分は天ぷらにするのがおすすめです。山菜は火を通すことで、香りを楽しむことができるのも魅力でしょう。

春の山菜を味わおう

日本人は栄養学などがなかった古来から苦みのある春の山菜を食することで健康維持を保っていました。現代になってこのことは新陳代謝を活発にして冬に間にため込んだ脂肪や老廃物を排出するメカニズムがわかってきました。
春の山菜は様々な食べ方を楽しめるうえに栄養もしっかりとれます。春の訪れを感じられる食材で旬を味わい、自然の恵みに感謝しましょう。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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