パップテントの張り方アレンジ!過保護張りや小川張りがおしゃれで大人気
パップテントの張り方のアレンジ方法を、わかりやすく説明します。また、過保護張りや、小川張りなどの張り方を徹底解説。さらに、過保護張りや、小川張りに適したパップテント・タープも詳しく紹介しているので、ぜひ目を通してみてください。

目次
- パップテントの過保護張りスタイルは快適
- パップテントを過保護張りするときのメリット
- メリット①:設営や撤収時に雨に当たりにくい
- メリット②:結露の防止になる
- メリット③:雨音が気にならない
- 過保護張りしたときのデメリット
- デメリット①:荷物が増える
- デメリット②:設営に時間がかかる
- デメリット③:費用がかかる
- パップテントのアレンジとして小川張りも人気
- 無骨で大人気!パップテントおすすめ3選
- パップテント①:パップテント
- パップテント②:ゴッドパップ
- パップテント③:パップテント
- 過保護張りや小川張りにおすすめのタープ3選
- タープ①:ヘキサタープ
- タープ②:ムササビタープ
- タープ③:しろくまスクエアタープ
- パップテントは小川張りや過保護張りなと張り方のアレンジが多彩
パップテントの過保護張りスタイルは快適
パップテントは、昨今人気のテントです。なぜなら、程良いサイズ感で且つ、丈夫なテントだから。耐久性が高いので、雨や風にも強いといった特徴もあります。また、設営がしやすく初心者にも扱いやすいと評判です。
もともと、パップテントは米軍やドイツ軍などが軍事遠征に使っていた軍幕テントです。そのため、無骨な見映えをしており、色も野営に合うような色が多く見受けられます。また、パップテントは収容人数は1〜2人程なので、決して広いテントではありません。
しかし、タープを組み合わせることで、狭さの問題も解消できるでしょう。本記事では、パップテントに対しての過保護張りのメリットや過保護張りや小川張りにおすすめの商品をピックアップしています。
パップテントを過保護張りするときのメリット
パップテントは、キャンプ泊が手軽に満喫できます。さらに、タープを組み合わせることでより、キャンプ泊を楽しむことができるでしょう。パップテントを過保護張りするメリットを、3選紹介します。
メリット①:設営や撤収時に雨に当たりにくい
過保護張りは、雨天時に大活躍の張り方です。過保護張りはパップテントをタープ内に収めるので、雨が当たりにくいからです。リビングスペースが狭くなりますが、テントをなるべく雨に濡らしたくない場合にはおすすめの張り方といえるでしょう。
テントは乾きにくく、完全に乾かすには手間もかかるためです。また、設営・撤収の際にも濡れずに済むのも嬉しいポイントです。タープより背の高いテントは、タープ内に収めることが難しいですがパップテントはこぢんまりとしたテントのため、過保護張りに向いています。
メリット②:結露の防止になる
過保護張りは、パップテントとタープに隙間を作ることが可能です。この隙間が湿気を逃がす通り道になり、結露を防止する役目を担っています。張り方のコツは、しっかりとピンと張ることです。そうすることで、空気の隙間を作り、テント内の結露を発生しにくくします。
ピンと張らずに、たるんだ張り方をしてしまうとテントとタープが密着してしまい、結露を防げません。時期によっては夜露が冷えて、テントとタープが凍り付いてしまうこともあります。はがすのも一苦労のため、隙間は確保しましょう。
メリット③:雨音が気にならない
過保護張りは、雨音が気にならないのもメリットです。なぜなら、テントはタープ内に設置しているので、テントに直接雨が当たらないからです。タープが雨からテントを守るので、音が軽減します。夜のキャンプでの雨音は、不安感を煽られることもあるでしょう。
少しでも雨音を減らす工夫をして、安心して眠れるようにするに越したことはありません。雨天時にテント内で寝るときは、過保護張りは非常におすすめの張り方です。静かに落ち着いて寝られるので、雨音が気になり眠りが浅くなるという人は、ぜひ試してみてください。
過保護張りしたときのデメリット
過保護張りはメリットだけではなく、デメリットもいくつかあります。デメリットを把握することで、快適にキャンプライフを送るためのヒントにもなるでしょう。こちらでは、過保護張りのデメリットを3選解説します。
デメリット①:荷物が増える
パップテントは、携帯性が高いのが売りです。なぜならばパップテントは、ほかのテントに比べるとコンパクトなテントだからです。気軽にキャンプが楽しめるテントとしても、大変人気ですが、タープを持って行くとなると当然、荷物は増えます。
また、張り方によってはポールやロープを、多めに持って行かなくてはならないこともあるでしょう。タープの張り方に、こだわりがある人にとってはなおさらです。パップテントのみであれば、運搬も楽です。
しかし、タープ分の荷物が増えるので、パップテントの携帯性の高さが活かされません。タープを使用するキャンプでは、荷物が増えてしまうのはやむを得ないでしょう。
デメリット②:設営に時間がかかる
パップテントは、初心者におすすめのテントです。設営が非常に簡単で、時間がさほどかからないからです。パップテントは、誰でも手軽にテント泊ができるのが魅力でしょう。ただ、タープを張ると、それだけ設営の時間がかかります。
また、過保護張りはタープ内にテントを収めるような張り方です。そのため、位置の計算をしながら張るので、さらに手間もかかります。このことから、設営に時間がかかってしまうというのはデメリットの一つです。
デメリット③:費用がかかる
テントのみのテント泊に比べたら、費用がかかります。なぜならタープ代が、かかるためです。好みのタープや、機能性の高いタープを選ぶと値段も高くなります。また、タープの機能性だけではなく、所有しているテントのサイズや相性も計算すると、さらに費用がかかる恐れがあります。
質の良し悪しや、サイズの大小によって金額は左右されるので、自身のキャンプライフに合わせて、タープを選ぶようにしましょう。
パップテントのアレンジとして小川張りも人気
パップテントのタープの張り方のアレンジは、過保護張り以外に小川張りもおすすめです。小川張りは、過保護張りにはない開放的なスペースを確保できるのが特徴です。タープ内にタップテントを収めるのではなく、出入り口から繋げるような張り方だからです。
空いたスペースは、広々としたリビングとして使えます。テントの出入り口とタープ内のスペースが繋がっているため、雨に濡れずに移動も可能です。また、個性的な見映えも評判で、シャープな装いです。少しアレンジを加えるだけで、さまざまな張り方ができるのも魅力といえるでしょう。
無骨で大人気!パップテントおすすめ3選
ミリタニーテントとして有名なパップテントは、キャンパーの中でも需要が高いです。おすすめのパップテントを3選ピックアップしているので、参考にしてみてください。
パップテント①:パップテント









非常に頑丈で、人気のパップテントです。雨や雪、風にも強くどのシーズンでも使えます。収容人数は1~2名で、リビングと寝室を確保できます。そのため、ソロキャンプで使用すると、十分な広さで開放的です。満足のいくテント泊ができるでしょう。
また、テントの前と後ろにジッパーがあり、ジッパーを開けたり閉めたりすることでさまざまなアレンジができるのも特徴です。好みのレイアウトで、キャンプライフを満喫できます。さらに、しっかりと目隠しもできるため着替えもでき、安心して使えるパップテントです。
サイズ | 360×190×110cm |
重量 | 5.2kg |
材質 | ポリコットン |

紫外線対策ができる
評価:遮光性が高く紫外線を防いでくれます。日焼けをしたくない人には、うってつけのパップテントです。夏キャンプも快適に楽しめます。
パップテント②:ゴッドパップ










サイドウォールが取り外しができるので、開放感を得られるパップテントです。テント内から、景色を楽しみたいときに重宝できます。耐熱性が高いため、焚き火も満喫できます。本格的なキャンプライフを堪能したい人には最適です。撥水性も高く、雨天時にも問題なく使用できます。
インナーテントは、メッシュ生地になっており夏場も涼しくテント泊ができ、虫の問題も解決してくれます。また、テントの後ろ側をロープで引っ張り固定することで、テント内の広さを調節することが可能です。機能が多く、いろいろなスタイルに変幻自在なのが魅力でしょう。
サイズ | フライ(約)360×190×110cm・インナー(約)190×85×100cm |
重量 | (約)6.6kg |
材質 | コットン・ポリエステル |

機能性が高い
評価:ベンチレーションが備わっているので、テント内の空気を循環しやすいです。フルにクローズしている状態でも、十分に換気ができます。
パップテント③:パップテント








パップテントらしく、軽量で持ち運びが楽です。気軽にキャンプを楽しみたい人には、おすすめです。アウトドアだけではなく災害時にも活用できます。また、2人まで利用できるので、テント内も広々としています。
入り口はメッシュ生地になっており、テントの後ろ側にベンチレーションも付いているので、通気性が高く湿気を逃がしてくれるでしょう。そのため、結露が発生しにくい構造でもあります。
さらに、設営が簡単にできる初心者にも優しいパップテントです。アウトドアの経験がまだ浅い人にはぴったりのパップテントでしょう。
サイズ | 210×120×115cm |
重量 | 約1.5kg |
材質 | ポリエステル |

お手軽なパップテント
評価:軽量で、持ち運びは楽なのでアウトドアデビューの人にはぴったりです。ランタンフックも付いており利便性も高いため、使い勝手も良いです。
過保護張りや小川張りにおすすめのタープ3選
パップテントにタープを組み合わせることで、アレンジを加えることができ一段とアウトドアを満喫できます。過保護張りや小川張りに最適なタープを3選紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
タープ①:ヘキサタープ






張り方次第で自由自在に形状を変えられます。環境や時期、自身のキャンプスタイル合わせてアレンジを加えられるのが特徴です。耐水性もあり、雨天時も安心して使えます。また、サイズも大きいので、複数人でも利用が可能です。
さらに、ロープの長さを好きなように調整できる自在フックが付いています。そのため、アウトドアに慣れていない人にも手軽に扱えます。サイズも大きいため、過保護張りも小川張りにも最適です。
サイズ | (約)440×440×231cm |
重量 | (約)4.4kg |
材質 | ポリエステル |
カラー | ベージュ・カーキ |

ロープに反射板
評価:ヘキサタープは張ると、どうしてもロープを広く張り巡らすことになります。夜間になると、暗くなり足元のロープに気づかずに足を引っかけてしまうこともあります。しかし、ロープに反射板が付いているので、暗くてもロープの位置が把握しやすいです。
タープ②:ムササビタープ









初心者から、キャンプ歴が長い人まで人気のタープです。コーナー部分が強めに縫製されており、耐久性も高く頑丈な造りになっています。また、ほかのタープに比べ、ムササビタープは生地が厚めになっています。
さらに、設営すると手足を広げたムササビのような形状になり、風が抜けやすい構造になっているのも特徴です。そのため、風の抵抗が少なくなり、劣化もしにくいです。個性的な広がり方は、日陰の部分が多く取られるように設計されています。
アレンジも可能なので、過保護張りや小川張りのようにテントに組み合わせても良いですし、タープ単体で設営して利用もできます。
サイズ | (約)510×400×260cm |
重量 | 6.8kg |
材質 | ポリエステル |
カラー | ブラウン&ベージュ・カーキ・グリーン・ライトグリーン・ブラウン |

カラーバリエーションが豊富
評価:色の種類が多くデザイン性が高いです。形状も可愛らしく、気分が盛り上がります。色味が鮮やかなものが多いので、キャンプ場でも見つけやすいです。
タープ③:しろくまスクエアタープ









サイズが控えめなタープで、撤収作業もスムーズに行えます。形状が正方形で、畳むのも負担なくできるためです。とくに、撤収時は時間がないことが多いので、撤収作業が少しでも滞りなくできるのは非常に助かります。
また、ルーズベルトが計8カ所あるため、ポールと合わせてレイアウトのアレンジが難なくできます。さらに、紫外線を大幅にカットしてくれる生地に、耐水性の高さも備わっています。
強い日差しや、突然の雨から身を守ってくれるでしょう。大人数での利用には向いていませんが、3~4人程の人数には申し分ないタープです。
サイズ | (約)300×300×210cm |
重量 | (約)3.3kg |
材質 | ポリエステル |
カラー | カーキ&オレンジ・ホワイトベージュ&カーキライン・ブラウン&ベージュライン |

家族利用向き
評価:使いやすく、小さい子供がいる家族にはうってつけなタープです。サイズもちょうど良く、車に積みやすいのが嬉しいです。
パップテントは小川張りや過保護張りなと張り方のアレンジが多彩
パップテントは、気軽にアウトドアを楽しむことに適しています。非常にコンパクトで、持ち運びに負担がかからないためです。頑丈で使い勝手も良く、突然の天候の変化に対応できるのも強みでしょう。また、タープを組み合わせることで、幅広くテント泊を楽しむこともできます。
タープを利用すればリビングスペースが確保できるので、複数人でキャンプライフを満喫することにもうってつけです。さらに、パップテントは小川張りや過保護張りなどの張り方が、試しやすいテントです。
パップテントにタープを組み合わせる際は、小川張りや過保護張りの張り方を覚えてアレンジを楽しんでみてください。

この記事のライター
永塚 学
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