タープの種類や選び方・おすすめ商品20選を紹介!
キャンプに便利なタープは、日差しよけなどの役割や雨などの対策にもなります。テントとは別のスペースで、快適に過ごすことができるアイテムです。焚き火ができるタイプや安いタイプなどさまざまな種類があり、どれが自分にとって合うのかわからないという人もいますよね。
初心者にもわかりやすいタープの選び方やおすすめコスパがいい商品など、購入のポイントについて紹介していきます。
タープの特徴と種類
■タープとは?
タープとは、日差しをよけたり雨をよけたりするだけでなく、リビングのような役割もあります。布状の大きなシートですが、タイプがいろいろあることが特徴です。焚き火やキャンプだけでなく、BBQやデイキャンプなどでもよく利用されています。
熱中症対策や日焼け対策にもなり、突然の雨でも安心できるのでおすすめです。特徴やおすすめの種類について、それぞれ詳しくみていきましょう。
■種類①ヘキサタープ
キャンプで主流なのは、六角形の形をした「ヘキサタープ」です。開放的で広々としているため、スペースを広く活用できます。比較的設営が簡単なことが特徴なので、ソロキャンプでも初心者にもおすすめです。
テントと連結してリビングづくりをすることもできますし、広いキャンプ場なら広々と広げて使うこともおすすめです。自然の中でオープンにキャンプしたい人におすすめとなります。
■種類②スクリーンタープ
プライベート空間を作れる「スクリーンタープ」は、テントのような形をしたタイプです。テントとの違いは、フロアシートがないことです。屋根と壁があるため、閉めてしまえばほぼテントと変わらない居住性があります。そのため、雨などの場合にもおすすめです。
虫が多い時期や寒い時期などは、スクリーンタープがあると役立ちます。マットなどを入れれば寝ることもできるので、快適なリビングを作ることが可能でおすすめです。
■種類③ワンタッチタープ
一番セッティングが簡単な「ワンタッチタープ」は、自立式です。初心者でも組み立てられるので、キャンプ経験が浅い人におすすめのタイプとなります。値段的にも安いものが多くコスパがいいので、はじめてのときに選びやすいタイプです。
ただし、ポールや折りたたみフレームが重いため持ち運びが大変という点があります。車での移動ができる場合におすすめです。
■種類④スクエアタープ
四角形の形をした「スクエアタープ」は、面積を多く取ることができるため大人数のキャンプにおすすめです。長方形のタイプはレクタタープと言われています。風通しがよく、開放感たっぷり使うことが可能です。
広々と大人数で過ごすときに便利で、少人数の場合でも広々とスペースを有効に使うことができます。片側を閉じれば、プライベート空間を作ることができるのでいろいろな使い方が可能でおすすめです。
■種類⑤カーサイドタープ
自動車に取り付けられる「カーサイドタープ」は、自動車を居住空間とする場合におすすめです。オートキャンプ場を利用する場合には、荷物置き場として使う自動車と連結することで便利となります。
車種によって取り付けができない場合もあるので、必ず確認してから購入するようにしましょう。ペグ打ちするタイプなら、風にも強いので安心できます。オートキャンプ場で車中泊する場合におすすめです。
タープの選び方
■選び方①サイズは人数に合ったものを
タープの選び方は、使用人数でサイズを選ぶようにします。ソロキャンプや少ない人数の場合は3~4mを目安とするのがおすすめで、ファミリーキャンプなど大人数の場合は5m前後を目安としてください。大きいサイズになればそれだけ重さもあり、設営も時間がかかります。
そのため、人数だけでなくバランスや移動手段なども考えて選ぶようにしましょう。
■選び方②素材を確認
素材は、主にポリエステルが主流です。ポリエステルは強度が高く、コスパがよいことがメリットですが焚き火を行う場合は火に弱いことが難点です。焚き火を行う場合は、難燃性あるコットン素材などがおすすめと言えます。
そして、強い日差しから守るためにUV加工された素材もあります。最近では、ポリエステルとコットンを組み合わせた優れた素材も出ているので、おすすめです。
■選び方③初心者には設営が簡単だと安心
キャンプ初心者の場合は、設営が簡単かどうかも選ぶポイントとなります。いきなり設営が難しいものを選んでしまうと初心者は大変です。初心者はワンタッチタープやヘキサタープなど、設営が比較的簡単なタイプがおすすめです。
特にソロキャンプの場合、設営に手間がかかってしまうとスムーズな準備ができないと困ってしまいます。設営が不慣れな初心者は、設営の簡単さもチェックしてみてください。
■選び方④機能性をチェック
機能性もチェックしておきたいポイントです。雨の多い時期のキャンプでは、耐水性や防水性が高いものを重視する必要があります。ただし、夏場で耐水性が高すぎると通気性が低くなるため不向きとなります。
そして、紫外線をカットするUV加工や遮光率がどのくらいかも大事です。安全性のためにも機能性をチェックするのがおすすめです。タープを選ぶときは、さまざまな機能性をチェックして選びましょう。
■選び方⑤季節を考える
キャンプをする季節によって、選びのポイントがあります。寒い時期はフルクローズでき、夏場はメッシュ素材でクローズができるなど1年中キャンプを楽しみたい人は、機能をチェックがおすすめです。
暑い時期は通気性が高い方が快適ですが、虫も気になるためメッシュ素材でクローズできると便利です。秋から冬にかけては、気温が低下するためフルクローズできるタイプなら快適に過ごせるのでおすすめです。
タープのおすすめブランド
■スノーピーク
おすすめの日本製のブランド「スノーピーク」は、クオリティの高さやおしゃれさが人気です。多くのキャンプギアを扱い、こだわりのあるタイプが揃っています。1958年に設立されたアウトドアブランドで、歴史も長く安定性があります。
スノーピークのタープは、ヘキサを中心としたラインナップとなっています。ポールとペグがセットのものもあるので、初心者にもおすすめです。
■ユニフレーム
おすすめのユニフレームは、新潟県燕市発のアウトドアメーカーです。日本の風土に合うアウトドアスタイルを提案していることが特徴です。物づくりへのこだわりが高く、製品のほとんどは新潟の工場で生産しています。
張り方が自由自在となるヘキサタイプのタープが人気で、サイズ違いなど種類もあることが特徴です。オプションもいろいろ揃うなど、キャンパーに人気となっています。
■コールマン
おすすめのコールマンは、1901年アメリカ・オクラホマ州で創業した老舗のアウトドアブランドです。キャンプに関する製品を多く扱うブランドで、品質の高い丈夫な製品を製造・販売しています。
キャンパーからの評価も高いため、初心者にもおすすめです。さまざまな種類のタープを取り扱っていることが特徴でコスパもよく、大型モデルも扱っています。
■ローベンス
おすすめのローベンスは、デンマーク発のテントブランドです。1973年ドイツのクラウス・ローベンスによって設立されました。アウトドアを快適にすることを重視した製品は機能性が高く、独自の降雨マシンや風力発生機などでテストを行っています。
冬対応のものなど本格的なものから、コスパのいいものまで幅広く扱っています。ヨーロッパを中心に評価されている、キャンパーにおすすめのブランドです。
おすすめのタープ20選
■スノーピーク/アメニティタープヘキサLセット
素材 | 210Dポリエステルオックス |
サイズ | 収納サイズ:80×17×19(h)cm |
重量 | 7.9kg |
広くてかっこいい
評価:思っていたよりも広く、デザインもかっこよく気に入っています。次回のキャンプが楽しみです。
■コールマン/ヘキサライトII
素材 | シェード:75Dポリエステルタフタ、フレーム:スチール |
サイズ | 約420×420×220(h)cm |
重量 | 約4.7kg |
やや重いが納得
評価:カラーもコスパも良く、広さもちょうどよかったです。若干重いことだけネックですが、それでも満足度は高くおすすめです。
■ユニフレーム/REVOタープ2 L
素材 | ポリエステルタフタ150D |
サイズ | 収納時:約72×17×15(高さ)cm |
重量 | 約2.1kg |
サイズ感がいい
評価:ちょうどいいサイズでコスパもよく、持ち運びしやすくて便利です。若干風にはためくことはありますが、許容範囲です。
■モンベル/ミニタープHX
素材 | 75デニール ポリエステルタフタ |
サイズ | 横幅338cm×280cm×高さ165cm |
重量 | 640g |
設営が簡単
評価:ツーリングで使用、1人でも設営できます。しっかりした作りでコスパよく、安いのでおすすめです。
■テンマクデザイン/焚火タープ TC コネクト ヘキサ
素材 | コットン混紡生地(TC)撥水加工済み、ポリエステル65%、コットン35%、縁部/ナイロン |
サイズ | 約580×450×280(推奨高さ)cm |
重量 | 5,344g |
幅が広い
評価:サーカスTCには、焚き火がおすすめだと思います。焚き火は幅が広いので、プライベート空間が広く感じます。
■スノーピーク/TAKIBI オクタ TP-430
素材 | 本体:210Dポリエステルオックス、インナールーフ:ポリエステル、コットン混紡 |
サイズ | 収納サイズ:83cm×25cm×26cm |
重量 | 8.9kg |
焚き火ができる
評価:キャンプ中の日差しをシャットダウンでき、夜は焚き火ができるので便利です。焚き火したい人におすすめです。
■コールマン/スクリーンキャノピージョイントタープIII
素材 | 75Dポリエステルタフタ |
サイズ | 約320×340×215(h)cm |
重量 | 約11.3kg |
冬はフルクローズで快適
評価:寒いときはフルクローズすれば、快適に過ごせるので1年中キャンプしたい人にコスパがいいのでおすすめです。
■キャプテンスタッグ/レニアススクリーンメッシュタープセット
素材 | タープ:ナイロン190T、スカート:ポリエチレンクロス、メッシュ:ポリエステル1mmメッシュ、ポール:スチール |
サイズ | 幅約310cm×奥行約330cm×高さ約200cm |
重量 | 約7.5kg |
組み立てが簡単
評価:自立式ではありませんが、組み立ても簡単でした。夜はフルクローズで、日中は開放したりと変更も簡単なのでおすすめです。
■フィールドア/スクリーンタープ
素材 | ポリエステル/スチール/グラスファイバー |
サイズ | 約幅285cm×奥行285cm×高さ208cm |
重量 | 約7kg |
コスパ最強
評価:組み立てが簡単で、値段も安いのでコスパ最強です。広さやデザインも気に入っています。安い値段でよいものと考える人におすすめします。
■コールマン/インスタントバイザーシェード 2 M
素材 | シェードスキン:ポリエステル約800mm、フレーム:スチール |
サイズ | シェード:約270×270×高さ255cm、フレーム:約220×220cm |
重量 | 約12kg |
安定性がある
評価:重量はありますが、安いですが丈夫で安定感があり設置が簡単です。ファミリーキャンプにおすすめできます。
■ロゴス/QセットBlackタープ 270
素材 | フレーム:スチール、生地:ポリエステル |
サイズ | 約270×270×230/215/151cm |
重量 | 約11.0kg |
暑さ対策におすすめ
評価:夏の暑さ対策に活躍しました。猛暑のキャンプだったため、日除けと厚さ対策になりました。
■キャプテンスタッグ/ワンタッチタープ
素材 | フライ:ポリエステル150D、フレーム:鉄(紛体塗装) |
サイズ | 約 幅250×奥行250×高さ257・248・239(cm) |
重量 | 約15.5kg |
女性にもおすすめ
評価:女性1人では無理ですが、2人で組み立てられました。防水加工がしっかりしているため、雨でも水は入りませんでした。安いのもありがたいです。
■スノーピーク/HDタープ“シールド"スクエアエヴォ Pro. TP-251
素材 | 210Dポリエステルオックス |
サイズ | キャリーバッグサイズ:W80×D20×H20cm |
重量 | 4.8kg |
機能性が高い
評価:値段が安いわけではないことが難点ですが、機能性は抜群です。夏でも下にいれば、かなり気温が下がるので快適でおすすめです。
■ユニフレーム/REVOスクエアタープ
素材 | 生地部:ポリエステルタフタ75D、メッシュ部:ポリエステル |
サイズ | 収納時/約70×23×23(高さ)cm |
重量 | 約6.7kg(幕体のみ) |
大きさがちょうどいい
評価:軽くて大きさが手頃です。ペグとポールが別売りなので、好きなものを組み合わせることができるので良かったです。
■コールマン/スクエアタープDX
素材 | タープ:150Dポリオックスフォード、ポール:スチール |
サイズ | 約550×400×高さ250cm |
重量 | 約15.5kg |
ずっしり安定している
評価:重量感がありしっかりしています。値段が安いわけではないですが、性能も良いためキャンプにおすすめです。
■オガワ/CAMPAL JAPAN カーサイドタープAL-II 2334
素材 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)、メッシュ:ポリエステル、ポール:6061アルミ合金 |
サイズ | 収納時サイズ:58×13×13cm |
重量 | 約2.5kg |
女性でも組み立て可能
評価:女性1人のソロキャンプでしたが、1人で取り付けられました。女性にもおすすめできます。
■ロゴス/ソーラーブロック Link Panel-BA
素材 | フレーム:6061アルミ、シート:難燃性バルキーポリタフタ |
サイズ | 約幅220×奥行190cm |
重量 | 約1.3kg |
コンパクトで撤収もラク
評価:収納時のサイズがコンパクトで軽量なことがよかったです。値段も安いので、ソロにもおすすめできます。
■チケットトゥザムーン/TMLTARP ライテストタープ
素材 | 20Dリップストップシルクナイロン |
サイズ | 幅250×奥250cm 対角350cm |
重量 | 最小:373g 最大:412g |
ちょっとした日除けに
評価:キャンプでちょっとした日除けに使ったり、家族が庭でウッドデッキに使っています。軽くて持ち運びもラクなのでおすすめです。
■ローベンス/アウトバック レンジシリーズ ウィングタープ
素材 | ハイドロテックス ポリコットン(35%コットン / 65%ポリエステル) |
サイズ | 約400x400cm |
重量 | 5.8kg |
クオリティが高い
評価:ローベンスは、やっぱり品質もデザインもいいです。本格的な良さを追求するなら、非常におすすめです。
■DDハンモック/DDタープ3.5m
素材 | 190Tポリエステル |
サイズ | 3.5m×3.5m |
重量 | 1050g |
防風性も抜群
評価:風が強い日に使用しましたが、まったく問題ありませんでした。手軽に持ち運びができるのでおすすめで、安いのでとても満足しています。
おすすめのタープ20選の比較表
ブランド | スノーピーク |
---|---|
コールマン | ユニフレーム |
モンベル | テンマクデザイン |
スノーピーク | コールマン |
キャプテンスタッグ | フィールドア |
コールマン | ロゴス |
キャプテンスタッグ | スノーピーク |
ユニフレーム | コールマン |
オガワ | ロゴス |
チケットトゥザムーン | ローベンス |
DDハンモック | 画像 |
商品名 | アメニティタープヘキサLセット |
ヘキサライトII | REVOタープ2 L |
ミニタープHX | 焚火タープ TC コネクト ヘキサ |
TAKIBI オクタ TP-430 | スクリーンキャノピージョイントタープIII |
レニアススクリーンメッシュタープセット | スクリーンタープ |
インスタントバイザーシェード 2 M | QセットBlackタープ 270 |
ワンタッチタープ | HDタープ“シールド"スクエアエヴォ Pro. TP-251 |
REVOスクエアタープ | スクエアタープDX |
CAMPAL JAPAN カーサイドタープAL-II 2334 | ソーラーブロック Link Panel-BA |
TMLTARP ライテストタープ | アウトバック レンジシリーズ ウィングタープ |
DDタープ3.5m | 特徴 |
・ヘキサ ・簡単設営 ・UVカットで風に強い | ・ヘキサ ・耐風性あり ・小型でコンパクト |
・ヘキサ ・高い遮光性 ・大型モデル | ・ヘキサ ・軽量で耐風性あり ・小型でソロ向き |
・ヘキサ ・焚き火可能 ・撥水加工 | ・オクタ ・焚き火可能 ・大型モデル |
・スクリーン ・大型メッシュパネル ・ファミリーにおすすめサイズ | ・スクリーン ・スクエアにもなる ・全面メッシュ |
・スクリーン ・安い値段でコスパがいい ・メッシュスクリーン | ・ワンタッチ ・簡単設営 ・コンパクトな収納性 |
・ワンタッチ ・簡単で素早い設営 ・高さ調節可能 | ・ワンタッチ ・初心者におすすめ ・大型モデル |
・スクエア ・シールド加工で涼しい ・大型モデル | ・スクエア ・機能性が高い ・ポールとペグは別売り |
・スクエア ・機能性が高い ・大型モデル | ・カーサイド ・簡単取り付け ・ソロや少人数向け |
・カーサイド ・日差しを強力ブロック ・Qセットタープとの連結可能 | ・屋外でも屋内でも使用可 ・手軽に使える ・ソロ、少人数向け |
・ウィング ・高品質素材 ・ガイドラインに合わせた設置ができる | ・DD ・高い耐水性 ・木や枝に取り付け可能 |
商品リンク | 楽天市場 |
- 風に飛ばされそうなときの対策は?
地面に固定する際、張りロープは結び目1箇所について1本張ります。もし、風が強い場合は2本ずつ張ると効果的です。2本張ることで、力が分散されペグが抜けてしまうリスクを回避します。張りロープの予備を持参していくとよいでしょう。
おすすめのタープ20選のまとめ
おすすめタープ20選と選び方などを紹介しました。タープ選びのポイントや人気ブランドを参考に、自分に合うスタイルのタープをみつけましょう。キャンプ初心者の人は、設営のしやすさも大事です。
おすすめのタープには、機能性が高いものから手軽でコスパのよい安いものなどさまざまあります。タープの種類やサイズなど、どんなキャンプスタイルにしたいのか考えてお気に入りのタープで楽しいキャンプにしましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。