キャンプに持参したいおすすめの救急セットを紹介!
キャンプは自然と向き合うため、怪我をしたり虫に刺されたりすることがあります。そのため、緊急時に備えて救急セットを持参する必要があるでしょう。
キャンプで想定される怪我や病気は、環境や季節、アクティビティや人によって異なります。さまざまな中身の救急セットがあるので、自分に必要なものを選んでカスタマイズするとよいでしょう。
また、救急セットを揃えていてもそれを使いこなせないと意味がなくなってしまいます。それぞれの使用方法も確認しておきましょう。
キャンプの救急セットで必要なものとは
キャンプに持参する救急セットは、アウトドアで想定される怪我に対応できるものが必要です。怪我をするシチュエーションに合わせて、あると便利な救急セットの中身を紹介します。キャンプの際には、これらのアイテムを救急セットに準備しておきましょう。
■救急セットの中身①:絆創膏
キャンプセットの中身でまず用意したいアイテムが絆創膏です。木の枝や草で手足を切ったときの切り傷や子どもが転んだときの擦り傷をガードするのに役立ちます。
料理をして怪我や火傷をしたときにも使えます。また、靴ズレの予防や虫刺されの搔きむしり対策にも便利です。
キャンプで使う場合は、水に濡れてもはがれない防水性のあるものがおすすめです。何かと重宝するので、多めに準備しておくとよいでしょう。
■救急セットの中身②:消毒液
擦り傷や切り傷の怪我をしたときに、ばい菌から身を守るために使用するのが消毒液です。絆創膏を貼る前にガーゼに浸して塗布するか、スプレーなどでふりかけます。
消毒液の中には、口に入れても大丈夫なものもあります。このタイプのものは、食品の消毒や食器の消毒にも使えるので便利でしょう。
■救急セットの中身③:包帯
キャンプの救急セットでは、包帯もあるとよいでしょう。絆創膏では足りない大きな傷の場合、消毒液を浸したガーゼを包帯で巻くと傷口からのばい菌の侵入を防げます。
また、捻挫や骨折の際、応急処置として足や腕を固定するときにも活躍します。巻きながら固定できるものや、貼って使うものもあり、用途によって使い分けると便利です。
■救急セットの中身④:三角布
キャンプの救急セットの中身として、三角布もあると便利なアイテムです。打撲や骨折をしたとき、応急処置として腕や足をつるして固定するのに役立ちます。
また、流血の際に圧迫して止血したり、包帯では足りない大きな傷口を覆うなど、幅広く活用することができます。滅菌処理されているものもあり、そのまま使用できるので便利でしょう。
■救急セットの中身⑤:ポイズンリムーバー
キャンプの救急セットの必需品が、ポイズンリムーバーです。キャンプ場には、さまざまな毒をもった虫や蛇などの生き物がいます。それらに刺されたり噛まれたりしたときは、すぐに毒を吸い出すことが重要です。
ポイズンリムーバーは、その毒を吸引する道具として使用します。マウスピースを傷口にあてて毒を吸い出します。あくまで応急処置なので、吸引後はなるべく早く病院に行くようにしましょう。
キャンプにおすすめの救急セットの選び方
キャンプでは、使う人の状況やキャンプ場の環境などに合った救急セットの準備が必要です。
ここではキャンプにおすすめの救急セットの選び方を解説します。もしもの時に慌てないように、自分のキャンプに合う救急セットを選んでください。
■救急セットの選び方①:中身の内容で選ぶ
救急セットの中身はさまざまなものがあります。ただ、キャンプで必要なアイテムに特化した救急セットは、なかなか見つかりません。
また、キャンプの行先や季節、使う人によって必要なアイテムは違うため、全てを揃えると膨大な量になってしまいます。自分に必要なアイテムを選んでカスタマイズした救急セットを持参するとよいでしょう。
■救急セットの選び方②:ケースの種類で選ぶ
キャンプに必要な救急セットのケースには、さまざまな種類のものがあります。救急セットを使うシチュエーションによってケースに必要な機能性も異なるでしょう。主な5種類のケースを紹介しますので、自分に合った機能性を持つケースを選んでください。
また、緊急時にすぐに見つけられるように、暖色系の赤やオレンジなど目立つ色のケースを選ぶのがおすすめです。
ケースの種類 | ボックス型 |
---|---|
ショルダー型 | ロールトップ式 |
フルオープン式 | マチなし |
特徴 | 収納量が多い |
肩から掛けられる | 水の侵入を防ぐことが可能 |
開いて両面で中身を見れる | コンパクトで持ち運び便利 |
おすすめのシーン | 大人数でのキャンプをするとき |
持ち運びしたいとき | 川や海などでアクティビティをするとき |
登山や家族でキャンプをするとき | ソロキャンプや日帰りキャンプのとき |
■救急セットの選び方③:防水性かどうかで選ぶ
キャンプに持参する救急セットは、防水性に優れたものがおすすめです。キャンプでは急な雨に降られることがあります。また、川の近くや湿気のある場所のキャンプ場もあるでしょう。
防水や撥水加工があれば、濡れた場所で応急処置をするときも安心して地面に広げることができます。
また、中身の破損を防ぐために、クッション性があるケースを選ぶと良いでしょう。防水性とクッション性の両方を兼ね備えたハードケースがおすすめです。
救急セットはどこで買える?薬局に売っているの?
一般的な救急セットは薬局で販売されていますが、キャンプ用ではないので、カスタマイズが必要です。使用方法の分からないアイテムがあるときは、薬局だと専門家がいるので、説明をうけることができます。
キャンプ用の救急セットは、アウトドアショップでも購入することが可能です。ただし、中身が入っていないケースのみの場合もあるので注意しましょう。
ケースはアウトドアブランドのものを使い、中身は薬局で必要なものを揃える使い方もおすすめです。
また、ネットでも購入することができます。ネットだとさまざまなセットを比較することができるので、キャンプのスタイルや行先の環境、季節に合わせたセットを選ぶことが可能です。自分に合った救急セットを選び、不足分を薬局で購入して補充してもよいでしょう。
キャンプにおすすめの救急セット5選
救急セットは、さまざまなメーカーが使う人の目的やシチュエーションに合ったアイテムをセットにして販売しています。
ここでは、アウトドアに必要なアイテムが揃っているおすすめの救急セットを紹介します。自分が行くキャンプの環境やアクティビティに合ったセットを見つけて持参してください。
それでは、厳選したキャンプにおすすめの救急セットを紹介していきます。
■おすすめの救急セット①:OHKEY ファーストエイドキット中
カラー | 赤 |
サイズ(約) | 20×13×5(cm) |
重量 | 360g |
セット内容 | 包帯、ガーゼ、止血帯、絆創膏、ポイズンリムーバー、三角巾、テープ、安全ピン、ハサミ、使い捨て手袋、清掃ティッシュ、アルコールティッシュ、綿棒、ピンセット、多機能カード、アルミブランケット、蓄電式LEDライト、ホイッスル |
あると便利なアイテム満載
評価:キャンプ用の救急セットとして購入しました。大きすぎず、リュックに入れて持ち運びできます。怪我をしたときに使う絆創膏や包帯だけでなく、キャンプであると便利なポイズンリムーバーや多機能カードやLEDライトなどもあって便利です。
■おすすめの救急セット②:weiruixin 救急セット携帯用
カラー | レッド |
サイズ(約) | 19.4×16.4×5.6(cm) |
重量(約) | 180g |
セット内容 | 包帯、ガーゼ、ピンセット、絆創膏、ヨードチンキ綿、アルコール綿、紙粘着テープ、三角巾、ピンセット、ハサミ、安全ピン、説明書、防災笛 |
中身が見やすい
評価:フルオープンタイプのケースなので、使いたいものがすぐ見つかり便利です。軽量で携帯しやすいので、緊急時に備えてリュックに入れています。
■おすすめの救急セット③:hosum 救急セット
カラー | レッド |
サイズ | 16.4×14×7.5(cm) |
重量 | 660g |
セット内容 | 止血帯、カット綿、綿棒、粘着紙テープ、はさみ、アルミブランケット、LEDライト、多機能カード、ホイッスル、ナイフ、マルチツールプライヤー、ワイヤソー、ファイアースターター、ステンレス鋼汎用ツールカード、コンパス |
サバイバルグッズ充実
評価:山の中に入ってサバイバルを楽しみたいときに便利な救急セットです。この価格でこれだけのものが揃っているのはお得だと思います。
■おすすめの救急セット④:ライフライン ファーストエイドキット L
カラー | レッド |
サイズ(約) | 13.8×16×3.9(cm) |
重量 | 245g |
セット内容 | 裁縫セット、ハサミ、カッターブレード、アクセサリーカラビナ、ガーゼ、粘着テープ、綿棒、スキンナップ、乾燥スポンジ、絆創膏、ピンセット |
カスタマイズがおすすめ
評価:必要最低限の物がセットされています。ケースが使いやすいので自分の必要性に応じてカスタマイズするのがおすすめです。
■おすすめの救急セット⑤:パラディニア ファーストエイドキット
カラー | 赤 |
サイズ(約) | 20.5×13.5×5.5(cm) |
重量(約) | 431g |
セット内容 | 包帯、アイスパック、三角巾、サージカルテープ、ホイッスル、懐中電灯、安全ピン、ナイフカード、ブランケット |
日本語説明書があって便利
評価:海外のアウトドアブランドの商品ですが、日本語の説明書が付いていて、便利でした。ポイズンリムーバーや絆創膏が入っていないのが残念でしたが、ケースが使いやすいのでカスタマイズして使いたいと思います。
おすすめの救急セット比較表
ブランド名 | OHKEY |
---|---|
weiruixin | hosum |
LIFE LINE | Paladineer |
画像 | 商品名 |
ファーストエイドキット中 | 救急セット携帯用 |
救急セット | ファーストエイドキット L |
ファーストエイドキット | 特徴 |
・アウトドアに便利な19アイテム ・取扱説明書付き ・持ち運びしやすいサイズ | ・小型で携帯しやすい ・フルオープンタイプ ・ナイロン製のケース |
・サバイバルグッズ充実 ・フルオープンタイプ ・アウトドアに特化した18アイテム | ・防水性や耐久性に優れたセミハードケース ・持ち手付きで持ち運びしやすい ・フルオープンタイプ |
・機能的で収納力抜群のケース ・軽量でコンパクト ・アウトドアブランドの商品 | 商品リンク |
キャンプに持参する救急セットは、携帯しやすいものが便利です。LIFE LINEのファーストエイドキット Lは持ち手があるので、持ち運びがしやすいでしょう。ケースはセミハードケースなので、防水防塵性に優れていて、丈夫で使いやすいです。
また、登山に持参したい人には、hosum救急セットがおすすめです。サバイバルグッズが充実しているので、遭難したときなどにも役立ちます。フルオープンタイプなので、中身を探しやすいのも便利です。
おすすめの救急セットをキャンプに持参して緊急時に備えよう!
自然と触れ合うことができ楽しいキャンプですが、怪我や虫刺され、病気などに見舞われることがあります。そのようなときに大切なのが病院に行くまでの応急手当です。
緊急時の応急手当に必要なのが、救急セットです。救急セットには、使用する人や使う環境によって、さまざまな種類のものがあります。自分のキャンプのスタイルにあわせてカスタマイズし、いざというときに備えましょう。
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