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液化ブタンガスとは?プロパンやイソブタンガスとの違いや利点は?

液化ブタンガスとは?プロパンやイソブタンガスとの違いや利点は?

液化ブタンガスについて詳しく解説!液化ブタンガスとその他ガスとの違いを比較しながら、ガスの特徴やキャンプスタイルにあったガスの選び方も紹介します。ガスについての詳細をまとめているので、使用するガスに迷っている方は参考にしてみてください。


液化ブタンガスの特徴を徹底解説!

キャンプで使用するガス缶はどのように選んでいるでしょうか。液化ブタンガスやプロパンなどのガスの種類を理解できていますか?バーナーを使うのなら、ガスについても詳しく知っておきましょう。
液化ブタンはカセットコンロやライターの燃料として使われるガスです。液化ブタンガスに限らず、ガスはキャンプ道具の中でも危険物ですので、取り扱いには十分注意しなくてはなりません。少しでも多くの知識を身につけて安全なキャンプを目指しましょう。

液化ブタンガスの利点

利点①液化する温度が高い

lpg(液化石油ガス)は圧縮されて液体化したガスのことです。液化する温度が高いということは沸点が高く、液化ブタンガスはノーマルなガス缶によく使われるガスになっています。液化ブタンガスはカセットボンベ缶やアウトドア缶などの缶の種類に関わらず使用されます。
lpgの中でもプロパンが入っているものは冬キャンプや登山でよく使われますが、液化ブタンガスとイソブタンガスのものに比べると値段が高いです。温暖な季節でのキャンプで使うガス缶は液化ブタンガスとイソブタンガスのものでOKです。

利点②空気より重い

液化ブタンガスの比重は気体のブタンガスの比重に比べると非常に軽いです。ガス比重や液比重についてわからない方は、空気よりかは重く、水よりも軽いということを覚えておいてください。
燃焼中の気体でのブタンガスの比重(ガス比重)は空気よりかは重いという特徴なので、足元の換気を忘れずに行うようにしましょう。プロパンのガス比重もブタンガスのガス比重も空気より重いので、足元の換気がより重要となります。
また、ガス缶の中での液化ブタンガスとしての比重(液比重)は水よりも軽いという特徴なので、比重が軽く持ち運びに便利です。

液化ブタンガス・プロパン・イソブタンガスの違い

違い①蒸気圧

ガスの種類

蒸気圧

液化ブタンガス

最も低い

プロパン

最も高い

イソブタンガス

高い

3種の中で最も蒸気圧の高いプロパンは高出力で燃焼させることができます。イソブタンガスはプロパンほどではないですが高い蒸気圧で安定した燃焼をし続けることができます。
液化ブタンガスは3種の中で最も蒸気圧は低いですが、カードリッジ内の圧力が上がりにくいので最も安全性が高いと言えます。

違い②火力

火力は気温と沸点の温度差によります。気温が沸点に近づくと火力が下がるということを押さえておけばOK。寒い季節や登山で標高の高いところで使用する場合は液化ブタンガスにプロパンが混ざっているものを選びましょう。
バーナーは気温が低いときや長時間使用をすると火力が弱くなる、ドロップダウン現象が起こります。lpgの選び方には十分注意が必要です。

違い③沸点と使用時の気温

ガスの種類

沸点

使用時の気温

液化ブタンガス

-0.5°C

約1°Cでも着火

プロパン

−42.09°C

約-40°Cでも着火

イソブタンガス

-11.7°C

約-10°Cでも着火

沸騰すると液体は気体に変わります。液化ブタンガスの沸点が-0.5°Cというのは、-0.5°C以上の温度では気体で存在しているということになります。
沸点より気温が高くなければ使うことはできません。例えばキャンプで気温が-5°Cだった場合、プロパンの沸点よりも気温はだいぶ高いことになります。なので寒さに強いと言われるガス缶には、沸点の低いプロパンが入っている場合が多いです。
使用時の気温はガス缶によってもスペックが変わってくるので、各メーカーで確認してみると良いでしょう。ガスは危険物なので、妥協せずに自身のキャンプに合わせたものをしっかり選んでください。

違い④臭い

lpgの液化ブタンガスとプロパンガスは共に無色・無臭のガスです。無色・無臭なのでわかりにくいですが、しっかりと換気をして一酸化炭素中毒にならないように注意をしましょう。
カセットボンベ缶でガス漏れが起こっている時には腐った玉ねぎの臭いと言われるようなガスの臭いがします。少し変だなと思う臭いがしたら使用を中断してください。

キャンプで使うガスの選び方

選び方①使用外気温

冬にキャンプをするか夏にキャンプをするかで、気温がだいぶ異なります。気温によってガスの種類も変える必要があります。
冬キャンプをする場合にはプロパンが使われているガス缶を選びましょう。液化ブタンガスは比較的どのガス缶にも含まれているので、プロパンが使われているかどうかが選ぶ際の決め手になります。
メーカーのホームページなどで寒さに強いと言われているガス缶にはプロパンが入っていることが多いです。カセットボンベ缶は比較的家庭用であり、夏場などの暖かい場所では使いやすいですが、冬キャンプには適さない場合が多いです。
カセットボンベ缶にはプロパンを多く含むことができないことが理由の一つです。メーカーによっては冬にも使用できるカセットボンベ缶もあるので、カセットボンベ缶を購入の際はlpgのガスの種類はしっかりと確認が必要です。

選び方②使用するガスバーナーに合わせる

ガス缶はガスバーナーと同じメーカーを使用するというのが絶対です。メーカーごとに接続する部分の形状が微妙に違うので、違うメーカーのものを接続するとガス漏れを引き起こす可能性があります。
ガスは危険物です。液化ブタンやプロパンなどガスの種類に関係なく、ガス漏れによる被害があることを忘れてはいけません。危険物であるガスで失敗したくない、安全にキャンプを楽しみたいという方は、同じメーカーのもので揃えましょう。
メーカーによって液化ブタンガスとその他ガスの比率が違うため、使用する時期に合わせて使う道具を変えるというのも良いかもしれません。液化ブタンガスはほとんどのガス缶に使われているガスなので、その他のガスが選ぶ際に重要になります。

選び方③容量・使用可能時間

バーナーを使用するときの人数やバーナーの種類によってガスの容量を決めましょう。大まかに分けると約250gと約500gのものに分かれます。
ソロキャンプやデイキャンプの場合は250gで問題なく足ります。2人キャンプでも焚き火と併用してバーナーを調理にのみ使うのなら250gで足りる人もいると思います。ランタンを使用する場合は足りなくなることも想定して予備を持っておくと良いです。
大人数でのキャンプや長期間でのキャンプで、バーナーを長く使うときは500gを用意するのが良いです。500gでは強火で約2時間ほど使え、ランタンだとランタンの種類によって4~6時間ほど使えます。

液化ブタンガスを使用した人気メーカーの商品紹介

おすすめ商品①LPガス燃料Tタイプ

LPガス燃料Tタイプ230g

¥503

コールマンのガス缶はレギュラーとスーパーがあり、この商品はレギュラータイプになります。レギュラーとスーパーの違いはlpgの種類です。レギュラーは液化ブタンが使用されており、主に暖かい季節に使うタイプになります。
スーパーはイソブタンガスが使用されており、寒冷地での使用に向いています。コールマンのレギュラーとスーパーのガス缶は見た目がとても似ているので、購入の際は注意しましょう。

容量230g
男性
男性

キャンプ用に。

評価:

シングルバーナーやランタン用に購入しました。大活躍しています。

おすすめ商品②ギガパワーガス250イソ

ギガパワーガス250イソ

¥495

スノーピークの銀缶タイプは液化ブタンと液化イソブタンガスが使われているガス缶です。正立式(気化システム)としても倒立装着(液出しシステム)としても使うことのできるガス缶です。倒立装着(液出しシステム)とは、液化ガスを液体のままガスカートリッジから取り出す方式で、温度の低下が少なく、長時間安定した燃焼を保つことができます。

仕様lpg(液化イソブタン・液化ブタン)
容量220g
サイズ直径107×90mm
男性
男性

コスパとデザインが良い。

評価:

消耗品なのでコストパフォーマンスが良く、助かります。 缶のデザインもシンプルで飽きがこないので好きです。

おすすめ商品③ギガパワーガス250プロイソ

ギガパワーガス250プロイソ

¥605

スノーピークの金缶タイプは液化イソブタンと液化プロパンが使われているガス缶で、銀缶のものに比べて寒い地域に対応しています。どちらのガスも液化ブタンよりも性能の良いガスなので贅沢なガス缶です。
金缶は正立式(気化システム)として使用できます。ガス缶の下方に溜まっている液化ガスが気化して噴出するときに熱量を要するので、燃焼時間に合わせてカートリッジ本体の温度が下がりやすくなります。
また、リンダル式のバルブとガスカードリッジの開閉をスムーズにする弁はどちらも精度の高いバルブと弁になっています。スチール製の缶は高い圧力にも耐える設計となっており、変形しても爆発を防ぐような安全な設計となっています。

仕様lpg(液化イソブタン・液化プロパン)
容量220g
サイズ107×90mm
男性
男性

火力に満足

評価:

火力が安定していて使いやすいです。

おすすめ商品④ハイパワーガス

ハイパワーガス IP-250T

¥660

プリムスはスウェーデンで生まれた燃焼器具メーカー。 プリムスのコンロは南極大陸横断やエベレスト登頂などの歴史的偉業に携行されていたので、心強い歴史があります。 
ハイパワーガスタイプは液化ブタンガスとプロパンガスが入っているので、冬キャンプ向きとなっています。他はにノーマルガスタイプがあり、ノーマルガスタイプは暖かい時期のキャンプに使用する液化ブタンガスとイソブタンガスの一般用ガスになります。

仕様ブタンガス約75%、プロパンガス約25%
容量225g
男性
男性

火力が強い

評価:

登山でお湯を沸かすために使用しています。標高が高いところでもパワーガスなら火力が強く、短時間で沸騰しました。

おすすめ商品⑤パワーガスカードリッジ

パワーガスカートリッジ

¥980

lpgにイソブタンガスを使用しており、火力の低下が少なく、火が持続します。-5℃でも使用が可能なガス缶です。キャプテンスタッグのレギュラーガスカートリッジ(液化ブタンガス)と比較すると、約半分の時間でお湯が沸きます。

仕様lpg(液化イソブタン)
容量230g
サイズ外径110×高さ90mm
男性
男性

氷点下でも安定の火力

評価:

氷点下で風が吹いていても火力が十分です。コンパクトで持ち運びにも便利です。

おすすめ商品⑥パワーガス250トリプルミックス

パワーガス250トリプルミックス

¥638

SOTOのガス缶はトリプルミックスということで、液化ブタンガスとイソブタンガスとプロパンが混合されているので、様々な気温に対応するガス缶になっています。SOTOのアウトドア缶はトリプルミックスのみとなります。液化ブタンガスとイソブタンガスとプロパンの3種類が混合されているものはSOTO製品だけではないかと思われます。
カセットボンベ缶はレギュラーガスとパワーガスがあるので購入の際は気をつけなければいけませんが、アウトドア缶は1種類のみになるので迷う必要はありません。サイズは3種類あるのでキャンプの人数や日数によって105g、230g、460gから選ぶことができます。使用するバーナーによってカセットボンベ缶とアウトドア缶かは変わりますが、持ち物をコンパクトにしたい方はカセットボンベ缶ではなくアウトドア缶を買って、クッカーの中に入れましょう。

仕様液化ブタン・液化イソブタン・液化プロパン
容量230g
サイズ直径110×高さ90mm
男性
男性

冬でも安心して使えました。

評価:

-5℃の気温でも燃焼力をキープできました。

液化ブタンガスなどのガスボンベの処分方法

ガス抜きをしてから捨てる

ガスを全て使い切ったことを確認してから処分しましょう。シャカシャカと中に液体が入っている音がする場合はまだガスが残っている証拠です。全て使い切りましょう。
ガスが残ったままだと処分をする過程のどこかで火災が起きたりすることもあり、自分もしくは処分をしてくださる専門の方に被害が出てしまうかもしれません。
危険物は購入から処分までしっかりと責任を持って取り扱いましょう。ガス抜き用の道具はキャンプメーカーからもメーカー以外でも販売されているのでひとつ持っておくと便利です。

資源回収業者に依頼する

廃棄する際に業者に依頼するのも良いでしょう。業者ごとにそのまま回収してくれるところもあれば、穴を開けてガス抜きしてから回収するところがあるようなので、依頼するときにはしっかり確認するようにしましょう。危険物で他人を危険に巻き込まないように注意しましょう。

各自治体に問い合わせる

どうしても処分の仕方に困った時は、各自治体に問い合わせましょう。ホームページや電話で問い合わせをする方法が一番確実な処分方法です。
資源回収業者と同じように、自治体ごとにそのまま回収してくれるところもあれば、穴を開けてガス抜きしてから回収するところがあります。
「危険物」という張り紙をしなければならないところもあるようなのでこちらもしっかりと確認するようにしましょう。危険物なので自分も他人も怪我をしないように安全な取り扱いを心がけたいですね。

液化ブタンガスについてのQ&A

液化ブタンガスに期限はある?

液化ブタンガスやその他ガスに消費期限はありません。しかし、ガス缶に錆びやへこみなどの劣化が見られる場合は使用時にガス漏れの恐れがあるのでしっかり点検してから使いましょう。アウトドアショップやネットで購入できるものなので、危険物を長期間保管しておくことに不安がある方は毎回必要な分だけの購入をおすすめします。

lpgはどこのメーカーでも一緒?

メーカーによって液化ブタンガスとイソブタンガスとプロパンの混合の比率が変わります。購入の際は、バーナーから選んだり、カセットボンベ缶やアウトドア缶など缶の種類で選んだり、キャンプスタイルによってはガスの種類で決めたりするのも良いですね。

液化ブタンガスを正しい用途で使おう!

プロパンが含まれるlpgは冬にも使える高スペックで価格も高価なものが多いです。それに比べ、液化ブタンガスのものは比較的安価な分、温暖な季節にしか使えないものが多くなっています。
lpgは危険物ですので、安価なものを選ぶのではなくキャンプスタイルに合わせたガス缶を正しく使うことが大切です。
ガス缶を選ぶときは液化ブタン・イソブタンガス・プロパンのどれが使われているのかをしっかりと確認をしましょう。自分に合ったlpgとバーナーの組み合わせを見つけて、キャンプを楽しんでください。

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この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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