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日本一の星空!長野・阿智村の弓の又キャンプ場で星空撮影にチャレンジ 撮影ポイントを実体験レポート

日本一の星空!長野・阿智村の弓の又キャンプ場で星空撮影にチャレンジ 撮影ポイントを実体験レポート

今回は、長野県南部に位置する阿智村のオートキャンプ場「弓の又キャンプ場」にカメラを持って足を運び、星空撮影体験を紹介します。「弓の又キャンプ場」は「日本一星空が綺麗な村」にあるんです。実際の写真と撮影のポイントも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


長野県阿智村「弓の又キャンプ場」で最高の星空を撮ってきました

長野県南部、阿智村にある「弓の又キャンプ場」が持つ最大の魅力は、満天の星空を心ゆくまで堪能できることです。 そんな「弓の又キャンプ場」について紹介します。  

長野県阿智村とはどんなところ?

長野県阿智村は、岐阜県との県境に位置する、6,000人ほどの村です。環境省から「日本一星空が綺麗な村」として認定され、天気がよければ一年を通してきれいな星空を観測できます。 豊かな自然の恩恵を受けて育った1万本の花桃、美肌の湯、伝統花火など星空以外でも地域資源が豊富で、毎年多くの観光客が訪れます。

弓の又キャンプ場とは?

長野県下伊那郡阿智村に位置する、アットホームなアウトドア基地が「弓の又キャンプ場」です。川や山に沿うように区画された場内には、ソロキャンプから大人数のキャンプまで対応できる、大小さまざまな32サイトが用意されています あえて何もないシンプルなフィールドでは、BBQや川遊び、森林浴など自然の心地よいリズムを感じながら過ごせます。 老若男女、キャンプの経験年数を問わず誰でも、自分のスタイルに合わせてキャンプを楽しめる場所です。

住所

〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里4259-92

電話番号

0265-44-2662

料金

キャンプサイト:3,500円〜

アクセス

中央自動車道(上り)園原ICより車で約5分、中央自動車道(下り)飯田山本ICより車で約20分

公式サイト

弓の又キャンプ場公式サイト

キャンプ場に出発 持参したカメラは?

ここでは、筆者の自己紹介と弓の又キャンプ場で星空撮影をした際のカメラを紹介します。星空撮影に適したおすすめのポイントも解しています。

ライター自己紹介!カメラとキャンプが大好きな「ちか」とは

この記事を書いている「ちか」は、キャンプ歴4年目の20代女性です。コロナ禍で、元々趣味だった旅行へ思うように行けず、たどり着いたのがキャンプでした。 一度キャンプを体験すると、「何もない不便さ」に大きな魅力を感じてキャンプの虜になったのです。

以来、少人数キャンプやソロキャンプを年に5回ほど日本各地のキャンプ場を訪れています。 元々カメラ好きでしたが、海に面したあるキャンプ場で見た朝日を撮影したのがきっかけで、キャンプ場でもカメラを持ち歩き、自然の雄大さを写真に収めてきました。

今回の「弓の又キャンプ場」へは、旅好きで日本中を一緒に周る友人を誘って行きました。2人の共通の目的は「満天の星をカメラに収める」ことだったので、必死になって星空撮影をしたのが印象に残っています。思い出に残るキャンプのひとつです。

持参したカメラは?こだわりの理由

筆者は写真撮影が趣味で、ミラーレス一眼カメラを持っています。今回は「日本一の星空を撮影するぞ」と意気込んで、普段愛用しているNIKONのZ5を持参しました。レンズは14-24mmf/2.8S。選んだポイントは、広角・大口径レンズであるという点です。

なぜなら広角なので大きな描写を切り取ることができるとともに、大口径なので光を多く取り込むことができるからです。星空撮影で、星だけにスポットを当てて撮影したい場合は標準レンズや単焦点レンズを、風景も一緒に収めたい場合は広角レンズの使用をおすすめします。

いざ星空観測にGO!

ここからは、筆者が弓の又キャンプ場で天体観測と星空の撮影をした体験をもとにレポートします。星空撮影のポイントもぜひチェックしてみてくださいね。

ステップ1!星空が見えやすいタイミングをねらう

筆者は「日本一星空が綺麗な村」と名高い阿智村で、よりベストなタイミングに観測すべく「天気予報が晴れの日」「新月の前後の日」を狙っていきました。せっかく空一面に無数の星が広がっていても、雲がかかっていると地上に星の明かりは届きません。そのため、天体観測には晴れの日が断然おすすめです。

また、夜のキャンプ場で「月の明るさ」を実感する方も多いと思いますが、月の明るさは強いものです。月の明かりで、本来光を放っている一部の星は、月明かりに埋もれて見えなくなってしまいます。そのため、天体観測には月の明かりが弱い新月の前後がベターです。

筆者が弓の又キャンプ場に行った日は、見事に晴れて新月の前後だったので、星がよく見れました。

ステップ2!星空が見えやすい場所を確保する

天体観測をするのにベストなタイミングを決めたら、今度はベストな場所を確保します。「周りが開けている」「街灯が少ない」「地面が安定している」場所がおすすめです。空を見上げたら満天の星空が広がっているのに、建物や木、街灯の明かりに妨げられると残念ですよね。

なるべく高いところで周りに妨げるものがない暗い場所を探しましょう。また、星空をカメラで撮影する際には三脚が必須です。地面が安定していないと三脚を広げても不安定で、撮影に集中できません。また、暗い場所での天体観測なので身の安全のためにも、地面が安定している場所を探しましょう。

筆者は、弓の又キャンプ場のキャンプサイトから少し高台へ向かって歩くと開けた場所があり、そこで天体観測をしました。

ステップ3!星空撮影に適したカメラの設定をする

天体観測をするのにベストなタイミングと場所を確保したら、いよいよ撮影の準備です。筆者は、普段星を撮影する際には「シャッタースピード」「絞り」「ISO」「色味の調整」に気をつけています。暗い場所での撮影のため、いかに星の光を取り込むかが重要です。

シャッタースピードは、シャッターを押してからシャッターが開いている時間の長さを指すので、長いほど取り込む光の量が増えます。星空撮影には10〜20秒ほどがよいでしょう。シャッターが開いている間に流れ星が流れると、軌跡が写って幻想的な写真が撮影できます。

絞りは、レンズから入る光の量を調整する値で、小さいほど多くの光を取り入れられます。可能な限り値を小さく設定しましょう。ISOは、レンズから入った光をカメラ内でどれだけ増幅させるかの値です。大きいほど光を多く取り入れて明るくなりますが、その分ノイズが多くなります。

シャッタースピードと絞りで明るさを調整し、ISOの値はできるだけ小さく設定しておいた方が、ノイズの少ない写真に仕上がります。筆者は、シャッタースピード15秒・絞り2.8・ISO3200で設定して撮影をしました。

ステップ4!撮影時のポイント

カメラの設定ができたら、いよいよ撮影です。シャッターが開いている間にカメラを動かすと、写真がブレてしまいます。シャッタースピードを長く設定する星空撮影では、三脚でカメラを固定するのがベターです。三脚にカメラを取り付け、撮影したい場所を決めて角度や向きを調整しましょう。

また、シャッターボタンを押す際の小さな振動も写真のブレに繋がるので、ボタンは極力静かにゆっくりと押すのがポイントです。シャッターが開いている間はカメラや三脚を動かさず、天体観測をしながら待ちましょう。

撮影時の注意点

星空撮影する際の注意点をいくつかお伝えします。心ゆくまで星を眺め、お気に入りの1枚を収めるには時間がかかるものです。天体観測ポイントへ行く際には「防寒具」「虫除けスプレー」「貴重品」「ランタン」を持ち歩くようにしましょう。

そしてキャンプ場の夜は、夏であろうと冷え込みます。長い時間天体観測をしていたら寒くなるので、防寒具があると安心です。 また、長期戦になることを見据えて、虫除けスプレーを振っておくか持参することをおすすめします。

さらに、しばらくテントを離れることになる場合は、貴重品を持って行きましょう。緊急時に連絡の手段となる携帯電話も持っておくといいですね。そして、暗い道を歩くときにはランタンがあると便利です。暗いなかを歩くと、足元や周囲が見えず怪我をしたり、道が見えずに迷ってしまったりする可能性があります。

身の安全を守るために、ランタンを持ち歩きましょう。 筆者は、天体観測に向けて防寒具も虫除けスプレーも用意していなかったため、全身のあらゆるところが蚊に刺され、寒さで震え上がるなか星空の撮影をしました。

まとめ

今回は「日本一星空が綺麗な村」で知られる阿智村の「弓の又キャンプ場」を、天体観測にスポットを当てて紹介しました。星空だけでなく、BBQや川遊び、森林浴など豊かな自然に触れる時間を過ごせるので、おすすめです。 天体観測をするのにベストなタイミングや場所、撮影のポイントなどを解説しました。この記事を参考に、キャンプ場に出かけて星空を撮影してみてはいかがでしょう。

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この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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