かわいいと評判の「チャコガエル」を紹介!
チャコガエルは、愛くるしい姿が人気のカエルです。あまり聞き馴染みのない名前ですが、コレクターからすればメジャーなカエルとのことです。この記事では、チャコガエルの生息地や大きさなど詳しく深掘りします。
また、飼育する上で必要な道具や販売価格、寿命を縮めないために注意しなくてはならないことなども、わかりやすく説明します。ぜひ、チェックしてみてください。
チャコガエルの基本情報
■南米チャコ地方原産
チャコ地方とは、南米に位置している乾燥地帯です。森林や草原も広がっており、チャコガエルはそこで生息しています。ツノガエルに似ているため、角がないツノガエルといわれることもあります。
また、雨季に活動が活発になり繁殖期も雨季です。夏眠をするため、乾季は地面にもぐって過ごします。
チャコガエル
生息地 | 南米チャコ地方 |
餌 | 生餌・人工飼料 |

飼育の難易度は低い
評価:値段は高めですが、非常に飼育がしやすいカエルです。食事量が少ないため、餌を多く与える必要もありません。動いているものに飛びつく習性があるため、飼育する場合単独で飼育することをおすすめします。
■最大7cmまで成長
最大7cmまで大きくなるものもいます。ぽてっとしたかわいい体形で、褐色や緑色の体表に暗色の斑点が所々にあるのが特徴です。また、危険を感じると体を膨らませて威嚇することがあります。
■値段と入手方法
販売価格は、成体だと1匹30,000〜50,000円ほどで購入できます。ちなみに、おたまじゃくだと1匹10,000円前後といわれています。決して安くはない値段ですが、人気のため妥当の値段といった意見も多くみられます。
入手方法は専門店で販売されているため店舗で購入するか、通販を利用するかになります。日本に生息していないため野生のチャコガエルを捕まえることは、ほとんど不可能といっても良いでしょう。
チャコガエルの飼育方法
■用意する道具
- 飼育容器
- 床材
- 水容器
- シェルター
飼育容器の床面積は、チャコガエルの2倍ほどの広さで十分といわれています。また、脱走しにくい容器がおすすめです。床材は、水苔や腐葉土を多めに敷きつめてください。地中性のため、よく地面の中にもぐるからです。
さらに、飼育容器の中にシェルターを用意してあげましょう。物陰に身を潜む習性があるためです。体が隠せるのであれば、大きめの植物でも問題はありません。
地中にもぐらない時間帯も身をしっかりと隠せるような物があると、ストレス緩和になり寿命も長くなります。
■飼育方法
寿命を長くするためにも、衛生面を意識しましょう。床材はコンスタントに交換してください。また、飼育容器内は25~28℃に保つようにしましょう。暗いところを好むため、照明器具は不要です。
■飼育の注意点
飼育は難易度が低めのため、誰でも気軽に飼うことはできます。しかし、飼う上で注意点もあります。チャコガエルはそこまで餌を食べません。
そのため、餌の与えすぎには注意しましょう。とくに成体には多くの餌を与えないように意識するようにしてください。
■餌やりのポイント
餌を与える際は、ピンセットで与えるようにしてください。餌を放置してしまうと、床材も餌と一緒に食べてしまう恐れがあるためです。
床材の素材を食べてしまうと、体調を崩し寿命が縮まります。餌は必ずピンセットで直接、与えてください。
チャコガエルを飼ってみよう

見た目がかわいいため、非常に人気のカエルです。ペットショップで販売しているため、ペットショップで購入するか通販でしか手に入りません。また、飼育は簡単で気軽に飼うことができます。
値段は少々高めですが、飼育するためにかかる費用はそこまでかかりません。興味のある人はこの機会に、ぜひ購入して飼ってみてください。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。