「この記事はアフィリエイト広告を含んでいます」

缶詰を直火で温めると爆発の危険!正しい温め方は?缶詰アレンジレシピも紹介

缶詰を直火で温めると爆発の危険!正しい温め方は?缶詰アレンジレシピも紹介

缶詰を直火で温めると爆発の危険性があります。キャンプ飯の材料として便利な缶詰の正しい温め方や、爆発を防ぐ方法を詳しく解説しています。初心者でも簡単に作れる缶詰を使った直火レシピもピックアップしているので、ぜひキャンプ飯の参考にしてください。


缶詰の直火加熱は危険!してはいけない理由は?

缶詰の蓋を開けてそのまま網の上に乗せて加熱する。
洗い物を増やすことなく手間も省けてキャンプ飯にはうってつけの方法に感じるかもしれませんね。

ですが缶詰の直火加熱はとても危なくリスクがあることをご存じでしょうか?
そもそも缶詰自体が直火での加熱を想定した造りになっておらず、爆発や缶詰内側のコーティングに使用されている人口化合物が溶けてしまうなど缶の破損を招いてしまう危険性があるのです。

今回は安全に美味しく缶詰料理を楽しむための正しい加熱方法やアウトドアシーンにも最適なお手軽缶詰レシピを紹介していきます!

これならOK!缶詰の安全な温め方と注意点を紹介

電子レンジなど電化製品のない屋外での場合、缶詰の中身を温めたい時の手段は容器を移し替えるか湯せんする方法が適切だと言えるでしょう。
それぞれ詳しい加熱のやり方や、人気の缶詰ウォーマーを使った加熱時の注意点をみていきましょう。

容器を移し替えて温める

缶詰の中身を別容器に移し替えて温める方法が1番オーソドックスな方法ですね。
湯せんよりも短時間で温めることができることがメリットで、容器を入れ替える手間などがかかってしまう点がデメリットだと言えるでしょう。

キャンプなどアウトドアシーンでは直火可能な銀皿やアルミホイルを器の形に丸めた物を使用すると使用後に洗い物が増える心配もいらず手軽に加熱が行えますよ。

湯せんして温める

容器の移し替えに次いでおすすめなのがお湯の中に缶詰をそのまま入れて温める湯せんの方法です。
別容器を使わないので洗い物を出さないことがメリットですが、容器の入れ替えとは異なり温めている最中は缶詰の中身の状態を確認できない点がデメリットだと言えるでしょう。

1度開封してしまうと再び同じ方法では温めなおすことができないのも注意点。また缶詰の開封時には缶詰自体が熱くなっているので火傷には気を付ける必要がありますね。

缶詰ウォーマーは自己責任

缶詰を固定し、底からキャンドルの火で温める構造の「缶詰ウォーマー」が今防犯対策やキャンプ時のお供として人気を集めています。
火が缶詰本体に触れることなく低温でゆっくりと温めるので、缶詰内側のコーティング剤が溶け出すと言われる温度までは達しない仕組みです。

缶詰本来の推奨されている温め方とは異なるためあくまでも自己責任となりますが、「缶詰から直接温かい食事を楽しみたい!」という方にはピッタリのアイテムではないでしょうか。

缶詰の直火調理に対する大手3社のコメント

様々な意見のある缶詰の直火調理に関して、実際に缶詰を取り扱うメーカーはどのように考えているのでしょうか。
大手3社のコメントから、直火調理を含む缶詰の取り扱い方や推奨されている缶詰の温め方をみてみましょう。

容器の移し替えを推奨:はごろもフーズ

はごろもフーズは缶詰を「直火にはかけないようにしてください」とコメントしています。理由として内部塗装が溶け出す可能性をあげており、湯煎を推奨していました。

また直火同様に缶詰のまま電子レンジを使用して温める行為に対しても注意喚起をされています。
電子レンジを使用する際には別容器に移し替える必要がありますね。

湯せんを推奨:マルハニチロ

マルハニチロは「直接火にかけることは大変危険です」とコメントしています。直火にかけるとコーティングが溶け出すことや、缶内の空気が膨張して爆発する危険性を理由にあげていました。

もし、加熱したい場合は沸騰したお湯を火からおろして、缶詰を入れる、という方法を推奨しています。合わせて、この作業のときはやけどに注意するよう喚起しています。

缶ごと温めるのはNG:極洋

極洋は缶詰を直火で調理することを「想定していない使い方」とコメントしています。
そのため、リスクに関してはっきりと答えられない部分があるとしながらも、やけどや爆発、コーティングが溶ける可能性を候補にあげていました。

溶け出す温度は300℃以上になると可能性があるそうです。製造過程では、加熱殺菌のために圧力をかけて130℃で加熱しており、そこまでは問題ない、という考えを明かしています。

キャンプ飯に最適!お手軽缶詰レシピ

正しい使い方を知っていれば、キャンプ時にも簡単に手の込んだ料理を楽しむことができますね。
外での料理は工程の少なさが手軽に作れる重要なポイントです。缶詰を使用した工程の少ないおすすめレシピを厳選して紹介します。

缶詰レシピ①:ソロキャンプ用・チョリソ入りバターコーン

今回紹介しているレシピの中でも1番のスピードメニュー。チョリソ―とコーン缶をバターで炒めるだけの簡単レシピです。

チョリソ―だと少し辛味があるので、お子さまのいるファミリーキャンプでのメニューをお探しの方にはソーセージに置き換えてみるのもおすすめですよ。
パパっと作ることができるので手始めの1品にピッタリです。

クックパッド「ソロキャンプ用・チョリソ入りバターコーン」

缶詰レシピ②:悪魔飯!簡単カマンベールのアヒージョ

チーズ好きにはたまらない、カマンベールを丸々ひとつ使った見た目も豪華な1品です。
オイルサーディンと旨味の溶けたオイルもそのまま全て使うのがポイント。

好みに合わせてニンニクやブラックペッパーの量を調節することでお酒のすすむおつまみレシピにも最適です。ミニトマトはもちろん季節の旬の野菜を入れてみるのもおすすめですよ。

クックパッド「悪魔飯!簡単カマンベールのアヒージョ」

缶詰レシピ③:アサリとトマトのショートパスタ

トマト缶を使ったおしゃれなパスタレシピもおすすめです。
スパゲティなどの棒状の長いパスタと違い、ショートパスタを使用しているので茹でる時に沸かす必要のある水の量も少なく済むのがポイント。

キャンプ場の炊事場でアサリの砂抜きを行うのは面倒と感じてしまう場合には、自宅で砂抜きを済ませ冷凍保存したアサリをそのまま使うと時短にもなり、より手軽に作ることができるでしょう。

クックパッド「アサリとトマトのショートパスタ」

缶詰レシピ④:アウトドア★海鮮キムチチゲ

寒い時期に特におすすめなのが、身体の中から温まる汁物料理です。缶詰の定番「サバ缶」を使用することで、ビールや日本酒などお酒にもよく合うつまみとしても最高の缶詰レシピ。

サバ缶を汁ごと使用することで、味付けの調整はシンプルでもしっかりと旨味の効いた料理になります。袋麺も入っているので食べ応えがあり、簡単かつお腹も満たされるのも嬉しいポイントですよね。

クックパッド「アウトドア★海鮮キムチチゲ」

缶詰は安全な温め方で楽しもう!

缶詰人気の影響もあり、最近では様々な種類の缶詰が販売されています。中には「こんなモノも缶詰になっている!」と面白い発見もあったり、食べるだけでなくより広く缶詰を楽しむことができるでしょう。

そんな缶詰をより美味しく安全に楽しむには直火は避けるようにしたいですね。
適切な加熱方法を守り、缶詰活用レシピをぜひお試しください!

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

最新の投稿


PVC防水シューズ徹底レビュー!釣りやキャンプでの活用シーンや機能を紹介!

PVC防水シューズ徹底レビュー!釣りやキャンプでの活用シーンや機能を紹介!

さまざまな防水シューズが販売されていますが、その中からPVC防水シューズを深掘りして紹介します。機能的でコスパもよく耐久性が高いPVC防水シューズは、キャンプなどのアウトドアにぴったり。購入を考えている方は、ぜひ参考ください。


【アウトドアに最適】折りたたみテーブルおすすめ13選!選び方も紹介!

【アウトドアに最適】折りたたみテーブルおすすめ13選!選び方も紹介!

キャンプやアウトドアにはどんなテーブルを持って行くのが正解でしょう。さまざまな形があり、どれを購入したら良いか迷ってしまいます。ここではテーブルを探している方に、選ぶ際のポイントとおすすめの折りたたみテーブルを13選ご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。


キャンプや家庭で簡単に使える「燻製器」おすすめ6選!選び方も解説!

キャンプや家庭で簡単に使える「燻製器」おすすめ6選!選び方も解説!

キャンプやご家庭で簡単に使える、燻製器のおすすめを紹介します!初めての燻製器でも安心。燻製器の選びかったから、おすすめ商品の詳細まで分かりやすくまとめました。これから燻製器の購入しようとしている人はぜひ参考にしてください。


【焚き火用】おすすめクッカー厳選紹介!素材選びも詳しく解説!

【焚き火用】おすすめクッカー厳選紹介!素材選びも詳しく解説!

焚き火料理に使えるおすすめクッカーを紹介します。焚き火に使えるクッカーの選び方とおすすめのクッカーをピックアップして解説しました。焚き火料理での注意点もお伝えします。焚き火で使用できるクッカーをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。


おしゃれなLEDランタン5選!アウトドア用の選び方も紹介!

おしゃれなLEDランタン5選!アウトドア用の選び方も紹介!

キャンプシーンをおしゃれに照らしてくれるLEDランタンを5つピックアップ。LEDランタン選びでポイントとなる給電方法や連続点灯時間、耐衝撃性、防水性、置き方、明るさについても解説していきます。LEDランタンの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。