ハードアノダイズド加工のフライパンの特徴を解説!
ハードアノダイズド加工されているフライパンがおすすめできる理由とは、どんな特徴があるからなのでしょうか。ハードアノダイズド加工と言われても、どんな加工でどんな効果があるのかわからない人もいますよね。
この記事では、キャンプで使用するフライパンが、ハードアノダイズド加工されていると、どんなメリットがあるのかを解説していきます。
ハードアノダイズド加工の特徴
■ハードアノダイズド加工とは?
ハードアノダイズド加工とは、硬質アルマイト処理加工と同じ意味となります。アルミの弱い部分を改善するための表面処理技術が、アルマイト加工と言います。この加工によって、より硬度が高く摩耗性を向上する効果があることが特徴です。
さらに、アルマイト加工よりも硬度と耐久性を高めるための加工が、ハードアノダイズド加工となります。
■特徴①焚き火に強い
ハードアノダイズド加工のフライパンやクッカーは、焚き火に強いという特徴があります。アルミ素材の硬度や強度を高める加工のハードアノダイズド加工は、熱や摩擦に強いことがメリットです。そのため、キャンプでの調理を焚き火で行う場合におすすめと言えます。
ただし、永久的にダメージがないわけではなく、他の素材と比較して強いということになります。
■特徴②焦げや汚れを落としやすい
ハードアノダイズド加工のフライパンやクッカーは、焦げや汚れを落としやすい特徴があります。ハードアノダイズド加工されたアルミ製品の焦げを落とす際に、重曹を使用するとアルマイト加工が剥がれてしまいます。焦げや汚れは、少量の水とお酢で煮ることで簡単に落とすことが可能です。
最後にスポンジで拭き取ればきれいに簡単に落ちます。
■特徴③シーズニングすれば焦げ付き防止になる
ハードアノダイズド加工のフライパンやクッカーなどは、しっかりとシーズニングを行うことで焦げ付き防止効果があります。シーズニングを行うことで、油により強い膜を張ることになります。シーズニングのマニュアル的なやり方は、油を引いて30分単位で5~6回繰り返す方法です。
キャンプでシーズニングする場合は、焚き火の上で油を塗って焼くのを繰り返すという方法もあります。
ハードアノダイズド加工のおすすめクッカー
■プリムス イージークックNS
収納サイズ | 直径12.5×15cm |
重量 | 250g |
セット内容 | ポット(900ml、内径直径12.5×10cm)、ミニポット(400ml、内径直径12.0×5cm) |
さすがのメーカー品
評価:内面がコーティングされているので焦げ付きにくく、しっかりしています。ソロにはちょうどいいサイズです。
■ダグ/BANQUET-2
サイズ | 本体大:92H×165mmパイ(1500ml)、本体小:72H×146mmパイ(800ml)、フライパン:45H×175mmパイ(600ml) |
重量 | 608g |
素材 | アルミニウム(ハードアノダイズド加工)、取手:ステンレス(樹脂カバー) |
サイズがちょうどいい
評価:フライパンとクッカーのサイズがちょうどいいです。2~3人でちょうどよく、コンパクトなので便利です。
ハードアノダイズド加工のフライパンはキャンプにおすすめ!
ハードアノダイズド加工されているフライパンの特徴やおすすめを紹介しました。ハードアノダイズド加工されていることで、耐久性や強度が強くなるためキャンプでの調理にストレスがなくなります。アルミは弱い部分もありますが、シーズニングをしっかりして汚れを落とせば通常より長く使うことができます。
キャンプにおすすめのハードアノダイズド加工フライパンを選んで、快適なキャンプを楽しみましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。