オピネルナイフの研ぎ方・分解方法は?簡単な手入れの仕方を紹介

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折りたたみナイフで有名なオピネル(OPIANEL)のナイフについて説明します。オピネルナイフを長く使うための手入れ方法、研ぎ方・分解方法を紹介します。オピネルナイフを何で研げばよいのかについてや、研ぎ方や分解の手順を詳しく解説します。

オピネルナイフの研ぎ方・分解方法は?簡単な手入れの仕方を紹介

目次

  1. オピネルナイフの研ぎ方や分解方法を解説!
  2. オピネルナイフの研ぎ方
  3. オピネルナイフの分解方法
  4. オピネルナイフのその他の手入れ①黒錆加工
  5. オピネルナイフのその他の手入れ②オイル漬け
  6. オピネルナイフの研ぎ方や分解方法を覚えて長く愛用しよう!

オピネルナイフの研ぎ方や分解方法を解説!

opinel
オピネル(OPINEL)はフランスのメーカーで、折りたたみナイフで有名です。ブナ材のハンドル、鋼の両刃ブレード、セーフティーリングが特徴として挙げられます。
オピネルナイフはコンパクトに折りたためるので、キャンプや登山などのアウトドアに最適です。オピネルナイフを長く使うためには、手入れが必須です。この記事では、オピネルナイフの研ぎ方、分解方法やコツを紹介します。

オピネルナイフの研ぎ方

Knife
オピネルナイフを使う上で必須となるのが、研ぎ作業です。やはり刃物である以上、使い続けると切れ味は悪くなります。
ここでは、オピネルナイフの研ぎ方の道具やコツを紹介します。研ぎ作業は避けては通れないので、しっかりと研ぎ方を覚えましょう。

必要な道具

Whetstone
  • オピネルナイフ本体
  • 荒砥石(#100~#600)
  • 中砥石(#800~#1000)
  • 仕上砥石(#2000~#3000)
  • 超仕上砥石(#5000~#10000)
  • 新聞紙または要らない布
  • 水を溜める容器
  • 要らない紙

荒砥石、超仕上砥石はなくても構いません。あまりにも錆や刃こぼれが多い場合は荒砥石を、さらに精密な仕上げを求める場合は超仕上砥石を使用してもよいでしょう。

砥石の準備

Whetstone
  1. 砥石を水に30分~1時間程度漬け、吸水させる
  2. 新聞紙または要らなくなった布の上に、吸水済の砥石をセットする(研いでいる最中に砥石がずれるのを防ぐ)
  3. 水を溜める容器に水を汲んでおく
一番目の作業の砥石は目安は気泡が出てこなくなる程度です。面倒な場合は、作業日の前日から浸水させておいても問題ありません。二番目のポイントは、目の粗い(#の番号が小さい)ものから使っていくことです。
三番目の水は、砥石で刃を研ぐ際、砥石にかけるために使います。水を砥石にかけることで、砥石の目詰まり防止に繋がります。

オピネルナイフの研ぎ方

Whetstone
  1. 砥石を使って研ぐ前に、オピネルナイフの切れ味を確認する(要らない紙などで試し切りする)
  2. 砥石に対してオピネルナイフの刃の角度が15~20°程度になるように当て、研ぐ際は進行方向に対して45°の角度になるようにする
  3. 水をかけながら、10~20回程度前後にゆっくりとストロークさせる
  4. 研いだ部分の刃を目視で確認し問題なければ、刃先の方に向かって研ぎ進めていく
  5. 表面が研ぎ終わったら裏面(刻印のある面)も、表面と同様の研ぎ方で研いでいく
  6. 先ほどよりも細かい砥石(#の番号が大きいもの)で2.~5. の作業を繰り返し、研いだ箇所を仕上げる
  7. 1. と同様に、砥石で研いだ後のオピネルナイフの切れ味を確認し、問題なく切れていれば研ぎ作業は完了
二番目の作業は、まずオピネルナイフの表面(刻印のない面)の根元部分から研ぎます。15~20°は大体10円玉2枚が入る隙間なので、はじめのうちは目安として10円玉を置いて確認してみてください。
三番目の作業時、刃がぐらついて二番目の作業で調整した角度が変わらないように、気をつけましょう。この時、研いだ回数も数えておきます
四番目の作業では、十分に研げていなければ再度二番目の手順を参考に研ぎ直します。研ぐ位置を変える際には三番目の手順時に数えた研ぎ回数と同じだけ研いだ方が、研ぎムラが少なくなります。

簡単に行いたい場合はロールシャープナーがおすすめ

出典: 楽天市場
KYOCERA
セラミックロールシャープナー RS-20BK
1,250円(税込)
楽天市場で詳細を見る

ステンレス、鋼、チタンの刃物に対応したロールシャープナーです。研ぎ方は刃の部分をシャープナー本体の溝に入れ、前後に10回程度往復させるだけです。
特許取得の特殊なホイールのおかげで、荒砥と仕上げ研ぎを同時に行うので時短になります。また砥石と違い、水なしで研ぐことが可能です。
ホイール部分は分解して洗えるため、清潔な状態を保てます。砥石よりも簡単に研ぐことができ、研ぎ方のコツもいりません。

サイズ 158×58×57mm
重さ 65g
材質 本体:グラスファイバー強化ポリアミド /砥石:ファインセラミックス
女性
女性

簡単に研げて便利

評価:

簡単に研げ、切れ味も復活しました。砥石と違い手も汚れる事なく、短時間で砥げるので重宝しています。

砥石の用意や研ぎ方が難しそう、と思う方はロールシャープナーがおすすめです。研ぎ方にコツもなく、初心者でも簡単に研ぐことができます

オピネルナイフの分解方法

opinel

後述する黒錆加工やオイル漬けをする際に必要となってくるのが、オピネルナイフの分解です。分解の工程でも特に「ピン抜き」が難しいとされています。ピン抜きのコツも、詳しく解説していきます。

必要な道具

tool
  • ハンマー
  • ピンポンチ
  • 金属ヤスリ
  • ペンチ
出典: 楽天市場
ピンポンチセット 6ピース
1,404円(税込)
楽天市場で詳細を見る

ピンポンチとは一般的にピンを抜くときに使用します。バーの先端が円柱状になっている構造です。
しっかりと固定されていて外れにくいピンを分解するために、細長くなっている方をピンに当て、反対側の太い部分をハンマーなどで叩きます。自転車や腕時計のメンテナンスにも使えるので持っていると便利な工具です。

サイズ 1.5~7.9mm
本数 9本
素材 スチール
男性
男性

持っていると便利

評価:

ピンの抜取に使うことが多いです。あると意外と使う場面があるので、持っていて損はないです。

オピネルナイフの分解方法

Opinel
  1. ペンチでロックリング(ハンドルとブレードの間のクルクル回転する部分)を外す
  2. ブレードを固定するピンが出てくるため、金属ヤスリでロゴマークの無い側のピンの出っ張っている部分を削る
  3. ブレードカバーとピンとの境目がなくなるくらいまで、しっかりと金属ヤスリで削る
  4. ピンポンチを使い、ロゴマークの無い側から、ロゴマークのある側へ向かってピンを叩く
  5. ピンが抜けたら、ブレードと止め金具を取り外す

抜けにくいピンを抜く方法

Opinel
ピンは頭と胴体で構成されています。ピンの刺さっている穴よりも、胴体の先端が太くなっていることで、穴から抜けにくい構造になっています。
しっかりとピンの不要な部分をヤスリで削ることが、ピンを抜くコツです。ただし、ピンの頭部分(ロゴマークのある側)の出っ張り部分を削ってしまうと、元に戻した際にブレードロックが効かなくなる恐れがあるので注意しましょう。

オピネルナイフのその他の手入れ①黒錆加工

カーボンブレードに効果的な対策

オピネルナイフのブレード(刃部分)は2種類あります。
1つめはステンレススチールです。ステンレスは鉄にクロムという金属を含有させた合金鋼です。腐食に強く、手入れが少なくて済むのが特徴です。
2つめはカーボンスチールです。カーボンスチールは日本語だと炭素鋼と呼ばれる鉄と炭素の合金鋼です。比較的安価で硬度が高く、切れ味が良く、また研ぎやすいのが特徴です。一方で錆びやすいのがデメリットとして挙げられます。
そもそも錆は金属表面が酸素や水などと酸化することによって生成される腐食物です。カーボンスチールのデメリットである「錆び」を解決するのが黒錆加工です。鉄の錆にも種類があり、金属内部まで侵食して金属を脆くしてしまう赤錆と、金属表面に形成される黒錆があります。
意図的にカーボンスチールのブレードに黒錆を作る(黒錆加工)ことで、赤錆の発生を防ぐことができます。

必要な道具

  • 紅茶のティーバッグ 2~3パック
  • ピンセット(割り箸などでも可)
  • エタノール
  • 要らない布
  • ビニール手袋
  • 紅茶を煮出す鍋
  • ブレードを漬けるバッド

黒錆加工の手順

  1. 赤錆がある場合は砥石で研いでおき、ハンドルとブレードを分解しておく
  2. ビニール手袋をはめ、エタノールを染み込ませた要らない布でブレードの皮脂汚れを脱脂する(汚れが付着していると黒錆加工にムラが生じるので、しっかりと汚れをふき取る)
  3. 紅茶のティーバッグ3パックをお湯400mLで濃く煮出し、酢100mLを加える
  4. 紅茶液を熱いままバッドへ移し、指紋が付かないようにブレードを漬ける
  5. 1~2時間程度、浸漬し黒錆加工を施す
  6. ブレード全体が黒くなっていれば、紅茶液を水で洗い流す
  7. 必要に応じて上記の研ぎ方を参考に、ブレードを研ぎなおす

オピネルナイフのその他の手入れ②オイル漬け

オイル漬けは賛否が分かれている

オピネルの最初に行うメンテナンスとして、オイル漬けが有名です。オイル漬けとは、木製のハンドルに水が付着することで木が膨張し、ブレードが出しにくくなるのを防ぐために行います。
具体的には、木製ハンドルをオイルに漬け込みハンドル表面に被膜を形成し、木製ハンドルが水を含みにくい状態にしておきます。コツもなく誰でも簡単に行えるも魅力的です。
ただしオイル漬けは賛否がわかれているメンテナンスです。否定派からは「木がオイルを吸って開閉しにくくなるのでは?」、「効果がない」といった意見があるようです。

方法は乾性油にナイフを浸すだけ

  • 乾性油
  • ビニール袋
  • 要らない布またはキッチンペーパー
  • サンドペーパー
乾性油とは亜麻仁油、胡桃油、紅花油などです。油には乾性油、半乾性油(綿実油など)、不乾性油(オリーブオイルなど)がありますが、乾性油以外は固化しません。必ず乾性油を使用してください。
オイル漬けは分解せずにオピネルナイフをそのまま漬ける方法と、分解してブレードだけ漬ける方法があります。今回はより簡単な分解せずにそのまま漬ける方法を紹介します。
  1. 木製ハンドル部分をヤスリで軽くサンディングする
  2. ビニール袋に乾性油とサンディングしたオピネルナイフを入れ、半日~1日程度漬け込む
  3. 乾性油からオピネルナイフを取り出し、要らない布またはキッチンペーパーでオピネル表面の油を拭き取る(ブレードを入れる隙間もしっかりと拭き取る)
  4. ブレードを閉じてセーフティーリングを下にして立てた状態で半日乾燥させる
  5. ブレードの隙間の油が落ちてきていればふき取る
  6. ブレードを開いた状態で1日乾燥させる

ブレードが開閉できない時はサヴォワ打ちを試そう

オピネルナイフを使っていると、水や湿気の影響で木製ハンドルが膨張して、ブレードが出てこなくなってしまうことがあります。そんなときはサヴォワ打ちがおすすめです。
サヴォワ打ちとは、硬いものにオピネルナイフの角を軽く打ち付けることで、ブレードを出す方法です。
サヴォワ打ちはオピネル公式HPでも推奨されている、ブレードを出す方法です。オイル漬けをするか悩んでいる人は、簡単でコツもいらないサヴォワ打ちを一度試してみましょう。

オピネルナイフの研ぎ方や分解方法を覚えて長く愛用しよう!

Opinel
オピネルナイフはカーボンスチールとステンレススチールを選べたり、サイズも豊富にあるため、自分の用途に応じたものを選べます。カーボンスチールは黒錆加工をして、自分好みのナイフを育てる楽しさもあります。
自分のナイフがあると、キャンプや登山も今までとは違った楽しさを味わえます。オピネルナイフを長く愛用するためにも、研ぎ方や分解方法を覚えてしっかりと手入れを行いましょう。
ミロカロス

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