ブッシュクラフトナイフおすすめ13選を紹介!
ブッシュクラフトナイフは、ウッドクラフト・火起こしに使うフェザースティック・バトニング・調理などアウトドアの様々な場面で活躍が期待できます。アウトドアやキャンプに欠かせないアイテムの1つです。
ブッシュクラフトナイフの特徴や選び方を徹底的に解説します。また、おすすめ商品も紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。
ブッシュクラフトナイフの特徴
■特徴①北欧のフィンランド・ノルウェーが発祥
ブッシュクラフトは、北欧のフィンランド・ノルウェーが発祥の地。「自然の中で生活する技術や知恵を営む」ことをさします。
ブッシュクラフトは、「こうしなければいけない」と言うルールは一切なく、例えば、ラーターを使わずブッシュクラフトナイフで薪を割りをしたり、火を熾こすために着火用のフェザースティックやお皿・箸など作成が可能です。
また、料理や釣りなど幅広く使用できるので、アウトドア好きには欠かせないアイテムです。
■特徴②オールマイティティーな性能を持つナイフ
ブッシュクラフトでは、最低限の荷物のみ持参します。きのこ狩りや魚釣りなどその場で調達した食材を使い調理をしたり、箸などもブッシュクラフトナイフで作成。
焚火をする時も薪を割るバトニングや火起こしなど、ブッシュクラフトナイフ1本でいろいろなシーンで使えるのが特徴です。自分に合った使い勝手の良いナイフを選んでくださいね。
■特徴③バトニングに使える
バトニングとは、ナイフを使って薪などに使用する木を割る方法です。斧で割れにくい細さの木を、より細くするためにナイフを使いバトニングをします。
木の木目にナイフを刃を置き、ナイフの背部分を他の木で叩き薪わりします。斧など使用する方法もありますが、軽くて持ち運びが便利なブッシュクラフトナイフを愛用する人も多いですよ。
■特徴④ウッドクラフトに使える
ブッシュクラフトナイフは、切れ味が良く微調整ができるので、細かい作業のウッドクラフトにもおすすめです。
道具を持参すれば、作る必要はないのですが、焚き火にあたりながらブッシュクラフトナイフで箸や調理道具を作るひとときは格別ですよ。
■特徴⑤火を熾す道具にもなる
火を熾すためのフェザースティックやスピニング式の火起こし器などの道具を作れます。また、ブッシュクラフトナイフで火を起こすことも可能です。
ブッシュクラフトナイフをマグネシウムの棒に削り火花が出たら、燃えやすい麻のひもなどに着火させます。その後、細い小枝などに火を移し、火を大きく育てていきます。
■特徴⑥キャンプに最適なナイフ
キャンプ時の調理やフェザースティック作りなど細かい作業から、バトニングやロープ切りまで、ブッシュクラフトナイフ1本あれば幅広く使用できます。
ブッシュクラフトナイフの選び方
■選び方①グリップの持ちやすさ
グリップは、安定して切れる滑りにくいものがおすすめです。手の形状に合わせて作られたデザインは、手にピッタリと合い、使い勝手がいいです。
使用中、不安定なブッシュクラフトナイフは、上手に目的の物を切れないだけでなく、ケガなどの危険性や道具が壊れる可能性もあります。
■刃の素材
ブッシュクラフトナイフの刃の素材は、ほとんどがステンレスあるいはカーボン(炭素銅)を使用しています。それぞれのメリットとデメリットを知り、購入の参考にしてくださいね。
ステンレス製
ステンレス製の素材は、カーボン製と比べるとやや切れ味は劣りますが、手入れが簡単なので、初心者におすすめです。バトニングを行う際は、少々重さのあるブッシュクラフナイフが使いやすいですよ。
カーボン製
刃の素材にカーボン製も良く使用されています。カーボン製の刃の素材の特徴は、耐久性に優れ、切れ味が良いです。
バトニングだけでなく、魚を釣った時にもその場で魚を捌いたり、ロープを切ったりとブッシュクラフトナイフ1本であらゆる場面で使え大変便利です。錆びやすいので、使用後は必ずブッシュクラフトナイフの刃を拭くようにしましょうね。
■選び方③刃の形状
ブッシュクラフトナイフの刃の形状とは、ナイフを断面図で見た際のフォームをさします。刃の形状にはいろいろな種類があり、刃の形状により使用する用途も様々です。目的にあったブッシュクラフトナイフを選んでくださいね。
ホローグラインド
ホローグラインドは、ブッシュクラフトナイフの中で最も一般的な刃の形状です。刃の先端部分が薄いのが特徴で、切れ味がとても長持ちします。が、厚みが薄いので、他のブッシュクラフトナイフと比較すると強度が劣ります。
スカンジグラインド
ブッシュクラフトの発祥の北欧ならではの刃の形状をしています。刃付けは、ブレードの真ん中あるいは1/3ほどからストレートです。スカンジグラインドは、研ぎやすく、刃持ちが良い特徴があります。薪割りに最適ですよ。
コンベックスグラインド
刃の断面部分は、刃先から背部分にかけて丸みのかかった形状をしています。大変丈夫で、刃全体は厚みがあるのが特徴です。刃持ちがよく、刃こぼれしにくいため、マニアに愛されているブッシュクラフトナイフです。
薪割りにおすすめですが、刃の形状が膨らんでいるため、細かな作業がしにくいです。初心者には扱いが難しく、テクニックが必要ですよ。
ブッシュクラフトナイフおすすめ13選
■モーラナイフ Companion MG カーボン
刃長 | 104㎜ |
重さ | 84g |
刃の素材 | ステンレス/カーボン |
ガンガン使用できるナイフ
評価:気兼ねなく使用できるナイフです。切れ味が良くても高価なブッシュクラフトナイフは、気がひけてしまいますが、値段が安いのでガンガン使用できる素晴らしいブッシュクラフトナイフです。
■モーラ ナイフ コンパニオン ヘビーデューティー
刃長 | 100㎜ |
重さ | 101g |
刃の素材 | ステンレス/カーボン |
バトニングしやすい
評価:初めてのバトニング、めちゃくちゃ下手でしたがこのブッシュクラフトナイフのお陰でできました。 細切りなどの細かい作業には切りにくさも感じましたが、期待を上回るブッシュクラフトナイフです。とにかく初心者におすすめです。
■ハルタホース アウトドアキャンプナイフ OK4
刃長 | 93㎜ |
重さ | 152g |
刃の素材 | 厚炭素銅 |
値段が安いのに使い勝手が良い
評価:使い勝手のとても良いブッシュクラフトナイフです。ブレードの長さもちょうど良く、研ぎやす刃の形状です。値段も安いし、軽量でこの1本のブッシュクラフトナイフで色々できます。 ただ、購入後、ブッシュクラフトナイフの刃を研がないと使いにくかったです。
■HELLE DIDI GALGALU (ディディガルガル)
刃長 | 129㎜ |
重さ | ナイフ193g、シース57g |
刃の素材 | ステンレススチール |
最高です
評価:バトニングに最高のブッシュクラフトナイフです。ディディガルガルのブッシュクラフトナイフ1本で焚き火ができます。ブレード部分に顔が写るほど良く磨かれているので驚きました。
■コールドスチール サンマイ3
刃長 | 107㎜ |
重さ | 175g |
刃の素材 | サンマイⅢ |
日本製ブレード、三枚構造が素晴らしい
評価:刃厚もあり硬いので、ハードに使えます。切れ味がよく最高のブッシュクラフトナイフです。ブレードの3枚構造のつなぎ目がとてもきれいな模様になっていて、見ているだけでも満足です。
■Kellam Wolverine(ウルヴァリン)
刃長 | 95㎜ |
重さ | 90.7g |
刃の素材 | カーボン・スチール |
カッコよく持ちやすい
評価:ハンドルのデザインがカッコよく、手にしっくりきて持ちやすいです。刃もよく切れました。大切に使っていきたいブッシュクラフトナイフです。
■ボーカー マグナム エルク ハンター シースナイフ
刃長 | 110㎜ |
重さ | 156g |
刃の素材 | ステンレス |
初心者におすすめ
評価:値段が安いのに錆びにくいので、ためらわずに使えるブッシュクラフトナイフです。初めて購入する人におすすめです。
■ケーバー ベッカーBK2
刃長 | 127㎜ |
重さ | 420g |
刃の素材 | カーボンスチール |
切れ味が最高
評価:ものすごいよく切れます。バトニングもガンガン出来るので、ブッシュクラフトに最高のナイフです。刃厚も十分な厚みがあり、手に持っても重すぎず、使いやすいです。
■ユニフレーム UFブッシュクラフトナイフ
刃長 | 110㎜ |
重さ | 150g |
刃の素材 | ステンレス刃物銅 |
名品です
評価:主にバトニングで使用しています。安定感があって、今のところ、刃こぼれもせず頑丈なブッシュクラフトナイフです。日常使いでガンガン使っています。
■オルファ アウトドアナイフ サンガ
刃長 | 100㎜ |
重さ | 127g |
刃の素材 | ステンレス |
愛用しています
評価:初めてブッシュクラフトナイフを購入しました。バトニングに使用しましたが、ものすごくよく切れます。初心者用のナイフとしては、値段も安いのでおすすめです。
■Mossy oak シースナイフ
刃長 | 145㎜ |
重さ | 300g |
刃の素材 | ステンレス銅 |
持ちやすく、初心者向きのナイフです
評価:バトニング用のナイフとして購入しました。ブレード部分は、重量感がありますが持ちやすいです。よく切れるので、フェザースティックの際は、切りすぎてしまいました。 調理もできるし、コスパのいいナイフで、初心者の方におすすめです。
■トヨクニ 土佐アウトドアナイフ剣鉈 120
刃長 | 120㎜ |
重さ | 220g |
刃の素材 | 日立青紙2号 |
重宝しています
評価:よく切れます。フェザースティックも作りやすいです。カボチャもよく切れました。ずっと欲しかった日本製のブッシュクラフトナイフ。 ちょっと重さを感じますが、めちゃめちゃ重宝しています。
■VICTORINOX(ビクトリノックス) アウトドアマイスター L
刃長 | 100㎜ |
重さ | 220g |
刃の素材 | ステンレススチール |
カッコ良いナイフです
評価:とにかく見た目のデザインがカッコイイです。硬い薪にバトニングをしましたが、思っていたよりも簡単に割れました。刃厚も充分だと思います。 フェザースティックは少しやりづららかったです。
ブッシュクラフトナイフおすすめ13選の比較表
ブランド名 | モーラナイフ |
---|---|
モーラナイフ | ハルタホース |
Helle | コールドスチール |
kellam | ボーカー |
ケーバー | ユニフレーム |
オルファ | Mossy oak |
トヨクニ | VICTORINOX(ビクトリノックス) |
商品名 | Companion MG カーボン |
コンパニオン ヘビーデューティー | アウトドアキャンプナイフ OK4 |
ディディガルガル | サンマイ3 |
ウルヴァリン | マグナム エルクハンター シースナイフ |
ベッカー BK2 | UFブッシュクラフトナイフ |
アウトドアナイフ サンガ | シースナイフ |
土佐アウトドア剣鉈 120 | アウトドアマイスター L |
画像 | 価格 |
2,035円 | 2,860円 |
3,648円 | 38,370円 |
17,105円 | 12,925円 |
4,920円 | 11,299円 |
9,884円 | 6,600円 |
3,680円 | 23,441円 |
24,748円 | 特徴 |
・初心者でも簡単にお手入れ出来る ・価格が安い | ・バトニングだけでなく、調理などの細やかな作業もしやすい |
・ブレードに日本製の炭素銅を使用 | ・刃の長さも丁度良く、バトニングにおすすめ ・フェザースティックなどの細かい作業にも適している |
・ブレードは、日本製の刃 ・刃鍛冶の技法、3打ちで作られている | ・微妙な力加減がしやすく、手に馴染む木目模様のハンドル ・フェザースティックなど細かい作業におすすめ |
・ドイツの高品質ナイフ ・研ぎやすい銅材を使用 | ・頑丈な作りでバトニングだけでなく細かい作業にも最適 |
・初めて発売されたのユニフレームのブッシュ ・頑丈で低価格日本製のナイフ | ・日本製のカッターナイフメートルのナイフ ・ブレードは、落としても壊れにくいポリプロピレンを仕様 |
・重量感があるが持ちやすく良く切れる ・バトニングだけでなく、調理などオールマイティーに使える | ・刃が鋭角でバトニング向き ・2年連続で受賞した日本製のブッシュクラフトナイフ |
・フルタング構造で丈夫 ・ハンドル部分は、耐熱・耐水・耐摩耗性に優れた素材を仕様 | 商品リンク |
ブッシュクラフトナイフに関するQ&A
- ブレードが8㎝のブッシュクラフフトナイフは使いにくいですか?
屋外で使うのであれば、ブレードが3㎝くらいあれば十分だと思います。使用用途によって違いますが、ヘビーにブッシュクラフトナイフを使うのであれば、刃厚が必要です。
4㎜以上のブッシュクラフトナイフは、調理や細かい作業がしにくいですよ。
- 魚を捌いたり、フェザースティックができるブッシュクラフトナイフの刃の厚みに関して知りたいです。教えて下さい。
ブッシュクラフトナイフの刃の厚みだけでなく、刃の形状についても検討が必要です。刃厚が薄い3㎜以下のものが使いやすいです。形状は、スカンジグラインドがおすすめです。
- ブッシュクラフトナイフでウッドクラフトの物を作りたいのですが、何ができますか?
ブッシュクラフトナイフとノコギリがあれば、大半のものが作れると思います。
ブッシュクラフトナイフでペグも作成可能です。ブッシュクラフトナイフを使って、「これがないからできない」と考えてしまうとできなくなってしまいますよ。
ブッシュクラフトナイフはアウトドアの必需品!
ブッシュクラフトナイフは、1本でバトニングから細かい作業の料理まで幅広く使用できる魅力があります。ブッシュクラフトは、自然が多くある北欧で生活をシンプルに楽しむために生まれました。
そんな自然の中で満喫するキャンプには、共通点が多く、ブッシュクラフトナイフはアウトドアの必須アイテムの1つです。ぜひ、ブッシュクラフトナイフを使ってアウトドアを楽しんでみてはいかがでしょうか?
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。