暑い夏のキャンプ飯はさっぱりレシピがおすすめ
とくに夏のキャンプでは準備などで疲労もたまりやすく、食欲が沸かないことも多々あります。そのため、夏キャンプではさっぱりとした料理を求めたくなりますね。
夏でもおいしく食べられるキャンプ飯を覚えておくとより、食事を楽しめるでしょう。本記事では、夏の暑い時期でもさっぱりと食べられるキャンプ飯のレシピを、深く掘り下げました。
それぞれ肉や野菜、麺料理など食材ごとに分けて詳しく紹介しています。真夏のキャンプ飯を堪能したい人は必見です。ぜひとも、夏キャンプを満喫したい人はチェックしてみてください。
肉を使ったさっぱりキャンプ飯3選
キャンプ飯といえば、肉料理を作る人も少なくないでしょう。また、肉は焼いても蒸してもおいしく食べられて、バリエーションも多いことが特徴です。こちらでは、さっぱりとした肉がメインのキャンプ飯レシピを3選紹介します。
■①:牛のタタキ

さっぱりと肉を味わえて、肉のガッツリ感も同時に味わえる「牛のタタキ」のレシピです。キャンプの前日に下ごしらえをしておけるので、当日は食べやすいサイズに切り分けるだけで食べられます。
牛肉に塩で下味を付けたら、油を敷いたフライパンで焼きます。周りが香ばしく焼きあがれば十分なので、火を入れすぎないことがコツです。クッキングシートで牛肉を包み、ラップを敷きつめたメスティンに入れてください。
しっかりと混ぜ合わせた調味料を、クッキングシートに包まれた牛肉にかけます。クッキングシートに染み込んだ調味料で、乾燥を防ぎしっとりとした食感を味わえるでしょう。
調味料がにじまないように、丁寧にサランラップで包めば下ごしらえは完了です。わさびをつけて食べると、一層とさっぱりとした口当たりになりおすすめです。
■②:長ネギの豚肉巻き

肉のジューシーさと、ネギのさっぱりとした風味のバランスが抜群の「長ネギの豚肉巻き」のレシピです。長ネギはほど良い長さにカットしたら、斜めに切れ目を入れてください。
切れ目を細かく入れることで、食べやすくなり肉の旨味も染み込みやすくなります。カットした長ネギに、豚バラ肉を巻きつけましょう。油を敷いたフライパンで、豚バラ肉の巻き終わりを下にして焼きます。
巻き終わりを焼き上げることで、巻いた豚バラ肉がはがれることを防げるからです。塩コショウで味を整えて、ポン酢をかけて食べるとさっぱりと味わえます。
■③:タンドリーチキン

ピリッとしたスパイスが、夏のキャンプ飯にピッタリの「タンドリーチキン」のレシピです。使用する調味料が多く若干手間がかかりますが、下ごしらえをしておくことで当日の負担がなくなります。
鶏もも肉は、余計な脂身や軟骨、筋を取り除きましょう。取り除かないと、口当たりが悪くなるからです。すべての調味料を混ぜ合わせたら、カットした鶏もも肉を漬けて冷蔵庫で冷やしてください。
一日漬ければ、味がしっかりと染み込みます。時間がない場合は、最低でも一時間以上は漬けるようにしましょう。漬け込んだら、オリーブオイルを敷いたフライパンで焼くだけです。
焦げやすいので、弱火でじわじわと焼くようにしてください。鶏もも肉の漬け込みを自宅で済ませておくと、現地では焼くだけで完成するのでキャンプとの相性も良いレシピです。
夏野菜を使ったさっぱりキャンプ飯3選
ヘルシーな、夏野菜を使ったキャンプ飯もおすすめです。栄養満点で健康的なので、身体にも良いでしょう。そこで、さっぱりとした夏野菜を使ったキャンプ飯レシピを3選まとめました。
■①:茄子ステーキ

簡単なおつまみに最適な「茄子ステーキ」のレシピです。ホットサンドメーカーで簡単に作れるので、キャンプ飯にも適しています。作るときは米茄子のような、大きい茄子が良いでしょう。
大きいと食べごたえもあり、ジューシーだからです。また、大きいとホットサンドメーカーでプレスしやすいというのも理由です。
茄子は焼く前に塩水にさらしましょう。なぜならば、塩水にさらさないとアクが抜けずに渋みが残るからです。味も落ちるので、茄子は塩水にさらしてから焼くようにしてください。
断面から焼き、焦げ目が付いたら皮も焼きます。醤油やミソ、ポン酢などでさっぱりと味わえる一品です。
■②:オクラの辛子煮浸し

副菜としても、おつまみとしてもおいしく食べられる「オクラの辛子煮浸し」のレシピです。冷たくさっぱりと楽しめるので、夏のキャンプ飯に向いています。冷凍のオクラで作れば、さらに簡単に作れるのも嬉しいポイントです。
出汁にからしを溶かしたつゆに、オクラを入れてください。ジップロックで作ると手軽に調理可能です。また、アクセントとして丸天を入れることで、満足感も得られます。
ジップロックにすべて入れたら空気を抜き、冷蔵庫で冷やしましょう。キャンプ当日では盛り付けて食べるだけなので、ぜひ一度試してみてください。
■③:ブッラータチーズのカプレーゼ

「ブッラータチーズのカプレーゼ」は、キャンプ飯にも最適です。おしゃれなので、食事の時間も盛り上がるでしょう。ワインのアテとしても相性が良いので、ワイン好きの人には特におすすめです。
チーズは、モッツァレラチーズなどお好みのチーズでも問題ありません。トマトのヘタを切り取り、一口サイズにカットすると食べやすいです。ハチミツとオリーブオイルをかけることで、トマトの旨味が深まります。
また、塩味を加えることで味が複雑になり、コクを感じられるでしょう。サッと作れるので、あともう一品欲しいときなど重宝できる料理です。朝食にも合うので、レシピを覚えておいても損はありません。
食欲がないときにおすすめ!さっぱり麺のキャンプ飯3選
暑さで食欲が沸かないときは、麺を使ったレシピもおすすめです。また、ツルッと食べられて、手軽に楽しめるのも魅力です。食欲がないときに大活躍する、さっぱり麺のキャンプ飯レシピを3選紹介します。
■①:マグロ缶の冷やし豆乳そうめん

さっぱりと食べられて、〆にもぴったりの「マグロ缶の冷やし豆乳そうめん」のレシピです。マグロ缶が手に入らなければ、ツナ缶でも代用可能です。キュウリと大葉は細くカットし、ミニトマトは半分にカットしておいてください。
そうめんは茹で終わったら冷水で冷まします。冷やすことで、麺にコシが生まれるからです。また、ぬめりが無くなるまで、そうめんは洗いましょう。豆乳とめんつゆを合わせたら、そうめんを投入してつゆと馴染ませます。
最後に食材をトッピングしてください。味つけが簡単の割りには、しっかりとした味を感じられるので小腹が減ったときや昼食にもおすすめです。
■②:冷製スープスパゲッティ

トマトジュースで作れる「冷製スープスパゲッティ」のレシピです。ニンニクをオリーブオイルで加熱したら、トマトジュースも同じフライパンに入れます。茹でたパスタ麺を冷水で冷まし、スープと和えます。
流水麺であれば茹でることがなく食べられるので、手間を省きたいのであれば流水麺はおすすめです。盛り付けたらあらかじめ、食べやすい大きさにカットしたトマトをトッピングしてコショウをかけてください。
バジルも乗せれば、一段と本格的な味を堪能できます。味が薄ければ、ハーブソルトで味を調整してみてください。食欲がないときにも食べやすいので、暑い時期のキャンプ飯には心強いレシピといえるでしょう。
■③:冷やしうどん

子供から大人まで好まれる味の「冷やしうどん」のレシピです。非常に簡単なレシピなので、ほかの作業と昼食が重なったときなど忙しいタイミングに大活躍のレシピです。キュウリは、スライスしておきましょう。
うどんは茹でたら冷水で冷まし、水気をしっかりと切っておいてください。器にツナとマヨネーズを混ぜておき、うどんを投入して良く和えます。
めんつゆを入れると風味が増し、さっぱり感も得られておいしく食べられます。お好みでミニトマトを乗せて食べてください。
夏のキャンプ飯を作るときの注意点

夏にキャンプ飯を楽しむのであれば、食材の保存には特に気をつけなければなりません。なぜならば、暑い時期なので食材が傷む可能性が非常に高いからです。生のものであれば、なおさら注意しないと危険です。
誤って傷んだ食材を口にしてしまい、食中毒になると最悪命に関わる可能性もあります。食材を運ぶ際は、保冷剤を準備してください。また、飲み物の入っているペットボトルを保冷剤代わりにするのも良いでしょう。
その場合は凍らせておくとなお、良いです。また、食材をつかむトングや菜箸なども、食材ごとに分けて使用することをおすすめします。使いまわしにすると、菌が増える恐れがあるからです。
さらに、暑いとスタミナも消費しやすいです。抵抗力をつけるためにも、栄養が十分に取れるレシピも考えてキャンプ飯を堪能しましょう。
さっぱりキャンプ飯を食べて元気にキャンプを楽しもう!
夏のキャンプ飯は、さっぱりとしたものが食べたくなります。暑いので、食べやすい味付けが好まれるからです。また、食べごたえのあるものでも、さっぱりとした口当たりで楽しめるレシピは豊富にあります。
さらに、暑さに堪えられずに食欲が落ちてしまうこともあるでしょう。食欲がなくても、おいしく食べられるレシピを覚えることで、満足のいくキャンプライフを送れます。夏用のキャンプ飯をマスターして、楽しく夏キャンプを満喫してみてください。

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