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ショウジンガニの仕掛け・捕まえ方は?美味しい食べ方もチェック

ショウジンガニの仕掛け・捕まえ方は?美味しい食べ方もチェック

ショウジンガニの仕掛けや捕まえ方について紹介します。ショウジンガニがどんな蟹なのか、知らない人も多くいるのではないでしょうか。この記事では、なかなか手に入らないショウジンガニを仕掛けて上手く捕まえる方法や美味しいレシピなどがわかります。


ショウジンガニの捕まえ方や美味しい食べ方を紹介!

ショウジンガニは、稀にお店で売られていることもありますが、一般的にはあまり見ることはありません。たまたま泊まった宿で、ショウジンガニを使った料理が出て驚いたというケースもあるくらい、普段の生活で出会うことはあまりないのです。

キャンプやアウトドアなどでショウジンガニを捕まえて調理できたらと思うかもしれませんが、捕まえ方にはコツがあります。ショウジンガニを上手に捕まえる方法を覚えて、美味しいレシピに挑戦してみましょう。

ショウジンガニの特徴

海沿いの地域ではポピュラーなカニ

ショウジンガニは、東北よりも南の海岸沿いに生息しています。実は身近な海岸沿いに生息していて、東京湾でも見ることができます。海釣りをする人なら、何度か見かけたことがあるという人も結構いるでしょう。

それくらいポピュラーで、サイズも甲の幅が6cmほどの小さなカニであることが特徴です。全身が赤い褐色の色をしていて、トゲトゲした外見となっています。

岩場に張り付いている

ショウジンガニは、海岸沿いの岩や石などがある岩礁地帯にいることが多く岩場に張り付いています。防波堤のブロックなどにいることもあるので、目に付きやすいこともあります。

岩場の隙間にいることも多く、よく見てみるとワサワサと出てくることもあるのです。ただしショウジンガニはとてもすばしっこいので、捕まえようとしても逃げられたという経験がある人もいるでしょう。

海岸沿いの岩場付近をチェックしてみるとショウジンガニを探すことができます。

捕れる時期

ショウジンガニは1年中捕ることができますが、夏の時期が旬だと言われています。他の時期よりも多く見られ、甲羅が硬く身は少なめなことが特徴です。

ショウジンガニは出汁として利用されることが多いので、夏の時期のショウジンガニはいい出汁が取れることになります。どの時期でもショウジンガニを捕まえることはできますが、夏のショウジンガニは大きいため美味しいと言われています。

ショウジンガニ向きの仕掛け・捕まえ方

ショウジンガニが潜むポイントは?

ショウジンガニは、やや大きな岩や岩壁に潜んでいることが多いです。基本的に水面下に潜んでいるので、水面上にいることはほとんどありません。海岸沿いの波が当たる岩場の背後や潮だまりの入り口などがショウジンガニの潜むポイントです。

ショウジンガニは非常に警戒心が’強いため、すぐに岩陰に隠れてしまうことが特徴です。捕まえ方のコツを利用しないと、簡単に捕まえることは難しいのです。

「ひっこくり」の材料と作り方

ショウジンガニを捕まえる仕掛け道具「ひっこくり」は、竹の棒に糸を通す仕掛けです。伊豆半島ではよく使われている仕掛けで、簡単な材料で作ることができます。必要なアイテムは、竹の棒と糸、輪ゴムですが100均などの竹竿でも利用可能です。

筒の節を抜いて糸を通し、先端から糸を出してチワワ結びをいくつも作りウキにセットします。餌を輪ゴムで竹竿にくっつけて仕掛けます。

「ひっこくり」を使った捕まえ方

ひっこくりを仕掛けた捕まえ方は、ショウジンガニが潜んでいそうな場所に筒の先端を仕掛けます。ショウジンガニは、餌の匂いにつられて竹竿に寄ってきます。仕掛けをする際は、自分で竹竿の先端を確認できる位置にしてください。

餌に近寄ってきたショウジンガニは、輪っかの部分を通り抜けようとするため足などが引っかかります。そして、糸をゆっくり引っ張ると、抜けなくなるので捕獲することができます。

「ひっこくり」のコツと注意点

ひっこくりを作るときは、竹竿の長さを2m以下にすると楽にできます。長いと感じた場合は、適当なサイズにカットしましょう。柔らかすぎる素材だと、風や波のせいでうまく調節することができなくなるので、竿尻側で作るのがおすすめです。

ひっこくりの仕掛けでショウジンガニを捕まえたら、クーラーボックスを開けて竹筒の先を向けて糸を緩めます。何もない場所で糸を緩めると、あっという間にショウジンガニが逃げてしまうので注意してください。持ち帰るときの締め方は、氷締めが楽で安心です。

カニ網やカニ籠は使用禁止の地域も

カニの捕まえ方には、カニ網やカニ籠を使う方法もあります。しかし、地域によってはカニ網やカニ籠は使用禁止のところもあるので注意が必要です。カニ網は、北海道・神奈川県・千葉県は禁止されています。カニ籠は、都道府県ごとの漁業調整規則があるので確認が必要です。

そして、カニ網を使う場合は根がかりに注意してください。餌がついた網を根がかりしたまま放置すると、カニが集まってきて網に引っかかり死んでしまうことがあります。放置したままにしないようにしましょう。

ショウジンガニの美味しい食べ方とレシピ

ショウジンガニの下処理

捕まえたショウジンガニを美味しく食べるためには、下処理が重要です。下処理をしっかりしないと、美味しくない料理になってしまいます。まずはショウジンガニをたわしで、カニの甲羅や足などについている汚れを落とします

汚れが取れたら、カニを裏返して真っ二つに割ってください。中にはカニ味噌が入っていて、これがレシピの旨味となるので捨てないようにしましょう。

美味しい食べ方①ショウジンガニの味噌汁

ショウジンガニの味噌汁のレシピは、出汁が決め手となります。下処理をしたカニを小鍋に入れて、水を浸るまで入れます。強火にかけてショウジンガニが赤くなるまで茹でて、アクを取ってください。カニが赤くなったら火を止めて、味噌を溶かして入れます。

身をほぐして、小ねぎを入れたら出来上がりです。食べ方は、身をほぐしてもいいですしそのまま出汁の味を味わうだけでも大丈夫です。シンプルで美味しいレシピとなります。

美味しい食べ方②ショウジンガニのトマトソースパスタ

ショウジンガニを使ったパスタのレシピです。トマトソースにショウジンガニを投入することで。いい出汁が出て味わい深くなります。レシピはとても簡単で、トマト缶をベースにソースを作り、ガニを2つに割って鍋に入れて煮込みます。

ショウジンガニのレシピは味噌汁が多いですが、パスタの食べ方もできると幅が広がるのでおすすめです。ソースが余れば、パンなどにつける食べ方もできます。

クックパッド「ショウジンガニのトマトソースパスタ」

ショウジンガニは捕るのも食べるのも楽しめる!

ショウジンガニの捕まえ方や食べ方などについて紹介しました。意外と身近にいるショウジンガニの捕まえ方をマスターすれば、アウトドアレシピに加えることができます。ショウジンガニのうまい捕り方を覚えれば、美味しいカニ料理を試す楽しみができます。

ショウジンガニの美味しい旬の時期を狙って、捕まえに出かけてみましょう。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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