キャンプで寝れないときの理由と改善策を紹介!
キャンプでのテント泊は、大自然を満喫できる醍醐味の一つです。しかし、せっかくのキャンプでぐっすり眠れないと、寝不足でおもいっきり楽しめなくなってしまいます。
眠れないと翌日も疲れがたまってしまい、せっかくのキャンプもつらくなってしまいますよね。
この記事では、キャンプで眠れない理由を解説し、改善策を紹介します。キャンプ場で眠れない原因を知って対策をすることで、睡眠をしっかり取ることができます。しっかり読んで、快適にキャンプを楽しんでください。
キャンプで寝れない7つの理由
キャンプで寝れない理由は、さまざまな要因が考えられます。キャンプで寝れない主な理由を7つ紹介します。寝れない原因を改善してキャンプを楽しむためにも、自分が寝れない理由をしっかり把握しておきましょう。
■寝れない理由①:テントの中が暑い・寒い
テント内は冷暖房がないため、暑さや寒さの調節が難しいです。夏のキャンプでは、夜は比較的涼しくなりますが、熱帯夜の日などは夜でも暑い日もあります。
日当たりの良い場所にテントを設営すると、日中にテント内がかなり暑くなり、夜になっても冷めない場合があるでしょう。また、テントの人口密度が多いと熱気で暑くなり、寝苦しいです。
また、秋から春にかけては思いの外テント内が寒くなり、冷えて寝れないことがあります。明け方は特に冷え込むので、暖かくして寝るようにしましょう。
この時、服を着こんで暖かくすると、窮屈で寝れないことがあります。寝袋の中を暖かくする工夫をするようにして保温するようにするとよいでしょう。
■寝れない理由②:夜のキャンプ場が怖い
人気の少ないキャンプ場では、風の音や草木が揺れる音など自然の音がよく響きます。また、動物が動く音も聞こえます。動物が襲ってくることを想像してしまうと、怖くなって寝れなくなります。
物音が気になって寝れない以外に、静かすぎて暗さと静寂からお化けを想像してしまい、怖くなって寝れないこともあるでしょう。
■寝れない理由③:神経質、神経が過敏
テントでの就寝では、室内とは違うさまざまな音や環境の元で寝なければなりません。神経質な人や神経が過敏な人は、さらにさまざまな気になる要因にさらされます。
特に、元々寝つきが悪い人は、さらに寝れなくなる多いです。自分が気になる要因を排除する方法を考え、少しずつ慣れていくようにしていくとよいでしょう。
■寝れない理由④:周りのキャンパーがうるさい
キャンプ場には、さまざまなキャンパーがいます。場合によっては、学生の団体やグループでのキャンパーが騒いで、うるさくて眠れないことがありますよね。特に、自分のテントのすぐ横だった場合に目も当てられません。
しかし、管理者がいるキャンプ場や会員制のキャンプ場は、比較的このようなキャンパーは少ないです。お互いに気持ちよくキャンプができるように、キャンパー同士の気遣いも必要です。夜が静かで、ぐっすりと睡眠を取りたいなら、少し高額でも管理がしっかりしているキャンプ場を選ぶとよいでしょう。
■寝れない理由⑤:天候が悪い(雨や風の音が気になる)
悪天候の日のキャンプは、眠れないことが多くなります。テントに雨があたるため、雨の音がかなり大きく気になります。また、キャンプ場は木々が多いため風の音や木の揺れる音がとてもおおきく聞こえ、気になるでしょう。
また、強い雨や風の日は、テントが飛ばされたり崩れたりしないか不安になります。夜中に何度も外に出て確認してしまう人もいるのではないでしょうか?キャンプ場は山の中にあることが多く、川の洪水など周囲の状況も心配です。
天候が悪い日は、さまざまな心配が重なるため、寝れなくなる人も多いのでしょう。
■寝れない理由⑥:寝床が斜め、ゴツゴツしてる
テントの設営場所によって、寝心地が悪く寝れないこともあります。設営した場所が斜めになっていると、落ち着いて寝ることができません。
また、川沿いなど石の多い場所では、地面がゴツゴツしているので痛くて寝れないです。テントを設営する場所は、寝やすさも考えて選ぶようにしましょう。
■寝れない理由⑦:枕がないと寝れない
テントで寝るときに使用する寝袋には枕はついていません。普段、枕を使って寝ている人は、枕がないと頭の位置が低く、寝れないことがあるでしょう。
マイ枕がないと絶対眠れないという人もいるくらいです。ただ、普段使っている枕を持っていくと荷物が多くなってしまいます。
寝袋の袋にタオルをつめるなど、自分なりの工夫をしてみてくださいね。
キャンプで寝れないときはどうする?7つの対策
キャンプで寝れないとせっかくの楽しいキャンプが台無しになってしまいます。
ここでは、キャンプで寝れない時の対策法を7つ紹介します。思いっきりキャンプを楽しむためにも、しっかり熟睡できるように自分に合った対策を探してください。
■眠れないときの対策①:シュラフを季節に合わせる
テントで寝るときに使うシュラフには、さまざまな素材や形状のものがあります。季節に合わせて変えるとよいでしょう。
暑い夏には、薄手の生地で、足元が開けられるシュラフがおすすめです。特にセパレートタイプのものは、通気性がよく蒸れにくいので快適に眠れます。
寒い冬には、保温性に優れた生地のものを選びます。マミー型とよばれる、熱を外部に逃がさない形状のシュラフがよいでしょう。
春、秋には3シーズン使えるタイプが便利です。春や秋でも朝晩はかなり冷えることがあるので、インナーシュラフや毛布を準備しておくと安心でしょう。
■眠れないときの対策②:ゴツゴツしたサイトは選ばない
上記でも触れていますが、テントを設営するサイトを選ぶ際は、地面に石のあるゴツゴツした場所は避けるようにしましょう。地面がゴツゴツしていると、マットやシュラフを使っても痛みを感じてしまうことが多いため、落ち着いて寝られません。
テントを設営する前に、地面に石がないかを確認し、万が一石があった場合は取り除いて整地をしてから建てるようにしましょう。
■眠れないときの対策③:地面が斜めのときは頭を上にする
テントを設営するサイトはできるだけ平らな場所を選ぶと良いです。ただ、見晴らしの良い高台や山の中にあるキャンプ場では、平らな場所が見つからないことがあるでしょう。
足元が高い位置にあると、頭に血が上ってしまうので興奮して寝れなくなります。傾斜している場所に設営した場合は、地面の高い部分に頭がくるようにして寝るようにしましょう。
■眠れないときの対策④:トイレから離れた場所を選ぶ
テントを設営するサイトを選ぶとき、トイレの近くを選んでしまいがちです。特に小さい子供がいるとトイレが近いほうが便利でしょう。
しかし、トイレは多くの人が使用するため、人が通るたびに足音がしたり人の気配を感じます。サイトが多いキャンプ場では、さまざまな時間にトイレに行く人がいるので、一晩中人通りがある状態になる場合もあります。
特に神経質な人や音に敏感で静かな環境で寝たい人は、できるだけトイレからは離れたサイトを選ぶようにしましょう。
■眠れないときの対策⑤:普段使っている枕を持っていく
日常生活で快眠を得るためには、枕が重要であるといわれています。自分に合った枕で寝ると、熟睡ができ疲れが取れるでしょう。
アウトドア用品店では、コンパクトに収納できるキャンプ用の枕も多く揃っており、荷物を減らしたいときにはおすすめです。
ただし、神経質な人がいつもと違う場所で寝るときには、普段と同じ状態に近づけることが重要です。普段使っている自分に合った枕を使うことで、テントでも寝やすくなるでしょう。
キャンプ場でまったく寝付けない人は、荷物になりますがマイ枕を持参してみてください。
■眠れないときの対策⑥:グランドシートやコットで地面の冷気をカットする
設営したテントに寝袋だけで寝ると、地面の凸凹を直に感じて寝心地が悪いです。寒い時期には地面から冷気が入ってくるので寒くて寝れないことがあります。また、夏は湿気でじめじめするため寝苦しいこともあありますよね。
このような状況を防ぐためには、グランドシートやコットを使用するのがおすすめです。グランドシートはテントを設営する時に敷くとよいでしょう。湿気や冷気を防ぐほか、テントの損傷も防止できます。
コットは地面から離れて寝ることが出来るため、地面がゴツゴツしているときや地面からの冷えを防ぎたいときに効果的です。寝る時以外もベンチや荷物置きとしても使え、組み立て式でコンパクトに収納できるものもあるので、1台あるとよいでしょう。
■眠れないときの対策⑦:耳栓をする
キャンプでの夜ではさまざまな音がします。人の足音や声、風の音や虫の声、一緒のテントで寝る人のいびきなどが気になりだすと寝れなくなります。
そのようなときにおすすめなのが、耳栓です。耳栓で音が聞こえなくなると、余計な想像をすることもなくなります。気持ちが落ち着くので、快眠に繋がるでしょう。
キャンプでぐっすり眠るための快眠グッズ5選
キャンプで寝れないときの対策として、快眠グッズを使う方法があります。おすすめの快眠グッズを紹介しますので、自分に合ったアイテムを使ってみましょう。これでキャンプ場でもぐっすり眠ることができます。
それでは、厳選した快眠グッズを紹介していきます。
■快眠グッズ①:WAQ 2WAY フォールディング コット
カラー | タン、オリーブ、ブラック |
サイズ(約) | 長さ190×幅65×高さ37(cm) |
重量(約) | 3.2kg |
耐荷重 | 150kg |
大柄の男性でも安心
評価:幅が広めで、耐荷量が150kgなので、男性でも安心して使用できます。高さを調節できるので、寝るときのベッドとしての使用以外に、ベンチや物置としてもとても便利です。
■快眠グッズ②:MyCamp 250×210cm グランドシート
カラー | ブラック |
サイズ(約) | 250×210(cm) |
素材 | ポリエステル(210D) |
軽いのでツーリングに便利
評価:軽量でコンパクトにしまえるのでツーリングでソロキャンプをするときに使用しています。防水性に優れているので、雨の日も安心です。生地がしっかりしていて、タープとして使えるもの便利です。
■快眠グッズ③:ナンガ マミー型シュラフ
カラー | バルサム、コヨーテ |
サイズ約) | 80×210(cm) |
重量(約) | 940g |
素材 | 20dnナイロンタフタ シレ撥水加工 |
冬でも暖かく快眠できます
評価:マミー型なので冷気を防ぎ、ダウンの保温性が逃げにくい構造で暖かいです。コンパクトに収納できるので、荷物がかさばりがちな冬のキャンプで助かります。
■快眠グッズ④:キャプテンスタッグ キャンプマット
カラー | グリーン |
サイズ(約) | 幅56×長さ182×厚さ2(cm) |
重量 | 199.58g |
素材 | 発砲ポリエチレン、EVA樹脂 |
ソロキャンプに最適
評価:コンパクトサイズで荷物にならないので、登山でのソロキャンプで重宝しています。見た目以上に寝心地が良く、大満足です。
■快眠グッズ⑤:コールマン コンパクトピロー
カラー | グリーン |
サイズ(約) | 48×31×9(cm) |
重量(約) | 300g |
素材 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
安定感があって使い勝手が良い
評価:膨らませたとき頭にフィットするので、ぐっすり眠れます。コンパクトに収納ができ、膨らませるのも簡単で、使い勝手のよい枕です。
まとめ:キャンプで寝れない場合の対処法を考えよう
キャンプで寝れないと寝不足になってしまい、次の日の楽しさが半減してしまいます。そのようなことにならないためには、ぐっすり眠れるように対策をすることが大切です。
キャンプで寝れない人は、その理由を知ることで改善策を見つけることができます。快眠するためのグッズなどを使って対策する方法もあります。自分に合った対処法を考え、キャンプでぐっすり眠り、次の日も思いっきり楽しんでください。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。