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虫嫌いでもキャンプを楽しめる!虫除けに効果的な対策法は?

虫嫌いでもキャンプを楽しめる!虫除けに効果的な対策法は?

虫嫌いな人でもキャンプを楽しめる、効果的な虫除け対策を紹介します。ランタンを置く位置や、キャンプの服装選びなど、すぐに実行できる方法もまとめています。キャンプ場で見かける危険な虫の種類や、発生時期についても説明していますので、虫対策に役立ててください。


虫が嫌いでもキャンプを楽しめる方法を紹介!

虫嫌いだけどキャンプに興味がある人に向けて、キャンプ中の虫除け対策について説明します。キャンプ場によくいる虫の種類の他、特別な道具が無くてもできる対策方法についても解説しています。
万が一、キャンプ中に虫に刺されたり、噛まれたりしたときの処置も説明します。キャンプやアウトドアレジャーに出かける前に、ぜひチェックしてみてください。

キャンプ場にいる主な虫の種類と特徴

種類①蚊

日本でよく見られる蚊の種類には、アカイエカと、ヤブカと呼ばれるヒトスジシマカがいます。室内や都市部に多いアカイエカに対し、キャンプ場や公園に多いのがヤブカです。どちらの種類も、刺されると皮膚が赤く腫れてかゆみを生じます
蚊は感染症を媒介する恐ろしい虫として知られています。マラリアやデング熱などは蚊によって伝染します。日本でも、2014年にデング熱の発症が相次いだ例があります。キャンプでも日常生活でも、蚊に刺されないよう予防することが重要です。

種類②ブヨ(ブユ・ブト)

地域によってはブユやブトとも呼ばれ、体長3mm前後のハエのような見た目です。山林の川沿いに多く見られ、キャンプ中に皮膚を露出していると、刺されることがあります。
刺された直後は、ほとんど変化がありませんが、半日ほど経過すると、皮膚が腫れてかゆみが生じます。

種類③アブ

ブーンという大きな羽音で高速で飛び回り、ハチと間違われやすいですが、ハエの仲間です。花粉やアブラムシを食べて、人に危害を加えない種類もいます。キンイロアブやゴマフアブのメスは、産卵のための栄養摂取目的で、人を噛んで吸血します。
水田や池などの湿地で発生し、6~9月の時期に活発になります。噛まれると大人でもがまんできないほどの痛みがあります。

種類④蜂

種類によって危険度が異なりますが、日本で刺される被害が多いのが、アシナガバチとスズメバチによるものです。他の種類の虫に比べて毒性が強く、刺された部分に加えて全身に影響が出る、ショック症状が起こることがあります
特にスズメバチは攻撃性が高く、知らないうちに巣に近づいただけで刺されることがあるので注意が必要です。

種類⑤ムカデ

湿った場所を好み、気温の高い時期である5~10月ごろに活発になります。基本的に攻撃性は高くありません。キャンプ中に靴やテントの中に入り込んだムカデに気づかず、踏んでしまったときに、反撃で噛まれることが多いです。
ムカデは毒を持つので、噛まれると激しく痛みます。頭痛やめまいなど全身症状を引き起こすこともあります。

種類⑥ヒル

キャンプ中によく見かけるヒルは、陸に住むヤマビルという種類です。落ち葉や倒木の下など湿気の多い場所を好み、雨の日や雨上がり直後の時期に活発になります
吸血するときに、痛みを麻痺させるヒルジンという物質を出します。このため、気づかないうちに吸血されていることがあります。また、ヒルジンは血液凝固を阻害するので、吸血された傷からしばらく出血が続きます。

キャンプを楽しむための虫対策【服装・所持品】

肌を露出しない

キャンプ中の虫対策として、最も重要なのが、肌を露出しないことです。特に腕や足、首筋などは狙われやすいので、長袖、長ズボンでガードしましょう
夏のキャンプだと、サンダルを履く人も多いでしょう。しかし、地面に近い部分は被害に合いやすいので、くるぶしまで隠れる靴下を着用して対策しましょう。袖口や裾が絞れるものは、衣服の隙間から侵入するヒルやダニの被害を防げます。

黒・濃色の服装は避ける

ハチやブヨは、黒や青など濃い色に敵対して攻撃すると言われています。理由は定かではありませんが、天敵の熊などと色が似ているからという説があります。
キャンプやアウトドアのレジャーでは、白や薄い色の服装にすることで、ハチの被害を予防できます。帽子も忘れず薄い色のものを選びましょう。

靴や鞄は中を確認してから使う

靴や鞄は、ムカデなどにとっては暗くて狭い隠れ家になるので、入り込んでしまうことがあります。そのまま気づかずに足や手を入れると、驚いたムカデに攻撃される危険があります。
テント外に置いた靴などを履く前に、一度逆さまにして振ってみて、中に何もいないことを確認しましょう。

柔軟剤やケア用品の強い香りはNG

ハチやアブなどの種類には、甘い香りにひきつけられるものがいます。香り付きの柔軟剤や、香料の強い整髪剤などに集まってしまいます。
衣服は香り付きでなくても、汗拭き用に持参したタオルに柔軟剤を使っていたということもありますので、注意しましょう。香水や化粧品の匂いも同様の影響があるので、キャンプにつけていくのは避けましょう。

キャンプを楽しむための虫対策【設営・環境】

虫が侵入しにくいテント・タープを使う

キャンプでは、隙間が少なく虫が侵入しにくいテントを使えば、安心して過ごせます。前室の奥に寝室があるツールームテントは、虫対策におすすめです。前室で、蚊取り線香や忌避剤を置いて対策すれば、奥の寝室に入ってくるのを防げます。
虫が入り込みやすいお座敷スタイルも、ツールームテントの寝室でなら快適です。キャンプでタープを使用するなら、側面をメッシュにできるスクリーンタープがおすすめです。

虫除けアイテムを活用する

虫が多い時期に、アウトドアでバーベキューやキャンプをするときは、必ず虫除けアイテムを準備しましょう。虫除け剤として、効果が高いのが、ディートという成分を配合した製品です。
ディートは、日本で一般的に使われるようになって50年以上の実績があり、キャンプ場に多い蚊やブヨ、ヒルなどに効果を発揮します。また、最近承認されたイカリジンも、対策できる虫の種類は少ないですが、効果が知られています。
塗布する種類の虫除け剤の他、蚊取り線香や、電池式で噴霧するタイプの忌避剤もおすすめです。キャンプの雰囲気作りにも役立つ虫除けキャンドルや、手作りできるハッカ油スプレーなど、自分に合ったものを取り入れましょう。

食べ物や飲み物を放置しない

ハチやアブなどには、甘い香りにひかれる種類がいます。キャンプ中に、甘いジュースやお酒の缶を放置していると、虫が入り込むことがあります。口をつけて飲もうとしたら、ハチが飛び出してくる危険があります。
飲み物と同様に、キャンプ中は食べ物も放置せず、見えるところに置いたり蓋をしたりして対策しましょう。虫は、飲み終わった缶に残った少量の液体にも集まります。キャンプ中は、缶のゴミとしてまとめる前に、可能なら水ですすぐのがおすすめです。

テントから離れた場所にランタンを置く

ランタンの位置を工夫することも、キャンプ中の虫対策に効果を発揮します。夜にランタンを点灯すると、蚊や羽虫などが集まってきてしまいます。さらに、ランタンの周りには、これらをエサとするムカデなども現れやすいです。
そこで、テントから離れた位置に、点灯したランタンを置いて虫を集めてしまえば、テントに近づく虫を減らせます。明るさの異なるランタンを2種類用意する方法もおすすめです。
明るい方のランタンを虫用に、暗い方のランタンをテント内ライトとして使えば、虫対策をしながら明るさも確保できます。虫が好まない波長の光で照らすランタンなども市販されているので、必要に応じて取り入れるのもよいでしょう。

虫が少ない時期や場所を選ぶ

虫嫌いな人におすすめなのが、虫が少ない時期や場所を選んで、キャンプをすることです。例えば、蚊は気温15~30度で活動するので、日中の気温が15度以下になる時期にキャンプをすれば、刺されることはほとんどありません。
また、気温の他、標高の高い場所でのキャンプもおすすめです。標高1000m以上になると、低地に比べて、夏でも蚊やハエの数が少なくなります。
虫嫌いだがそこまでしなくてもという場合は、キャンプ場の環境で選びましょう。全くいないわけではありませんが、芝生サイトなど樹木の少ないキャンプ場は、虫が少ない傾向にあります。池や川など水場が無いキャンプ場も、湿地を好む虫が少なめです。

キャンプにおすすめの虫対策グッズ

Coleman「タフスクリーンタープ」

タフスクリーンタープ/400

¥39799

壁が全面メッシュパネルにでき、キャンプ中でも通気性を確保しつつ虫の侵入が防げます。壁の傾斜がゆるやかなので、キャンプに活用できる面積が広いです。
虫をタープ内に入れないよう、すばやく出入りし、網戸用虫除けスプレーを使うとより効果的です。

サイズ400×360×高さ210cm
重量12.5kg
材質タープ:75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
40代/女性
40代/女性

虫に悩まされず快適

評価:

シンプルな形状のスクリーンタープで、1人でも簡単に設営できます。壁が全面メッシュにでき、虫嫌いな人も安心してキャンプができます。

アース製薬「サラテクト」

サラテクト 虫よけスプレー 無香料 200ml

¥656

パウダー配合で付け心地がさらっとしており、汗で肌がベタつく季節でも使いやすいです。ムラなく塗布でき、うっかり塗り残して、キャンプ中に虫に刺されることも少なくなります。

内容量200ml
有効成分200ml中ディート4g
効果・効能蚊、ブヨ、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、ヤマビルの忌避
30代/男性
30代/男性

飛び散りが少なく無駄なく使える

評価:

スプレーしたときに飛び散りが少ないので、無駄なく使えます。回数を守れば、虫嫌いの子どもにも使えて助かります。

フマキラー「どこでもベープNo.1 未来セット」

どこでもベープ NO.1未来セット

¥691

薬剤を含むカートリッジとファンを組み合わせた屋外用の虫除けです。ベルト付きで、腕や足に巻いて使用できます。電池とカートリッジを交換すれば、繰り返し使用できます。

適用害虫ユスリカ、チョウバエ
40代/女性
40代/女性

手軽に使えて便利

評価:

虫が多い時期の登山で使いました。まったく寄ってこないわけではありませんが、近づいてくる虫がいつもより少なく感じます。 皮膚に塗布しなくていいので、キャンプや庭の手入れなどに手軽に使えます。

ASPILABO「エクストラクターポイズンリムーバー」

エクストラクターポイズンリムーバー

¥2496

登山やキャンプ用として、携帯する人の多いベストセラー製品です。強い吸引力で、虫刺されの毒を素早く吸い出します。サイズの異なる4種類の吸引カップが付属しており、刺し傷に合わせて使い分けられます。

ケースサイズ80×123×35mm
重量87g(ケースを含む)
40代/男性
40代/男性

もしものための備えとして

評価:

キャンプで愛用している人が多く、耐久性や機能性が信頼できると思って購入しました。ハチなど危険な虫に刺されたことはまだありません。 もしものときのために、たまに使ってみて練習しています。

池田模範堂「ムヒアルファEX」

ムヒアルファEX 15G

¥667

抗ヒスタミン剤、ステロイド剤が配合された虫刺され薬です。蚊の他、キャンプ中に出会いやすい、ムカデや毛虫などに噛まれたり刺されたりした強いかゆみを抑えます。

20代/男性
20代/男性

かゆみの強いブヨ刺されに

評価:

以前キャンプでブヨに噛まれたときに使用しました。噛まれた直後は、あまり感じないのですが、半日ほど経つと、がまんできないくらいかゆくなります。 その都度、一日数回塗布してかゆみを抑えました。キャンプには必ず携帯するようにしています。

キャンプで虫の被害に遭ってしまったら?

虫刺されは迅速・適切な処置が大事

キャンプ中にハチやムカデなどに刺されたら、毒成分が効力を発揮する前に、ポイズンリムーバーで吸い出しましょう。
刺されてから2分以内に処置を行うのが理想的と言われています。ポイズンリムーバーが無いときは、爪で絞り出すようにつまんで、水で洗い流します。
処置ができたら、炎症を抑えるステロイドや、かゆみを抑える抗ヒスタミン入りの虫刺され薬を塗布します。かゆみを緩和するためにも、患部はなるべく冷やすとよいでしょう。

症状によっては迷わず病院へ!

虫刺されによる症状が、局所的ですぐに収まれば心配ありませんが、頭痛や吐き気、めまいなどの全身症状が現れたら、迷わず病院を受診しましょう。
また、過去にハチに刺されたことがある人は、2回目以降刺されると、ハチ毒に対するアレルギー症状が現れます。
アナフィラキシーショックと呼ばれるもので、重篤な状態だと命に関わることもあります。このような場合も、すぐに病院を受診して処置を受けましょう。

虫が嫌いでもキャンプは工夫次第で楽しめる!

虫嫌いな人がキャンプを楽しむには、メッシュパネル付きのテントやタープを活用し、虫が入れないゾーンを作るのがおすすめです。キャンプ中に虫の被害を防ぐには、まず、肌の露出を避け、長袖長ズボンでガードするのが基本です。
これらに加えて、虫除けスプレーやハッカ油などで対策しましょう。虫嫌いな人には、虫の少ない季節や、標高の高い場所でのキャンプもおすすめです。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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