ペグハンマーはなぜ必要?
キャンプに欠かせないアイテムのひとつは、ペグハンマーです。中には、ペグハンマーがなくても代用のものでも大丈夫だと言う方もいますが、やはりあった方が便利だと言えます。特に初心者や女性などは、ペグハンマーを使う方がはるかにラクです。
慣れないテント設営をスムーズにすることができるペグハンマーですが、いろいろなタイプがあるのでどれを選んでいいのか迷ってしまいませんか。キャンプ場の地面がすべて同じであればいいですが、固い場所もあります。やはり、ある程度良質なペグハンマーを用意するのがおすすめです。
この記事では、初心者や女性におすすめのペグハンマーを紹介しています。ペグハンマーを選ぶポイントなども解説しているので、チェックしてください。
ペグハンマーのおすすめは?どうやって選ぶべき
ペグハンマーを選ぶときのポイントについて紹介します。どんなペグハンマーが初心者や女性に適しているのか、はじめてペグハンマーを選ぶ際にチェックしたいポイントについてみていきましょう。
■選び方①:握りやすい持ち手かどうか
ペグハンマーを選ぶ際は、使いやすさを考慮したグリップの形状をチェックしましょう。持ち手が握りやすいペグハンマーを選ぶことが重要なポイントです。持ち手が握りにくい場合、滑ってしまったり安定しなかったりするため、うまくペグを打ち込むことができません。
握りやすいグリップは、凹凸感があるものや丸みのあるものなどがおすすめです。逆に避けたいタイプは、細すぎるものや太すぎるもの。そして、表面が滑りやすい加工になっているものです。できれば、店頭で触れながらチェックすると失敗を防ぐことができるでしょう。
■選び方②:ヘッドの素材をチェック
ペグハンマーのヘッドは、長い目で考えると金属製がおすすめです。ステンレスやスチール、真鍮や銅などの金属製は、耐久性もあり強度に優れていることがメリットとなります。ペグへのダメージも少なく、手に対する衝撃も少なく済みます。
金属製はプラスチックやゴム製と比べて値段は高いことが多いのですが、長い目で考えると金属製の方がコスパがよくなります。プラスチックやゴム製は軽くて安いというメリットはありますが、破損しやすいデメリットがあります。お子さんと一緒に作業をしたい場合などにはよいでしょう。
■選び方③:重量は500g~700gくらいがおすすめ
使いやすいペグハンマーの重量は、軽すぎず重すぎずがポイントです。重量の目安は、だいたい550g前後がベストだと言われています。軽すぎるペグハンマーの場合、力を入れなければいけないので疲れてしまいます。また、重すぎればヘッドを持ち上げるのに疲れてしまうことになるわけです。
550g前後のものであれば、初心者の方や女性でも使いやすく疲れないでしょう。この重量はあくまで目安なので、力がある男性などでは重さがある方がいいという方もいます。一般的な目安となるので、自分に合う重量のペグハンマーを選びましょう。
初心者や女性にもおすすめのペグハンマー7選
初心者や女性におすすめのペグハンマーを紹介します。はじめてペグハンマーを使う場合でも使いやすいタイプをピックアップしています。グリップやヘッド、重量などのポイントと口コミなども併せてチェックしてください。
■おすすめ①:VASTLAND/ペグハンマー
材質 | ヘッド/鉄・真鍮、柄/天然木 |
サイズ | 本体:約113×308mm ヘッド部分:約34×113mm |
重量 | 約625g |
ちょうどいい重量
評価:他のペグハンマーとも比較しながら慎重に選びました。結果として買って正解!ちょうどいい重量感で力強くペグを打ち込むことができます。
■おすすめ②:深山麓 /ペグハンマー
ヘッド材質 | ステンレス鋼 |
サイズ | 柄長22cm ヘッド幅11cm |
重量 | 約500g |
軽くて使いやすい
評価:軽くてコンパクトなのに、しっかりペグを打ち込むことができます。打ち込む回数もさほど多くなく済むので、重宝しています。
■おすすめ③:スノーピーク/ペグハンマーPRO.S N-002
材質 | ヘッド:スチール(黒電着塗装)柄:ケヤキ |
サイズ | 35×120×290mm |
重量 | 650g |
値段だけのことはある
評価:今までペグハンマーはどれでも同じだと思い、安価なものを繰り返し使ってきました。スノーピークのペグハンマーを使ってはじめて、同じではないことを実感。打ち込むときの力の入れ方も違い、しっかりとラクに入っていくことがわかりました。やはり、値段だけの違いはあります。安いもので何度も買い替えるよりも、高価でしっかりしたものを買うべきだと反省しました。
■おすすめ④:エリッゼステーク /アルティメットハンマーショート
材質 | 本体/鉄+カチオン塗装もしくは鉄+クロームメッキ塗装 ヘッド/真鍮もしくはステンレス 柄/天然木 |
サイズ | 全長 :230mm ヘッド:102mm |
重量 | 547g |
使いやすい
評価:他のタイプを使ったことがないので比較はできませんが、使いやすいと感じました。キャンプデビューのために購入したので、まだ練習だけですが本番が楽しみです。
■おすすめ⑤:ビジョンピークス/スチールハンマーDX
材質 | 鉄 |
サイズ | 約32×12cm |
重量 | 約760g |
安定した使いやすさ
評価:今まで、安いペグハンマーを使っていましたが、数回で壊れてしまいました。こちらは、しっかり打ち込めて空振りもなく使いやすいです。重さもあるので、前回のよりも安定して使えています。
■おすすめ⑥:コールマン/ペグハンマー 170TA0088
材質 | スチール |
サイズ | 約8×30(h)cm |
重量 | 約560g |
手頃なのにデザインがいい
評価:値段が手頃なのに、高級感があっていい感じです。他のものと比較して鋭利な部分がなかったので、子どもに使わせるのにも安心です。
■おすすめ⑦:ロゴス/パワーペグハンマー
材質 | 鋼 |
サイズ | (約)11.5×30.5cm |
重量 | (約)680g |
バランスがいい
評価:グリップの部分が滑りにくく、持ちやすさもあります。ペグを打っているときもバランスがいいので、とても使いやすくて便利だと思います。
コスパがいい100均のハンマーで代用できる?
安くて便利な100均では、ペグハンマーの代用になるアイテムも販売されています。ペグハンマーの代用として使うこともできますが、デメリットがあることも理解しておきましょう。基本的にコンパクトで軽量なハンマーが多く、耐久性にはあまり期待できない点があります。
お子さんの作業用などであればよいのですが、これだけでテントなどを設営するというのはリスクもあります。特に、初心者の方は頑丈で使いやすいペグハンマーを用意しておいた方がよいでしょう。ペグ打ちはうまくいったとしても、ペグ抜きで壊れたというようなケースもよくあります。
ある程度の値段をかけた方が、結果的にコスパがいいことになるので、値段だけで安易に決めないことが重要です。
おすすめのペグハンマーで効率的なテント設営をしよう
初心者や女性におすすめのペグハンマーを紹介しました。テントやタープ設営時のペグ打ちや、撤収時のペグ抜きをラクにすることができるペグハンマーは重要なアイテムです。特にキャンプ初心者の方は、使いやすい物がおすすめです。
安全でスムーズな設営や撤収のために、おすすめのペグハンマーを参考にしてベストなペグハンマーを選んでください。使いやすいペグハンマーをみつけて、効率的なテント設営をしましょう。
ペグの抜き方のコツは?簡単に抜くテクニックと上手な打ち方も!
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鍛造ペグと鋳造ペグの違いを比較!どちらの方が安いのかなどメリットとデメリットを掘り下げているので、ぜひ参考にしてみてください。また、おすすめ激安商品や長さも紹介しているので、鍛造ペグの購入を検討しているという人はそちらも必見です。
雨キャンプの楽しみ方&対策法18選!設営のポイント・持ち物は?
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旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。