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メダカの針子と稚魚の違いとは?飼育方法やおすすめの容器や餌も

メダカの針子と稚魚の違いとは?飼育方法やおすすめの容器や餌も

メダカの針子と稚魚の違いを解説します。メダカの針子を上手に大きく育てる飼育方法、生育に適した容器や餌なども紹介していきます。メダカの繁殖を考えている方、稚魚が生まれてもなかなか育たないという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。


メダカの針子と稚魚の違いや飼育方法を紹介!

メダカを飼っていると、春から秋にかけての産卵シーズンに毎日のように卵は産むけれど、なかなか稚魚が育たないという方も多いのではないでしょうか。
メダカの繁殖では、針子と言われる生まれたばかりの稚魚を大きくしていく段階が、最も難しいと言われます。この針子の時期を超えて1cmくらいの大きさまで育てば、しっかり餌も食べられるようになり、安定して成長していきます。
この記事では、生まれたての針子を上手に育てる方法を解説していきます。ぜひ参考にして、元気な稚魚を育てて下さい!

メダカの針子とは?

メダカの針子と稚魚の違いは?

メダカの針子と稚魚の違いは大きさの違いで、メダカの稚魚のうち、生まれてから2週間~3週間くらいまでの1cmに満たないような小さな稚魚を針子と呼びます。
針子も稚魚のうちですが、おおむね生まれてすぐのものを針子、1cmを超えて1.5cmくらいまでを稚魚と呼び分けることが多いようです。

メダカの針子は非常に弱く生存率も低い

生まれたばかりのメダカの針子は、お腹に栄養袋(ヨークサック)を持っていて、生まれてから2~3日はこの栄養袋から養分を吸収しています。
の栄養袋がなくなる2~3日目から2週間目頃までのあいだは非常に弱く、餌が取れないとすぐに餓死してしまい、生存率も低くなってしまいます。ここを乗り切るためには、針子に適した餌を適切に与えることが重要です。
まだ泳ぐ力も非常に弱いので、エアレーションやろ過フィルターで水流を作ってしまうと、泳ぎ疲れて弱ってしまいます。水流を作ってしまうものは使用しない方が良いでしょう。
針子の時期を乗り切るとグッと生存率も上がって、どんどん成長していきます。上手に世話をして、この時期を乗り切りましょう。

メダカの針子・稚魚の飼育方法【餌】

メダカの針子の餌のおすすめは?

メダカの針子は、生まれて2~3日経ってお腹に持っている栄養袋(ヨークサック)がなくなると、すぐに餌不足になって死んでしまいます。そのため、餌は早めに与え始めるのがおすすめです。
針子は非常に小さいので、大人のメダカと同じ餌を食べることはできません。また、泳ぐ力もまだ弱いため、遠くに餌があってもたどり着くことができません。そのため、パウダー状の餌を薄く、広い範囲に撒くのがポイントです。
餌は、大人のメダカの餌をパウダー状にすり潰して与えてもかまいません。また、稚魚用の餌も販売されています。近くで手に入らなければ、インターネット通販で購入可能です。
パウダー状の餌を与えても餌やりがうまくいかない場合は、緑水(グリーンウォーター)にすると、大幅に生存率を上げることができます。この緑水については、のちほど詳しく解説します。

メダカの針子の餌は量よりも回数

メダカの針子の餌やりは、少量を一日数回に分けて与えることがポイントです。目安としては、3~5分で食べきれる量を、1日5回ほど与えるのがよいでしょう。
仕事の都合などでどうしても餌やりの間隔が空いてしまう場合は、飼育水を緑水にしましょう。針子のエネルギーが尽きてしまうのを防ぐことができ、生存率を上げることにつながります。
餌はつい多めに与えてしまいがちですが、 残った餌は水質を悪化させます。針子は底に沈んだ餌は食べないので、沈んでしまった餌はスポイトで吸い取って、取り除いておきましょう。

メダカの針子の時期は緑水もおすすめ

生まれてから2 週間あたりまでの最も生存率の低い時期を、緑水(グリーンウォーター)で飼育すると、大幅に生存率を上げることが可能です。
緑水とは、水中に植物性プランクトンが発生して、緑色に見える水のことです。この植物性プランクトンは針子の良質な餌となり、食べたいときにいつでも食べられるため、針子の成長を大きく助けてくれます。
また、アルカリ性の緑水は色揚げに良いとされています。緑水でメダカを飼育すると、メダカの色が良くなると言われています。
緑水の作り方は簡単で、水道水を屋外の日光のあたる場所に汲み置きしておくだけで、2週間ほどで自然にグリーンになっていきます。この時に、水草などの水を浄化するものを入れてしまうと、なかなかグリーンにならないので注意が必要です。
緑水は濃すぎるとメダカが酸欠を起こしてしまうため、濃くなりすぎないように注意しましょう。緑茶くらいの濃さがおすすめです。

メダカの針子・稚魚の飼育方法【容器・水換え】

メダカの針子・稚魚は別容器に

メダカが産卵したら、卵は別の容器に移しましょう親メダカは口に入るものは何でも食べてしまうため、生まれたばかりの針子が食べられてしまうことがあります。
生まれたばかりの針子は非常に弱く、移動するのは困難です。そのため、卵のうちに別の容器に分けてしまうのがおすすめです。
容器は小さなものでも構いませんが、水温や水質の急激な変化に注意が必要です。室内でも直射日光などでの温度変化に注意し、残った餌は取り除くなどして、水質悪化に気を付けましょう。

メダカの針子・稚魚の水替えは?

生まれたばかりの針子は、水質や水温の変化に非常に敏感なため、水換えはせずに足し水だけの方が良いでしょう。 
スポイトで餌の食べ残しなどを取り除き、カルキを抜いて温度を合わせた水を、減った分だけゆっくりと足しましょう。
緑水(グリーンウォーター)で飼育している場合は、微生物が残った餌や排せつ物を分解してくれる働きがあります。しかし、緑水も濃くなりすぎると針子が酸欠を起こしてしまうので、適度に足し水をして濃くなりすぎないように注意しましょう。

メダカの針子・稚魚の飼育の注意点

注意点①ボウフラ

メダカの針子を屋外で飼育している場合は、ボウフラに注意が必要です。ボウフラは大人のメダカの好物ですが、体の小さな針子は、逆にボウフラに食べられてしまいます。 
屋外で針子を育てる場合は、容器に網を被せるなどして蚊が入りにくいようにしましょう。ボウフラが発生しているのを見つけたら、スポイトなどで吸い出して駆除しましょう。

注意点②餓死

 針子の死因のなかで最も多いのが、餓死です。お腹の栄養袋(ヨークサック)がなくなってから2週間くらいの時期に餓死させないことが、針子の成長の最大のポイントです。
針子を餓死させないためには、パウダー状の餌を少量ずつ一日数回与える事や、緑水での飼育が有効です。
また、早く成長した個体が、成長の遅い小さな個体を追い回してしまい、餌が取れないこともあります。大きさに差が出てきたら、容器を分けた方がいいでしょう。

注意点③共食い

メダカは同じくらいの大きさなら、共食いすることはありません。ただ、口に入る大きさのものは何でも食べてしまうので、大人のメダカが卵や針子(稚魚)を食べてしまうことがあります。
卵や針子(稚魚)を守るためには、産み付けられた卵を見つけたら別容器に移すことがおすすめです。
稚魚同士でも大きさに差が出てくると、大きい個体が小さい個体を追い回してしまうため、大きい個体は別容器に分けた方が良いでしょう。1.5cmを超えるくらいに成長すれば、親メダカと同じ水槽に移しても食べられる心配はないでしょう。

注意点④水温

メダカの針子(稚魚)を育てるのに適した水温は、 20~30度くらいの間です。15度を下回ると死んでしまう個体が多くなるので、ヒーターを使って20度を下回らないようにしましょう。
夏場の野外飼育では、水温が30度を超えないよう、すだれや遮光シートで影を作るなどの対策が必要です。
越冬できる成魚になるまでには、3ヵ月ほどかかります。秋以降に生まれた稚魚は、室内で越冬させましょう。また、室内でも20度を下回る場合はヒーターを使用しましょう。室内で18度を下回らなければ、一年中針子(稚魚)を育てることも可能です。
屋外で稚魚を飼育する際のポイントは?

水温への気配りだけではなく、ボウフラやヤゴにも注意が必要です。蚊やトンボが近づかないように容器に網をかけるなどの対策も必要です。針子のあいだは頻繁な餌やりも必要なため、1cmを超える程度に成長するまでは、室内での飼育の方が育てやすいでしょう。 

メダカの針子・稚魚の知育方法まとめ

メダカの針子と稚魚の違いや飼育方法についてまとめました。難しいと言われる針子の育て方も、ポイントをおさえると上手に乗り切って丈夫なメダカを育てることができます。かわいい針子を上手に育てて、メダカとの生活を楽しみましょう。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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