鳥海山の難易度は？初心者におすすめの登山ルートや時期・歩行時間も

鳥海山の難易度やおすすめの登山ルートを紹介！

鳥海山登山の難易度ついて詳しく解説します。鳥海山は、山形県と秋田県の県境に連なる標高2,236mの山です。

鳥海山登山の難易度や初心者におすすめのルートを、おすすめ時期や歩行時間も合わせてまとめました。これから鳥海山登山を検討している方は、是非参考にして下さい。

鳥海山の難易度は、中級者〜上級者向けです。初心者には、少し厳しい登山になる可能性があります。しかし事前の準備をし、登山上級者の方と一緒であれば、初心者でも登れる山です。

ですが、11月になると積雪があり鳥海山登山の難易度は上がるので、冬山の鳥海山登山は避けましょう。上級者でも難易度が高く危険です。

鳥海山登山のおすすめの時期は、初夏の6月〜秋の10月中旬です。鳥海山は積雪の時期が長く、残雪が消え始め新緑の時期が歩きやすく景観も良いです。そのため、鳥海山登山は夏頃がベストシーズンです。

6月〜8月は新緑を楽しむ事ができ、9月〜10月は紅葉が見られます。11月からは積雪があり、難易度が上がるため登山には向いておりません。

鳥海山の登山口の中で最も有名なルートです。最初から最後まで見晴らしが良く、鳥海山の有名な鳥海湖も美しいです。

登山道は整備されており、比較的歩きやすく安全な道が多いです。難易度は中程度ですが、初心者でも体力に自信のある方にはおすすめです。

5合目までは舗装道路があるため、スタートは標高1,200m地点からです。雪が多く積もるルートなため、4月にサマースキーを楽しむ方もいます。

7月中旬まで積雪があるため、真夏の登山でも軽アイゼンが必要です。難易度は中級者の方向けのルートです。

登山口を入るとすぐに難所の「電石坂」が現れます。坂の勾配もあり体力的にも大変なルートです。歩いて2時間程の林を抜けると、素晴らしい景観が広がります。ある程度の登山経験があり、体力に自信のある方におすすめするルートです。

鳥海山登山ルートの中でも最短距離で登れるルートです。コース全般の道の景観が良く、景色を楽しみながら登山できます。鳥海山と言えば心字雪渓ですが、間近で見る事ができます。多少の積雪があるので、軽アイゼンは必須のルートです。

猿倉口駐車場からスタートするルートです。利用できる公共交通機関がないため、車で向かうのがおすすめです。コース途中に猿倉温泉があります。宿泊施設や温泉があるので、無理せずゆっくり登山する事も可能です。

鳥海山は、登山初心者〜上級者まで楽しめる山です。どのルートからスタートしても、素晴らしい景観を眺めながら登山を楽しむことができます。

しかし初心者の場合は一人で無理をせず、ますは経験値の高い方と一緒に登山することをおすすめします。夏でも雪が残っているので、軽アイゼンは必須アイテムです。鳥海山登山を楽しむためにも、安全な登山計画を立てましょう。