【静岡】市営唯一の無料キャンプ場！ファミリーに人気の「黒川キャンプ場」を徹底レビュー！

静岡市清水区の北部に位置する「黒川キャンプ場」。しっかりと管理されながらも無料 のキャンプ場です。全てのサイトが区画されたファミリーを中心に人気のキャンプ場を徹底レビュー。ぜひチェックしてみてください。

静岡近郊のファミリーキャンパーに人気の「黒川キャンプ場」。今回は静岡市に管理されながらも無料で楽しめる「黒川キャンプ場」でソロキャンプ！人気の秘密をみていきましょう。

「黒川キャンプ場」は、静岡市清水森林公園やすらぎの森の一部にあります。清水森林公園やすらぎの森は、清水区を流れる興津川上流の西里・河内地区にあるオープランドスケープ型の公園です。

さまざまな施設が点在し、森林レクリエーションや生活体験を楽しみながら非日常を味わえる公園なので、お子さん連れのファミリーにも人気です。

公園のコンセプトが、水源にふさわしい森林を守り育てていくというだけあり、広大な敷地にはたくさんの自然が溢れています。そんな環境でキャンプを楽しめることが黒川キャンプ場の特徴です。

「黒川キャンプ場」は、静岡市清水区を流れる興津川支流の黒川沿いにあります。キャンプ場までのアクセスをチェックしていきましょう。

※デイキャンプのチェックインは午前11時、チェックアウトは午後4時となります。

2022年台風15号により甚大な被害を受けた興津川上流の地域。その翌年にも台風による被害があり、現在は各所で復旧工事が行われています。

「黒川キャンプ場」へのアクセス途中にも、片側交互通行箇所などあります。工事個所も多いので通行には十分注意してください。

「黒川キャンプ場」はAサイトBサイトとふたつのサイトから構成されています。すべて区画されたサイトで、地面は硬めの土です。それぞれのサイトを見てみましょう。

「黒川キャンプ場」のAサイトは、管理棟や炊事場・トイレからも近いため人気のサイトです。特に川沿いのサイトは、景観も良いのでおすすめです。

オートサイトではないので車の乗り入れは出来ませんが、搬入搬出時にはサイト横の道路に駐停車しておくことができます。ただし、荷物の積み下ろしが済んだら速やかに専用駐車場に移動してください。

サイトは硬めの土なので、テントに付属しているアルミペグなどは、簡単に曲がってしまいやすいため、鍛造ペグなどがおすすめです。

「黒川キャンプ場」のBサイトは管理棟や炊事場・トイレから離れていますが、その分静かに過ごすことが出来ます。サイトは3段になっていることが特徴で、奥側の方が高くなっています。

Aサイト同様に車乗り入れは出来ませんが搬入搬出時にはサイト横の道路に駐停車出来ます。こちらも荷物の積み下ろしが済んだら速やかに専用駐車場に移動してください。

Bサイトの方が、地中に石が多いような気がします。また景観は、Aサイトの方が魅力があると感じました。

「黒川キャンプ場」は市営のキャンプ場なので高規格キャンプ場と比べると設備はシンプルですが、それぞれの設備は清掃が行き届き綺麗に保たれている印象でした。

こちらが清水森林公園管理センターの入り口です。中に入ってすぐのところでキャンプの受付を行います。営業時間は午前9時から午後5時までなので、その間は管理人さんが在中しているため対応可能です。

炊事場はAサイトの管理棟寄りにあります。飲用や調理用には利用できませんので、飲用水や調理用のお水は、事前に持参する必要があります。またお湯はでませんので、ご注意を。

トイレもAサイトの管理棟寄りにあります。男女別で、和式・洋式があるので小さなお子さんでも安心です。ただし、ウォシュレットや便座ヒーターはありません。

キャンプ場では、販売品を取り扱っていません。近隣に飲料の自動販売機がある程度なので、事前に買い物は済ませておきましょう。薪の販売もありませんが、近くの「やませみの湯」で購入可能です。

・サイト周辺道路は駐車禁止。 荷物の搬入後、駐車場へ車を移動。（駐車場番号はサイト番号と同一となります）

・ 駐車場は１サイトに１台。

・ 直火禁止、ペットの同伴、また花火は禁止。　

・大声を出したり、プレーヤーなどは禁止。

・ ゴミはすべて持ち帰り。

・電波状況は各社概ね良好。

「黒川キャンプ場」で気になっていたサイト、Bサイトの最奥に一泊してみました。キャンプ場最上段からの様子をお伝え致します。

今回選んだサイトはB-13。比較的広さがあり両サイドには、他のサイトもないのでプライベート感があると思い選んでみました。平日ということもあり、Bサイトには筆者の他にはもう1組のみ。静かに過ごせるかと期待も膨らみます。

撤収時が雨予報なので、耐水圧の高いタープに設営撤収が簡単なドームテント にしてみました。サイト自体は広かったのですが、寝心地を考えてサイトの端での設営となりました。

サイトには、予想以上に石がゴロゴロと顔をだしていたためです。今回、コットを持参せずマットのみだったことが影響しました。

ランタン越しにキャンプ場を見下ろせる景色は最高！ ただ今回、平日だったため河川工事が行われ、ユンボが稼働していたことが残念でした。筆者は気になりませんが、気になる方は、平日以外を選ぶとよいでしょう。

通年営業している「黒川キャンプ場」。（定休日及び年末年始除く）GWもまだ少し空きがあるようです。気になる料金や予約方法をチェックしてみましょう。

※1グループあたり１サイトとなっています。また、同一の方のお名前で予約できるのは2サイトまでです。

「黒川キャンプ場」の予約は予約サイト［オクシズばった］からお願い致します。予約受付は1か月前からです。（デイキャンプは2週間前から）

「黒川キャンプ場」近隣にはコンビニやスーパーはありません。国道52号線但沼交差点より南下し、興津方面へ向かうと数店あります。食材などはあらかじめ用意しておきましょう。

また、道中の立ち寄り処としては新東名経由であればNEOPASA清水、東名経由であれば少し距離はありますがエスパルスドリームプラザなどもあります。

「黒川キャンプ場」のすぐ近くにある日帰り温泉施設。 岩風呂や内湯があります。料金は大人1人700円で1日何度でも来館可能 です。

土日祝オープンのジェラート屋さん。「黒川キャンプ場」からは徒歩でいけます。看板が可愛らしい。

地場産品販売やちょっとした軽食を食べることができます。

今回は静岡市清水区西里にある市営の無料キャンプ場「黒川キャンプ場」にお邪魔させて頂きました。無料キャンプ場でありながらしっかりと管理され、近隣には日帰り温泉や地場産品のお店などがあるため、ソロキャンパーからファミリーキャンパーまで楽しめるキャンプ場だと思いました。

平日の日中は工事の音が気になる方もいるかもしれませんが、オイルランタンに灯がともる頃には静かな時間を過ごすことができます。ぜひ、GWや夏休みなどのキャンプシーズンに訪れてみてください。