【自作】キャンプで本格ラーメンにチャレンジ!おすすめの道具やどんぶりも紹介
キャンプ場での、ラーメンの作り方をわかりやすく説明します。また、キャンプ場でのラーメンを作る際の必要な調理器具や、注意点も徹底解説。おすすめのラーメンレシピもスープの種類別に掲示しているため、ぜひとも参考にしてみてください。

目次
- キャンプで本格ラーメン作りにチャレンジ
- 【キャンプで本格ラーメン】おすすめのクッカーと器
- 本格ラーメンを自作するならこれを揃えよう!
- おすすめダッチオーブン:和鉄ダッチオーブン26
- おすすめ寸胴鍋:ステンレス寸胴鍋
- おすすめどんぶり:メタル
- キャンプで作れる本格ラーメンレシピ3選
- 本格ラーメンレシピ①:鶏白湯ラーメン
- 本格ラーメンレシピ②:煮干しラーメン
- 本格ラーメンレシピ③:二郎系ラーメン
- 本格ラーメンを自作する注意点
- キャンプでラーメン作り注意点①:準備できるものは前日に仕込む
- キャンプでラーメン作り注意点②:じっくり火加減に注意して煮込む
- キャンプでラーメン作り注意点③:まずは基本のレシピをマスターする
- キャンプで好みの本格ラーメンを自作しよう
キャンプで本格ラーメン作りにチャレンジ
キャンプで、ラーメンが食べられるのは魅力的です。とくに、ラーメンは寒い環境の中でのキャンプ飯としても適しています。カップ麺などでも十分においしく味わえますが、手作りで作るラーメンは格別です。
材料やスープを自分好みの味にしたラーメンは趣が違い、気分も盛り上がるためです。この記事では、キャンプで本格的なラーメン作り方を説明します。
また、おすすめのレシピや、キャンプでラーメンを作る上での注意点もまとめているため、ぜひチェックしてみてください。
【キャンプで本格ラーメン】おすすめのクッカーと器
キャンプでラーメンを作るには、必要な調理器具や食器を揃えましょう。本格的なラーメンをキャンプで作るための道具をまとめます。ぜひ、目を通してみてください。
本格ラーメンを自作するならこれを揃えよう!
- 鍋
- テボ
- お玉
ラーメンを自作するために必要な道具は、そこまで多くはないです。最低限の道具さえそろえることができれば、ラーメン作りは可能です。鍋は、ダッチオーブンでも構いません。サイズは大きめなものを使うようにしてください。
スープを煮込む際に、香味野菜やほかに大量の食材を入れるためです。鍋が小さいと、スープが十分に煮込めなく本末転倒になります。鍋は一人用でも、サイズは深さもそれなりにあるものを用意してください。
また、湯切り用にテボが必要ですがザルでも問題はありません。キャンプに適したラーメンテボが最近では売っているため、探してみてください。
おすすめダッチオーブン:和鉄ダッチオーブン26


有名アウトドアブランドの、スノーピークのダッチオーブンです。キャンパーであれば、スノーピークの製品は一つは持っていてもおかしくはないでしょう。抜群の信頼感が得られる製品です。
和鉄ダッチオーブン26は、薄くて軽量なため扱いやすく非常に人気です。また、衝撃にも強く耐久性が強いためアウトドアにぴったりでしょう。
さらに、熱伝導性が優れておりさまざまな料理が作れます。加えて、IHヒーターにも対応しているため、普段使いにも向いています。
サイズ | 〈リッド〉316×268×56mm 〈スキレット〉316×268×58mm 〈ポット〉268×120mm |
重量 | (約)1.3kg |
容量 | 〈スキレット〉2.6L 〈ポット〉5.4L |

ポットのワイヤーハンドルが使いやすい
評価:ポットのワイヤーハンドルの中心部が、吊り下げやすいような形状になっています。フックに掛けるときに固定されて、使いやすいです。
おすすめ寸胴鍋:ステンレス寸胴鍋




スープをメインにした料理に最適です。底が深く、汁気が蒸発する面が小さいため、じっくりと時間をかけて煮込むような料理を作りやすいからです。ラーメンを自作するのに、心強い調理器具でしょう。
また、容量が大きく、大人数向けのため家族や複数の友達同士などのキャンプに役立ちます。さらに、ステンレス性のため、サビに強いのも特徴です。
そのため、丈夫で長く使えます。複数人でキャンプを楽しむ場合に、ぜひとも試してみてください。
サイズ | 36×32×22cm |
重量 | (約)2.0kg |
容量 | 14L |

サイズが豊富
評価:8〜169Lまでのサイズが揃っているため、用途によって購入しても良いでしょう。多めの量の料理を作るのに、適しています。
おすすめどんぶり:メタル


スープが冷めにくい材質で造られているため、時間が経ってもおいしく食べられます。キャンプでラーメンを食べるのにぴったりの丼です。
また、外には熱が届かない性質のため、手に持ってったときも熱くて持てないということもありません。さらに、頑丈なため破損する恐れも少なく、安心して使用できます。
サイズ | 210×85mm |
重量 | 520g |
容量 | 1200cc |

シックな見映え
評価:黒の単色でシックな見映えなため、おしゃれな丼です。単色なため、キャンプで使う調理器具の色を合わせたい人は、合わせやすいでしょう。
キャンプで作れる本格ラーメンレシピ3選
キャンプで食べるラーメンは、なぜか普段食べるより一段とおいしく感じます。こちらではキャンプで作れるラーメンレシピを3選紹介します。どれも本格的なラーメンのため、ぜひ献立に役立ててください。
本格ラーメンレシピ①:鶏白湯ラーメン

鶏の旨味と風味を存分に生かした、鶏白湯ラーメンのレシピです。にんにく・玉ねぎ・ショウガはスライスします。指定された食材をすべて鍋に入れて煮込みます。昆布は、沸騰する前に取り除きましょう。昆布は煮込みすぎると、雑味が出てしまい味が落ちるからです。
余裕があれば、塩ダレはザルで漉して約一週間寝かしておくと、口当たりが良くなります。寝かさなくても十分においしく食べられますが、塩気を少々感じます。鶏肉は三時間ほど煮込んでください。
一時間ほど煮込んだら柔らかくなるため、ヘラで潰し白濁スープを作ります。スープと塩ダレを合わせて、麺を入れたお好みのトッピングをしましょう。
キャンプ場では、すべての工程を行うのは難しいです。そのため、作れるものは自宅で作ってタッパやジップロックに入れて持って行きましょう。
本格ラーメンレシピ②:煮干しラーメン

煮干しラーメンは煮干しのダシがしっかりと効いていて、さっぱりと食べられるのが特徴です。作り方はまず、煮干し・長ネギ・生姜と分量の水を鍋に入れます。火にかけて、ベースのスープを作りましょう。このとき、火加減は中火です。
しばらくするとアクが出るため、アクは取ってください。醤油・ごま油・塩・コショウを、よく混ぜて塩タレを作ります。塩タレを大さじ2、カツオ節粉を小さじ1/2と、煮込んだスープを250mlを丼に入れてください。
そこへ、水気を切った中華麺を入れてお好みのトッピングを乗せます。にんにくを入れてもアクセントになるため、おすすめです。
本格ラーメンレシピ③:二郎系ラーメン

ガッツリとラーメンを味わいたい人にはぴったりの、二郎系ラーメンのレシピです。食材を鍋で煮込み、スープを作る際は強火で煮込んで沸騰したらアクを取ってください。アクを取ったら弱火にして、約一時間じっくりと煮込みます。
豚肩ロース肉を取り除いたら、再度一時間ほど煮込みます。豚肩ロース肉は袋に入れて、かえしに漬けてください。漬ける時間は、約一時間です。肉は、豚バラブロック肉でも代用は可能です。トッピングに使うもやし、キャベツは約一分茹でます。
茹でたら、しっかりと水気を切りましょう。水気を切らないと、味がぼやけてしまい味気ないものになってしまうからです。野菜類は茹でたら、そのまま乗せずに水気を切ってください。
本格ラーメンを自作する注意点
キャンプでのラーメン作りには、気をつけなければならないことが多数あります。こちらでは、キャンプでラーメンを自作する際の注意点を3点紹介します。ラーメン作りに、役立ててください。
キャンプでラーメン作り注意点①:準備できるものは前日に仕込む
キャンプ飯に関しては基本的に仕込めるものは仕込んだ上で、キャンプ場に向かうとよいでしょう。キャンプ場に着いて、最初から料理を作るとなると相当な手間だからです。ラーメンに関しても、同じことが言えます。
ラーメンに乗せるトッピングなどは、前日に準備しておくと非常に楽です。また、スープを作る際に煮込む食材もカットしておくと良いでしょう。キャンプ場に着いたら食事の支度以外にも、テントの設置などやることも多いためです。
食事の時間が短くなってしまうこともあるため、準備可能な下ごしらえは前日にしておくのが無難だと言えます。
キャンプでラーメン作り注意点②:じっくり火加減に注意して煮込む
ラーメンをおいしく作るためには、じっくりと煮込むのがコツです。じっくりと煮込むことで、コクが生まれ味わい深くなるためです。とくに、キャンプでラーメンを作るとなると横着しやすくなりその結果、味気ないものになる恐れがあります。
ラーメンを自作する際は焦らずに、丁寧に作りましょう。また、ラーメンのスープの種類によっては、火加減の強弱が異なるものがあります。
白湯スープは強火で煮込み、青湯スープは弱火で煮込むと良いといわれています。ラーメン作りは時間をかけて火加減に注意しながらじっくり煮込んでください。
キャンプでラーメン作り注意点③:まずは基本のレシピをマスターする
ラーメン作りは、レシピの工程が細かく決して簡単なものではありません。時間もかかりますし、火加減の違いで味も変わってしまうからです。ラーメンを作ったことがない人は難しいアレンジをするのではなく、ベースのスープからチャレンジすることをおすすめします。
せっかく作るのであれば、自分の好きなように作りたいと考える人もいるでしょう。しかし、基本をマスターすることで、アレンジもしやすくなります。
今後もラーメン作りをするのであれば、まずはオーソドックスなスープの作り方を覚えましょう。覚えてから、自分好みにアレンジしたスープに挑戦してみてください。
キャンプで好みの本格ラーメンを自作しよう
キャンプ場での自作ラーメンは、おすすめです。複数人でキャンプ泊をする場合にも、皆で食べられるため、キャンプ飯としても重宝できます。また、寒い時期に食べると身体も暖まるからです。
ラーメンを自作することは少ないですが、作り方を覚えてラーメンを作れば、キャンプも盛り上がること間違いありません。
ラーメンを作るための必要な調理器具を揃え、ラーメンを作る際の注意点をしっかりと把握すれば失敗することなく、おいしいラーメンが作れるでしょう。これを機会に、キャンプでの自作ラーメンに挑戦してみてください。

この記事のライター
永塚 学
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