冬キャンプにおすすめの鍋料理を紹介!
冬キャンプでの定番飯は、やはり「鍋料理」ですよね。寒い中、野外でキャンプしていると体が冷えてしまい、動くのが億劫になってしまいます。そんな時におすすめしたいのが、体が温まる食材を使った鍋料理です。
本記事では、鍋料理の魅力を解説し、おすすめレシピを10選まとめているので、参考にしてください。
冬キャンプで食べる鍋料理の魅力
■魅力①簡単に作れる
鍋料理の魅力は、なんといっても簡単に作れることです。基本的にスープさえ調合すれば、後は食材を入れるだけで完成します。
キャンプで作る時は、予め自宅で野菜のカット、スープの調合などの下準備しておけば、まな板や包丁なしで作ることも可能です。冬キャンプでは、肉や魚などの食材も傷みにくく、野外でも様々な食材を使った鍋料理が楽しめます。
■魅力②身体が温まる
鍋料理は、体が温まるメリットがあります。鍋を食べるだけでも十分に体は温まるのですが、さらに工夫して体を温める成分がある食材を加えるといいでしょう。
体を温める食材は、人参やかぼちゃ、玉ねぎやキムチ、鮭などが挙げられます。見分け方もとても簡単で、オレンジや黄色、赤色の食材は、体を温める成分が入っていることが多いです。迷った時は、色で見分けるといいでしょう。
■魅力③栄養バランスが良い
鍋料理は、栄養バランスが良いのも魅力の一つです。もちろん組み合わせや入れる食材によっても変わりますが、基本的にお肉、魚介、野菜、きのこ類を入れることが多い鍋料理は、手っ取り早く栄養を補給することができます。
野菜には、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれていますし、肉や魚介、大豆製品には、タンパク質と脂質が含まれています。
冬キャンプでおすすめの鍋料理10選
■アウトドア★海鮮キムチチゲ
こちらのレシピは、具材を軽量化しており、持ち運びにも場所を取りません。具材の一つであるキムチに含まれる唐辛子には、カプサイシンという成分があり、このカプサイシンが脂肪を燃やしてくれることで体内血行が良くなり体を芯から温めることが出来ます。
辛い料理が苦手な方は、牛乳を少し入れる、チーズをトッピングするなど工夫するといいでしょう。具材を食べ終えた後は、〆としてリゾットにするのもおすすめです。
■【ゆるキャン再現レシピ】もつ鍋
- 牛モツ 200g
- キャベツ 200g
- にら 50g
- 水 適量
- 鍋の素(鍋キューブ鶏だし、うま塩) 2個
- にんにくチューブ 少々
- 輪切りとうがらし 少々
- 乾麺 1~2玉
- 沸騰したお湯に牛モツを入れ、さっと煮て脂をとる。
- お水360gを入れ、鍋キューブとにんにくチューブを加え、温めながらよく混ぜ合わせる。
- 沸騰したら油を取った牛モツ、キャベツを入れ少し煮込む。
- にらを加えて輪切り唐辛子を散らして完成。
- もつ鍋の具材を少し残して、しめ作りに入ります。
- 醤油ラーメンの乾麺、タレを入れ数分煮込めば完成です。
人気アニメ「ゆるキャン△」の再現レシピです。牛モツの脂取り、野菜のカットを自宅で行っておけば、包丁とまな板なしですぐに調理に入ることが出来ます。唐辛子の輪切りを入れることで体も温まりますし、簡単なのに本格的な鍋料理を味わうことが出来ます。冬キャンプにおすすめです。
■キャンプdeすき焼き
ちょっと贅沢したいキャンプ飯におすすめなのが、すき焼き鍋です。既製品のすき焼きのタレを使うことで簡単に作ることができます。野菜やきのこ、牛肉は自宅で下処理しておくと、鍋にすべて入れて火にかけるだけ完成します。
きのこに詳しい方は、きのこを現地調達してもいいでしょう。具材を食べた後は、締めにうどんを入れるのをおすすめします。冬キャンプだけでなく、どの季節でも楽しめる鍋です。
■坦々餃子鍋
- 冷凍餃子 8個
- ねぎ 1/2本
- にら 1/2束
- もやし 1/2袋
- しめじ 1/2袋
- プチっと鍋(坦々ごま鍋味) 1個
- 水 150ml
- ネギを斜め切りにし、にらを5cmに切ります。しめじは石づきを取りばらけさせます。
- 坦々ごま鍋の素を鍋に入れ、さらに水を150ml加え混ぜ合わせる。
- もやしを真ん中に入れ、餃子をその周りに円になるように並べる。
- ねぎとしめじを中央に入れ、蓋をして10分煮込む。
- 具材に火が通ったら、にらを加えすこし煮込み完成。
寒い冬キャンプにおすすめの坦々餃子鍋です。坦々餃子鍋はアニメ「ゆるキャン△」にも登場しており、キャンプで作っている人がとても多いです。
キャンプ中は、冷凍餃子を使用するのが便利ですが、凝った坦々餃子鍋にしたい方は、手作りの餃子を使うと自分の好みの味に仕上がるでしょう。にんにく、しょうがを多く入れて作れば体も温まるのでおすすめです。
■野菜たっぷりホットトマト煮込み鍋
冬キャンプにおすすめのホットトマト煮込み鍋のレシピです。コチュジャンとレッドペッパーを入れるため、少しピリ辛に仕上がります。チーズを入れると、味がまろやかになり一層美味しく食べることができるでしょう。
調味料を全て持っていくと荷物になるので、予め自宅ですべての調味料を混ぜ合わせ、ペットボトル等に入れて持っていくことをおすすめします。
■キャンプdeダッチオーブンdeほうとう鍋
ダッチオーブンで作るほうとう鍋レシピです。野菜をたくさん入れるので栄養価も高く、タレもめんつゆ、水、味噌だけなのでキャンプ中でも簡単に作ることが出来ます。
調理のポイントは、かぼちゃをよく煮て溶けさせること。体がとても温まるのでソロキャンプ、ファミリーキャンどちらにもおすすめしたいレシピです。
■ほりにしのミルフィーユ鍋 キャンプにも!
キャンパーから人気の「アウトドアスパイスほりにし」を調味料に使ったレシピです。使う調味料は塩とほりにしのみ。とてもシンプルで使う分料を混ぜ合わせてキャンプに持っていけば、荷物になりません。
冬キャンプの場合、当日に調理するのであれば、豚バラは適当な大きさにカットして冷凍したものを持っていくといいでしょう。さらに、白菜もカットしたものを持っていけば、まな板と包丁なしで作ることが可能です。
■味噌バター鍋
- じゃがいも 1個
- キャベツ 1/4カット
- しめじ 1/2カット
- もやし
- コーン
- 豚肉
- 味噌 大さじ2
- 鶏ガラスープ スティック1本
- にんにくチューブ 適量
- 砂糖 大さじ2
- バター
- 水 適量
- ダッチオーブンを用意し、味噌、鶏ガラスープの素、にんにく、砂糖、水を入れて混ぜ合わせ火にかける。
- 沸騰したら、じゃがいもを入れて再度煮込む。
- 豚肉、しめじ、キャベツ、もやし、コーンを加える。
- 豚肉に火が通っていることを確認し、バターを乗せたら完成。
こちらの鍋に使われている調味料の一つの味噌は、体を温める効果があり、冬キャンプのおすすめです。大人だけでなく、子供にも嬉しいレシピなので、ファミリーキャンプにも向いているレシピです。
■北海道の郷土料理 石狩鍋
北海道の郷土料理である石狩鍋は、いつもとは違った鍋料理にチャレンジしたい方におすすめです。キャンプで作る際は、ペットボトルなどに調味料を混ぜ合わせておくと楽です。
作るときのポイントは、具材を大きめに切ること。簡単に作れて栄養も取れて体も温まる冬に食べたい鍋です。
■キャンプ飯 ポトフ
寒い日に食べたいポトフのレシピです。材料をカットして鍋に入れれば、後は基本的に放置しておけば完成するので、料理初心者にもおすすめです。
半分位残しておけば、翌日味がよく染みたポトフが味わえ、朝から体が温まりますよ。
冬は温かい鍋料理を食べて温まろう!
冬キャンプでの鍋料理の魅力について解説し、おすすめの鍋料理10選をまとめました。冬に食べる鍋料理には、様々なメリットがあり、簡単に作れるものが多いため、キャンプやアウトドアにも向いています。
体を温める食材を使って作ると、血行がよくなり体の芯から温めることができます。簡単で手軽に作れるので、キャンプ飯におすすめです。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。