焚き火料理レシピ20選!スキレットなどおすすめの調理器具も紹介!

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焚き火を利用した料理のレシピを20個紹介していきます。焚き火で調理をする際のポイントも徹底解説!焚き火料理に人気でおすすめのスキレットやダッチオーブンといった、おすすめの調理器具もまとめていますので、参考にしてみてください。

焚き火料理レシピ20選!スキレットなどおすすめの調理器具も紹介!

目次

  1. 焚き火料理レシピとおすすめ調理器具を徹底紹介!
  2. 焚き火料理の魅力
  3. 焚き火料理の魅力①火力が高い
  4. 焚き火料理の魅力②遠赤外線効果
  5. 焚き火で作る肉料理5選
  6. ダッチオーブンを使ったローストチキン
  7. 焼くだけ簡単なローストビーフ
  8. スキレットを使ったステーキ
  9. 焼肉のたれに漬け込んだスペアリブ
  10. スキレットで肉巻きおにぎり
  11. 焚き火で作る煮込み料理5選
  12. まるごとポトフ
  13. ダッチオーブンで作るボルシチ
  14. 身体温まるトマト鍋
  15. スキレットの山菜すき焼き
  16. ダッチオーブンのビーフシチュー
  17. 焚き火で作るホイル焼き料理5選
  18. 火の中に入れるだけの簡単焼き芋
  19. おつまみにもなるじゃがバター
  20. おつまみレシピの鉄板!茄子の丸焼き
  21. メイン料理としてもおすすめフランスパンのホイル焼き
  22. ホイル焼きで作るおつまみアクアパッツァ
  23. 焚き火で作るスイーツ料理5選
  24. スキレットを使ったスモア
  25. ダッチオーブンでスイートポテト
  26. スキレットのパンケーキ
  27. 焚き火でバウムクーヘン
  28. おやつにおすすめスイーツピザ
  29. 焚き火で料理する時のポイント
  30. 熾火になるまで待つ
  31. テントの近くで焚き火をしない
  32. 必ず後始末をする
  33. 直火ができる場所か確認する
  34. 焚き火料理に必要な道具
  35. 焚き火料理に必要な道具①焚き火台
  36. 焚き火料理に必要な道具②耐火グローブ
  37. 焚き火料理に必要な道具③鉈
  38. 焚き火料理に必要な道具④トング
  39. 焚き火料理に必要な道具⑤ローチェア
  40. 焚き火料理に必要な道具⑥ライター
  41. 焚き火料理に人気の調理器具5選
  42. 焚き火料理に人気の調理器具①
  43. 焚き火料理に人気の調理器具②
  44. 焚き火料理に人気の調理器具③
  45. 焚き火料理に人気の調理器具④
  46. 焚き火料理に人気の調理器具⑤
  47. 焚き火料理に人気の調理器具5選の比較表
  48. 焚き火料理と調理器具のQ&A
  49. 焚き火で焼き芋や焼肉以外の料理も楽しもう!

焚き火料理レシピとおすすめ調理器具を徹底紹介!

焚き火をしている様子
アウトドアの中でもキャンプに欠かすことができないのが、焚き火を利用した料理でしょう。焚き火料理と聞くとどのようなメニューを思い浮かべるでしょうか?多くの方はバーベキューをすることが多いですが、現在キャンパーの中ではキャンプでもおしゃれで美味しい料理を作るのが人気です。
キャンプは非日常感を味わえるので、そこで食べる料理は格別でしょう。この記事では、焚き火を利用した絶品料理のレシピを紹介していきます。さらに、焚き火調理におすすめの調理器具もまとめているので、参考にしてみてください!

焚き火料理の魅力

焚き火料理の魅力①火力が高い

焚き火の火が燃え上がっている様子
焚き火料理の魅力はなんといっても、火力が強い点が挙げられます。家庭では出すことのできない火力になり、料理の幅が広がるため焚き火での調理が楽しいと感じる方も多いでしょう。
火力にはカロリーと呼ばれる単位があり、これは水が沸騰する時間で計算されています。家庭での火力は3000カロリー程度ですが、焚き火の場合はその何倍にもなり、およそ10000~15000カロリーほどです。高出力になることから、調理の幅が広がるのも魅力といえるでしょう。
魔法の火力ともいわれている焚き火で、調理を楽しんでみてはいかがでしょうか?一度体験すると焚き火の火力に魅了されること間違いなしです。

焚き火料理の魅力②遠赤外線効果

焚き火で調理された食材
遠赤外線で調理をすると、料理がとても美味しく仕上がるのを知っているでしょうか?遠赤外線は目に見えない電波となって、食材の奥まで熱を進入させていきます。そのため、食材の中まで美味しく仕上がるのです。
中でも遠赤外線を活かした料理として挙げられるのが、焼き芋でしょう。焼き芋は遠赤外線で調理することにより、甘みと旨みをしっかりと引き立てることができます。キャンプでもその他の料理に加えて、焚き火の中で焼き芋を作る方も多いでしょう。市販の焼き芋も、この遠赤外線効果で美味しく仕上げていることが多いです。
焼き芋だけではなく、焼肉で使用するお肉や野菜も同様に美味しく仕上がります。これが焚き火が見出す魅力となるのです。

焚き火で作る肉料理5選

キャンプといえば焼肉をするのがメインですが、焼肉以外にもお肉の楽しみ方が豊富にあります。焼肉以外の肉料理が楽しめるレシピを紹介するので、焼肉に飽きてしまったらぜひ取り入れてみてください。

ダッチオーブンを使ったローストチキン

【材料】

  • 玉ねぎ…1個
  • 人参…2本
  • じゃがいも…1個
  • 鶏もも肉…1枚
  • にんにく…1塊
  • オリーブオイル…適量
  • こしょう…適量
  • クレイジーソルト…適量

【作り方】

  1. 人参とじゃがいもは皮をむかずに一口大に切り、玉ねぎも一口大に切る
  2. にんにくは半分だけ皮をむいておき、半分は皮つきのままダッチオーブンに入れる
  3. 鶏肉はクレイジーソルトとこしょうをすりこみ、オリーブオイルを全体に塗る
  4. ダッチオーブンの底に野菜類の皮目を下にして入れていく
  5. 一番上に鶏肉を乗せたら、50分ほど火にかける(ダッチオーブンの上にも炭を置く)
  6. 時間が経ったら鶏肉をダッチオーブンから取り出して適当に切る
  7. 器に鶏肉と野菜を盛りつけたら完成
ダッチオーブンはキャンプでの調理に欠かせない調理器具になり、さまざまな料理を楽しむことができます。このレシピでは、野菜をふんだんに使用したローストチキンを作ることができます。
こちらのローストチキンレシピのポイントとして、鶏肉にオリーブオイルをしっかり塗ることでしょう。オリーブオイルを塗ることにより、鶏肉の表面がパリッとした食感に仕上がります。
野菜類はおつまみとしても味わい深いので、子どもから大人まで美味しく食べられる料理として仕上がるでしょう。キャンプ料理の代表でもある焼肉に飽きてしまったら、便利な調理器具を使用して絶品料理を作ってみてください。

焼くだけ簡単なローストビーフ

焚き火調理をしたローストビーフ
キャンプ料理の定番として挙げられるのが、じっくり火を通したローストビーフではないでしょうか?ローストビーフは高級感のある料理でありながら、調理器具をほとんど使うことなく簡単なレシピが魅力です。
ワインのおつまみとしてもおすすめなので、非日常なキャンプの中でワインとローストビーフを堪能してみてはいかがでしょうか?焼くだけと簡単なレシピになるので、男性でも取り入れる方が多い料理の一つです。少しおしゃれなおつまみレシピを探している方は、取り入れてみてください。
クックパッド「ローストビーフ」

スキレットを使ったステーキ

キャンプでは焼き網を使用して焼肉を楽しむ方も多いですが、実は焚き火調理の場合焼肉やステーキはスキレットで焼くのがおすすめされています。
スキレットは旨みを閉じ込めることができるので、ステーキを焼くのに最適な調理器具といえるでしょう。肉の旨みを閉じ込めて柔らかく仕上げることができるので、メイン料理に最適です。
スキレットで作ることで、そのままテーブルに出すことができるのも大きなメリットといえます。
クックパッド「スキレットの絶品ステーキ」

焼肉のたれに漬け込んだスペアリブ

焚き火料理のスペアリブ
スペアリブはなかなか難しい料理に感じますが、意外にもレシピは簡単です。スペアリブの味付けには焼肉のたれをメインで使用しており、キャンプの前日に漬け込んでおくのがおすすめです。当日、焼き網の上で焼くだけになるので、簡単な下味レシピといえます。
焼肉のたれは万能調味料になり、当日の焼肉にも使用ができます。そのため、人数に合わせた量の焼肉のたれを用意するようにしましょう。
スペアリブは焼き網で焼いても良いですが、スキレットで焼いても美味しく食べることができます。どちらも良さがあるので、両方試してみるのも良いでしょう。味付けが濃いめなので、アルコールのおつまみとしても最適です。
クックパッド「キャンプに簡単スペアリブ」

スキレットで肉巻きおにぎり

メイン料理としても出すことができる肉巻きおにぎりは、中のお米まで味が染み込んで美味しさを感じられます。味付けには焼肉のたれを使用することで、万人受けする味わいの仕上がりになります。
炊き立てのご飯を俵型に成形した後、冷ましてから豚バラ肉を巻き付けて焼くだけととても簡単なレシピになります。当日に握ったご飯を持っていくのも良いですし、現地で飯盒などを使用して炊いたお米を使用しても良いです。
ご飯は握った後に冷まさないと、焼くときにほろほろと崩れる可能性があります。そのため、冷めたのを確認してから豚バラ肉を巻きましょう。少々高級感を出したい方は、牛バラ肉を巻いてもおしゃれに仕上がります。
クックパッド「スキレットで肉巻きおにぎり」

焚き火で作る煮込み料理5選

煮込み料理はボリュームもあるので、プラスおつまみ程度で十分な量に仕上がります。アルコールとの相性が良いメニューもあるので、ぜひレシピを参考にしてみてください。

まるごとポトフ

【材料】

  • 玉ねぎ…1個
  • 人参…1本
  • じゃがいも…1個
  • ウインナー…2本
  • 豚バラブロック肉…適量
  • キャベツ…1/4個
  • 水…適量
  • コンソメ…2個
  • ブーケガルニパック…1つ

【作り方】

  1. 玉ねぎと人参、じゃがいもは皮をむいて、人参だけ半分に切る
  2. ダッチオーブンに水を入れたら、材料を全て入れる
  3. 焚き火の火加減は強火にしておき、約1時間煮込んで完成
夏のキャンプでも夜や朝は肌寒さを感じることが多いでしょう。そのようなときにおすすめのレシピが、野菜をふんだんに摂取できるポトフがおすすめ。ダッチオーブンを使用することで、素材の旨みをそのままにじっくりと味を染み込ませていきます。
おかずとして食べても良いですし、スープの代わりにもなるため重宝するレシピといえるでしょう。このレシピのポイントとして、野菜は大きめにカットすることです。ダッチオーブンはじっくり火を通していくので、大きい野菜もしっかり火が通ります。
レシピにある材料以外にも、好みの野菜をプラスしてオリジナリティー溢れるポトフを作ってみるのも良いでしょう。

ダッチオーブンで作るボルシチ

焚き火で作るボルシチ
キャンプでもおしゃれな料理を作りたい方には、ボルシチがおすすめ。レシピは意外にも簡単になるので、初心者でも取り入れることができる料理といえるでしょう。ダッチオーブンを使用して、身体の温まるボルシチを作ってみてください。
煮込み時間は好みで変更を効かせるのが良いですが、使用する牛肉の部位によって時間を考慮してみてください。使用する牛肉の部位は、すね肉やすじ肉、シチュー用の肉がおすすめです。
クックパッド「焚き火でボルシチ」

身体温まるトマト鍋

焚き火で調理するトマト鍋
キャンプで人数が多いときに重宝するレシピが、鍋のレシピではないでしょうか?大人数で鍋を囲むことができ、さらにコストも低い点が評価されています。
スタンダードな鍋も人気ですが、キャンプという非日常を利用して普段とは違う鍋を楽しんでみてはいかがでしょうか?
こちらのトマト鍋のレシピでは、トマトとホールトマト缶を使用しています。コクの違う二種のトマトを使用することで、深い旨みを堪能できるでしょう。〆にはお米を入れて、トマトリゾットにして食べるのがおすすめ。
クックパッド「あったかトマト鍋」

スキレットの山菜すき焼き

スキレットもしくはダッチオーブンを使用して、キャンプ時に本格的なすき焼きを楽しんでみるのもおすすめです。少し肌寒い季節の料理は、やはり温かいもの一択になるでしょう。すき焼きはなかなか外で食べる機会も少ないので、美味しさを十分に堪能できて満足できること間違いなしです。
山菜を取り入れることで、季節の旬を堪能できます。キャンプ場には山が多いので、山で採れた山菜を使用したすき焼きにするのも良いでしょう。残った山菜などは薄味に調整をして、おつまみとして食べるのもおすすめ。おつまみにするのであれば、きのこ類を足すと旨みが出て美味しいです。
クックパッド「スキレットで山菜すき焼き」

ダッチオーブンのビーフシチュー

焚き火料理のビーフシチューイメージ
焚き火で煮込み料理と聞くとカレーを思い浮かべる方も多いですが、大人だけで楽しむときはビーフシチューに変更してみても良いです。このレシピはダッチオーブンを使用しているので、ほろほろになった牛肉を堪能できるでしょう。
時間に余裕があるときは、先に牛肉をワインで煮込んでおくと一層美味しいビーフシチューが出来上がります。バターを入れることでコクが出るので、用意しておくと良いでしょう。
クックパッド「ダッチオーブンビーフシチュー」

焚き火で作るホイル焼き料理5選

ホイル焼き料理は調理器具を使用しないので、手軽に作れる料理が豊富です。定番の焼き芋をはじめ、アルコールに合うおつまみも作れます。参考にして、調理器具を使わないホイル焼き料理を堪能してください。

火の中に入れるだけの簡単焼き芋

焚き火調理をした焼き芋
ホイル焼きの代表といえば、やはり焼き芋ではないでしょうか?遠赤外線で仕上げる焼き芋は、自宅でふかしたさつまいもよりも美味しさを感じられます
焼き芋は子どもから大人まで人気が高く、焼酎のおつまみとしても人気を博しています。さつまいもが美味しい季節には、ぜひ焼き芋を取り入れてみてください。
クックパッド「焚き火で焼き芋」

おつまみにもなるじゃがバター

じゃがいもをホイルで包んで焚き火の中に入れて、程よく火を通しましょう。取り出したらバターを乗せて食べてください。小腹が空いたときのおやつとしても良いですし、おつまみとしても活用できるレシピです。
バター以外にもマヨネーズや塩コショウなど、好みの調味料を用意していくと味変を楽しむことができるレシピです。
クックパッド「じゃがバター」

おつまみレシピの鉄板!茄子の丸焼き

茄子もホイル焼きにすることで、美味しく仕上がります。包みを触ってぶよぶよとした感覚があれば、取り出してOK。醤油を少しかけるだけで、ビールなどのアルコールに合うおつまみに仕上がります
醤油以外にもポン酢やめんつゆといった、さまざまな調味料との相性が抜群です。網焼きにするよりも美味しいという声も多いので、ぜひ試してみてほしいレシピの一つです。
クックパッド「茄子の丸焼き」

メイン料理としてもおすすめフランスパンのホイル焼き

フランスパンに切れ目を入れていき、切れ目にベーコンやチーズを挟みます。その後ホイルに包んで焼き網の上で焼いていきましょう。温まったフランスパンは柔らかくて食べやすさを感じられ、溶けたチーズが絡み合って絶品です。
朝ごはんやランチにおすすめの焚き火料理になるので、おしゃれで手軽な料理のレシピを覚えたい方はチェックしてみてください。
クックパッド「フランスパンのホイル焼き」

ホイル焼きで作るおつまみアクアパッツァ

アルコールに合う手軽でおしゃれなおつまみにおすすめが、ホイル焼きで作るアクアパッツァのレシピです。海鮮素材と野菜類をホイルに包み、焼き網の上で加熱しましょう。アンチョビソースを加えると、本格的な味わいのおつまみが出来上がります
おつまみのメニューに悩んでいる方は、このレシピを取り入れてみてはいかがでしょうか?アルコールを飲む方に喜ばれるおつまみに仕上がるので、評価されること間違いなしです。
クックパッド「ホイルに入れるだけアクアパッツァ」

焚き火で作るスイーツ料理5選

スキレットを使ったスモア

【材料】

  • マシュマロ…1袋
  • 板チョコ…2枚
  • クラッカー…適量

【作り方】

  1. 板チョコは細かく砕いてスキレットに入れる
  2. マシュマロを(1)の上に並べるように乗せていく
  3. 熾火でも弱めの火力で加熱をしていく
  4. チョコレートが溶けたらクラッカーを添えて完成
スモアは焚き火の火を利用して作るスイーツです。出来上がったチョコマシュマロを、クラッカーに挟んで食べましょう。甘いスイーツはワインにも合うおつまみとして、人気の高さを伺うことができます。
クラッカー以外にもビスケットで挟んだり、好みで変更をしてみても良いでしょう。

ダッチオーブンでスイートポテト

ダッチオーブンを使用すれば、本格的なスイートポテトも作ることができます。ホイル焼きで作った焼き芋を使用することができるので、多めに焼き芋を作っておくと良いでしょう。甘みが強めなので、子どもから大人まで美味しく食べることができます。

クックパッド「ダッチオーブンdeスイートポテト」

スキレットのパンケーキ

スキレットを使用したパンケーキはおしゃれなカフェでも取り入れられており、女性人気の高いスイーツです。焚き火を使用しても絶品パンケーキを作ることができるので、小さいサイズのスキレットを使用して作ってみてください

クックパッド「小さめスキレットのふわふわパンケーキ」

焚き火でバウムクーヘン

焚き火を利用したスイーツといえば、バウムクーヘンを思い浮かべる方も多いでしょう。子どもと一緒に作ることができるスイーツになるので、食に触れさせたいという方におすすめ。バウムクーヘンが出来上がっていく様は、感動をも覚えるでしょう。

クックパッド「キャンプでバウムクーヘン」

おやつにおすすめスイーツピザ

焚き火は火力が強いので、ピザを美味しく焼くことができます。食事としてのピザも良いですが、せっかくならばスイーツピザも作ってみてください。好みのフルーツなどを乗せるだけで出来上がるので、子どもと一緒に作ることができるレシピです。

クックパッド「スイーツピザ」

焚き火で料理する時のポイント

熾火になるまで待つ

焚き火の火が熾火になるのを待っている様子
焚き火で調理をする際に重要なポイントとして、熾火(おきび)になるまで待つことです。焚き火料理が初めての方は、熾火がどのような状態なのか分からないという方も少なくないでしょう。
熾火とは、薪が燃えた後に炭のようになって赤く変化している様子を指します。薪を入れてすぐは焚き火の火がとても大きいですが、熾火になっていると火は出ずとも燃えている状態が保たれています。
ガスコンロのように火の温度調整をしたい場合は、薪を足したり炭を避けたりすることで調整が可能。どの料理でも熾火にすると美味しい料理が仕上がるので、焚き火を始めてすぐに調理をするのではなくしばらく待つようにしましょう。

テントの近くで焚き火をしない

タープの下で焚き火をしている
テントの近くで焚き火をしないというのは、キャンプをする上において基本的なことでしょう。焚き火はやはり火を扱っているため、燃え移る可能性があります。薪を新たに入れると火が大きくなったり、熾火の状態でも火の粉が飛ぶ可能性があります
テントだけではなく、タープも高さなどには注意が必要です。中にはタープの中で焚き火をする方も居ますが、思ったよりも火が大きくなってしまうと燃え移る可能性があります。
雨模様でない場合は、できるだけテントやタープから焚き火の距離を取るのが良いでしょう。燃え移ってしまった場合は、慌てずに対処するようにしてください。

必ず後始末をする

焚き火の火が燃えている様子
焚き火で調理を楽しんだ後は、必ず焚き火の後始末をしましょう。後始末の方法は焚き火を行なう場所によって異なるため、その場所のルールに従って行なってください。多くのキャンプ場では、焚き火で出た炭を捨てる場所が設けられています。
自宅で焚き火をして調理をした場合は、火消し壺を用意しておくのがおすすめです。焚き火で出た炭を入れるだけで火を消すことができ、素早く後始末ができるでしょう。
焚き火の後始末で注意するのが、水をかける行為です。火には水をかければ良いと思っている方も多いですが、火をかけることで焚き火台が変形する可能性があります。また、炭は水をかけただけでは火が消えません。炭の火は酸素の供給を止めることが大切なのです。

直火ができる場所か確認する

焚き火を直火でしている様子
最近のキャンプ場では直火ができるところが少なくなっており、焚き火台を使用しての焚き火がおすすめされています。焚き火台を持っていない方は、直火が可能な場所を見つけることで手軽に焚き火を楽しめるでしょう。
直火禁止の場所で直火での焚き火を行なうのは、ルール違反にあたりますので注意してください。

焚き火料理に必要な道具

焚き火料理に必要な道具①焚き火台

メッシュ焚き火台で焚き火をしている様子
焚き火料理に必要不可欠な道具として、焚き火台の存在が挙げられるでしょう。焚き火台は焚き火だけを楽しむ製品から、調理を楽しめる製品まで幅広く展開されています。調理を楽しみたい方は、調理に向いている焚き火台を選択してください。
焚き火料理に向いている焚き火台の見極めポイントとして、五徳が付いているのか?焼き網は安定して乗せることができるのか?という点に注目すると良いでしょう。また、キャンプに行く人数に合わせた大きさの製品を選ぶのも忘れずにチェックしてください。
また、焼き芋や焼きじゃがいものように、焚き火の中に直接入れて調理する場合はそのような調理のしやすさも重要でしょう。焼き芋や焼きじゃがいもなどは大きさもあるので、ある程度焚き火と五徳の距離感にも注目してみてください。

焚き火料理に必要な道具②耐火グローブ

耐火グローブは名前の通り、火に対して耐久性のあるグローブです。焚き火の火をおこす際に使用する道具だけではなく、熱くなった調理器具を持ち上げたり移動させるための道具としても活躍します。
焚き火に薪を足したいときに、焼肉などが乗っている焼き網を動かしたりできるでしょう。その他にも、焼き芋などのアルミホイルをはがしたりなど、用途が広い道具として使用ができます。購入を忘れやすい道具の一つでもあるので、その他の道具と一緒に購入してみてください。

焚き火料理に必要な道具③鉈

鉈(なた)は焚き火の薪割に使用する道具になり、火をおこすのに欠かせない道具といえます。中には炭を持って行く、すでに適度なサイズに割られた薪を持って行く方もいるでしょう。そのような場合は、比較的鉈がなくても焚き火で調理が可能です。
鉈はそのままの状態で持ち運ぶと危険なので、ケースがセットになっている製品を購入するのがおすすめ。ケース付きであれば、使用頻度が低くても気軽に持ち運ぶことができます。

焚き火料理に必要な道具④トング

トングを使って調理している様子
トングも焚き火調理には欠かすことができない道具です。焚き火で調理をする際には、トングは焼肉などの料理用と、焚き火の薪を追加したり炭の位置を変更する際の焚き火用を用意するのが良いです。
焼肉用のトングは、先が丸く作られている製品を購入すると使いやすいです。焚き火用は長さがあり、ある程度の耐久性がある製品が良いでしょう。必ず使い分けられるように、別の形をしている製品で揃えるのがおすすめです。
焚き火用のトングは焼き芋などの取り出しにも使えますし、焼肉用のトングはスキレットやダッチオーブンで作った料理にも使用できます。便利に活用ができる道具のため、必ず準備をしてキャンプに出掛けてください。

焚き火料理に必要な道具⑤ローチェア

ローチェアは焚き火だけではなく、キャンプに欠かせない道具として所持している方も多いでしょう。焚き火は低い位置で行なうため、最近ではロータイプのチェアが人気を博しています。ローチェアは地上高40~45cmが主流になり、子どもから大人まで丁度良く座ることができます。
焚き火台の高さに合わせて、リラックスのできるチェアを選ぶのが良いとされています。コンパクトに収納ができるチェアも多いので、用途に合わせたローチェアを選んでみてください。

焚き火料理に必要な道具⑥ライター

焚き火に必要なライター
火だねの主役でもある火を与えるための道具として、ライターやチャッカマンはいくつか持って行くと良いです。ライターは火が近いので、少々扱いずらいという方は先の長いチャッカマンを用意しましょう
焚き火に適している大きめのライターも販売されているので、焚き火をする機会が多い方は大きめの製品を購入するのが良いでしょう。ライターがあれば初心者の方でも、簡単に火をおこすことができるので便利な道具です。

焚き火料理に人気の調理器具5選

焚き火料理に人気の調理器具①

出典: 楽天市場
SOTO(ソト)
ステンレスダッチオーブン
21,597円(税込)
楽天市場で詳細を見る
Amazonで詳細を見る
シーズニング不要の優秀ダッチオーブン

ダッチオーブンはシーズニングが面倒でなかなか手が出せないという方が多いですが、SOTOのダッチオーブンは面倒なシーズニングが必要ありません。ステンレスで作られているため、蓄熱性も備えています。
キャンプでの調理だけではなく、家庭での調理にも使用が可能。衝撃に強い耐久性はもちろんのこと、サビにくい素材にもなるので保管も簡単に行なえるでしょう。焚き火だけではなくIHに対応しているのも魅力ポイントです。

サイズ 直径26×深さ11.5cm
重量 5.2kg
素材 ステンレス
女性
女性

煮込み料理には10インチが丁度良い!

評価:

10インチと8インチ、どちらにするか、かなり悩みましたが、我が家では10インチで正解でした。家でカレーを作りましたが、いつもと違い、野菜も肉もホロホロになった気がします! 蓋が重いので、落としてケガしないように注意!アウトドアでもインドアでも、ガンガン使っていきたいです。

焚き火料理に人気の調理器具②

出典: 楽天市場
CHUMS(チャムス)
スキレット8インチ
1,881円(税込)
楽天市場で詳細を見る
Amazonで詳細を見る
メインにもサブにもなる便利なスキレット

スキレットは素材の旨みを逃すことなく、美味しい料理が調理できるため焚き火での調理におすすめ。スキレットはそのままテーブルに出すことができるので、出来立ての料理を食べることができるでしょう。
8インチのスキレットはステーキを焼いてメインとして使用したり、おつまみの調理に使用したりなど作れる料理の幅が広いのも魅力でしょう。焚き火調理の直火だけではなくIHにも対応しているので、便利に活用ができます。

サイズ 全長31cm・高さ5cm・外径20.2cm・内径19.5cm
重量 1.6kg
素材 鋳鉄
男性
男性

今後の成長具合が楽しみ!

評価:

かわいいけど物はしっかりとしたスキレットです。育てるのが楽しみです。 

焚き火料理に人気の調理器具③

出典: 楽天市場
Belmont(ベルモント)
極厚鉄板
3,630円(税込)
楽天市場で詳細を見る
Amazonで詳細を見る
網焼きとは違った美味しさの料理が堪能できる

キャンプといえば網焼きでバーベキューというイメージを持っている方も多いでしょう。焼きそばなどの麺料理をはじめ、お肉の調理にも鉄板を使用すると一味違った美味しさを堪能できます。
ベルモントの極厚鉄板は6mmの鉄板でできているので、安定している温度を全体に伝えることができるでしょう。熱源を選ぶことなく焚き火での使用ができるので、簡単に調理に取り掛かれるのがポイントです。

サイズ 21×15×8.5cm
重量 1.5kg
素材 黒皮鉄板
50代/女性
50代/女性

コンパクトな収納力が嬉しい

評価:

主人と息子がキャンプを始めたので、購入いたしました。コンパクトで取っ手が外れる商品を探してたので出会えて良かったです。

焚き火料理に人気の調理器具④

出典: 楽天市場
Coleman(コールマン)
アルミライスクッカー
5,346円(税込)
楽天市場で詳細を見る
Amazonで詳細を見る
焚き火料理のお供に欠かせないアイテム

Colemanから販売されているこちらの商品は飯盒になり、焚き火料理の調理道具とセットで使いたいアイテムの一つです。強い火力にも耐久性があるので、キャンプで活躍すること間違いなしでしょう。
蓋部分は2重になっているので、旨みを逃すことがありません。米とぎ用のざるもセットになっているので、便利に活用することができます。熱伝導の良い飯盒を使用して、外でもふっくらとしたお米の調理に役立ててください。

サイズ φ19×18(h)cm
重量 920g
素材 アルミニウム・ステンレス
女性
女性

美味しいご飯を焚き火で炊くことができる!

評価:

炊きあがりがわかりやすく、おいしいご飯が炊けます。ご飯がくっつかず、片付けもストレスなく本当に良い買い物でした。キャンプでの炊き立てご飯は最高です!毎回炊き立てを食べるので、サイズ感もちょうどよかったです。

焚き火料理に人気の調理器具⑤

出典: 楽天市場
snow peak(スノーピーク)
グリルプレートハーフ深型
3,850円(税込)
楽天市場で詳細を見る
Amazonで詳細を見る
キャンプでの調理が一層楽しくなる

snow peakの深型のグリルプレートは、キャンプでの料理を一層楽しみたい方におすすめの調理器具です。深型になっているので通常の鉄板料理はもちろんのこと、和洋中で好みの調理を取り入れることができるでしょう。
snow peakのその他の焚き火に関する製品と組み合わせて使用ができるので、調理器具をsnow peakで揃えたい方におすすめのアイテムといえるでしょう。4人程度の人数であればハーフサイズで十分なサイズ感です。

サイズ 38×21.5×4cm
重量 1.6kg
資材 2.0mmスチール板・表面処理黒皮鉄板重
40代/男性
40代/男性

とても使いやすいサイズ感!

評価:

キャンプでは網だけだと肉系ばかりで。。。という方には必須。焼きそばとかにぴったり。焼きそばだとハーフサイズなので、家族4人程度分が程度。それ以上になるとフルサイズが必要と思います。ハーフサイズの網もセットにすると「揃っているな」感満点。

焚き火料理に人気の調理器具5選の比較表

ブランド

SOTO

CHUMS

Belmont

Coleman

snow peak

画像

型番

ステンレスダッチオーブン

スキレット8インチ

極厚鉄板

アルミライスクッカー

グリルプレートハーフ深型

特徴

シーズニング不要
・ステンレス製
・家庭でも調理可能
・サビにくい

・用途の幅が広い
IH対応
・素材の旨みをそのまま堪能できる
・おしゃれなデザイン

・肉料理におすすめ
・6mmの厚さの鉄板
・熱源を選ばない
全体に安定した温度が行き渡る

・耐久性が抜群
必需品がセットになっている
・二重の蓋
・旨味を逃さない構造

・深型構造
・4人程度におすすめサイズ
別売り製品と合わせて使用が可能
・人気ブランド

商品リンク

楽天 楽天 楽天 楽天 楽天

焚き火料理と調理器具のQ&A

焚き火調理の際、焚き火台に五徳をつけてその上に鍋を乗せるやり方とトライポッドで吊るすやり方があるようですが、双方のメリットデメリットを教えてほしいです。

トライPは肉や鍋やかんをぶら下げるには最適かと。ぶらぶらするので調理には向かないと思います。五徳の方が調理は楽です。

焚き火台使って焚き火調理した後の灰の良い活用方法ってないでしょうか?

 主に洗剤の代わりに使ったり、持ち帰って土に混ぜてます。

楽しいキャンプでの焚き火調理には付き物の煤汚れですが、皆さんどうしてますか?

意外なのが油で煤は綺麗に落ちます。  簡単に水洗い後にキッチンペーパーで拭き取り、その後オリーブオイルを少し垂らしてキッチンペーパーで全体を擦れば、油と共に煤が全てキッチンペーパーにつきペーパーは真っ黒になります。最後に新しいキッチンペーパーで油ごと綺麗に拭きとれば、触っても手が汚れる事もありません。

焚き火で焼き芋や焼肉以外の料理も楽しもう!

焚き火で料理をしている様子

焚き火を使用した料理のレシピは豊富に展開されており、絶品料理ばかりです。調理器具を使用することで、料理の幅が増えることは確かでしょう。焚き火を利用した料理で、焼肉以外の美味しい料理を作ってキャンプ飯をマンネリさせないようにしてみてください。

N.R

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熊鍋について解説します。伝統的な日本のジビエ料理である熊鍋の栄養価と味、入手方法を詳しく説明!!熊鍋のポイントである臭みの取り方や気になるレシピ、熊鍋を食べられるお店も紹介しますので、是非熊料理の定番である熊鍋を食べてみて下さい。

人気レシピをマルチグリドルで作ってみよう!おすすめキャンプ飯を紹介

キャンプ料理・レシピ

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万能で便利なマルチグリドルを使ったおすすめレシピを紹介します。お手入れが簡単で焦げ付きにくいなど、メリットがたくさんあるマルチグリドルは、キャンパーさんたちに大人気です。マルチグリドルで作れるおすすめのレシピをまとめてみました。

キャンプにおすすめの昼ごはん特集!簡単・おしゃれなランチメニューも

キャンプ料理・レシピ

キャンプにおすすめの昼ごはん特集!簡単・おしゃれなランチメニューも

キャンプにおすすめの昼ごはんを紹介します。キャンプで簡単にお昼ごはんを作るテクニックやポイントもまとめました。子供に人気のランチメニューや、夏や冬におすすめの簡単でおしゃれなランチをピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

焚き火料理レシピ20選!スキレットなどおすすめの調理器具も紹介!

キャンプ料理・レシピ

焚き火料理レシピ20選!スキレットなどおすすめの調理器具も紹介!

焚き火を利用した料理のレシピを20個紹介していきます。焚き火で調理をする際のポイントも徹底解説!焚き火料理に人気でおすすめのスキレットやダッチオーブンといった、おすすめの調理器具もまとめていますので、参考にしてみてください。

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